マニフェスト - 徳島県知事 飯泉嘉門;pdf

とくしま新未来
宣言
﹁創造﹂
一歩先 の未来へ
!
とくしま新未来「創造」宣言
2015 カモンマニフェスト
1
創造的実行力を発揮して、
新たな「価値観」を全国へ!
平成23年5月から、3期目の「県政の舵取り」を担わせていただいて以来、
県民の皆様とのお約束である「かもん・マニフェスト」の実現に向け、
全身全霊を傾注して参りました。
1.悲願達成!本四高速道路への「全国共通料金制度導入」
平成16年、初めて本県から提案した際には「孤立無援」の状態でしたが、
仲間を増やそうと「関西広域連合」をつくり、「全国知事会」にもご賛同いただき、
10年をかけ「平成の大関所」と揶揄(やゆ)された料金格差を解消するに至りました。
3月14日には、四国横断自動車道「鳴門JCT・徳島IC間」の供用開始により、
本四高速道路と徳島自動車道が直結したところであり、
・3月21日完成の徳島小松島港沖洲(外)地区の「耐震強化岸壁」
・1日12往復の東京線、2往復の福岡線、そして四国唯一の札幌線(季節限定)
で利便性が高まる「徳島阿波おどり空港」とともに、
「陸・海・空」の高速交通体系の飛躍的な進化が、ついに実現のときを迎えました。
2.ピンチをチャンスに!徳島の強みを活かした「経済成長戦略」
全国では「テレビが双方向・便利になる」と言われた地上デジタル放送、
本県だけが「視聴可能チャンネル数の急減(10→3チャンネル)」という
ピンチに直面しましたが、
各家庭をつなぐ「全県ケーブルテレビ網」の整備でピンチを一転、
全国屈指の「光ブロードバンド環境」という大きなチャンスへ、
・コールセンターやデータセンターなどの「情報通信関連産業」の集積
・新たな働き方「テレワーク」により実現した東京や大阪のICT企業
「サテライトオフィス」の誘致
など、「本県の強みを活かした経済成長戦略」を強力に展開して参りました。
とくしま新未来「創造」宣言
1
「課題解決先進県・徳島」の挑戦
3.県民の皆様にとっての「安全安心・実感とくしま」を実現
東日本大震災の教訓“助かる命を助ける”「戦略的災害医療プロジェクト」を
新たに加えた、南海トラフ巨大地震を迎え撃つ「とくしまゼロ作戦」の加速化をはじめ、
昨年8月、本県を襲った台風11・12号など複合災害の発生を踏まえ、
生活必需品の購入にも使える「生活再建・特別支援制度」を創設、
総額50億円の「震災対策基金」を大規模災害にも対応可能としました。
また、大学病院(徳島大学病院)と県立病院(県立中央病院)が隣接するという、
全国でも例の無い立地条件を活かした「総合メディカルゾーン構想」の推進、
・「新中央病院」、「三好病院高層棟」の免震構造での開院
・全国に先駆けた「海部病院」の高台移転の着手
・全国初、社会保険病院の引受け「徳島県鳴門病院」の誕生
など、平時、災害時を切れ目なくつなぐ「シームレス」な高度医療体制も
飛躍的に充実して参りました。
県民の皆様に心から感謝 〜「一歩先の未来」をともに歩んで参ります!〜
昨春の消費税増税以来、全国の景気が深刻な状況にある中、
経済界や市町村の皆様にご協力いただき発行したプレミアム付き「阿波とくしま商品券」は、
県内消費を下支えし、景気腰折れの防止に効果を発揮しました。
改めて、
「挙県一致」で県内雇用や県民生活を守り、お支えくださっている県内各界各層、
県民の皆様お一人おひとりの「日頃のご努力や頑張り」に対し、心から感謝を申し上げます。
また、これまでに県内各界各層の皆様から、
・今後も「確かな展望」を持って県政を推進してほしい
・3期に亘る「県政の実績」をさらに発展させてほしい
といったご期待の声を頂戴していることに対し、
「光栄の極み」であると同時に「身の引き締まる思い」が致しております。
こうした熱い思いを真摯に受け止め、常に県民目線と現場主義に立ち、
これまで培ってきた「ピンチをチャンスに!」の気概で
「一石二鳥ならぬ三鳥、四鳥」の手法を駆使し、
「課題解決先進県・徳島」を進化させることにより、
全国に先駆けた「一歩先の未来」を県民の皆様とともに歩んで参ります。
2
1
2015 カモンマニフェスト
世界に輝く「宝の島・徳島」を加速!
「地方創生の旗手」として、
課題解決の処方箋「徳島モデル」を創造・発信!
1「にぎわい・感動とくしま」の実現
◆「広域交通ネットワーク」の整備促進
○「平成の大関所」から「夢のかけ橋」へ!本四高速への「全国共通料金制度」導入
○高速道路「空白地帯の解消」への第一歩!「日和佐道路」の全線供用
◆プロスポーツ等を通じたにぎわいづくりの推進
○四国初!「徳島ヴォルティス」サッカーJ1昇格
※ホームゲーム入場者数 (H22)8.3万人 → (H26)15.1万人
○「徳島インディゴソックス」独立リーグ日本一を達成!
◆優れた芸術文化に触れる機会の充実
○「全国初・二度目」となる「国民文化祭」を開催(H24)
2「経済・新成長とくしま」の実現
◆全国屈指のブロードバンド環境を活かした経済成長戦略の推進
○「とくしまサテライトオフィスプロジェクト」による大都市圏ICT企業の誘致
※進出企業数 (H22)0社 → (H26)27社 ◆消費税増税による景気の腰折れを防止
○税率8%を上回る10%のプレミアム「阿波とくしま商品券」発行(総額33億円)
◆ひろがる「とくしまブランド」戦略の展開
○世界の食市場を目指し市場開拓!「とくしま農林水産物等海外輸出戦略」の推進
※輸出金額 (H23)1.1億円 →(H25)2.4億円
3「安全安心・実感とくしま」の実現
◆南海トラフ巨大地震への的確な対応
○「南海トラフ巨大地震等に係る震災に強い社会づくり条例」の制定
◆安全で安心できる医療の提供
○免震構造による新「県立中央病院」及び「県立三好病院」高層棟の開院
○全国に先駆けた「県立海部病院」の高台移転に着手
◆危険ドラッグ対策の充実強化
○中四国・九州で初、全国4例目「薬物の濫用の防止に関する条例」制定
※関西広域連合構成府県の条例制定を誘導 (H24)3府県 →(H26)全府県
※県内危険ドラッグ販売店数 (H24)3店舗 → (H26)0店舗
とくしま新未来「創造」宣言
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3 期 4 年間の実績(抜粋)
4「環境首都・先進とくしま」の実現
◆自然エネルギー導入の推進
○全国屈指の補助・融資制度を創設、メガソーラーを積極的に誘致
※太陽光発電導入量(FIT新規認定分)
(H22)0 → (H26)標準家庭約51,100世帯分(県内全世帯の1/6)
◆徳島が誇る美しく豊かな自然環境を未来の世代へ
○おもてなし向上!県産材を活用した南阿波サンライン「展望台トイレ」の完成
○剣山山頂に最先端の自己循環型水洗トイレ「あわエコトイレ」を整備
5「みんなが主役・元気とくしま」の実現
◆安心子育てとくしまづくり
○子育て世帯の負担軽減を図る「子どもはぐくみ医療費助成制度」の展開
※対象(H22)小学校3年修了まで → (H24 ~)小学校修了まで
○全国トップクラスの規模「少子化対策緊急強化基金」の創設(10億円)
◆障がい者の社会参加の推進
○障がい者による高齢者の生活支援「箸蔵モデル」の全県展開
○障がい者就労支援施設利用者の工賃水準の向上
※施設利用者の工賃(月額)
(H22)17,426円 →(H25)19,299円
6「まなびの邦・育みとくしま」の実現
◆確かな学力と豊かな心を備えた人づくり
○少人数学級(35人以下学級)の充実
※対象(H22)小学校1~2年、中学校1年→(H26)小学校1年~中学校1年
◆グローバル人材の育成
○普段使いの英語を体験!「Tokushima英語村プロジェクト」の実施
◆「徳島ならでは」の特別支援教育の推進
○全国初!発達障がい者の社会的、職業的自立を目指す「県立みなと高等学園」開校
○一体整備で教育の質を向上「県立徳島視覚支援学校・県立徳島聴覚支援学校」開校
7「宝の島・創造とくしま」の実現
◆男女共同参画の推進
○「県審議会等委員に占める女性割合」が7年連続全国第1位(H26:50.0%)
◆四季を通じたにぎわいの創出
○国内最大級のアニメイベント「マチ★アソビ」の開催
※来場者数 (H21秋)1万2千人 → (H26春)7万人
○春の風物詩・進化する「とくしまマラソン」、東京マラソンとの提携
※出走者数 (H20)4,045人 → (H26)10,373人
※とくしまマラソン参加の本県ランナー男女上位各10名を東京マラソンに推薦
◆徳島が「地方創生」をリード
○全国唯一「衆議院地方創生特別委員会・地方公聴会」の本県開催
○経済同友会「まち・ひと・しごとプロジェクトチーム」はじめ企業経営者による来県視察
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2015 カモンマニフェスト
基本理念
「一歩先の未来」を具現化する
オンリーワン徳島の実現
地方の実情や知恵を盛り込んだ国への「政策提言」を展開(H22年度~)する際、
徳島から発信した「知恵は地方にあり!」とのフレーズは、
今や、人口減少克服と東京一極集中の是正を目指して
国が進める看板政策「地方創生」のキャッチフレーズとなり、
・その代表例とされる新たなライフスタイル「サテライト・オフィス」
・国の緊急経済対策における看板施策のモデル、
プレミアム付き「阿波とくしま商品券」
・地方創生関連法を審議する「衆議院地方創生特別委員会・地方公聴会」の
全国唯一、本県での開催
など、課題解決の処方箋「徳島モデル」は全国から脚光を浴び、
本県への期待が高まっております。
「地方創生の旗手」として、本県の取組みをもう一段高い次元へと進化させ、
地方創生を「絵に描いた餅」ではなく、
県民はじめ国民の皆様に「おいしく食べていただける餅」とすることにより、
全国に先駆けた「一歩先の未来」を県民の皆様とともに歩む
「とくしま新未来『創造』宣言」の下、
世界に新しい「価値観」を発信する「オンリーワン徳島」づくりを進めます。
徳島の将来像
◆ 世界に誇る「強靱(きょうじん)とくしま」
豊かな自然に育まれつつ、その脅威から命を守る「まち」を創生する、
安全安心に抱かれた「強靱」な社会
◆ 世界へ発信「笑顔とくしま」
一人一人が夢や希望を持ち、それを実現できる「ひと」を創生する、
県民誰もが「笑顔」あふれる社会
◆ 世界と繋(つな)がる「創造とくしま」
国内外から、魅力的な「まち」に意欲的な「ひと」を呼び込み、
新たな「しごと」をつくり、
未来を切り拓くイノベーションの渦を巻き起こす「創造」に満ちた社会
2015 カモンマニフェスト
とくしま新未来「創造」宣言
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とくしま新未来「創造」宣言
「一歩先の未来」を歩む
かもん の「7つの基本目標」
・
「35の挑戦」
全国に先駆けた「一歩先の未来」を具現化するオンリーワン徳島の実現を目指し、
次期4年間、次の「7つの基本目標」の達成に向け、全力を傾注してまいります。
7つの基本目標
1「地方回帰・加速とくしま」の実現
地方創生の旗手!
2「経済・好循環とくしま」の実現
未来を創る!
3「安全安心・先進とくしま」の実現
未来を守る!
4「環境首都・新次元とくしま」の実現
未来へ繋(つな)ぐ!
5「みんな元気・輝きとくしま」の実現
未来を支える!
6「まなび・成長とくしま」の実現
世界に羽ばたく!
7「大胆素敵・創造とくしま」の実現
世界を魅了!
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2015 カモンマニフェスト
地方創生の旗手
1 「地方回帰・加速とくしま」の実現
基本目標
「人口減少の克服」と「東京一極集中の是正」による「地方創生」に向け、
本県が誇るICT環境で実現した柔軟な「働き方」や充実した「社会福祉施設」、
基幹産業である「農林水産業」を最大限活用し、東京はじめ大都市からの「人口移動」
を促すとともに、安心して次世代を育める環境、他に先んじた行政手法で
全国から注目される「地方回帰・加速とくしま」の実現を目指します。
とくしま回帰!魅力まけまけ「まち」の創生
<財源:一般財源、特定財源(国庫補助金、その他)>
◯徳島ならではの「地方創生モデル」の構築
◆地方創生を先導!「徳島版地方創生特区」の創設
H28までに
◆6次産業化拠点!「アグリサイエンスゾーン」の創設 ~徳島大学「生物資源産業学部(仮称)」と連携
H30までに
◆高校・大学・企業が一体化!地域に開かれた「未来創生キャンパス(仮称)」の創出
H30までに
◆「ユニバーサルカフェ」の全県展開 ~災害時は要援護者の避難先に
・多世代交流・多機能型「ワンストップ型福祉拠点」の創設 H30までに 県下全6圏域に
◆徳島発の全国モデル!さらに進化する「阿波とくしま商品券」の発行
H27に
◆公共事業を通じた第三の矢!「徳島版経済成長戦略」の展開 ~空港・高速道路直結効果を発揮
・「徳島阿波おどり空港」国際ターミナル機能の創設
H30までに
・「国際チャーター便」の就航都市数 H30までに 2都市
◯地方創生の代表例!「サテライトオフィス・プロジェクト」の進化
◆新しい働き方!「サテライトオフィス」の誘致促進
・県南部に誘致!「四国の右下」若者創生協議会の設立
・進出地域の拡大
H27に
(H25)4市町村 → H30までに 倍増
◆「県内外大学」サテライトオフィスの誘致促進 ~大学の地域貢献「COC」を支援
・大学サテライトオフィス「開設支援制度」の創設
・設置箇所数 とくしま新未来「創造」宣言
H28までに
(H25)3箇所 → H30までに 4倍増
7
とくしま回帰!意欲あふれる「ひと」の創生
<財源:一般財源、特定財源(国庫補助金、その他)>
◯大都市圏から徳島へ!新たな「ひとの流れ」の創出
◆「挙県一致」による移住・交流の促進
・「社会増」が「社会減」を上回る市町村の割合 (H26)12.5% → H30までに 倍増
◆柔軟なライフスタイル!地方と都市「二地域居住」の促進
・二地域居住を確立・定着させる新たな制度の創設に向けた政策提言の実施
H28までに
・地方と都市を結ぶ新たな学校のかたち「デュアルスクール」創設にチャレンジ
H30までに
◆「ゆかりの徳島」里帰り戦略の展開 ~団塊世代の「里帰り」を実現
・「戦略会議」の設置
H28までに
◆UIJターンの総合相談窓口「移住促進センター(仮称)」の設置
・「専任コンシェルジュ」の配置
H28までに
◯農林水産業に集まる「ひとの流れ」の創出
◆新規参入を後押し!「担い手育成・創出戦略」の展開
・担い手となる中核的農林漁業者の育成(累計)
(H25)196人 → H30までに 約3倍増
・移住・定住で裾野を拡大!「就農研修支援事業」の創設
H28までに
・即戦力を育てる!「とくしま林業アカデミー(仮称)」の開講
H28までに
・若者の漁村定住や漁業定着へ!「就業給付金モデル事業」の創設
H28までに
◆6次産業化「キャリアアップシステム」の構築 ~高校・農大・大学・アグリビジネススクール(大学院機能)が連携
・徳島大学「生物資源産業学部(仮称)」の創設支援
H28創設
・県立高校「6次産業化専門学科」フルセット体制の構築
H29までに
◯女性や若者の働きたいを応援!「学びの場」の創出
◆「働きながら学べる環境」の創造 ~テクノスクールと県内大学が連携
・「ウーマンビジネススクール」の創設
H28までに
◆地域農業をリード!「女性農業者」の育成
・県立総合大学校への「新たな講座」の設置
H28までに
・「若手女性農業者フォーラム」の開催 (H25)- → H30までに 年30回
◆「学生の地元回帰応援プロジェクト」の推進
・就職支援協定締結大学と連携したインターンシップの促進
8
H30までに全大学で実施
2015 カモンマニフェスト
とくしま回帰!新たな人の流れをつくる「しごと」の創生
<財源:一般財源、特定財源(国庫補助金、その他)>
◯地方中核拠点・徳島の構築!「企業、政府機関」の移転実現
◆企業の核!「本社機能移転」を重点支援
・大都市からの「本社機能移転」に関する補助制度の拡充
H27に
・サテライトオフィスの「本社機能移転」に関する補助制度の創設
H27に
・本社機能を有するサテライトオフィスの「体制強化」に関する補助制度の創設
◆「政府関係機関の地方移転」へチャレンジ
H28までに
H27から
◯「頑張る!中小企業」の取組み促進
◆「中小企業・海外販路開拓戦略」の展開 ~企業ニーズにしっかり対応
・輸出企業数(中小企業)
(H24)84社 → H30までに 50%増
◆将来の経済成長の礎!「小規模企業振興憲章(仮称)」の制定
H28までに
◯全国モデル!「テレワーク」の推進
◆テレワーク実証の場!「テレワークセンター」モデル事業の実施
・「在宅勤務補完拠点」の設置 H28までに
・「共同利用型サテライトオフィス」の設置 H28までに
・子育てや介護を支援する「県庁・在宅勤務実証実験」の実施 H27に
◆目指せ本格展開!県内「テレワーク導入」に向けた取組みの加速
・企業・市町村向け「テレワーク実証実験」の実施 H28までに
◯高度な技術と職業意識を持つ「若手職人」の育成
◆目指せマイスター!「新たな人材育成システム」の構築
・「徳島版マイスター制度」の創設
H30までに
・ドイツ・ニーダーザクセン州職業訓練センターとの交流協定締結 H28までに
トップグレード!「結婚・出産・子育て支援」の進化
<財源:一般財源、特定財源(国庫補助金、その他)>
◯「安全安心・子育てとくしま」の実現
◆「子育てするなら徳島!プロジェクト」の展開
・第3子以降の保育所・幼稚園「保育料無料化制度」の創設 H28までに
◆徳島ならでは「子ども・子育て支援新制度」の展開
・「待機児童数ゼロ」の実現 (H25)41人 → H29までに 実現
・「認定こども園」の充実 (H25)6園 → H30までに 7倍増
・「放課後児童支援員」の養成 とくしま新未来「創造」宣言
(H25)- → H30までに 700人
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◯攻めの婚活支援!新たな「出会いの場」の創出
◆「企業婚活支援ネットワーク」の構築 ~企業の枠を越えた出会いのチャンス
・婚活支援応援企業・団体登録数 (H25)- → H30までに 200社
◆将来設計を考える!「オンリーワン・ライフプラン」の構築
・「独身男女ライフプランセミナー(仮称)」の創設 H28までに
◯「働く女性」の活躍を支える「仕事と育児」の両立支援
◆「仕事と育児」の両立!「テレワーカー育成プログラム」の創設
・e-ラーニングを活用した「子育て女性等の新たな働き方」支援制度創設 H28までに
◆進化する「#8000」! ~救急医療機関へのスムーズな連携のために
・「#8000」徳島こども救急電話相談の新システムスタート H28までに
◆困ったときの安心サポート!「病児・病後児保育」の全県展開
(H25)16市町村 → H30までに 全市町村
国に先んじた「行政手法」の進化
<財源:一般財源>
◯徳島発!地方創生から日本創生への挑戦
◆知恵は地方に“こそ”あり!地方創生に関する「政策提言」の実現比率 H30までに 80%
◯地方創生を先導!「新次元の行財政改革プラン」の推進
◆女性・若者が活躍!「人財フル活用・県庁モデル」の展開
・「女性管理職」割合の飛躍的向上 (H25)6.8% → H30までに 倍増
・「若者の力」積極活用!「新規採用枠・毎年三桁(100人以上)」の確保(H27 ~ 30)
◆脱!起債許可団体 ~「財政構造改革」の着実な推進
・起債許可団体からの脱却 H28までに
・公債費(臨財債除く)の縮減 (H25)697億円 → H28までに 500億円台
・県債残高(臨財債除く)の縮減 (H25末)5,932億円 → H28末までに 5,300億円台
・財政調整的基金残高 (H25末)326億円 → H28末までに 600億円(基金総額1,000億円へ)
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2015 カモンマニフェスト
未来を創る
2 「経済・好循環とくしま」の実現
基本目標
徳島の強み「2つの光」を最大限に活かした「経済成長戦略」の展開、新産業創出の
礎となる「科学技術」の振興を図るとともに、国内外の産地間競争を勝ち抜く
「もうかる農林水産業」づくり、農工商連携による「6次産業化」を進め、
徳島に集う「ひと」が、新たな「しごと」を生み、新たな「まち」を創り出す
「経済・好循環とくしま」の実現を目指します。
「LEDバレイ構想・ワールドステージ」の推進
<財源:特定財源(国庫補助金、その他)>
◯世界が注目!飛躍する「LEDバレイ徳島」
◆世界に向けた「新たな挑戦!」
・LED応用製品の「海外市場開拓」 (H25)0 → H30までに 10カ国
・国際規格(ISO17025)適合の成績証明書を付与した製品数
・「海外見本市」への出展企業数 (H25)0 → H30までに 20製品
(H25) 0 → H28までに 10企業
◆「国内販売戦略」の加速 ~「徳島ブランド」のさらなるステージアップ
・「国内展示会」への年間出展企業数 (H25)23企業 → H30までに 倍増
◯企業集積によるシナジー(相乗)効果の発現
◆とくしま経済飛躍ファンド活用!「LED関連企業」に対する支援の拡充
・支援件数(累計) (H25)15件 → H30までに 4倍増
・支援金額(累計) (H25)82百万円 → H30までに 4倍増
◆「LED新製品重点開発戦略」の展開 ~世界市場を見据えた製品づくりを推進
・開発支援件数(累計) (H25)52件 → H30までに 倍増
全国屈指!「光ブロードバンド環境」の駆使
<財源:一般財源、特定財源(国庫補助金、その他)>
◯「とくしまクリエイティブ戦略」の展開
◆「4K先進地・徳島」新たなステージへ!
・全国初!「4Kアワード」の開催 ~気鋭クリエイターが集う4K映像の祭典 H28までに
・全国の先駆け!ケーブルテレビによる「4Kエリア試験放送」の実施 H28までに
・「スーパーハイビジョン(4K8K)映像コンテンツ」関連企業の集積 (H25)2社 → H30までに 5倍増
・「次世代プロジェクションマッピング」の創造 ~先進地・徳島ならではの4K実証実験
◆クリエイティブの力とLEDが融合!「LEDアートミュージアム(仮称)」の創設
とくしま新未来「創造」宣言
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H28までに
H30までに
◯「情報通信関連企業」の戦略的な集積促進
◆さらに加速!情報通信関連企業(コールセンター、データセンター)の集積
・事業所数(累計)
(H25)18事業所 → H30までに 倍増
◆拡大する人材ニーズに対応!大学、高校と連携した「コールセンター見学会」の本格実施
・年間実施回数 (H25)1回 → H30までに 5倍増
未来を拓く!科学技術の振興
<財源:一般財源、特定財源(国庫補助金、その他)>
◯次世代を支える!飛び出せ「科学技術人材育成プロジェクト」の展開
◆「科学技術アカデミー(仮称)」の創設 ~県内高等教育機関や研究機関と連携 ◆「科学技術に関する体験型講座」の開設 ~小・中学生を対象に H28までに
H28までに
◯世界的!「糖尿病研究開発臨床拠点」の創造
◆「とくしま『健幸』イノベーション構想」の推進 ~糖尿病克服を新産業創出のチャンスに
・事業化件数
(H25) - → H30までに 30件
・研究開発費 (H25) - → H30までに 11億円以上
◯よみがえれ「ものづくり産業」! ~新分野の積極的開拓
◆徳島発!「ヒューマンアシストロボット」の市場投入
~平時は「介護、公共事業、林業」、災害時は復旧復興の手助けに 「もうかる農林水産業」の飛躍
H30までに
<財源:一般財源、特定財源(国庫補助金、その他)>
◯新時代に挑戦!「もうかる農業」の実現
◆「園芸チャレンジ2020」の推進 ~若き“農業の匠”を育成
・構造改革を実施した園芸産地における生産額 H30までに 100億円
◆「徳島版農地集積モデル」の構築 ~農地中間管理機構を活用
・集積面積(累計) (H25)- → H30までに 2,000ha (うち新規就農者 200ha)
◆特色ある未来づくりを推進!「徳島・新コメ戦略」の展開
・飼料用米作付面積の拡大 (H25)99ha → H30までに 7倍増
・海外需要拡大による県産米輸出の促進 (H25)34トン → H30までに 倍増
・県産酒米による國酒「とくしま」の商品化 H30までに
◯新たなステージの幕開け!「『とくしまブランド』成長戦略」の展開
◆成長産業化の実働部隊!「とくしまブランド戦略推進機構(仮称)」の創設 H28までに
◆vs東京!「とくしまブランドギャラリー(仮称)」の創設 H28までに
◆次世代「新鮮なっ!とくしま号」の導入 ~機動的なPRを実現!災害時には炊き出し支援、電源車としての機能を発揮
H30までに
◆農家レストラン併設!「とくしま“夢”ファーム(仮称)」の創設 ~地産地消や食育に寄与
・設置箇所数(累計) (H25)- → H30までに 5箇所
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2015 カモンマニフェスト
◯TPPを迎え撃つ!「攻めの畜産ブランド戦略」の展開
◆地鶏ナンバーワン!「阿波尾鶏」の競争力アップ
・平時・災害時リバーシブルに活用できる加工品数(累計)
(H25) 2商品 → H30までに 5倍増
◆新ブランド豚「阿波とん豚」本格生産体制の確立
・出荷頭数 (H25)61頭 → H30までに 20倍増
◯20年間で県産材生産量4倍増へ!「新次元林業プロジェクト」の展開
◆根元から梢まで!林業による「長期循環型経済システム」の構築
・「林業機械サポートセンター(仮称)」の創設 ~高性能機械リースで独立支援 ・若手林業従事者の増加数 H28までに
(H18 ~ 22(5年間))63人 →(H27 ~ 30(4年間))倍増
・木育拠点「すぎの子木育広場(仮称)」の創設 (H25)- → H30までに 20箇所
◆「次世代林業人材育成プロジェクト」の展開
・県立高校への「林業関係学科」の創設 H28までに
◯「漁業新時代!」への挑戦
◆「とくしま水産創生ビジョン」の策定 ~水産業の新たな可能性を開拓 H28までに
◆新ブランド創出!「新次元・水産研究開発プロジェクト」の推進 H30までに
・「海の野菜」ブランド化の推進
・LEDを活用した「新たな漁具」の創造
◆南海トラフ巨大地震を迎え撃つ!「漁業版BCP」の策定 H28までに
「6次産業化・とくしまブランド海外展開」の推進
<財源:一般財源、特定財源(国庫補助金、その他)>
◯「食の宝庫・とくしま」の加速
◆「とくしま6次産業化モデル」の構築 ~農工商連携で多様な事業体を育成
・商品開発事業数(累計) (H25)135件 → H30までに 倍増
◆6次産業化「キャリアアップシステム」の構築 ~高校・農大・大学・アグリビジネススクールが連携 <再掲>
・徳島大学「生物資源産業学部(仮称)」の創設支援 ・県立高校「6次産業化専門学科」フルセット体制の構築 H28創設
H29までに
◯世界に飛び出す!「とくしまブランド」の挑戦
◆目指せ!世界の台所 ~「とくしま農林水産物海外輸出戦略」の展開
・農林水産物輸出額 (H25) 2.4億円 → H30までに 11億円
・輸出対象国・地域 (H25) 9カ国 → H30までに 倍増
◆16億の世界!「ハラール市場」への挑戦
・ハラール対応「阿波地美栄(ジビエ)」供給体制モデルの構築 ・ハラール認証商品・サービス数 H27から実証開始
(H25) 0 → H30までに 55商品・サービス
◆「“徳島の木”アジア進出プロジェクト」の推進 ~県産材輸出の本格展開
・県産材の海外輸出量 (H25)1,760㎥ → H30までに 5倍増
・新展開!県産材使用住宅の輸出 とくしま新未来「創造」宣言
(H25)0 → H30までに 50棟
13
未来を守る
3 「安全安心・先進とくしま」の実現
基本目標
南海トラフ巨大地震や豪雨災害、これらの複合災害から県民の生命・財産を守る
「防災・減災対策」とともに、平時・災害時のつなぎ目のないシームレスな「災害医療」
の取組みを加速し、全国のモデルとなる「安全安心なくらし」を日々実感しながら
生活できる、強く、しなやかな「まち」を創り出す「安全安心・先進とくしま」の
実現を目指します。
「みんなで守るとくしま」の推進
<財源:一般財源>
◯自助・共助の要となる「防災人材」の育成
◆とくしま防災「防人(さきもり)プロジェクト」の推進 ~新たな「防災の担い手」の育成
・防災士新規取得者数(人口10万人当たり) (H25)全国10位 → H30までに 全国5位以内
・防災士新規取得者数(30歳未満の人口10万人当たり)
(H25)20.5 → H30までに 3倍増(全国1位)
◆自主防災組織「リーダー・キャリアアップ戦略」の展開
・「地域リーダー養成講座」の創設 ~先進的「快適避難所」運営知識を習得 ◆全国初!「全国少年消防クラブ交流会」の開催 H27に
H27に
◯「学校」が肝!地域防災力向上の本格展開
◆全国初!「高校生防災士創出プロジェクト」の推進
・本プロジェクトによる高校生防災士養成数(累計) (H25)- → H30までに 500人
◆全国初!全県立学校への「防災士取得教員」配置 進化する「とくしまゼロ作戦」の展開
H30までに
<財源:一般財源、特定財源(国庫補助金、その他)>
◯「いざ発災」に備える!強くしなやかな即応体制の整備
◆治安・防災の新中核拠点!徳島東警察署を核とした「新防災センター」の整備着手 H30までに
◆都道府県初!「ヘリサット」装備 ※「ヘリサット」:人工衛星を活用した地上中継局不要の最新鋭映像伝送システム
・「次世代消防防災ヘリコプター」の配備 H29までに
◆光ブロードバンドで実現!「災害情報・瞬時提供システム」の構築
・全国初!多彩な地理空間情報と連動した「県民向け災害情報ポータルサイト」の創設 H29までに
・世界初!テレビと情報通信が融合した円滑な「避難誘導システム」の全国展開 H30までに
◯安全安心を実感!「耐震診断から改修まで」ワンストップ対応
◆県民ニーズに100%対応「“すぐできる”住宅耐震化事業」の創設 H27に
・診断から改修までの「ワンストップ申請手続き」を実現
・住替えニーズに対応! ~「不安な住宅」から「安全安心な住宅」へ
14
2015 カモンマニフェスト
◯ストップ・ザ・道路閉塞(へいそく)~災害時の避難路対策
◆地域の安全確保!「老朽危険建築物(空き家等)除却作戦」の全県展開
・除却戸数(累計) (H25)84戸 → H30までに 10倍増
◯県民の生命・財産を守る!「緊急土砂災害対策」の促進
◆危機意識アップ!「土砂災害防止法・基礎調査」の実施・結果公表 H29までに 100%
「強靱(きょうじん)で安全な県土づくり」の推進
<財源:一般財源、特定財源(国庫補助金、その他)>
◯安全安心・活力ある徳島!進化する「道路交通ネットワーク」
◆「四国横断自動車道」の付加価値アップ ~新機能追加と整備促進
・津田への追加IC設置、阿南ICへの追加ランプ設置 H27に 事業化
・徳島JCT ~阿南IC間への津波避難場所の設置
H30までに 3箇所
◆建設事業着手!「阿南安芸自動車道」海部道路 H30までに
◆ストップ・ザ・渋滞!「徳島東環状線」 ~安宅交差点・阿波しらさぎ大橋間のフルセット化 H30までに
◯夢にチャレンジ!「四国新幹線」による新国土軸の実現
◆「徳島県新幹線導入促進期成会(仮称)」の設立 H27に
◯「地震・津波災害」に強いまちづくり
◆「西部健康防災公園」の整備促進 ~平時の健康づくりと災害時の安全安心を一体化
・沿岸地域の「後方支援機能」を併せ持つ「広域防災拠点」の整備着工 H29までに
◆徳島市内「鉄道高架事業」の実施 ~平時は渋滞緩和、災害時は「助かる命を助ける」避難場所に
・全区間の整備に向け、Ⅰ期区間(新町川~冷田川付近)事業に着手 H28までに
◯全国を先導!「公共施設等・総合管理戦略」の展開
◆「民間活力導入プロジェクト」の推進 ~県民ニーズに応え、維持管理コストを縮減
・新たな行政手法(PPP/PFI方式・コンセッション方式等)にチャレンジ H30までに 試行
※ PPP =公共サービスの提供に民間が参画する手法を幅広く捉えた概念
・PFI 方式:施設の建設、維持管理、運営に民間の資金や能力を活用する手法
・コンセッション方式:民間事業者に施設の運営権を売却する手法
◆進化する!既存ストック有効活用型「長寿命化プロジェクト」の推進
・長寿命化計画策定土木等施設の割合 (H25)21.3% → H30までに 100%
※橋梁、トンネル、堤防・護岸 等
「戦略的災害医療プロジェクト」のさらなる展開
<財源:一般財源、特定財源(国庫補助金、その他)>
◯助かる命を助ける!「戦略的災害医療」の展開
◆大規模災害時における「心のケア体制」の構築
・「DPAT」(災害派遣精神医療チーム)養成数 (H25)0 → H30までに 19チーム
◆「災害医療遊撃隊」の創設 ~消防学校教官の高度な技術力を活用
・平時の「技術普及」と災害時の「機動的対応」に威力を発揮する最新資機材の配備 とくしま新未来「創造」宣言
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H27に
◆全国の先駆け!「戦略的災害医療対応モデル」の構築
・全国モデル!「戦略的災害医療“G空間”プロジェクト」の全県展開 H27に 環境整備
※「G空間」:地理空間情報技術(Geotechnology)の頭文字(G)を用いた「地理空間(情報)」の愛称
・積極活用!マイナンバー「災害時医療情報」との連携促進 H30までに 全県展開
◯全国初!「公立病院高台移転」の実現
◆最先端!災害医療拠点「県立海部病院」の高台移転 H29までに
・病院、「牟岐バイパス」IC、牟岐町「避難広場」、日赤「備蓄倉庫」の4点セットで整備
「日本一・安全安心なくらし」の実現
<財源:一般財源、特定財源(国庫補助金、その他)>
◯食の信頼確保で付加価値アップ!「製造・加工・流通」一貫した透明性の向上
◆海外輸出をターゲット!「徳島版HACCP認証制度」の創設
・認証施設数(累計) (H25)- → H30までに 5施設
※「HACCP」:食品の製造工程ごとに危害要因を分析し、危害防止上重要な工程を継続的に監視・記録する衛生管理手法
◆全国初!「食品表示の適正化等に関する条例」の施行 H27に
(特色)・食品衛生法の許可対象外である「製造事業者の届出」、「表示責任者設置」の義務化
・食品関連事業者、飲食店営業者による仕入れ関係資料の保存義務化
◆「とくしまトレースフードプロジェクト」の推進 ~食品履歴(りれき)の「見える化」で信頼確保
・事業者の人材育成を支援!「食の安全安心・学び推進プログラム」の創設 H27に
・消費者、事業者向け「とくしま食の安全安心・情報ポータルサイト」の創設 H27に
◯世界を目指せ!「安全安心・農産物」の確保
◆「次世代農業・安全安心向上プロジェクト」の推進
・本プロジェクトによる「とくしま安2GAP」青年農業者認定数
(H25)- → H30までに 50人
※「とくしま安2GAP」:食品安全、労働安全等の確保のため、生産者が行う記録・点検・改善の取組みを知事が認証する制度
◆「こだわり農産物・生産モデル」の創出 ~消費者ニーズ対応!「もうかる農業」の実現
・「有機農業」、「特別栽培農産物」実施面積 (H25)81ha→ H30までに 倍増
※「特別栽培農産物」:化学合成された「肥料及び農薬」の使用について、県慣行レベルの5割以下で栽培された農産物
◯「危険ドラッグ・ゼロ作戦」の展開
◆全国トップレベル!「改正薬物乱用防止条例」の施行 H27に
(特色)・成分を特定しない「危険ドラッグ」の規制
・県民からの「情報提供制度(新・危険ドラッグ110番)」の構築
◆徳島がリーダーシップ!「関西広域連合・危険ドラッグ対策」のさらなる進化
◯人と動物がパートナー!「潤い」と「喜び」のある地域づくり
◆動物愛護管理センター収容犬の「災害救助犬」や「セラピードッグ」としての育成
・育成数(累計) (H25)0 → H30までに100頭
◆加速する「犬猫殺処分ゼロ作戦」
・年間殺処分数 16
(H25)2,290頭 → H30までに 75%減少
2015 カモンマニフェスト
未来へ繋(つな)
ぐ
4 「環境首都・新次元とくしま」の実現
基本目標
未来を先取りしたエネルギーである「自然エネルギー」と「水素」。徳島の潜在能力を
最大限に発揮し、エネルギーの地産地消やエコな社会づくりに活かすとともに、
豊かな森林の次世代への継承をはじめ、人と自然が調和し、
将来にわたり「持続可能な環境」を徳島の地に創り出す「環境首都・新次元とくしま」
の実現を目指します。
「未来エネルギー」への挑戦
<財源:一般財源、特定財源(国庫補助金、その他)>
◯未来のクリーンエネルギー!「水素社会」の創造
◆水素時代の幕開け!全国展開をリードする「水素グリッド」の構築
・「水素ステーション」整備、「燃料電池自動車」導入 H29までに
・県内普及を先導!県公用車へ「燃料電池自動車」の積極導入 H29までに
◯漁業新時代へ!「自然エネルギー」の導入促進
◆省エネ・自然エネルギー(太陽光・小型風力発電)による「持続可能な漁港」の実現
・「漁港低炭素化モデル」の構築 ◆地域漁業と共存共栄!漁業協調型「洋上風力発電」の実証実験 エネルギー「地産地消」の推進
H28までに
H30までに
<財源:一般財源、特定財源(国庫補助金、その他)>
◯地産地消を支える!「分散型エネルギー」の推進
◆地産地消!「小水力、小型風力発電」導入補助制度の拡充 H28までに
◆自然エネルギー「次なる一手」の展開
・中山間地域における小水力発電導入地域の拡大 ・木質バイオマスによる発電量の拡大 とくしま新未来「創造」宣言
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(H25)3市町村 → H30までに 12市町村
(H25)0 → H30までに 6,000kw
◯「平時と災害時の切れ目ない(シームレス)」! 自然エネルギーの利活用
◆「災害時電源確保モデル」の全県展開 ~エコカー(FCV、EV、PHV)やV2Hシステムを活用
・実施市町村数 (H25)1市町村 → H30までに 全市町村
※「FCV」:燃料電池自動車、「EV」:電気自動車、「PHV」:プラグインハイブリッド自動車
※「V2H システム」:建物から EV 等への一方向ではなく、EV から建物にも電源供給できる「双方向」の機能を持つ装置
◆「防災拠点・避難所自然エネルギー導入戦略」の展開
・太陽光パネル設置箇所数(累計) (H25)21箇所 → H30までに 5倍増
◯自然エネルギー「学習モデル」の創出
◆子どもたちの学びの場!「自然エネルギーミュージアム」の創設
・川口ダムへの小水力発電設備、環境学習施設の整備 H28までに
◆自然エネルギー普及を加速!「導入技術支援システム」の構築
H28までに
「未来への贈り物」美しく豊かな環境の継承
<財源:一般財源、特定財源(国庫補助金、その他)>
◯日本の宝!「剣山国定公園」次世代への継承
◆「登山マナーアップ・キャンペーン」の実施 ~山頂「あわエコトイレ」完成記念 H27に
◆「剣山ファン拡大戦略」の展開
・「ジュニアネイチャーリーダー」、「女性サポーター」、「若者サポーター」の創設 H27に
◯海とともに生きる!「室戸阿南海岸国定公園」次世代への継承
◆楽しみながら環境を守る!「ビーチコーミング活動」の本格展開
・年間参加者数 (H25)- → H30までに 120人
◆「道の駅サテライトステーション」の重点展開 ~「道の駅日和佐」の魅力アップ H30までに
◯「きれいな水環境づくり」の推進
◆「汚水処理人口普及作戦」の加速
・汚水処理人口増加数 (H22 ~ 25)4.2万人 →(H27 ~ 30)倍増
◆PFI方式!「市町村設置型浄化槽」の整備促進
・設置基数(累計) (H25)545基 → H30までに 倍増
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2015 カモンマニフェスト
「人と自然がハーモニー!とくしま」の推進
<財源:一般財源、特定財源(国庫補助金、その他)>
◯最先端の技術で実現!「次世代型鳥獣被害対策」の推進
◆科学的知見「加害群減少」に向けた全国モデルの構築
・「ニホンザル加害群減少モデル」の創設 H29までに
◆ICTを駆使!「鳥獣被害対策」の推進
・見える化「鳥獣被害情報システム」の構築 H28までに
◯狩猟者減少に対応!新たな「担い手づくり」の推進
◆認定鳥獣捕獲等事業者「とくしま捕獲隊」の創設 ~県が主体となる管理捕獲の担い手
H30までに 3地区で実施
◆「若手狩猟人材」の育成 ~将来の鳥獣被害対策の担い手
・農業科設置高校「わな免許取得講座」の創設 ・「30歳未満」の狩猟免許取得者数の増加 H28までに
(H25)23人 → H30までに 倍増
◯次世代へ継承!「生物多様性戦略」の推進
◆県民とともに守る!「生物多様性リーダー」の創設
・養成人数 (H25)- → H30までに 100人
次世代へ育成!「とくしま豊かな森林づくり」の推進
<財源:一般財源、特定財源(国庫補助金、その他)>
◯公有林化戦略「徳島グリーンスタイル」の展開
◆「公的管理森林面積拡大プロジェクト」の推進 ・うち「県版保安林」指定面積 (H25)- → H30までに 250ha
◯みんなが集う!「森林体験・学習の場」の創出
◆森を身近に体感!「県民憩いの森(仮称)」の創設 ◆大学等の体験林「フォレストキャンパス(仮称)」の創設 とくしま新未来「創造」宣言
(H25)1,949ha → H30までに 3倍増
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(H25)- → H30までに 10箇所
(H25)- → H30までに 5箇所
未来を支える
5 「みんな元気・輝きとくしま」の実現
基本目標
年齢や性別、障がいの有無に関係なく、誰もが互いに尊重し合いながら、
「社会の担い手」としての誇りを持ち、地域に貢献する喜びを感じつつ活躍するとともに、
住み慣れた地域で、いきいきと「健康的な生活」を送ることができる
環境づくりを推進することにより、地域に笑顔あふれる「みんな元気・輝きとくしま」の
実現を目指します。
「生涯現役・躍動とくしま」の展開
<財源:一般財源、特定財源(その他)>
◯住み慣れた地域でこそ!「自分らしさ」の実現
◆全国の先駆け!「地域包括ケアシステム」2020年構築へのチャレンジ
・モデル地区の選定 (H25)- → H30までに 4地区
・「在宅医療連携拠点」の全県展開 (H25) 3地域 → H30までに 11地域
◆マイナンバー活用!全国最先端の「在宅医療介護支援システム」の構築 H30までに
◯躍動アクティブシニア!「豊齢(ほうれい)先進県とくしま」の実現
◆元気高齢者が活躍!社会を支える新たな「担い手」の創造
・「とくしま元気高齢者活躍モデル創造会議(仮称)」の設置 H27に
・高齢者の「知恵や経験」を活かした活躍の場づくりの実証実験 H28までに
・チェンジ生産年齢人口!「65歳以上=高齢者」の概念払拭に向けた政策提言 H29までに
◆「シルバー人材センター発展戦略」の展開 ~新規分野へ派遣拡大
・派遣契約による従事者の割合 (H25)5.1% → H30までに 倍増
◆徳島が関西をリード!「元気な高齢者の健康・いきがいの祭典」
・初開催!「関西ねんりんピック(仮称)」の本県開催 H30までに
・徳島発!「関西広域連合シルバー大学校共同講義」の本県開催定例化 H27から
20
2015 カモンマニフェスト
輝きアップ!加速する「女性の活躍促進」
<財源:一般財源、特定財源(国庫補助金、その他)>
◯新次元!「男女共同参画立県とくしま」の飛躍
◆すべての女性が輝く徳島!「女性活躍パワーアップ作戦」の推進
・「輝く女性応援フェスティバル(仮称)」の開催 H28までに
・「女性活躍ポータルサイト(仮称)」の創設 H28までに
◆災害対策に女性の視点を!「県防災会議」への女性参画の拡大
・女性委員割合 (H25)20.8% → H29までに 50%
◯「阿波おんな」の元気を全国に発信
◆ようこそ徳島!女性の力を結集する「全国級大会」の誘致促進
・「男女共同参画フォーラム in とくしま」 H27に
・「全国商工会議所女性会連合会総会」 H28に
◯若年層を対象とした「パートナーからの暴力防止」の推進
◆ストップ暴力!「デートDVサポーター・5倍増プロジェクト」の展開
・デートDVサポーター登録者数(累計) (H25)2,129人 → H30までに 5倍増
「障がい者が支える社会」の構築
<財源:一般財源、特定財源(国庫補助金、その他)>
◯「自立」に向けた活躍機会の創出
◆目指せ!全国トップクラス「障がい者雇用」の促進
・法定雇用率「達成企業」の割合 (H25)全国14位 → H30までに 全国トップクラス
◆目指せ!全国トップ「障がい者の福祉的就労」における工賃水準の向上
・平均工賃(月額) (H24)全国3位 → H30までに 全国トップ
◆全県展開!「障がい者が繋ぐ地域の暮らし“ほっとかない”事業」
・実施地域数(累計)
(H25) 1地域 → H30までに 6地域
◯全国初!発達障がい者・総合支援拠点「ハナミズキ」のサテライト展開
◆県西部の支援拠点「発達障がい者総合支援センター・アイリス」創設 H27に
◆「発達障がい者実践的作業体験モデル」の構築 ・「アイリス」と「西部テクノスクール」が連携した職業訓練の実施
◯障がい者いきいき「共生社会とくしま」の実現
◆全国初!「障がい者の権利擁護」に関する条例の制定
とくしま新未来「創造」宣言
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H28までに
H28までに
「いきいき健康とくしま」の推進
<財源:一般財源、特定財源(国庫補助金、その他)>
◯「地域医療を守る拠点」の強化
◆最先端!災害医療拠点「県立海部病院」の高台移転 <再掲> H29までに
・病院、「牟岐バイパス」IC、牟岐町「避難広場」、日赤「備蓄倉庫」の4点セットで整備
◆地域医療崩壊の処方箋!「海部モデル」の創造
・「県立海部・町立美波・町立海南」3病院一体となった医療提供体制の構築 H30までに
◆四国中央部の中核医療拠点!「県立三好病院」のさらなる進化
・地域がん診療病院「フルセットがん治療体制」の機能強化 ◆地域医療を守る拠点病院の整備支援
・日和佐道路由岐IC付近高台へ!「町立美波病院」の整備 H28までに
・高度急性期医療の拠点強化!「徳島赤十字病院」日帰り手術センター(仮称)の整備 H29までに
・地域包括ケアシステムを担う!「阿南中央医療センター(仮称)」の整備 H30までに
◯目指せ全国トップクラス!「とくしま健康寿命プロジェクト」の推進
◆「食」から徳島を元気に!「健・幸・食」情報を県民へつなぐ「食のコンシェルジュ」の創設
H29までに 全県展開
◆「西部健康防災公園」健康ゾーン(ウォーキングコース)の整備着工 H29までに
◆児童・生徒の健康力アップ!「元気な阿波っ子憲章(仮称)」の制定 H28までに
◯「人権尊重とくしま」づくりの推進
◆未来を切り拓く!「人権教育啓発活動ネットワーク」の全県展開
・あいぽーと徳島(人権教育啓発推進センター)サテライト講座の創設 H28までに
◆光ブロードバンドを活用!「県民参加型人権啓発事業」の推進
・人権啓発デジタルコンテンツの募集・発信 「ふるさと貢献とくしま」の推進
H28までに
<財源:一般財源、特定財源(その他)>
◯チャレンジ!「社会貢献活動・日本一」
◆「指定NPO法人制度」の創設 ・県独自基準による寄付者「税制優遇措置」の実現 H28までに
◆「共感とくしま!社会貢献プロジェクト」の推進
・寄附意識の醸成を図るシンポジウムの開催 H28までに
◯「ゆかりの徳島!絆(きずな)構築プロジェクト」の推進
◆広がれ!とくしま応援の輪「ふるさと納税」の拡大
・年間寄附件数 (H25) 212件 → H30までに 倍増
◯県民利便性を向上!「公共データ民間開放(オープンデータ)」の推進
◆公共データを一元集約!「オープンデータ・ポータルサイト」の本格運用
・オープンデータ数(累計) (H25)- → H30までに 1,000本
・オープンデータ利活用によるアプリケーション開発数(累計) (H25)- → H30までに 300本
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2015 カモンマニフェスト
世界に羽ばたく
6 「まなび・成長とくしま」の実現
基本目標
優れた「国際感覚」を持つ人材や、本県の強みを活かした「成長分野」で
力を発揮する人材の育成とともに、
「人口減少社会」に対応した学校づくり、
地域活力の源「文化・スポーツ」、個性に応じた「特別支援教育」など
「徳島ならでは」の教育環境を充実させ、徳島・日本の将来を担う若者を育む
「まなび・成長とくしま」の実現を目指します。
目指せ地球人!「世界で活躍する人材」の育成
<財源:一般財源、特定財源(国庫補助金、その他)>
◯世界的視野とコミュニケーション能力を有する「グローバル人材」の育成
◆楽しく体験!小学生向け英語学習のきっかけづくり
・「ALTと徳島を学ぶデイキャンプ」参加者数(累計) (H25)69名 → H30までに 7倍増
※「ALT」:外国語指導助手
・すぐ分かる!「英語学習デジタルコンテンツ」の作成 H29までに
◆英語に親しむ!中学生留学、英語体験宿泊活動の拡大
・年間参加者数 (H25)42人 → H30までに 3倍増
◆世界を体感!高校生「留学体験活動」の充実強化
・留学者数 (H25)106人 → H30までに 3倍増
◆産学官連携!県内大学生「海外留学支援制度」の創設 ~企業ニーズを踏まえたグローバル人材育成
・留学支援人数(累計)
(H25) - → H30までに 50人
◯目指せ!「スーパーグローバル大学」への進学
◆学校の枠を越えて切磋琢磨!「徳島ウインターキャンプ」の創設
・主要大学(スーパーグローバル大学)進学者数 (うち東京大学、京都大学進学者数 (H26)280人 → H30までに 20%増
(H26)22人 → H30までに 倍増)
※「スーパーグローバル大学」:世界ランキングトップ 100 を目指す力のある大学や、
わが国社会のグローバル化を牽引する大学として文部科学省が採択
地域とともに!「とくしまオンリーワンスクール」の創造
<財源:一般財源、特定財源(国庫補助金)>
◯教育委員会との「新たな連携のかたち」の構築
◆本県教育行政の羅針盤「徳島教育大綱(仮称)」の策定 H27に
◯統廃合・ピンチをチャンスに!小中一貫教育「徳島モデル」の全県展開
◆地域の「知恵と絆(きずな)」が支える!学校分散型「チェーンスクール」の展開
・実施地域数 (H25)1地域 → H30までに 5地域
※「チェーンスクール」:地理的に分散した小中学校が人的・物的に連携する小中一貫教育
とくしま新未来「創造」宣言
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◆「学び・子育ての拠点」から地域に元気を!学校一体型「パッケージスクール」の展開
・実施地域数 (H25)1地域 → H30までに 3地域
※「パッケージスクール」:学校や社会教育施設等を核に地域一体で取り組む小中一貫教育
◯阿波っ子すくすく!「充実した学び」と「体力づくり」の推進
◆大学サテライトオフィスと連携!「学力向上“徹底”プロジェクト」の展開
・「学力・学校力向上拠点校」の設置 H28までに
◆「児童・生徒“健康力アップ”プロジェクト」の展開
・「元気な阿波っ子憲章(仮称)」の制定 <再掲> 「徳島の強みを活かす教育」の展開
H28までに
<財源:一般財源、特定財源(国庫補助金、その他)>
◯全国トップクラス!徳島ならでは「特別支援教育」専門性向上プロジェクト
◆専門家が参画!「発達障がい教育・自立促進アドバイザーチーム」の創設 ・実践研究事例数 (H25)- → H30までに 40件
◆光ブロードバンド環境を活用!「特別支援教育」の充実
・発達障がいに関する「e-ラーニング研修支援システム」の構築 H29までに
◯新たな成長産業へ!「6次産業化教育プログラム」の充実
◆農業科・工業科・商業科設置高校「学校間連携システム」の構築
・「6次産業化プロデュース商品」開発数 (H25)- → H30までに 10件
◆6次産業化「キャリアアップシステム」の構築 ~高校・農大・大学・アグリビジネススクールが連携 <再掲>
・徳島大学「生物資源産業学部(仮称)」の創設支援 H28創設
・県立高校「6次産業化専門学科」フルセット体制の構築 H29までに
◯「長期循環型成長産業・林業」の未来を担う人材育成
◆「次世代林業人材育成プロジェクト」の展開 <再掲>
・県立高校への「林業関係学科」の創設 24
H28までに 2015 カモンマニフェスト
地域に賑わいを!「文化・スポーツ教育」の推進
<財源:一般財源、特定財源(国庫補助金、その他)>
◯地域を牽引!「文化芸術教育」の強化
◆文化芸術教育の拠点校「文化芸術リーディングハイスクール」の指定 ◆地域の文化芸術活動を活性化!「徳島県中学校総合文化祭」の創設
H27に
H28までに
◯目指せ東京オリンピック・パラリンピック!高校生トップアスリートの育成
◆「全国高等学校総合体育大会」等の入賞数 (H25) 11 → H30までに 倍増
◆県外トップ選手を招へい!「とくしまトップスポーツキャンプ」の創設 「若者が創るとくしま」の推進
H28までに
<財源:一般財源、特定財源(国庫補助金、その他)>
◯若者による「地域の夢づくり」の機会創出
◆「地域の魅力!発見体感プロジェクト」の推進
・「とくしま若者未来夢づくりセンター(仮称)」の創設 H28までに
◯県内大学と連携!新たな「地域人材」の育成促進
◆ボランティアが大学の単位に!「地域貢献きっかけづくり」の推進
・「ボランティアパスポート」の創設 H27先行実施、H30までに拡充
◆地域の課題解決にチャレンジ!「地域連携フィールドワーク講座」の実施
・延べ参加人数(年間) (H25) - → H30までに 500人
◯「地元で働きたい!」若者の就職促進
◆「学生の地元回帰応援プロジェクト」の推進 <再掲>
・就職支援協定締結大学と連携したインターンシップの促進 H30までに全大学で実施
◆若者の第一次産業参入を強力支援!「農林水産業インターンシップ」の積極展開
・参加者数(累計) (H25)106人 → H30までに 5倍増
◯若者の心に響く「情報発信」の展開
◆若者目線!「とくしまSNS情報発信戦略」の展開
・「徳島県SNS」利用登録数 (H25) 13,600 → H30までに 倍増
※「SNS」= Twitter、Facebook、LINE
とくしま新未来「創造」宣言
25
世界を魅了 7 「大胆素敵・創造とくしま」の実現
基本目標
国内外からの観光誘客を一段と加速するとともに、文化やスポーツ、
最先端のクリエイティブ産業など「おしゃれな徳島」の魅力を最大限に活用した
情報発信を戦略的に進めることにより、2020 年「東京オリンピック・パラリンピック」
開催に向け、世界から日本に集まる注目を徳島に引き寄せる
「大胆素敵・創造とくしま」の実現を目指します。
「大胆素敵とくしま」世界戦略の展開
<財源:一般財源、特定財源(国庫補助金、その他)>
◯世界とつながる!「ゲートウェイとくしま」の推進
◆船で楽しむ優雅な旅!市場拡大する「国内外クルーズ客船」の寄港促進
・「大型外国クルーズ客船」の初寄港 H27に
・広域連携による「クルーズ来県者数」の拡大 (H25)約2,800人 → H30までに 倍増
◆国際便に本格対応!「徳島阿波おどり空港」の進化 <再掲>
・「国際ターミナル機能」の創設 H30までに
・「国際チャーター便」の就航都市数 H30までに 2都市
◯日本に集まる世界の注目を徳島へ!
◆徳島の魅力を世界に発信!「ミラノ万博」の有効活用
・関西広域連合との連携による出展期間 H27に 20日間
◆2020年訪日外国人2千万人時代へ!「インバウンドとくしま飛躍プロジェクト」の推進
・外国人年間延べ宿泊者数 (H25) 32,310人 → H30までに 80,000人
◯「桃源郷のような別世界」にし阿波の挑戦
◆世界に通じる!ブランド観光地域「にし阿波」の発信
・アジアから米豪欧へ!アメリカ、オーストラリア、フランス、ドイツでのプロモーションの展開 H28までに
◆「にし阿波観光BCP」の策定 ~観光危機管理力を向上し、安心できる観光地に H28までに
◯外国人観光客がくつろぐ「おもてなし・快適とくしま」の推進
◆「とくしま無料Wi-Fi」の設置・運用 ~平時(観光利用)と災害時のリバーシブルな活用
・県が整備・補助した無料公衆無線LANアクセスポイント数 (H25)- → H30までに 400
◆かゆいところに手が届く!「外国語対応満点プロジェクト」の推進
・「外国語サポートデスク」の創設 ・個人旅行者対応!「多言語・多機能アプリ」の開発 H27に
H28までに
◆「ムスリム・ウェルカム徳島戦略」の展開
・関西広域連合と連携したムスリム旅行者向けウェブサイトの構築 26
H28までに
2015 カモンマニフェスト
湧き上がる「にぎわいと感動」渦の創造
<財源:一般財源、特定財源(国庫補助金、その他)>
◯進化する「とくしまマラソン」限りなき挑戦!
◆大胆素敵な新コース設定!大会規模の飛躍的拡大
・エントリー数 (H25)1万人 → H30までに 2万人以上
◯世界へ飛び出す!「マチ★アソビ」
◆クールジャパンの代名詞!「マチ★アソビ」の新展開
・「マチ★アソビ・サテライトショップ」の全国展開 (H25) - → H30までに 3拠点
◆アニメで世界に魅力発信!「マチ★アソビ」海外プロモーション作戦の展開
・海外PRイベント年間参加者数 (H26)5,000人 → H30までに 倍増
◯「ときめく♥とくしま」観光誘客戦略の展開
◆「おどる宝島!とくしま」キャンペーン強化プロジェクトの推進
・年間延べ宿泊者数 (H25)226万人 → H30までに 300万人
◯ネクストステージ!「とくしま特選ブランド」の飛躍
◆新たな「とくしま特選ブランド“100選”」の創出 ~6次産業化商品や伝統工芸品にも焦点
・選定数 (H25) 57品 → H30までに 100品
◆世界に強力PR !海外向け見本市・商談会への戦略的出展
・年間参加事業者数 (H25) 23事業者 → H30までに 3倍増
日本文化の代名詞!「あわ文化」の発信
<財源:一般財源、特定財源(国庫補助金)>
◯文化創造立県宣言! ~東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げる「あわ文化」
◆多彩なイベントを展開!徳島ならではの「文化プログラム」の創造 H28までに
◯関西の文化施策を牽引!「あわ文化」の魅力発信
◆文化は関西から!東京オリンピック・パラリンピックに向けた「関西文化プログラム」の展開 H27から
◆世界に広がれ!「とくしま“歓喜の歌”プロジェクト」の推進 ~アジア初演100周年にホップ・ステップ・ジャンプ! とくしま新未来「創造」宣言
27
H30までに
世界を体感!「スポーツ王国とくしま」の推進 ~三大国際スポーツ大会の活用
※「三大国際スポーツ大会」:ラグビーワールドカップ(H31(2019)年)、 東京オリンピック ・ パラリンピック
(H32(2020)年)、 関西ワールドマスターズゲームズ(H33(2021)年)
<財源:一般財源、特定財源(国庫補助金、その他)>
◯ようこそ徳島!「国際スポーツ大会」キャンプ・開催競技の誘致
◆世界レベルを徳島に!「国際スポーツ・トップアスリート誘致プロジェクト」の推進
・キャンプ地及び競技会場の誘致決定 H30までに
◆「生涯現役!スポーツ王国とくしま推進事業」の展開 ~関西ワールドマスターズゲームズに向けて
・「関西マスターズスポーツフェスティバル」県内大会年間参加者数
(H25)- → H30までに 15,000人
◯県内に活躍の場を!「スポーツ選手の育成・強化」の促進
◆県内企業、大学を応援!選手育成に関する「新たな支援制度」の創設 H28までに
◯競技力向上に挑戦!「とくしまトップスポーツゾーン」の強化
◆将来のプロ野球対応も視野に!「鳴門総合運動公園」野球場照明塔の改築 H30までに
◆県南部の競技スポーツ・生涯スポーツ拠点「南部健康運動公園」の整備促進
H29までに 陸上競技場着工
一歩先の未来へ!「とくしま新魅力」の発信
<財源:一般財源、特定財源(国庫補助金)>
◯4K先進地「4Kハリウッドとくしま」へ!
◆徳島を映像制作の「聖地」に!「徳島国際短編映画祭」の開催 H28までに
◆「次世代プロジェクションマッピング」の創造 ~先進地・徳島ならではの4K実証実験 <再掲> H28までに
◯「徳島の宝」から「日本、そして世界の宝」へ!「世界遺産」登録への挑戦
◆「うず潮」の文化的・歴史的価値に関する学術調査 ◆「四国八十八箇所霊場と遍路道」の国暫定一覧表記載への挑戦
28
H28までに 結果取りまとめ
H28までに 記載
2015 カモンマニフェスト
世界に輝く徳島の「魅力や個性」を力強く発信!
徳島と東京が「一対」となり「地方創生」、
「日本創生」を実現 全国初、二度の国民文化祭を通じ、その魅力を発信した「あわ文化」は、
・ジャパンブルーと称される「阿波藍」
・「訪日観光の価値」の代表として、
観光庁公式ウェブサイトのトップ画面で紹介される「阿波おどり」
・「アジアの文化観光首都」を目指す関西の共通文化を発信する
「関西文化の道」事業で大きく取り上げられた「阿波人形浄瑠璃」
・2018年にアジア初演100周年を迎える「ベートーヴェン第九」
など、世界に通用する文化として、一段とその輝きを増しています。
また、本県が誇る財産である「四国八十八箇所」や「鳴門のうず潮」は、
近隣県との協力の下、「世界遺産」登録に向けた挑戦を加速、
「クールジャパン」の代名詞であるアニメを活用した「マチ★アソビ」は、
地方発国内最大のイベントとして、3日間で7万人を集めるまでに成長しました。
さらには、四国で初めてJ1の扉を開いた「徳島ヴォルティス」
、
初の独立リーグ日本一に輝き、NPBのドラフト会議に名を連ねる選手を輩出する
「徳島インディゴソックス」といった「本県プロスポーツチーム」の躍進は、
全国に徳島の存在感を大いにアピールするとともに、
マラソンコースの国際基準「AIMS(エイムス)
」認証の大会として、
国際マラソンデビューを飾り、さらに進化を続ける「とくしまマラソン」は、
東京マラソンから提携の要請を受けるまでになりました。
加えて、安全・安心で高品質な県産農林水産物「とくしまブランド」は、
関西の台所から、日本の台所へと期待されるばかりか、海外でも人気の的、
香港の大型小売店で常設販売され大人気の「阿波尾鶏」や「鳴門金時」に加え、
本県が誇る三大香酸かんきつ「ゆず」のフランスへの輸出が実現するなど、
「食の宝庫・徳島」は、今や世界に知られる存在となりました。
とくしま新未来「創造」宣言
29
また、本県は、中四国で唯一、大学に農学部がありませんでしたが、
現在、徳島大学では、2016年4月を目指し、国家戦略である農工商連携による
「6次産業化」人材の育成はもとより、医薬系学部との連携も視野に入れた
全国初の「生物資源産業学部(仮称)」の開設準備が着々と進められています。
さらに、徳島の名は、東京オリンピック・パラリンピックに向け、
今後、加速度的に普及すると見込まれる
「スーパーハイビジョン・ 4K」の実証地としても広く知られており、
昨年6月には、東京、横浜、大阪と並ぶ国内4か所の会場の一つとして、
「次世代スーパーハイビジョン・ 8K」による、サッカー世界最高峰の
「FIFAワールドカップ・パブリックビューイング」が開催されました。
このように、今まさに大きく花開き、
国内外から注目を集める「可能性の宝庫・徳島」の魅力に、
あらゆる分野でさらに磨きをかけ、一段と高い次元へ進化させるとともに、
「利便性は東京が一番」と思っている方々に「徳島への気づき」をもたらし、
「地方創生」、ひいては「日本創生」を実現する
「とくしま回帰」の流れを創出することにより、
県民の皆様とともに「徳島こそ!」と胸を張れる
全国に先駆けた「一歩先の未来」を歩んで参る覚悟です。
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2015 カモンマニフェスト
発行日 平成 27 年3月 23 日
発 行 飯泉嘉門後援会
徳島県徳島市佐古一番町 16-4
TEL.088-657-7344
http://www.e-comeon.net
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討議資料
2015 カモンマニフェスト