健全で活力ある伊勢湾の再生に向けて

平成27年3月20日
伊勢湾再生推進会議
NEWS
RELEASE
健全で活力ある伊勢湾の再生に向けて
~第9回伊勢湾再生推進会議を開催します~
1.概
要
:
“ 健 全 で 活 力 あ る 伊 勢 湾 の 再 生 ”を め ざ し 、広 く 流 域 圏 の 人 と 森・川・海 が 連 携
し て 再 生 に 向 け た 取 組 み を 推 進 す る た め 、 平 成 18 年 2 月 に 中 部 地 方 整 備 局 が 中
心となり、伊勢湾再生推進会議※を設置しました。
現 在 、同 会 議 が 策 定 し た『 伊 勢 湾 再 生 行 動 計 画 』に 基 づ き 、伊 勢 湾 再 生 に 向 け た
取 組 み を 、大 学 の 研 究 者 や 環 境 活 動 な ど を 行 う 地 域 の 皆 さ ん と 連 携 し な が ら 、見 直
しを加えつつ、継続的に進めてきているところです。
今 年 度 は 、下 記 の と お り 、各 構 成 機 関 が 行 う 伊 勢 湾 再 生 に 寄 与 す る 事 業 の 実 施 状
況とモニタリング結果、次年度の取組み方針について話し合います。
2.日
時
:
平成27年3月27日(金)
3.場
所
:
名古屋合同庁舎第 2 号館
10:00~11:30(予定)
8階共用大会議室
(名古屋市中区三の丸2-5-1)
4.添付資料
:
伊勢湾再生行動計画の概要(別紙)
5.配 付 先
:
中部地方整備局記者クラブ、名古屋港記者クラブ
6.取
材
:
会議の撮影は冒頭挨拶までとさせていただきます。
問合せ先
:
伊勢湾再生推進会議事務局
国土交通省中部地方整備局企画部
( ℡ : 052-953-8129 )
環境調整官
石原
篤
建設専門官
日置 龍朗
※ 伊勢湾再生推進会議の構成機関
国土交通省 中部地方整備局
海上保安庁 第四管区海上保安本部
内閣官房 内閣官房副長官補付
農林水産省 東海農政局
林野庁 中部森林管理局
水産庁 漁港漁場整備部
経済産業省 中部経済産業局
環境省 中部地方環境事務所
岐阜県
愛知県
三重県
名古屋市
名古屋港管理組合
四日市港管理組合
別 紙
伊勢湾再生行動計画の概要
1.策定の背景
伊勢湾は、急速な経済発展による環境への負の影響を受け、水質汚濁の慢性化、生
態系への影響が懸念されています。
こ の よ う な 伊 勢 湾 の 再 生 に 向 け て 、伊 勢 湾 流 域 圏 の 産 官 学 と 沿 岸 域 及 び 流 域 の 人 々 、
NPO等の多様な主体が協働・連携して取組みを推進するために、平成18年2月に
関 係 省 庁 及 び 関 係 地 方 公 共 団 体 等 か ら な る「 伊 勢 湾 再 生 推 進 会 議 」が 設 置 さ れ ま し た 。
伊勢湾再生推進会議は、平成19年3月に「伊勢湾再生行動計画」を策定しました。
2.伊勢湾再生行動計画の概要
○スローガン
「 人 と 森・川・海 の 連 携 に よ り 健 全 で 活 力 あ る 伊 勢 湾 を 再 生 し 、次 世 代 に 継 承 す る 」
○目標
「伊勢湾の環境基準の達成を目指し、多様な生物が生息・生育する、
人々が海と楽しく安全にふれあえる、美しく健全で活力ある伊勢湾の再生」
○基本方針
伊勢湾再生の目標を達成するため、以下に示す3つの基本方針に沿って行動する。
1.健 全 な 水 ・ 物 質 循 環 の 構 築
沿岸域及び流域の人々の適切な水の使用、汚濁負荷の削減、森林、農用地
等の保全・整備、海域の底質改善、水質改善機能の保全・再生・創出等を行
う。これにより、伊勢湾流域圏の健全な水・物質循環を構築する。
2.多 様 な 生 態 系 の 回 復
生 物 の 生 息 ・生 育 す る 干 潟 、 浅 場 、 藻 場 等 の 保 全 ・ 再 生 ・ 創 出 等 を 行 い 、
多様な生態系と漁業生産の回復を図る。
3.生 活 空 間 で の 憩 い 、 安 ら ぎ 空 間 の 拡 充
地域の活性化、自然や歴史的・文化的資源の保全に配慮して、沿岸域及び
流域の人々が海辺に親しめる水際線、緑地、景観の形成を図るとともに、人
と海のふれあいの場や機会を創出することで、生活空間において安全で憩い
・安らぎを得られる空間を拡充する。
○推進体制
伊勢湾再生推進会議、各関係行政機関及び沿岸域及び流域の人々、NPO、企業
及び大学等研究機関が協働・連携を図っていく。
○計画期間及び計画対象範囲
計画期間
平成19年度から10年間
計画対象範囲
伊勢湾流域圏(伊勢湾及び伊勢湾流域を総合したもの)
○フォローアップ
各主体の取組み状況を的確に把握するとともに、新たな知見やモニタリング結果
等を計画に反映させ、伊勢湾再生の着実な進捗に努める。
フォローアップ、中間評価及び最終評価の予定
1.フ ォ ロ ー ア ッ プ ( 毎 年 度 )
・各機関による行動計画の実施状況報告
・行動計画推進にあたっての課題整理
・汚濁機構解明等の研究成果報告
2.中 間 評 価
・第1回
平成22年度
・第2回
平成25年度
3.最 終 評 価
・平成28年度
伊勢湾
伊勢湾流域
伊勢湾流域圏
行動計画の策定と評価時期