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神山町人事評価制度構築・導入支援業務仕様書
平 成 27年 3月
神山町総務課
1.業務名
神山町人事評価制度構築・導入支援業務
2.目的
地方公務員法が平成26年5月に改正され、人事評価制度の実施とその結果を基礎
とした人事処遇への反映が地方公務員に義務付けられたことに伴い、神山町において
も人事評価制度の構築に取り組み、今後の人的資源管理に活用するとともに、良質な
町民サービスを提供するため、職員の行動変革と能力開発を促す制度構築をすること
を目的とする。
3.契約期間
業務締結日から平成28年3月25日までとする。
4.委託業務の内容
(1)基礎調査
①
人事評価制度の構築にあたり、基礎調査を実施する。
②
全職員にアンケート調査を実施し、人事管理・職場管理・職場研修等における
問題点を把握し、構築する人事評価制度の方向性を検討する。なお、コンサル側
から基本案を提示し、アンケートの作成及び集計を実施する。
③
「町民が期待する町職員」をテーマに町民に意見を募集し、職員の人材育成ニ
ーズを把握する。なお、コンサル側から基本案を提示し、アンケートの作成及び
集計を実施する。
(2)トップヒアリング
町長・副町長・教育長等にヒアリングを実施し、構築する人事評価制度の基本
的な方向性を検討する。
①
業務の特殊性を踏まえた評価のあり方の聞き取り。
②
求める職員像及びそれに必要な能力要件・行動要件などを踏まえた評価のあり
方の聞き取り。
(3)制度の検討
事務局打合せに加え、検討委員会を立ち上げ、具体的な制度の検討を実施する。
検討委員会は概ね3回開催し、コンサル側から基本案を提示し、この基本案を事
務局、検討委員会で協議、検討を通じて修正する方法をとる。また、協議において
は、関係者(管理職等)の参加を求めるなど、必要な情報を適時収集する。
なお、策定業務の進行上、回数が増減した場合には、実態に即した対応を行うも
のとする。
(4)神山町に即した制度の構築
基礎調査・トップヒアリング・検討結果等を踏まえ、基本的な制度の方針を示す
とともに、事務局との協議及び検討委員会を通じて、最適な人事評価制度・目標管
理制度を具体的に設計する。
①
求める職員像とその能力要件・行動要件(コンピテンシー)の整理
②
目標管理シート、人事評価シートなどの様式類、マニュアルの設計
③
人事評価制度・目標管理制度のまとめ
(5)制度説明会・研修会の実施
①
基本的な制度が決定した段階で、全職員が人事評価制度に必要な基礎知識や考
え方を学ぶとともに、制度の概要と運用の流れを明確にする説明会を実施する。
研修プログラム例
時
間
主
な
内
容
研修形式
1.地方公務員法改正の概要
2時間程度
2.人事評価制度の基本
①業績評価と能力評価
(1日2回)
講義・演習
②神山町の人事評価制度
3.人事評価システムによる運用
②
課長・課長補佐を中心とした「評価者」研修会を実施し、職員に納得される人
事評価とするため、基準の設計及び適用の両面における客観性、公平性の確保の
方法を学習する。
研修プログラム例
時
間
主
な
内
容
研修形式
1.業績評価と能力評価
3時間程度
2.評価の範ちゅう
①評価事例演習
(1日2回)
②評価する際の留意点、評価エラー
3.人事評価シートの記載方法
講義・演習
(6)試行運用
試行運用が円滑に且つ、効果的、効率的に実施できるよう、スケジュールの提
案、必要資料、情報の提供を行う。
また、試行運用後は、評価結果の取りまとめ及び制度の問題点等を明確にし、
制度の見直し修正案等を明示する。
(7)試行運用の支援
評価の方法、シートの記載方法、実際にシートを作成する際に必要となる具体
的な知識等を事務局、評価者及び職員に対し支援を行うものとする。
(8)その他人事評価制度構築・支援に必要な業務
上記(1)~(7)以外に人事評価制度構築・支援に必要と思われる業務実施
する。
5.スケジュール
以下に示すスケジュールで行うことを想定している。
詳細なスケジュールについては、受託者との協議により決定するものとする。
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
基礎調査
職員アンケート
住民アンケート
トップヒアリング
検討委員会
○
○
○
制度の構築
制度説明会
評価者研修
試行運用
見直・改正
6.成果品
業務報告書(A4版紙媒体一式、電子媒体一式)
7.委託料の支払い
委託金額の支払いは、成果品の内容を確認したうえ一括で支払う。
8.その他
受託者は、本仕様書の内容及び本仕様書に明示しない項目について疑義が生じたと
きは、速やかに町と協議のうえ、町の意図を十分に理解し、業務を遂行するものとす
る。