(航空業務に関する日本国とカンボジア王国との間の協定に関する 交換公文) (参考) (日 本側書簡) ( 航 空 業 務 に 関 す る 日 本 国 と カ ン ボ ジ ア 王 国 と の間 の 協 定 に 関 す る 交 換 公 文 ) (訳文) 書 簡を も っ て 啓 上 い た し ま す 。 本 使 は 、 本 日 署 名 さ れ た 航 空 業 務 に 関 す る 日 本 国 と カ ン ボ ジ ア 王 国 と の間 の協定(以下「協定」という。)に言及するとともに、日本国政府及びカンボジア王国政府の代表者の間で 到 達 し た 次 の 了 解 で あ っ て 、 日 本 国 及 び カ ンボ ジ ア 王 国 の そ れ ぞ れ の 国 に お い て 施 行 さ れ て いる 法 令 の 範 囲 協 定 の 一 方 の締 約 国 の 指 定 航 空 企 業 は 、 協 定 業 務 の 運 営 に 関 連 し て 他 方 の 締 約 国 の 領 域 内 に お い て 得 た 職 員 そ の 他 航 空 業 務 の提 供 に 必 要 な 専 門 職 員 を 派 遣 し 、 及 び 置く こ と が で き る 。 協 定 の 一 方 の 締 約 国 の 指 定 航 空 企 業 は 、他 方 の 締 約 国 の 領 域 内 に あ る 支 店 に 管 理 職 員 、 技 術 職 員 、 運 航 並びに協定業務の運営に必要な活動に従事することを許される。 協定の一方の締約国の指定航空企業は、他方の締約国の領域内において、支店を設置し、及び維持し、 内で 実 施 され るも のを日 本 国 政 府に 代わ って 確認す る 光栄を 有 しま す。 1 2 3 一 4 5 二 収入のうち支出を超える部分を、送金の時の公の市場における為替換算率により、交換可能な通貨で自由 に送金し、並びに協定業務の運営のため外貨通貨建て及び交換可能な内国通貨建ての預金勘定を開設し、 及 び 維 持 す るこ と を 許 さ れ る 。 協 定 の一 方 の 締 約 国 の 政 府は 、 他 方 の 締 約 国 の 指 定 航 空 企 業 が 、 当 該 一 方 の 締 約 国 の 権 限 の あ る 当 局 の 付することのある合理的な制限に従うことを条件として、自ら地上取扱業務を提供すること、その業務の 全 部 若し く は 一 部 を 他 の 航 空 企 業 、 他 の 航 空 企 業 の 支 配 下 に あ る 機 関 若 し く は 代 理 業 者 で あ っ て 当 該 権 限 のある当局の認可を受けたものに委託すること又はその業務を当該権限のある当局に委託することのいず れ か を 選 択 す るこ と が で き る よ う 最 善 の 努 力 を 払 う 。 この書簡の適用上、「領域」、「指定航空企業」及び「協定業務」とは、それぞれ、協定第一条1に定 める意味を 有する 。 本使は、更に、この書簡及び前記の了解をカンボジア王国政府に代わって確認される閣下の返簡が両政府 間の合意を構成するものとみなし、その合意が協定 の 効力発 生の日 に効力を生ずるこ とを提案する光栄を 有 します。 日 本国 特 命 全 権 大 使 カ ンボ ジ ア 王 国駐 在 本使は、以上を申し進めるに際し、ここに閣下に向かって敬意を表します。 マオ・ハーバナル閣下 二千十五年一月十四日にプノンペンで カ ン ボ ジ ア 王国 民間航空庁長官 隈 丸優 次 三 (訳文 ) ( カ ンボ ジ ア 側書 簡 ) 四 書簡をもって啓上 いたします。本長官は、本日付けの閣下 の次の書簡を 受領したこ とを確認する光栄を 有 します。 (日 本側書簡) 本 長 官 は 、 更 に 、 閣 下 の 書 簡 に 記 載 さ れ た 了 解 を カ ン ボジア 王国政 府に代わ って 確認 すると と もに 、閣下 の書簡及びこの返簡が両政府間の合意を構成するものとみなし、その合意が航空業務に関するカンボジア王 国と 日 本国と の間 の協定 の効力発 生 の日 に効力を 生ず るこ と に同 意 する 光栄を 有 します 。 本 長 官 は 、 以 上 を 申 し 進 める に 際 し 、 こ こ に 閣 下 に 向 か っ て 敬意 を 表 し ま す 。 隈 丸 優 次閣 下 二千十五年一月十四日にプノンペンで カ ン ボ ジ ア 王国 駐 在 日本国特命全権大使 カ ン ボ ジ ア 王国 民間航空庁長官 マオ・ハーバナル 五
© Copyright 2024 ExpyDoc