SGH「グローバル探究」学習成果発表会が終了しました 日 時:平成27年3月18日(水) 場 所:福井県立高志高等学校 15:00~17:00 学習室 参加者:1年生SGH生徒80名・2年生海外研修参加者10名 助言者:春日 尚雄 先生(福井県立大学地域経済研究所アジア経済部門教授) 鈴木 啓悟 先生(福井大学大学院工学研究科原子力・エネルギー安全工学専攻講師) 松井 武夫 先生(フクビ化学工業株式会社海外事業推進部アドバイザー) 久保 茂樹 先生(フクビ化学工業管理本部人事部部長・リスク統括部部長) 阪井 康孝 先生(日華化学株式会社管理部門人事総務部部次長) 内 白川さとみ 先生(日華化学株式会社管理部門人事総務部) 竹本 先生(福井県教育委員会学校教育政策課) 俊穂 容: (1)「グローバル探究」(総合的な学習の時間)1st stage 連携授業の報告 ※⑤⑥⑦は、英語による発表 ①フクビ化学工業株式会社 「県内企業の東アジアへの進出状況」 ②日華化学株式会社 「異文化理解とコミュニケーション」 ③福井県立大学 「グローバル化する経済:日本とアジア」 ④東京大学 「グローバル時代のリーダーとは」 ⑤京都大学大学院 「東南アジアにおける森林資源の持続的利用」 ⑥福井大学(灯り) 「東アジアで販売する照明器具の製作」 ⑦福井大学(橋) 「東アジアの山岳地帯に架ける橋の製作」 ⑧質疑応答 Q1:「リーダーには愛嬌が必要」と言うが、どうすればよいか? A1:笑顔を忘れないこと。自分が率先して行動することも大事。 Q2:「自分の言葉で話すことが大事」というのはどういうことか? A2:人に通訳してもらうのではないということ。また、間違いを恐れず、自分の言いたいことを片言で もいいので、自分の口から伝えることが大事だということ。 (2)SGH海外研修報告 ※①②とも、英語による発表 ①ベトナム研修 ②タイ研修 ③質疑応答 Q1:海外に行って気づいたことは? A1:日本は衛生面が整っている。 ベトナム・タイでは日本の文化に人気がある。 海外の生徒は非常に積極的である。 など Q2:海外に行く前に準備しておくべきことは? A2:日本のことを知っておくこと。 自分のこと、日本のことを説明できるようにしておくこと。 物品の管理など、全てにおいて自己責任の意識を持つこと。 など (3)指導・助言 助言者の先生方から、以下のような御助言や御指導をいただきました。 ・英語の発表がわかりやすくて良かった。無理にすらすらと話そうとするのではなく、聴き手が分かるよう に丁寧に伝えようとすることが大事だ。 ・英語を学んで、海外に出てみよう。実際に訪れて体験してほしい。海外に抵抗を感じることなく、積極 的に行動することが大切。 ・相手を「○○人だから」と型にはめて見ないこと。自分と同じ個性を持った人という見方で、対等に接し てみよう。 ・コミュニケーションの基本は挨拶。現地の言葉を少しでも覚えて会話してみよう。 ・自分自身の成長のために、SGHの取組を続けてほしい。 ・2年次の課題研究では、「自分たちに何ができるか」という視点からテーマを掘り下げていってほしい。 ・グローバル化の中で、変えるべきこと・変えてはいけないことを 見極めてほしい。変えてはいけないこととは、日本の良さ、オリ ジナリティであると思う。 ・SGHの学習を続けると、何かが変わるはず。探究学習を通し て、たくさん調べて、深く考え、互いに発表し合うことを通して、 課題を解決できる人になってほしい。 ・自分のこと、福井のこと、日本のことを知った上で、世界を見て 比較できる人、考えられる人になってほしい。 まだまだ改善の余地があるとは思いますが、生徒たちはこれまで学んだことを精一杯発表し、 共有し合うことができました。 この学習成果発表会をもって、平成26年度のSGHの取組は終了しました。多くの方々の 御理解と御協力のおかげでここまで進めることができましたことを、御礼申し上げます。 平成27年度もなお一層の御協力をお願いいたします。
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