第5章 その他河川整備を総合的に行うために必要な事項 ( PDF 474KB)

5. その他河
河川整備を総
総合的に行うた
ために必要な
な事項
5. その他
他河川整
整備を行う
うために必
必要な事 項
河川整
整備の実施 に関する事
事項を円滑
滑に進めて
ていくために
には、関係
係機関との調
整や地域
域住民との 連携等が必
必要となり
ります。こ
これらを実現するため
めの方策は
は、
以下のと
とおりです 。
5.1 その
の他施策と の連携
(1) 治水
水安全度向 上に資する
るための調
調査・検討
討
近年、気候変化に
にともなう
う集中豪雨
雨の発生頻度
度の増加や
や台風の強
強大化等が懸
念されて
ていること から、小瀬
瀬川におい
いても浸水被
被害の最小
小化を図る
るために様々
な治水安
安全度向上
上に向けた調
調査・検討
討を関係機
機関と連携し取り組み
みます。
(2) 都市
市計画等ま ちづくりと
との調整
良好な
な河川景観
観の保全およ
よび創造の
のため、河
河川周辺地域
域の状況と
と、ブロック
別基本方
方針を踏ま え、都市計
計画法等に
に基づく行 為の規制、
、誘導等に
について地方
自治体等
等と調整を 図ります。
。
(3) 兼用
用道路及び 河川に隣接
接する道路
路
堤防の
の上面に設
設けられた兼
兼用道路及
及び河川に
に隣接する道
道路につい
いては、河川
敷地利用
用の快適性
性や安全性の
の向上等が
が図られる
るよう、河川
川空間の特
特性に配慮し
た歩道、横断歩道の
の設置等の
の措置が行
行われるよ う道路管理
理者と調整
整を行います。
(4) 河川
川愛護活動 の推進
河川空
空間の利用 は地域住民
民の河川に
に対する愛
愛着を育み、
、生活に潤
潤いを与えま
す。住民
民や NPO・市民団体
体等が積極
極的に参画 しやすい体
体制の確保
保、教育活動
のフィー
ールドとし
しての活用、
、河川清掃
掃及び美化
化等の活動の推進を図
図ります。
(5) 水源
源地域ビジ ョンの推進
進
弥栄ダ
ダムでは、ダム流域圏
圏(岩国市
市、旧美和町
町、大竹市、和木町、旧佐伯町、
旧大野町
町)の自立 的・持続的
的な活性化
化の促進を 図るための
の計画とし
して「弥栄ダ
ム周辺地
地域活性化
化促進プラン
ン」が策定
定されてい
います。
この計
計画に基づ
づき、ハード整備の促
促進、ソフ ト施策(エ
エコロジカ
カルな地域社
会の形成
成、水と森の
の保全・人
人と自然の共
共生、交流
流と連携、環境管理の
環
の地域体制)
の推進を
を図ります
す。
5.2 連携
携と協働
河川の
の特性や地
地域のニーズ
ズを反映さ
させた河川
川整備の実現
現を目指す
すために、地
域住民か
からの要望
望や意見を聞
聞き、その
の意見を踏 まえた整備
備に取り組
組みます。ま
た、適正
正な河川管 理を行って
ていく上で
で、防災訓 練、河川清
清掃等への
の支援、地元
自治体や
や地域住民
民、NPO 等の参画を
等
を推進し、役
役割分担を
をしながら
ら、連携・協
働の体制
制を強化し ます。
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5. その他河川整
そ
整備を総合的に
に行うために
に必要な事項
項
5
5.3 情報の
の共有化
河川愛護
護月間等に
における行事
事、水防演
演習、各種イベントや
やインター
ーネット等
等
を
を通じて、小瀬川に関する広報
報活動を強
強化し、河川愛護、河
河川美化等
等の普及や
や
啓
啓発に努め
めます。
また、太
太田川河川事務所資料
料庫を兼ね
ねた
河
河川広報室
室「GoGi ルーム」で
では、地域
域の
方
方々が小瀬
瀬川の水質
質、生物等に
に関する広
広報
活
活動を通じ
じて「川の
の大切さ」 を再認識 し、
行
行政の行う
う取り組み
みへの理解
解を深めて
ても
ら
らうと同時
時に、家庭でできる水
水質改善の
の取
り組みにつ
ついて啓発
発活動を行
行っています
す。
今後も、この広報
報室を通じて
て、もっと
と小
瀬
瀬川のこと
とを知って
てもらうため
めに、パネ
ネル 水辺
辺の安全教室
室(両国橋
橋下流)
や
や水槽、模
模型等の展示等によ り、情報発
発信
を
を行います
す。
5
5.4 社会環
環境の変化への対応
少子・高
高齢化、地域コミュニ
ニティの衰
衰退等の地域社会の変
変化に伴い
い、治水を
は
はじめとす
する河川整
整備全般に も社会環境
境への対応
応が求めら れています
す。特に、
小
小瀬川の河
河川空間は
は地域の重要
要な社会基
基盤の一つ
つとして、さ
さらに多様
様な機能が
求
求められて
ています。
本計画で
では、地域計画等との
の連携を図
図りつつ、施設整備等
等のハード
ド対策に加
え
え、小瀬川
川水系をとりまく社会
会環境の変
変化に伴い生じる課題
題や地域住
住民のニー
ズ
ズにも適切
切に対応で
できるよう、
、地域と連
連携した組織づくり等
等のソフト
ト対策に努
努
め
めるととも
もに、河川整
整備計画自
自体も社会
会環境の変化に対して
て順応的な
な対応を図
る
ることがで
できるよう柔軟に運用
用します。
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