No.83 1 公益社団法人日本水難救済会との 合同「洋上救急」慣熟訓練を実施 機内収容シミュレーション 平成27年2月13日(金)、第三管区海上保安本部は、公益社団法 人日本水難救済会と合同で、羽田航空基地において、「洋上救急」 慣熟訓練を実施しました。洋上救急事業は、緊急に医師の加療を要 する船舶の傷病者に対する迅速な洋上救急往診を目的として、昭和 60年10月1日から日本水難救済会が事業主体となり、医療機関と海 上保安庁等が連携協力し実施されており、平成26年末現在までに 806件の救助要請に対して、医師・看護師1,543名、当庁巡視船艇 575隻及び航空機999機が出動し、836名の傷病者に対する医療活動 が行われています。 2 犬吠埼にて2つ目の登録有形文化財を祝う 霧笛舎 犬吠埼灯台 平成27年2月3日(火)、犬吠埼灯台構内において「旧犬吠埼霧信 号所霧笛舎」の文化財登録証及び登録プレートの伝達式が行われま した。この霧笛舎は、明治43年4月1日に設置され、平成20年3月31 日に役目を終えるまでの98年間、特に春先から初夏の濃霧発生の時 期に犬吠埼から、音響を船舶に向けて発する霧信号所として活躍し ました。平成22年4月28日に登録有形文化財に登録された犬吠埼灯 台に続き、霧笛舎についても平成26年12月19日に登録されました。 ○かいほニュースは海上保安庁ホームページでもご覧いただけます。 http://www.kaiho.mlit.go.jp/doc/hakkou/kaihonews/top.html 海上保安庁 〒100-8976 東京都千代田区霞が関2-1-3 03-3591-6361(代表) 1 平成27年3月18日発行 No.83 平成27年3月18日発行 3 海上保安大学校 恒例の耐寒訓練始まる 4 巡視船そうや オホーツク海南西海域の 海氷観測を行う 平成27年1月19日(月)から平成27年1月30日(金)(土、日を除 く。)の10日間、海上保安大学校では、毎年恒例の耐寒訓練を行い ました。訓練では冷え込みの厳しい中、1学年から3学年の本科学生 及び特修科研修生196名(うち女性25名)が、柔道、剣道、逮捕 術、長距離走、端艇の各班に別れ、体力練成に励みました。 「巡視船そうや」は、今年も平成27年2月12日(木)から2月18日 (水)までの7日間、オホーツク海において海氷観測を行いました。 第一管区海上保安本部海洋情報部のほか、北海道大学低温科学研究 所、北見工業大学工学部の研究者が乗船し、海水や氷の採取、氷の 厚さや形状の分析、それに加えて氷の成分の調査、水温や潮流の測 定、搭載ヘリによる海氷の分布や種類の観測など、多岐にわたる観 測を実施しました。 ○かいほニュースは海上保安庁ホームページでもご覧いただけます。 http://www.kaiho.mlit.go.jp/doc/hakkou/kaihonews/top.html 海上保安庁 〒100-8976 東京都千代田区霞が関2-1-3 03-3591-6361(代表) 2
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