平成27年3月 体力向上推進委員会 健康部 お手軽に、バランス意識の朝食メニュー 健康部では、「学校生活における体調不良の要因の一つに朝食が影響しているのでは」という仮説 を立て、アンケート調査を実施した。対象は市内の小中学校7校の児童・生徒である。 朝食は食べますか 小1~3年 小4~6年 中1~3年 82% 84% 毎日食べる 86% 88% 90% 週に2~3日食べない 92% 94% 週に4~5日食べない 96% 98% 100% ほとんど食べない 朝食を毎日食べると回答した児童は92%、生徒は89%であった。小学生と比べてやや中学生 は低い結果となったが、およそ9割の子どもは朝食を毎日食べていることが分かった。 朝食のメニュー 主食 主食+汁物 中1~3年 主食+主菜+汁物 主食+主菜 主食+副菜(果物含) 小4~6年 汁物・飲み物だけ 主菜又は副菜だけ 小1~3年 主食+主菜+副菜 主食+主菜+副菜+汁物 0% 20% 40% 60% 80% 100% 朝食のメニューを見ると、「主食のみ」の回答率が高いことが分かった。バランスのよい食事「主 食+主菜+副菜(+汁物)」の回答率は小4~6年、中1~3年でそれぞれ20%弱、小1~3年で は10%程度と低い結果となっている。 <考察> 朝食を毎日食べることの大切さは概ね理解できているが、朝食の内容についての理解は不十 分であると考えられる。 「とりあえず何か(主に主食)食べたらよし」という意識が、日々の忙しい 学校生活を時として崩す要因とも言える。 一方で、「11時以降に寝る」小学生が25%、中学生 が43%という回答や、「普段はあまり家族と一緒に食事をしない」小 ・中学生がそれぞれ20% という回答から、睡眠時間や共食の意識改善も必要であることが言えるだろう。 -4- 平成27年3月 体力向上推進委員会 年齢別平均必要睡眠時間 ※最適な睡眠時間には個人差があります。 16 時間 13 時間 11 時間 10.5 時間 8.5 時間 7.7 時間 新生児 乳幼児 幼児 児童 思春期 青年 1 ヶ月 ~2 歳 3-5歳 10 歳前後 14-18 歳 19-30 歳 簡単朝食レシピ 7 時間 6 時間 壮年~ 30-50 歳 50-70 歳 出典:食生活学習教材(中学生用)文部科学省 コンビニエンスストア等外食の賢い利用法 栄養バランスがよい選び方 ①品数は3~4品ぐらいが適当。 ②副菜には「野菜をたくさん使ったもの」を選ぶ。 ③デザート・飲み物には「牛乳・乳製品」などを選ぶ。 栄養バランスが崩れやすい例 改善例 おにぎり(1個) おにぎり(2個) からあげ サラダ お茶 牛乳 豚(焼肉)丼 ビビンバ弁当 炭酸飲料 ヨーグルト ※飲み物はお茶などにしましょう チーズバーガー チーズバーガー フライドポテト フライドポテト バニラシェイク ミネストローネ -5-
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