資料3 石垣市新庁舎建設 基本構想の 概要について 基本構想 平成26年2月策定 策定の背景 ・建物の老朽化 ・庁舎内の狭隘化、バリアフリー対応への限界 ・建物の耐力度不足 ・庁舎分散化による非効率 解消策 建て替え 本庁舎 築44年 教育委員会 築43年 統合 複合化 2 位置関係 ・敷地面積 : 987㎡ ・延床面積 : 630㎡ ・敷地面積 : 10,373㎡ ・延床面積 : 6,109㎡ 3 現庁舎の現状と市民意向 現庁舎の課題 市民意向 分散化・複雑な課の配置による市民サービスの非効率化 駐車場の狭隘化 バリアフリー対応の限界 防災拠点としての整備の必要性 老朽化・耐力度不足 市民の交流の場としての多様な機能の必要性 事務室の狭隘化 石垣市のシンボルとしての市役所 4 基本理念および基本方針 基本理念 み ん な が 集 う 石 垣 市 の ラ ン ド マ ー ク 開かれた市役所 ■わかりやすく、入りやすい市役所 ■市民にやさしく、充実したサービス ■効率的な執務環境 ■行政を身近に感じられる市役所 ■市民同士の交流・情報交換の場 市民の誇り ■石垣市のシンボルとなる市役所 ■市民と観光客との交流の場 ■歴史や文化の継承・創出をする市役所 ■観光名所としての市役所 安心と信頼 ■クリーンエネルギーの導入 ■災害時の防災拠点としての機能 ■まちづくりの中心的役割 複合施設 ■憩い・利便性・観光振興を備えた施設 5 施設規模の算出 起債事業費算定面積 総務省の「起債事業費算定基準」に基づき、以下を前提条件に必要な ・職員数 延床面積を算出 ・公用車台数 ・議員定数 本庁舎:10,165.5㎡ 教育委員会:1,409.2㎡ 新庁舎に必要な面積 11,574.7㎡ 12,470㎡ その他必要な面積 総務省の基準では補えないものを、その他必要な面積として追加する。 ・交流スペース ・多目的スペース ・防災スペース ・金融機関スペース 885㎡ ・憩いスペース ・備蓄倉庫 6 概算事業費の算出 以下の2パターンでシミュレーション 現地建て替え 移転建て替え ①仮庁舎建設 ①用地の取得 ②仮庁舎に引っ越し ③現庁舎取り壊し ④新庁舎建設 ②新庁舎建設 ⑤仮庁舎から新庁舎へ引っ越し ③新庁舎への引っ越し ⑥供用開始 ④供用開始 概算事業費 約67億円 概算事業費 約64億円 7 新庁舎の概要 現地建て替え 移転建て替え 敷地面積 本庁: 10,141㎡ 教育委員会: 987㎡ 計: 11,128㎡ 21,294㎡ 建築面積 2,078㎡ 6,235㎡ 延床面積 12,470㎡ 12,470㎡ 構造 鉄筋コンクリート(免震構造) 鉄筋コンクリート(免震構造) 階層 中高層 低層 緑地率 20% 20% 駐車場 300台 300台 用地費 液状化対策 仮庁舎建設・撤去 - 支持杭工法 敷地面積:9,715㎡ 延床面積:6,109㎡ 44,000円/㎡ - - 8 事業手法の検討 事業手法については、以下の3手法について比較した。 従来方式 市が施設の設計、建設及び維持管理・運営の各業務をそれぞれ委託・請負契約として 別々の民間事業者に発注する。 リース方式 民間事業者が資金調達・設計・建設を行った施設を市に長期リースし、投下資金回収 後、市に施設所有権を移転する。 PFI方式 市が施設の性能を定め、選定されたPFI事業者が資金を調達し、設計、施工、維持管 理・運営を一括受託する。 9 手法別の事業費試算 現地建て替え案 従来方式 建設関連費 土地関連費 事業費合計 PFI方式 官民単価比85% 従来方式 リース方式 官民単価比85% PFI方式 官民単価比85% 6,524,748千円 5,546,036千円 5,592,036千円 5,319,382千円 4,521,474千円 4,567,474千円 131,223千円 131,223千円 131,223千円 1,096,267千円 1,096,267千円 1,096,267千円 6,655,971千円 5,677,259千円 5,723,259千円 6,415,649千円 5,617,742千円 5,663,742千円 基金 1,862,120千円 資金調達 リース方式 官民単価比85% 移転建て替え案 起債 3,285,416千円 一般財源 1,508,436千円 基金 基金 基金 基金 基金 1,862,120千円 1,862,120千円 1,862,120千円 1,862,120千円 1,862,120千円 起債 起債 2,551,381千円 3,271,330千円 起債 2,672,899千円 一般財源 一般財源 一般財源 一般財源 一般財源 3,815,139千円 1,309,757千円 1,282,199千円 3,755,622千円 1,128,723千円 10 手法別の事業スケジュール 11 整備に向けた留意事項 【建設位置の選定について】 市民の意向や有識者の意見を聴取しながら、建設位置を決定する必要がある。 【事業手法について】 新庁舎の建設位置が決まった後、具体的な与条件設定に基づき、事業費の算出及び事業 手法を検討する必要がある。 【市民意向等の反映について】 新庁舎の整備を進めて行く際に、市民の意向を反映できる機会を設けながら進めていく 必要がある。 きめ細やかなユニバーサルデザインの実現に向けては、関係団体との綿密な調整が必要 となる。 【新庁舎における市民サービスのあり方について】 新庁舎における市民サービスのあり方と新庁舎整備のあり方は密接に関わる事から、よ り質の高い市民サービスの実現に資する新庁舎のあり方について検討する。 12
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