資料 3 第1回 戦略的災害医療プロジェクト 戦略的災害医療プロジェクト会議 プロジェクト会議 新たな「 たな「災害医療体制」 災害医療体制」の構築に 構築に向けて ~ 戦略的災害医療プロジェクト 戦略的災害医療プロジェクト ~ 平成26年7月25日 徳島県 1 東日本大震災(H23.3.11) ◇ これまでの「 これまでの「想定」 想定」をはるかに超 をはるかに超えた地震 えた地震・ 地震・津波が 津波が発生 人的被害 死 者 15, 15,887人 887人 行方不明者 2,612人 612人 H26.7.10 警察庁 公表 ◇ 震災後、「 震災後、「避難所 、「避難所における 避難所における生活 における生活の 生活の肉体・ 肉体・精神的疲労」、 精神的疲労」、 「病院の 平成 年復興庁調査 病院の機能停止」 機能停止」などにより死者 などにより死者が 死者が発生 ※平成24年復興庁調査 災害関連死 3,089人 089人 H26.3.31現在 現在 復興庁調べ 復興庁調べ 教 訓 目的 災害関連死をはじめとする 災害関連死をはじめとする「 をはじめとする「防ぎ得た死」をなくす 2 東日本大震災における災害医療の課題 急性期 (~1週間) ○ DMAT活動 DMAT活動のための 活動のための通信体制 のための通信体制、 通信体制、ロジスティックサポートが不十分 ロジスティックサポートが不十分 医療側 の視点 ○ 防災機関と 防災機関と病院間の 病院間の情報手段不足のため 情報手段不足のため、 孤立病院支援の遅れ のため、孤立病院支援の ○ 病院や 病院や福祉避難所などの 福祉避難所などの燃料不足 などの燃料不足 ○ 患者搬送手段、 患者搬送手段、医薬品供給体制の 医薬品供給体制の確保 被災者 の視点 ○ 慢性透析患者などの 慢性透析患者などの通院困難者増大 などの通院困難者増大と 通院困難者増大と病状悪化 亜急性期 (2~3週間) ○ 診療情報の 診療情報の消失による 消失による治療中断 による治療中断 慢性期 (2~3年) 医療側 DMATから医療救護班 から医療救護班への 医療救護班への移行 への移行 の視点 ○ DMATから ○ 後方支援病院の 後方支援病院の確保 被災医療機関の再開など 再開など 医療側 ○ 被災医療機関の 地域医療への への移行 地域医療 への移行 の視点 ○ 避難所の 避難所の寒さや劣悪 さや劣悪な 劣悪な環境による 環境による 体調不良者の 体調不良者の増加、 増加、慢性疾患の 慢性疾患の悪化 被災者 支援物資の りによる栄養不足 の偏りによる 栄養不足 の視点 ○ 支援物資 ○ 要配慮者の 要配慮者の健康状態に 健康状態に合わせた 避難所の 避難所の移動 ○ 仮設住宅の 仮設住宅の孤独死 アルコール中毒、 被災者 うつ病、自殺 の視点 ○ こどもをはじめとする メンタルヘルス 3 東日本大震災を踏まえた被害想定の見直し 「徳島県 南海トラフ巨大地震 被害想定」 人的被害 ◇ 死者 31,300人 人 (うち、 人) うち、津波によるもの 津波によるもの 26,900人 ◇ 負傷者 19,400人 人 (うち、 人) ⇒ 新規入院需要者 9,300人 人 うち、重傷者 5,900人 避難者 ◇ 当日 310,600人 人 (うち、「 人 「避難所外」 人) うち、「避難所 、「避難所」 避難所」 202,200人 避難所外」 108,400人 ◇ 1週間後 362,600人 人 (うち、「 人 「避難所外」 人) うち、「避難所 、「避難所」 避難所」 226,500人 避難所外」 136,100人 ◇ 1ヶ月後 人 (うち、「 人 「避難所外」 人) 1ヶ月後 341,700人 うち、「避難所 、「避難所」 避難所」 239,200人 避難所外」 102,500人 建物被害 ◇ 全壊 116,400棟 棟 ⇒ 応急仮設住宅必要数 70,200戸 戸 その他被害 その他被害 ◇ ライフライン <直後> %、停電 %、固定電話不通 % 直後> 断水 92%、 %、停電 98%、 %、固定電話不通 98% ◇ 孤立集落 140集落発生 集落発生 4 目指す姿 災害サイクル 災害サイクル 発災 ○ これまでの災害医療 これまでの災害医療 静穏期 (平時) 急性期 (~1週間) 医療・防災関係機関が連携 救助・救急体制、急性期医療 亜急性期 (2~3週間) 慢性期 (2~3年) ◎ これからの災害医療 これからの災害医療(全国に先駆け展開) 「時間軸」 時間軸」・「連携分野」 連携分野」を拡大 目標 ◇ 平時から 平時から災害時 から災害時へ 災害時へ、災害時から 災害時から平時 から平時へ 平時へ、 つぎ目 つぎ目のない「 のない「シームレス」 シームレス」な医療を 医療を提供 ◇ 医療関係者だけでなく 医療関係者だけでなく「 だけでなく「地域ぐるみ 地域ぐるみ」 ぐるみ」による 医療提供体制を 医療提供体制を構築 5 検討の進め方 戦略的災害医療プロジェクト 戦略的災害医療プロジェクト会議 プロジェクト会議 「基本戦略」 基本戦略」を検討 取組み 取組み分野 ① 災害医療力の 災害医療力の強化 ② 情報共有機能の 情報共有機能の強化 モデル地域 モデル地域での 地域での実証 での実証 ③ 既存資源の 既存資源の利活用 ④ 災害医療支援ビジネスモデルの 災害医療支援ビジネスモデルの創出 ビジネスモデルの創出 ワークショップ方式 ワークショップ方式により 方式により 地域特性に 地域特性に応じたモデル的 じたモデル的な取組みを 取組みを実証 みを実証 地域の 地域の選定 ◇ 「災害や 災害や医療条件の 医療条件の厳しい地域 しい地域」 地域」 かつ「 かつ「活発な 活発な地域活動が 地域活動が期待される 期待される地域 される地域」 地域」を選定 ① 甚大な 沿岸地域」 甚大な津波被害が 津波被害が想定される 想定される「 される「沿岸地域」 ② 風水害等で 風水害等で集落の 集落の孤立が 孤立が懸念される 懸念される「 される「内陸の 内陸の中山間地域」 中山間地域」 6 取組みの方向性 ① 災害医療力の 災害医療力の強化 ◇ DPAT(災害派遣精神医療 DPAT(災害派遣精神医療チーム 災害派遣精神医療チーム) チーム)の創設 ◇ 「災害医療コーディネーター 災害医療コーディネーター・ コーディネーター・DMAT」の DMAT」の強化 ◇ 西部圏域「 西部圏域「災害医療後方支援体制」 災害医療後方支援体制」の構築 ◇ 南部圏域「 南部圏域「災害医療受援体制」 災害医療受援体制」の構築 ◇ 自衛隊等と 自衛隊等と連携した 連携した機動力 した機動力の 機動力の強化 (夜間救急搬送訓練など) ◇ 災害時要配慮者対策の 災害時要配慮者対策の強化 ◇ 住民等によるロジスティック 住民等によるロジスティック機能 によるロジスティック機能の 機能の強化 (避難所運営リーダー、災害時コマンダーなど) 7 取組みの方向性 ② 情報共有機能の 情報共有機能の強化 ◇ 「災害時情報共有システム 災害時情報共有システム」 システム」の機能拡張 ⇒ 参加機関の 参加機関の拡大 ◇ 戦略的災害医療“ 戦略的災害医療“G空間” 空間”プロジェクト ・災害情報などの 「地域SNS」活用検討 ・コールセンター、 ネット通販システム などの活用検討 8 取組みの方向性 ③ 既存資源の 既存資源の活用 ◇ フェリーの災害時多目的利用 フェリーの災害時多目的利用の 災害時多目的利用の検討 ◇ 県産木材を 県産木材を活用した 活用した 「快適な 快適な避難所 ・ 仮設住宅」 仮設住宅」の提供 ◇ 急速展開テントを 急速展開テントを活用 テントを活用した 活用した モバイル型 モバイル型「災害医療空間」 災害医療空間」の創設 災害医療支援ビジネスモデルの 災害医療支援ビジネスモデルの創出 ビジネスモデルの創出 ◇ 県産食材を 県産食材を用いた「 いた「おいしい防災備蓄食品 おいしい防災備蓄食品」 防災備蓄食品」の開発 ◇ 先端介護用品( 先端介護用品(パワースーツなど) パワースーツなど)の 導入可能性の 導入可能性の検討 ◇ 展示会等による 展示会等による普及 による普及やビジネスマッチングの 普及やビジネスマッチングの実施 やビジネスマッチングの実施 9 「モデル地域」における方向性 ① 【内陸部】 内陸部】 美馬市「 美馬市「木屋平地区」 木屋平地区」 地域特性・課題 ・地震や集中豪雨の山腹崩壊で集落が孤立 ・孤立地区における情報手段の確保 ・有償運送サービスや薬局運営などNPO活動が活発 取組み(案) ◇ 防災資源 防災資源や や要配慮者に 要配慮者に関する 「見える化 える化マップづくり」 マップづくり」と その更新 その更新システム 更新システムの システムの構築 ◇ 情報手段確保の 情報手段確保の検討 アマチュア無線の活用 「G空間プロジェクト」SNSの活用 ◇ 医療関係者 医療関係者も も含めた 自主防災組織 自主防災組織主体 災組織主体の 主体の訓練 あわせて、 あわせて、西部圏域における 西部圏域における 「災害医療後方支援」 災害医療後方支援」の構築 10 「モデル地域」における方向性 ② 【沿岸部 】 美波町「 美波町「阿部地区」、 阿部地区」、海陽町 」、海陽町「 海陽町「四方原地区」 四方原地区」 地域特性・課題 ・甚大な津波被害により集落が孤立、多くの家屋が被災 ・多数の避難者、長期避難を想定した避難所運営 ・自主防災組織を中心に地域を挙げた避難対策を推進 取組み(案) ◇ 災害関連死、 災害関連死、疾患を 疾患を予防するための 予防するための 避難所モデル 避難所モデル(人材・環境)の構築 ◇ 既存資源の 既存資源の活用モデル 活用モデル検討 モデル検討 阿波尾鶏による備蓄食品 阿波尾鶏による備蓄食品 県産木 県産木材による快適避難所 阿部地区 ◇ 災害医療受援体制の 災害医療受援体制の具体化 【 四方原地区 】 海南病院・海部病院を核とした 災害医療訓練 四方原地区 11 検討スケジュール 戦略的災害医療プロジェクト 戦略的災害医療プロジェクト会議 プロジェクト会議 <今年度> 今年度> 第1回 7月 第2回 10月頃 10月頃 第3回 2月頃 モデル地域 モデル地域での 地域での実証 での実証 内陸地域 8月~ 沿岸地域 10月頃 10月頃~ 月頃~ 中間とりまとめ 中間とりまとめ <H27 <H27年度 27年度> 年度> 第4回 第5回 6月頃 9月頃 最終とりまとめ 最終とりまとめ 成 果 戦略的な 戦略的な災害医療パッケージを 災害医療パッケージを取 パッケージを取りまとめ 県下に 県下に普及、 普及、全国に 全国に発信! 12 < 参考資料( 参考資料(1)> 南海トラフ 南海トラフ巨大地震 トラフ巨大地震 被害想定 13 被害想定の見直し 県 県 被害想定 H17.3 前 回 国 M 8.6 死者数 4,300人 4,300人 建物全壊 49,700棟 棟 建物全壊 49,700 H24. 3.31 津波高( 津波高(概略) 概略) H24. 8.29 津波高・・浸水域( .29 津波高 浸水域(最終) 最終) 県 国 H24.10.31 津波浸水想定 津波浸水想定 ★ 浸水域 201k㎡ 201k㎡ H24. 8.29 被害想定( 被害想定(一次) 一次) H25 被害想定( (二次) H25. 3.18 被害想定 二次) 県の地質・ 地質・建物・ 建物・人口分布反映 <日本観測史上最大> 日本観測史上最大> M 9.0 <想定地震> 想定地震> 南海トラフ 南海トラフ 最 終 エリアで エリアで全国初 全国初 【全国】 全国】 死者 32万人 32万人 避難者 950万人 950万人 H25.7.31 被害想定( 被害想定(一次) 一次) ★ 震度分布 見直し 見直し 必要 高知県 黒潮町 津波高34 津波高34m 34m 県の最新地形データ 最新地形データ反映 データ反映 東日本大震災 H23.3.11 暫 東日本大震災 定 9ヶ月後 9ヶ月後 国による想定 による想定を 想定を後押し 後押し <想定地震> 想定地震> 東南海・ 東南海・南海 二連動地震 H23.12.21 津波高 H24. 1.20 津波浸水予測図 県 ★ 液状化危険度分布 死者数 死者数 31,300人 31,300人 最 終 建物全壊 建物全壊 116,400棟 116,400棟 南海トラフ 南海トラフ巨大地震 トラフ巨大地震 M 9.0 H25.11.25 被害想定( 被害想定(二次) 二次) 断水 92% 92% 停電 98% 98% 避難者 36万人 36万人 最 終 14 徳島県 南海トラフ 南海トラフ巨大地震 想定結果(第一次) 第一次) トラフ巨大地震 想定結果( 液状化危険度分布図 震度分布図 津波浸水想定 H25.7.31公表 公表 H25.7.31公表 公表 (H24.10.31公表 公表) 公表) 想 想定 定項 項目 目 想 想定 定ケ ケー ース ス ○ 建物被害 ・ 全壊棟数 ・ 半壊棟数 ○ 人的被害 ・ 死者数 ・ 負傷者数 (大規模半壊含む) ・ 重傷者数 死 者 数 <内訳>・揺れ 60,900棟 ・液状化 540棟 ・急傾斜地 360棟 ・津波 42,300棟 ・火災 12,300棟 ○ 内閣府の想定手法 ○ 冬深夜 → 人的被害 最大 ○ 夏12時 ○ 冬18時 → 建物被害 最大 建物全壊棟数 建物全壊棟数 ・・ 死者数 死者数 等 等 全壊棟数: 全壊棟数:116,400棟 116,400棟 想 想定 定手 手法 法 ○ 本県の詳細データ ((最大ケース 最大 ケース 最大ケース ケース) 最大ケース) ケース)) 負 傷 者 数 31,300人 31,300人 19,400人 19,400人 <内訳>・揺れ 18,300人 ・急傾斜地 40人 ・津波 310人 ・火災 800人 <内訳>・揺れ 3,900人 ・急傾斜地 30人 ・津波 26,900人 ・火災 470人 15 徳島県 南海トラフ 南海トラフ巨大地震 トラフ巨大地震 想定結果( 想定結果(第二次) 第二次) H25.11.25公表 公表 H25.11.25公表 公表 「ライフライン」被害 断水 92% 92% 上水道 直後 1日後 1週間後 1ケ月後 1ケ月後 給水人口 断水率 断水率 断水率 断水率 (人) 断水人口 断水人口 断水人口 断水人口 (%) (%) (%) (%) 749,300 電 92 689,000 73 547,700 56 417,800 22 165,500 停電 98% 98% 力 1週間後 直後 1日後 4日後 電灯軒数 停電率 停電率 停電率 停電率 (軒) 停電軒数 停電軒数 停電軒数 停電軒数 (%) (%) (%) (%) 415,300 98 408,900 通信(固定電話) 回線数 (回線) 215,800 72 300,400 47 197,000 38 159,300 不通 98% 98% 直後 1日後 1週間後 不通率 (%) 不通 回線数 不通率 (%) 不通 回線数 不通率 (%) 98 212,500 75 162,000 34 不通 回線数 73,300 1ケ月後 1ケ月後 不通率 (%) 14 不通 回線数 31,200 16 徳島県 南海トラフ 南海トラフ巨大地震 トラフ巨大地震 想定結果( 想定結果(第二次) 第二次) H25.11.25公表 公表 H25.11.25公表 公表 「交通施設」被害 道 路 津波浸水域 外 津波浸水域 延長 (km) 被害箇所数 (箇所) 延長 (km) 3,250 690 11,760 鉄 940 15,020 1,600 道 津波浸水域 津波浸水域 外 延長 (km) 被害箇所数 (箇所) 延長 (km) 57 110 172 港 道路 被害箇所数 総延長 被害箇所数 (箇所) (km) (箇所) 路線 被害箇所数 総延長 被害箇所数 (箇所) (km) (箇所) 430 550 229 湾 ① 岸壁・その 岸壁・その他係留施設 ・その他係留施設 岸壁 その他 その他 係留施設 総バース数 被害バース数 総バース数 被害バース数 76 60 207 160 ② 防波堤 総延長 (m) 被災延長 (m) 13,280 6,000 (被災イメージ:東日本大震災) 徳島県 南海トラフ 南海トラフ巨大地震 トラフ巨大地震 想定結果( 想定結果(第二次) 第二次) 17 H25.11.25公表 公表 H25.11.25公表 公表 「その他」被害(1) 避難者 夜間人口 警報解除後 当日 〔避難所 〔避難所〕 避難所〕 785,491 <最大ケース:冬18時> (人) 1ヶ月後 1ヶ月後 〔避難所 〔避難所〕 避難所〕 【合計】 合計】 202,200 【合計 (避難所 外) 1週間後 310,600 108,400 〔避難所 〔避難所〕 避難所〕 【合計】 合計】 226,500 【合計 (避難所 外) 136,100 【合計】 合計】 102,500 【合計 362,600 (避難所 外) 341,700 239,200 県人口の46 県人口の46% の46% 医療(入院需要者) 帰宅困難者 <最大ケース:冬18時> (人) 重傷者数 4,700 死者の1割 2,500 要転院 患者数 2,100 合計 9,300 (人) 40,600 ~ 50,400 18 徳島県 南海トラフ 南海トラフ巨大地震 トラフ巨大地震 想定結果( 想定結果(第二次) 第二次) H25.11.25公表 公表 H25.11.25公表 公表 「その他」被害(2) 応急仮設住宅 廃棄物等 重量換算(万トン) <最大ケース:冬18時> 災害 廃棄物 津波 堆積物 計 全戸数(戸) 応急仮設住宅 必要戸数(戸) 1,000 550 ~ 1,200 1,600 ~ 2,200 302,100 70,200 年間 ごみ総排出量 ごみ総排出量 38年分 38年分 年間 住宅着工数 20年分 20年分 孤立集落 孤立可能性の ある集落数 経済被害 (億円) 孤立集落数(集落) 農村 漁村 合計 64,000 465 117 23 140 県内総生産額 2.3年分 19 < 参考資料( 参考資料(2)> 徳島県の 徳島県の「災害医療体制」 災害医療体制」 20 医療体制 □ 災害拠点病院 (11病院) 【西部圏域】 西部圏域】 つるぎ町立半田病院 徳島県立三好病院 【東部圏域】 東部圏域】 【南部圏域】 南部圏域】 徳島県立中央病院(基幹) 徳島赤十字病院 徳島大学病院 阿南医師会中央病院 徳島市民病院 徳島県立海部病院 徳島県鳴門病院 海南病院 麻植協同病院 □ 災害医療支援病院 (8病院) ・「災害拠点病院」を支援・補完する医療機関 ・本県独自の制度として平成24年度から指定 【西部圏域】 西部圏域】 ホウエツ病院 市立三野病院 【東部圏域】 東部圏域】 【南部圏域】 南部圏域】 田岡病院 阿南共栄病院 阿波病院 上那賀病院 【専門分野】 専門分野】 徳島病院 東徳島医療センター ※人工呼吸器患者等の対応など □ 広域搬送拠点臨時医療施設 SCU (2箇所) (県内で対応が困難な重症患者を、自衛隊の航空機やヘリで県外に運び出すための拠点) 徳島阿波おどり空港(徳島市) あすたむらんど徳島(板野町) 21 麻植協同病院 徳島県鳴門病院 東徳島医療センター 阿波病院 あすたむらんど徳島 徳島阿波おどり空港 ホウエツ病院 徳島病院 徳島市民病院 つるぎ町立半田病院 S S 田岡病院 市立三野病院 徳島県立中央病院 徳島大学病院 徳島赤十字病院 徳島県立三好病院 阿南医師会中央病院 阿南共栄病院 上那賀病院 災害拠点病院 災害医療支援病院 S 広域搬送拠点 徳島県立海部病院 海南病院 22 23 <災害時コーディネーター(4分野)の指定状況> ・災害医療コーディネーター (40名) 総括CN(4名)、地域CN(36名) ※専門分野CN(透析、歯科、在宅酸素)も指定 ※今年度末、さらに「歯科、在宅酸素」の専門分野CNを追加指定 ・保健衛生コーディネーター (38名) 総括CN(1名)、総括サブCN(7名) 圏域CN(6名)、圏域サブCN(24名) ・薬務コーディネーター (41名) 総括CN(1名)、統括サブCN(2名)、地域CN(19名) 地区CN(19名)※薬剤師会も指定 ・介護福祉コーディネーター (22名) 総括CN(2名)、総括サブCN(4名) 圏域チーフCN(3名)、圏域サブCN(13名) 24 <災害時情報共有システム> ◇ 情報共有の環境等 ・入力及び閲覧は、インターネット経由で、携帯電話又はPCから行う。 各市町村から 携帯電話・PCで入力 ◇システム参加者 入力 ・行政(県、市町村) サーバ ・医療機関(県内の全114病院) ◇共有情報 ・医療機関の被災状況,自治体の庁舎被害, 体制情報,避難情報,避難所開設情報, 個別被災箇所情報など ・外部システム連携により,道路通行規制, 河川水位, ダム水位,雨量 ・これらの情報を地図上に重ね合わせて表示, 共有するとともに,一覧表示や時系列表示 にも対応 県や各市町村は、パソコン、携帯電話から入力された情報を 同じように確認することが可能 25 <医療機関の状況> 26 【平時】災害医療訓練の実施 DMAT(災害派遣医療チーム)、消防機関、自衛隊などと 連携した災害医療訓練を実施。 【地震発生】 ➡ ➡ ➡ 徳島県災害対策本部を設置 医療活動支援班(医療救護活動の本部)を設置 県内医療機関に、災害時情報共有システムへ被災状況の 入力要請(情報収集) ➡ 厚生労働省・非被災県などへ人員・物資などの応援要請 27 28
© Copyright 2024 ExpyDoc