15春闘FAXニュース175;pdf

2015年度
2015年3月23日 175号
東京春闘共闘会議 TEL03-3943-6483
haru1@chihyo.jp
正社員ゼロの派遣法改悪・労働時間法制改悪阻止!
過労死激増・残業代ゼロNO!
学習交流集会を開催(3/18)
3月18日(水)夜、東京地評、東京春闘共闘、自由法曹団東京支部は、「正社
員ゼロの派遣法改悪・労働時間法制改悪阻止!過労死激増・残業代ゼロNO!
学習交流集会」を開催し50人が参加しました。集会では、毎日新聞記者・新聞
労連の東海林智さんから「労働法制と改悪にどう立ち向かうか」と題しての講
演と、自由法曹団東京支部の鷲見賢一郎弁護士から「労働者派遣法と労働基準
法の改悪案の内容と問題点」の報告をいただきました。さらに、東京医労連、
東京自治労連、出版労連、日本労働弁護団、首都圏青年ユニオン、全労働から
発言をいただきました。集会で確認された行動提起(方針)は以下の通りです。
行 動 提 起
昨年、4月15日に東京地評・東京春闘・自由法曹団東京支部が連名で、傘下
の組織と団員に「労働法制改悪を許さない」共同の取り組みの呼びかけを行い、
駅頭での共同宣伝、2度の学習交流集会を行いました。最大の課題であった
「労働者派遣法改悪法案」は、労働団体、弁護団、マスコミはじめとした反対
世論により、2度とも廃案に追い込みました。
しかし、安倍内閣は、労働者派遣法の改悪に加え、労働時間法制改悪の今国
会での成立を明言しています。東京地評・東京春闘共闘会議と自由法曹団東京
支部は双方の連携を強化し、労働法制の改悪阻止に向けた取り組みを強めるこ
とを確認し、3月9日に新宿駅西口にて「労働法制改悪阻止」の宣伝行動を行い、
3月18日、学習交流集会を開催しました。
引き続き、改悪阻止に向けた取り組みを進めるため、以下の行動を取り組む
ことを改めて呼びかけるものです。
1.単産・地域・弁護団が
共同しての学習と宣伝行動
のを取り組み
今通常国会での廃案に向
けた世論を喚起するため、
全都で「労働法制改悪を阻
止する学習交流集会」の開
催を行います。駅頭を中心
に街頭宣伝を組織します。
2.学習用の機関紙号外
「はたらく仲間」を活用し
「企業に私たちの時間を丸ごと奪われて
た学習会の組織
いいのか」(東海林智さん)
東京地評・東京春闘共闘と
自由法曹団東京支部が共同編集する「学習版・はたらく仲間号外」(4月上旬発
行予定)を活用した学習会を広く職場、地域で開催します。
3.「国会請願署名」の取り組み
雇用共同アクションと東京春闘共闘会議・労働法制中央連絡会が作成した
「労働時間法制規制強化と安定雇用の確立を求める国会請願署名」の取り組み
を強めます。署名は5月末を目途に取り組みます。
4.国会議員要請の取り組み
国会内での反対の声を広げるため、国会議員要請行動を展開しましょう。
東京地評・東京春闘、労働法制東京連絡会、自由法曹団、共同アクションな
どが主催する行動への参加を強めます。
5.当面の取り組み
*3月23日(月)18時~19時45分 衆議院第2議員会館(1階・多目的会議室)
テーマ:「アメリカの労働時間法制の現状と最低賃金引き上げを巡る動
き」
主 催:日本弁護士連合会人権部人権第一課
*3月25日(水)18時~19時 新宿駅西口宣伝
テーマ:過労死促進・残業代ゼロ法案、生涯派遣法案反対!
主 催:全労連・労働法制中央連絡会
*4月28日(火)13時~15時 衆議院第2議員会館(1階・多目的会議室)
テーマ:「労働者派遣法と労働時間法制の大改悪に反対する」院内集会
主 催:自由法曹団
(終了後に議員要請行動を行います。)
*国会情勢を踏まえ、5月末か6月初旬に学習・宣伝行動を計画します。