ご挨拶習志野市みんなの消費生活展は、消費生活の安定及び向上を図ることを目的に、昭和４３年１０月にスタートし、お蔭をもちまして今回で４７回を迎えられましたことに、心より感謝を申し上げます。「朝の陽あふれて…､自然の息吹がみちみちて､大地に緑の風が吹く」（市制施行６０周年記念市歌より）、優しさでつながるわが故郷を大切にしていきたいと思います。４７年を経て「健康」、「生命」、「安全」を要に、誰もが故郷で健やかに暮らせる社会にしていきたいと願います。現在、物質的豊かさの中で、栄養バランスを欠いた食品摂取による肥満増、デング熱の発症、家庭からの廃棄を含む食料廃棄、ごみ廃棄などによる環境汚染、暮らしから CO2 排出増による地球温暖化や異常気象の脅威も増しております。また、中国の腐敗加工食肉の販売、幼児の水銀含有のボタン電池の誤飲やゼリー型洗剤の誤食、放射能や農薬がもたらす健康への影響、注意を払うべき課題は大変多い状況です。今後は、「便利さ優先」から、先ず「環境に配慮した暮らしの必要性等」を考慮し、地球や生物にやさしい技術開発による、生態系の安定性を損なわない道へ進む事がますます求められていると思います。今年度テーマは、 “目利きになろう！未来へつなぐ豊かなくらし”です。先をも見通す目利きとなり､本来の豊かさに行きつきたいと思います。未来を引き継ぐ、新しい生命の為、「真に、安全な暮らしを願う一人ひとり｣が地道に努力を積み重ね行動することが大切です。未来を引き継ぐ、新しい生命の為に。ご一緒に“夢と希望を紡ぐ未来のまちづくり”へ、お知恵とご支援を賜わりますよう宜しくお願い申し上げます。終わりに、本消費生活展の開催にあたりまして、ご支援、ご協力を賜りました関係者各位をはじめ、協賛団体、そして会場をご提供いただきましたイオンリテール株式会社様に深く感謝申し上げます。平成２７年２月習志野市みんなの消費生活展実行委員会委員長浅井悦子