明峰小学校 ほうかごめいほう ◆ 地 域 立「ほ う か ご め い ほ う」◆ 明峰小学校は、西武新宿線・航空公園駅西口から徒歩 100 歩のところにあります。学区が東西に広 く、交通量の多い大きな道路が走っており、子どもたちの多くがこの道路を渡って登下校しています。 そのため、たくさんの方々が子どもたちの安全を見守る支援― 暑い日も寒い日も雨の日も、1日も 途切れることなく通学路の辻々に立ち、子どもたちの登下校の安全指導やパトロール― に携わって くださっています。明峰小の子どもたちは地域の人々の温かい支えのもと、すくすくと育っています。 「みんなで子どもたちを幸せにします」をスローガンにこの地域で開設された「ほうかごめいほう」 は今年で8年目を迎えました。安心・安全が守られた場で、各々の子どもたちが居心地よく過ごし、 学級とは違う友人集団や異年齢集団の交わりの中で自主性・社会性・協調性等を学び、自立、自律を 育む場であるよう、引き続き学校・地域・保護者の皆様と協力しながら、13名のスタッフで取り組 んでいます。 ◆ 活 動 場 所 ◆ 日常的な活動場所は、体育館・校庭・図書室です。体育館2階にはギャラリーがあり、ここにラン ドセルを置くロッカーが100以上設置してあります。また、広く使い勝手のよい校庭も利用してお り、 「ほうかごめいほう」の子どもたちと学童保育クラブの子どもたち、下校後、家から遊びに来る 子どもたちが一緒に活動しています。この他、学校行事や6校時の授業等の関係で利用できない時は、 図工室・多目的教室を必要に応じて活動場所として利用しています。 ◆ 活 動 日・時 間 ◆ <活動日> ●月曜日から金曜日までの授業のある日。 ただし、給食の無い日、 一斉下校の日、その他学校活動による指定日、また活動場所 の確保ができない等事情のある日は除きます。 <時 間> ●通常開設時間 授業終了時~18時00分 ・ 児童の活動時間 17時45分まで ※校庭は日没時間により変更します ・ お迎え時間 18時00分まで ◆ 登 録 人 数 【広くて明るい体育館】 ◆ 1年生 2年生 3年生 4年生 5年生 6年生 児 童 数 81 90 77 105 94 96 543 登録人数 60 69 57 51 38 17 292 登録割合 74.1% 76.7% 74.0% 48.6% 40.4% 17.7% 53.8% *1 日あたり平均参加人数…55名(参加率 約19%) 合 (平成26年12月末現在) 計 ◆ 日 常 の 活 動 内 容 ◆ ≪参加の手順≫ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ほうかごめいほうに参加する場合、 「何時まで参加するか」 「どこで遊ぶか」等を当日の朝お うちの人としっかり確認し、参加カードに記入し、保護者印を押します。 学校の授業が終わったらランドセルや荷物を持って体育館に行きます。 受付にいるスタッフにクラス・名前・お迎え時間を伝え、参加カードを渡します。 スタッフからバンドをもらい、腕につけます。 * 学校の施設を使って活動する「ほうかごめいほう」の児童は、安全面やことばかけ のときに所属を明確にするための目印になるように、紅色のバンドを腕に付け活動 しています。 ランドセルや荷物を体育館2階のボックスの中に置きます。 活動できる場所(校庭・体育館・図書室)を確認します。 校庭・体育館・図書室で遊んだり勉強したりして過ごします。 保護者が迎えに来たら受付でスタッフにクラスと名まえを言 ってバンドを返し、参加カードを受け取ります。 お迎えに来た保護者と一緒に帰ります。 【受付窓口の様子】 ≪施設を使っての活動≫ ● 体育館 フラフ-プ・なわとび・竹馬・バトミントン・ドッジボール・一輪車・ キックベース・バスケットボール・サッカー等 ● 体育館 2 階 読書・宿題・折り紙・トランプ・ 卓球・ピアノ・将棋・各種ゲーム等 ● 校 庭 砂や土遊び・鬼ごっこ・遊具での遊び・ サッカー・野球・ドッジボール・一輪車等 ● 図書室 読書・宿題・読み聞かせ・紙芝居等 ◆ ね ら い に あ わ せ た 行 事・イ ベ ン ト ◆ <安心・安全な遊び場であるために> a スタッフの意識向上➡隔月のスタッフ連絡会議でスタッフ間の交流を図り、共通理解のための 情報交換を行う。 ➡支援の質の向上のため、独自の研修を企画・実施 *H26 年度・・緊急時の対応と応急処置、ほうかごめいほうの意義(写真①) 発達障害の方への対応について b 子どもたちの安全教育➡震災後、毎年 9 月に避難訓練を実施(写真②) *活動場所ごとの訓練。安全確認後校庭に集合 *H24 年よりNTT災害伝言ダイヤルの体験利用 ① ② <子どもたちの自主性、社会性、協調性の育成をめざすために>~異学年交流を通して~ a ほうかごめいほうドッジボール大会➡H22 年より毎年実施 夏休み後、参加希望を募り、高学年をキャプテンにして、 チーム分け、ルール決めを行います。 H26 年は 1 チーム 14~15 名で 5 チーム作り、総当たり 戦で盛り上がりました。低学年も高学年も一緒に楽しめる ように、各チームのキャプテンが声掛けや作戦などで工夫 していました。 ふだんリーダー役の経験のなかった子も、小さい子に頼 りにされ、終了後はいつもと違う顔を見せます。 b お世話になったお兄さん、お姉さんへ 毎年 3 月、 “卒業おめでとう”のメッセージを子どもたちと作成します。 <地域・保護者に向けて> a クリスマスイベントの実施(H22 年より)➡新聞紙を使ったクリスマスリース作り * お迎えに来た保護者も一緒に作ったりします。 * 多くの保護者、多くの子どもが参加できる ように、H23 年よりイベント週間として期 間を1週間にしました。 * H25 年より全家庭にお手紙を配布しイベント ボランティアを募集しています。 b 保護者とスタッフの交流会“茶話会”を開催(H22 年より) 保護者とスタッフの交流を深め、お互いへの理解を深めるために参加希望者が少なくても毎 年実施してきました。毎回、美味しいお菓子を食べながら和やかな雰囲気です。 c 「ほうかごめいほう便り」の発行 「ほうかごめいほう」の活動の様子を伝えるために、『ほうかごめいほう便り』を隔月発行 しています。その月のタイムリーなニュースや活動のあらまし・予定・子どもたちの様子な ど盛りだくさんの内容となっています。 全家庭に配布するだけでなく、地域の自治会にも回覧していただいています。ほうかごの子 どもたちの活動等を地域の皆さんに多く知っていただくことで、 「ほうかごめいほう」への理 解・支援が一層広がり、地域立「ほうかごめいほう」により近づくことができたと思います。 ◆ 学 校・地 域 と の 連 携・協 力 ◆ 学校とは毎日連絡を取り、施設や遊具が安全であるか安全確認を密に行っています。また、気 になるお子さんについても、相互で必要な情報を共有し、ほうかごめいほうでのより良い支援に つなげています。体調の悪くなった子どもや怪我をしてしまった子どもに対しても、養護教諭に 相談できる体制をとっております。 保護者や地域の皆様からは、本や折り紙類をはじめ一輪車、カードゲーム、ボードゲーム、各 種ボール等、子どもたちの使う遊び道具等を数多く寄付していただき、とても感謝しています。 今年度は地域の方との交流が少なかったので、地域ボランティアを募り、活性化させること が今後の課題です。 「みんなで子どもたちを 幸せにします」
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