01 公募要領(PDF:236KB)

公募要領
「子供科学人材育成事業(児童プロジェクト)委託業務」
平成27年3月 沖縄県
1 企画公募趣旨
この企画公募は、将来の沖縄を担う科学技術・産業人材の育成に向け、本業務について、
効率的かつ効果的に実施するため、企画提案をプロポーザル方式により広く募集し、県庁内
に設置する「平成27年度子供科学人材育成事業(児童プロジェクト)委託業務に係る業者選
考委員会」において、総合評価を行い、最も優れた企画提案者を選定します。
なお、本事業は、国の補助事業を受けて実施するため、本公募による採択及び執行につ
いては、国の予算措置が前提となりますので、予算化の状況等に応じて事情の変更がありま
す。
2 事業背景
沖縄県では、知的・産業クラスター形成のため、科学技術・産業振興を担う人材の確保が
求められているが、本県の子供達は、地理的条件等により科学や科学技術に触れる機会に
乏しいため、興味や向学心が醸成されにくい状況にある。
将来的に科学技術の振興を継続していくためには、子供の成長段階において早期から科
学系の人材育成を実施し、高度な専門知識を備えた研究者等の育成が急務である。
これらの課題を克服するため、平成24年度から平成26年度まで実施した「沖縄サイエンス
キャラバン構築事業」の実施により、学童保育現場や離島において、科学又は科学技術に関
する子供への出前講座等を実施してきた。
当該事業は、これらの事業成果を引き継ぎ、児童保育現場等における子供達への科学教
室(出前講座)について、自主開催に向けた取り組みを推進するものである。
参考:沖縄サイエンスキャラバン構築事業のホームページ
① 草の根科学コミュニケーション推進プロジェクト
http://kids.uchina.jp/
※沖縄本島の児童保育現場における科学出前講座等
② 離島・遠隔地等科学コミュニケーション推進プロジェクト
http://sciencecaravan.org/report/reportlists/
※離島・遠隔地の学校現場における地域人材を活用した科学出前講座等
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3 事業趣旨
本事業では、地域資源(人、施設、素材等)を活用し、将来の研究者を見据えた、学校教
育では実施できない最先端の研究や学校単元枠を超えた魅力ある科学教育プログラムにより、
地域アイデンティティーを向上させつつ高度な人材を育成し、沖縄に将来的な知の集積を加
速させることとしています。
4 プロジェクトの目的
このプロジェクトでは、これまで開発した科学コンテンツ(プログラム)や育成した地域専門講
師等の活用を図りつつ、児童保育現場等において、子供達の科学に対する「興味」「探究心」
等の向上を図る。また、科学教室等の開催を伴った実践的な指導により、児童保育現場の職
員等を科学教室の自主開催に向けた科学講師等に育成するとともに、地域の連携等により、
子供達へ科学に触れる機会の創出を広げていくことを目的とする。
5 委託業務の名称
平成27年度子供科学人材育成事業(児童プロジェクト)委託業務
6 委託業務の期間等
(1) プロジェクト実施予定期間
平成27年度から平成29年度
※国の予算措置が前提となりますので、状況に応じて変更になる場合があります。
(2) 平成27年度の委託業務契約期間
契約締結の日から平成28年3月末日
※事業期間は3年間を予定していますが、契約は単年度毎に締結となります。
※事業終了後も、追跡調査・評価に協力頂く場合があります。
7 委託業務の内容
委託業務仕様書を参照
8 予算額及び経費限度額
18,876,000円以内(消費税及び地方消費税込み)
※企画提案公募のため提示した金額であり、契約金額と一致しない場合があります。
※なお、国の予算措置を前提としていることから、予算化の状況等により変更となることが
あります。
9 参加資格
次の要件をすべて満たしていること。
(1) 沖縄県内に事務所を有している者であること。
(2) 児童を対象にした科学教育を実施できる講師を雇用している者であること。
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(3) 沖縄県内の児童を対象にした科学教育に関する出前講座又はイベントを企画開催した実
績があること、又は実施する能力があると認められる者であること。
(4) 地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の4の規定に該当しない者であるこ
と。
(注):地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4第1項
普通地方公共団体は、特別の理由がある場合を除くほか、一般競争入札に当該入札に係る契
約を締結する能力を有しない者及び破産者で復権を得ない者を参加させることができない。
(5) 提出書受付期間において、会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)に基づく更生手続き開
始の申し立て及び民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)に基づく民事再生手続き開始の
申し立てがなされていないものであること。
(6) 本業務を履行できる体制が整備されていること。
(7) 応募は、単独に限らず共同企業体も可とする。この場合の要件は以下のとおりとする。
ア 共同企業体の場合は、共同企業体の中に管理法人を置くものとする。
イ 管理法人は、本業務の運営管理、共同企業体構成員相互の調整、財産管理等の事
務的管理を主体的に行う母体としての機関とする。
ウ 管理法人は以下の要件を満たす事を必須とする。
① 当該委託業務を円滑に遂行するために必要な経営基盤を有すること。
③ 託業務を円滑に遂行するために必要な管理能力を有すること。
④ 託契約後においても、共同企業体を代表して事業評価等に責任をもって対応す
ることができること。
エ 共同企業体の構成員間において協定を締結し、共同企業体の管理法人が応募を行
なうこと。
オ 共同企業体の協定書には、目的、名称、構成員の住所及び名称、代表者(管理法人)、
代表者の権限、構成員の業務分担、構成員の連帯責任、取引金融機関、瑕疵担保責
任、協議事項等が記載されていること。
カ 共同企業体を構成する全ての事業者が、応募資格(4),(5),(6)要件を満たすこと。
キ 共同企業体を構成する事業者のいずれかが、応募資格(1),(2),(3)要件を満たすこと。
10 スケジュール
3 月 18日(水)
公募開始
3 月 25 日(水)
説明会開催
4 月 6日(月)
質問締切
17 時 00 分(時間厳守)
4 月 15日(水)
企画提案書提出期限
17 時 00 分(時間厳守)
4 月下旬
プレゼンテーション(予定)
5 月上旬
委託業者決定通知(予定)
11 企画書の仕様について
別添(委託業務仕様書)のとおり
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12 必要手続き
(1) 企画提案書等の提出
ア 提出書類
提出書類
主な記載内容
1.企画提案応募申請書(様式1)
申請者、連絡先、参加資格要件説明等
2.プレゼンテーション資料(任意様式)
企画提案の概要等
3.企画提案説明書(様式2)
企画提案の詳細内容
4.企画提案確認表(様式3-1~3)
目標値、人件費、旅費支出等の確認
5.経費見積書(任意様式)※記入例参照
見積書金額(経費科目別内訳)
6.見積内訳書(任意様式)※記入例参照
積算内容、単価基準・根拠等
7.実施体制資料(任意様式)※記入例参照
組織体制、役割等
8.法人概要(任意様式:A4)
法人目的、資本金、活動内容等
9.添付資料(任意様式:A4)
基準根拠、経理規程の説明資料等
※企画提案書等の内容・体裁については、別紙仕様書を参照のこと。
イ 提出期限及び部数
・提出部数:アの提出書類を各9部(正本1部及びコピー8部)
・提出期限:平成27年4月15日(水) 17時00分(厳守)
ウ 提出方法
・企画提案は、1事業者1件とする。
・上記9(1)アの各書類をA4ヨコのフラットファイルに番号順に並べてページを振り、ファイリン
グし、持参または送付により提出すること。(FAX及び電子メールによる提出は受け付けな
い。)送付の場合は、受領の確認がとれる手段をとること。(宅配便可)
・提出先は次のとおり
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎 1 丁目 2 番 2 号
沖縄県企画部科学技術振興課 担当:赤嶺
電話 (098)866-2560 FAX (098)866-2799
13 選定方法
(1)選定方法
企画提案書及び関係書類を提出後、当該企画提案内容について、選考委員会にて
審査して委託業者を決定し、その結果を応募者へ通知します(別添仕様書を参照。)。
ただし、応募者が5者以上ある場合は、科学技術振興課にて第1次審査(書類審査)
を行い上位4者以内に選定し、その上位4者について、選考委員会にて審査することに
なります。
(2)選定委員会
審査については、沖縄県庁内に設置される選考委員会において、企画提案者による
プレゼンテーションを実施して行われます。
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委託先の選定は非公開で行われ、審査の経過等、審査に関する問い合わせには応
じないことと致しますので、予めご了承ください。また、提出された提案書等は返却しませ
ん。
14 企画提案プレゼンテーション
(1) 企画提案者による事業内容の説明会(プレゼンテーション)を開催します。
(2) 該当する企画提案者に対し、後日、日時及び場所を連絡します。
※平成27年4月下旬頃(予定)
※各社の持ち時間は、15分をプレゼンテーション、5分を質疑応答の時間とします。
(3) プレゼンテーションは、公募要領の企画提案書等の提出時に提出しているプレゼンテ
ーション資料により行うものとします。
※当日の追加資料は認めていません。訂正がある場合は、プレゼンテーションにおい
て、訂正箇所とその理由を説明してください。
15 契約について
委託契約については、原則として第一位入選者としますが、委託に関して必要な協議が
合意に至らない場合は、次順位以降の者を繰り上げて、協議のうえ契約します。
16 契約保証金
契約の相手方は、契約保証金として契約金額の100分の10以上の額を、契約
締結前に納付する必要があります。なお、沖縄県財務規則第 101 条第2項(※)の
各号のいずれかに該当する場合は、契約保証金の全部又は一部の納付を免除する場
合があります。
※ 契約保証金について(抜粋)
第101条 地方自治法施行令第167条の16第1項の規定による契約保証金の率は、契約金額の
100 分の 10 以上とする。
2 前項の契約保証金は、次の各号のいずれかに該当すると認められるときは、その全部又は一部
の納付を免除することができる。
(1) 契約の相手が保険会社との間に県を被保険者とする履行保証保険契約を締結したとき。
(2) 契約の相手方から委託を受けた保険会社、銀行、農林中央金庫その他予算決算及び会計
令(昭和 22 年勅令第 165 号)第 100 条の3第2号の規定により財務大臣が指定する金融機関
と工事履行保証契約を締結したとき。
(3) 令第 167 条の5及び令第 167 条の 11 に規定する資格を有する者と契約を締結する場合にお
いて、その者が過去2箇年間に国(独立行政法人、公社及び公団を含む。)又は地方公共団
体と種類及び規模をほぼ同じくする契約を数回以上にわたって締結し、これらをすべて誠実に
履行し、かつ、契約を履行しないこととなるおそれがないと認められるとき。
(4) 法令に基づき延納が認められるときにおいて確実な担保が提供されるとき。
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(5) 物品を売り払う契約を締結する場合において、売払代金が即納されるとき。
(6) 随意契約を締結する場合において、契約金額が小額であり、かつ、契約の相手方が契約を
履行しないこととなるおそれがないとき。
17 経理処理について
別添の「子供科学人材育成事業(児童プロジェクト)委託業務」に係る経理処理手引き
により、節減に努めつつ、効率的に業務を実施し、適正に経理処理を行う必要があります。
18 留意事項
応募に当たっては、次の項目に留意してください。
(1) 手続き及び申請書類において使用する言語及び通貨は、日本語及び日本国通貨に
限る。
(2) 企画提案書等の作成に要する経費、企画公募に参加する経費等については、参加者
の負担とする。
(3) 提出期限後の企画 提案書等に関する記載 内容の変更、追加資料の提出は認めな
い。
(4) 採用された企画提案書等については、実施段階において予算や諸事情を勘案し、協
議により変更することがある。
(5) 検討すべき事項が生じた場合は、沖縄県企画部科学技術振興課と受託業者とで別途
協議して決めることとする。
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説明会の開催
下記のとおり説明会を開催し、当該委託業務及び企画公募に係る内容、契約に係る手
続き、企画書類等について日本語により説明しますので、応募を予定される方は可能な限
り出席して下さい(説明会への出席は義務ではありません。)。
なお、会場の都合により参加者は一法人あたり3名までとさせていただきます(事前登録
の必要はありません。)。
参加の際には、説明会では本公募要領及び仕様書等を配布しませんので、各自印刷
の上、持参してください。
[説明会の日時及び場所]
(1)日 時:平成 27年3月 25 日(水) 14時00分~14時30分
(2)場 所:沖縄県庁14階第共用会議室
沖縄県那覇市泉崎1丁目2番2号
20 質問事項について
本業務の内容及び契約に関する質問等については説明会で受け付けます。また、それ
以降のお問い合わせについては、次の期間に限りFAX又はEメールにて(日本語のみ)受
け付けします。但し、審査の経過等に関する問い合わせには応じられません。
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(1) 受付期間:公募の日から平成 27 年4月6日(月) 17 時 00 分まで
(2) 宛先等:次のとおり
沖縄県企画部科学技術振興課科学振興班 赤嶺
電話番号 098-866-2560、FAX 番号 098-866-2799
Eメール<[email protected]>
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