03 別添1(小渕沖縄教育研究プログラム等)(PDF:157KB)

別添 1
「 ハワ イ 東西セ ン タ ー連携事業 」 委託業務
小渕沖縄教育研究 プ ロ グ ラ ム等につい て
1 ハワ イ 東西セ ン タ ーに つ い て
(1)
(2)
1960 年 に 米 国 連 邦 議 会 に よ り ハ ワ イ 州 に 設 立 さ れ た 国 際 的 教 育 研 究 機 関 で あ り 、
毎年 ア ジ ア ・ 太平洋諸国の学生 、 研究者 、 政策決定者 、 ビ ジ ネ ス マ ン を 招聘 し 、
国際関係 、 国際経済 、 貿易政策 、 環境 、 資源 、 人口 、 太平洋島嶼諸国の課題に
つい て 国家 レ ベル で の研究 ・ 研修 を 実施 し て い ま す 。
現在 、 6 万人以上の 修了生が米国 、 ア ジ ア ・ 太平洋諸国の リ ー ダ ー と し て 活躍
し て お り 、 世界規模 の人材 ネ ッ ト ワ ー ク を 構築 し て い る 。
2 ハワ イ 東西 セ ン タ ー と 沖縄 と の関わ り に つ い て
(1)
(2)
(3)
ハ ワ イ 東 西 セ ン タ ー は 、 1960 年 代 か ら 1972 年 に か け て 本 県 か ら 400 人 以 上 の 研
究者 ・ 学生 を 受 け 入れ 、 沖縄の戦後復興 を 担 う 人材育成に大 き く 貢献 し て い ま
す。
ま た 、 こ の期間に東西 セ ン タ ーが提供す る 沖縄及びハ ワ イ で開催 さ れ た 技術研
修 等 を 含 め る と 2,500 人 の 沖 縄 県 人 が 参 加 し て お り 、 こ れ は 非 米 国 研 修 生 の
17 % に 当 た り 、 地 域 と し て は 最 大 の グ ル ー プ で あ り ま し た ( 因 み に 日 本 は
10 % )。
そ の 後 、 日 本 復 帰 後 は 途 絶 え て い ま し た が 、 2000 年 の G 8 サ ミ ッ ト の 契 機 に 、
ハ ワ イ 東西 セ ン タ ー の 関係者 を 始 め 、 県内 の 同窓生や多 く の 関係者 の 努力 に よ
り 発 足 し た 「 小 渕 沖 縄 教 育 研 究 プ ロ グ ラ ム 」 を 通 じ て 、 こ れ ま で に 50 名 以 上 の
沖縄県出身 の 研究者 、 学生 を ハ ワ イ の 東西 セ ン タ ーへ派遣 し て い ま す 。
3 小渕沖縄教育研究 プ ロ グ ラ ム に つ い て
A 小渕東西 セ ン タ ー奨学生募集要項 ( ス カ ラ ー シ ッ プ )
1 趣旨
本奨学制度は 、 米国 の国際的教育研究機関で あ る ハ ワ イ 州の イ ー ス ト ウ エ ス
ト セ ン タ ー ( 以 下 「 東 西 セ ン タ ー 」 と い う 。) の プ ロ グ ラ ム を 通 し て 、 ハ ワ イ
大学 マ ノ ア 校へ派遣 し 、 産業 、 経済 、 学術 、 教育文化等の分野にお け る 沖縄県
の振興 を 担 う 人材の育成 を 目的 と し て い ま す 。
2 概要
(1) 小 渕 東 西 セ ン タ ー 奨 学 生 は 、 日 米 政 府 間 の 協 定 に よ り 設 立 さ れ た 、 沖 縄 の
学生の た め の奨学制度です 。
(2) 奨 学 生 は 、 ハ ワ イ 大 学 マ ノ ア 校 で の 修 士 ま た は 博 士 課 程 の 履 修 と 併 せ て 、
東西 セ ン タ ーの教育 ・ 研究プ ロ グ ラ ム へ参加 し ま す 。
(3) 奨 学 生 は 、 東 西 セ ン タ ー に 所 属 す る こ と に よ っ て 、 東 西 セ ン タ ー の 学 生 と
世界で最 も 活力の あ る 地域の発展に寄与 し て い る 同窓生で構成 さ れ る 、 ネ
ッ ト ワ ー ク の一員 と な る こ と が で き ま す 。
(4) 東 西 セ ン タ ー 及 び 沖 縄 県 が 奨 学 金 と し て 、 滞 在 費 ( 一 部 )、 学 費 、 寮 費 、
書籍代及び健康保険費等の必要 な 経費 を 支給 し ま す 。
小渕東西 セ ン タ ー奨学制度
ハワ イ 大学大学院
修士 ま たは博士課程の
履修
東西セ ン タ ー教育 プ ロ グ ラ ム
( 参加条件 )
1 . 東西 セ ン タ ー キ ャ ン パ ス 内の寮 で の居住
2 . セ ミ ナ ーや奉仕活動への参加
( 1 ) セ ミ ナ ー プ ロ グ ラ ム ( 毎週水曜夜 )
( 2 ) 地域奉仕活動 ( 1 年に つ き 4 5 時間 )
3 . 学究的条件の修了 ( 1 ~ 3 のいずれか )
( 1 ) 東西セ ン タ ー イ ン タ ー ン シ ッ プ プ ロ グ
ラ ムへの参加
( 2 ) 東西セ ン タ ー研究 プ ロ ジ ェ ク ト への参
加
( 3 ) 学際的 プ ロ グ ラ ムの修了
3 留学期間及び募集予定人数
(1) 募 集 予 定 人 数 : 修 士 ま た は 課 程 若 干 名
(2) 期 間 : 修 士 ま た は 課 程
最長 2 4 ヶ 月
(3) 募 集 方 法 : 公 募
4 応募資格
応募者の年齢制限は あ り ま せん 。
た だ し 、 応募資格は次の ( 1 ) ~ ( 5 ) の要件 を すべ て 満 た す者 と し ま す 。
(1) 日 本 国 籍 を 持 ち 、 次 の い ず れ か に 該 当 す る 者
① 沖縄県に本籍 を 有す る 者
② 沖縄県 に住所 を 有 し 、 入学希望年 4 月 1 日現在 、 引 き 続 き 7 年以
上沖縄県に居住 し て い る 者
(2) 最 終 学 歴 に つ い て は 次 の 要 件 を 満 た す 者
四年制大学卒業者又は入学希望年 3 月末 ( 海外の大学に あ っ て は入学
希 望 年 6 月 末 ) 卒 業 見 込 み の 者 で 学 業 評 定 平 均 値 ( GPA ) が 3.0 以 上
の者
(3) 大 学 院 の 課 程 を 修 了 後 、 遅 滞 な く 沖 縄 県 に 帰 還 し 、 留 学 期 間 以 上 の 就 業
義務 を 確実に履行す る こ と が で き る 者
(4) 英 語 能 力 に つ い て は 次 の 要 件 を す べ て 満 た す 者
① 入 学 希 望 前 々 年 12 月 以 降 に 受 験 し た 、 TOEFL 又 は IELTS の オ フ ィ シ ャ
ル ス コ ア を 保持 し て い る 者
② TOFEL オ フ ィ シ ャ ル ス コ ア が PBT 550 点 / CBT 213 点 / iBT 79 ~ 80 点
以 上 若 し く は IELTS オ フ ィ シ ャ ル ス コ ア が 6.5 点 以 上 あ る 者
③ 受 験 を 希 望 す る ハ ワ イ 大 学 大 学 院 の 学 科 の TOEFL 若 し く は IELTS の 最
低基準値 を 満 た し て い る 者
* た だ し 、 過去 5 年以内に英語圏の四年制大学 を 卒業 し た 者は 、 ス コ ア 提
出が免除 さ れ ま す 。
B 小 渕 ア ジ ア ・ 太 平 洋 リ ー ダ ー シ ッ プ プ ロ グ ラ ム (APLP) 奨 学 生 募 集 要 項
1 趣旨
本プ ロ グ ラ ム は 、 米国の国際的研究機関 で あ る ハ ワ イ 州の イ ー ス ト ウ エ ス ト
セ ン タ ー ( 以 下 「 東 西 セ ン タ ー 」 と い う 。) の 小 渕 ア ジ ア ・ 太 平 洋 リ ー ダ ー シ
ッ プ プ ロ グ ラ ム への派遣 を 通 し て 、 2 1 世紀にお け る 地域社会の様々 な 変化や
要請に対応 し う る 地域専門家の育成 と 、 個々の リ ー ダ ー シ ッ プ能力の強化 を 目
的 と し ています 。
2 概要
(1) 小 渕 ア ジ ア ・ 太 平 洋 リ ー ダ ー シ ッ プ プ ロ グ ラ ム は 、 日 米 政 府 間 の 協 定 に よ
り 設立 さ れ た 、 沖縄県民 の た め の 奨学制度 で す 。
(2) 奨 学 生 は 、 政 治 ・ 経 済 ・ 学 術 ・ N G O 等 の 分 野 に お け る リ ー ダ ー シ ッ プ 技
術 の 習得 の た め 、 米国 の 国際的教育研究機関 で あ る 東西 セ ン タ ー の ア ジ ア
太平洋 リ ー ダ ー シ ッ プ プ ロ グ ラ ム に参加す る と と も に 、 地域問題 、 リ ー ダ
ー シ ッ プ 、 専門的能力開発 セ ミ ナー等の科目 を ハ ワ イ 大学 マ ノ ア 校 ( 修士
課程 ) で履修 し ま す 。
(3) 奨 学 生 は 、 東 西 セ ン タ ー に 所 属 す る こ と に よ っ て 、 東 西 セ ン タ ー の 学 生 及
び地域の発展に寄与 し て い る 同窓生で構成 さ れ る 世界規模の人的 ネ ッ ト ワ
ー ク の一員 と な り 、 こ の ネ ッ ト ワ ー ク を 通 し 関係者 と 連携 を 図 り な が ら 、
各地域で の調査 ・ 研究活動 を 拡げ る こ と が で き ま す 。
(4) 東 西 セ ン タ ー 及 び 沖 縄 県 が 奨 学 金 と し て 、 滞 在 費 、 プ ロ グ ラ ム 参 加 費 、 寮
費 、 健康保険費 、 課外研究費等 、 必要 な 経費 を 支給 し ま す 。
教育プ ロ グ ラ ム 内容 につい て は 、 東西セ ン タ ーの ホ ー ム ペー ジ
< EastWestCenter.org/education/aplp/aplp-experience> を 参 照 下 さ い 。
小渕 ア ジ ア ・ 太平洋 リ ー ダ ー シ ッ プ プ ロ グ ラ ム概要
Overview of Asia Pacific Leadership Program
東西セ ン タ ー で の セ ミ ナー活
動
1
2
3
4
5
6
.
.
.
.
.
.
ハワ イ 大学大学院
科目履修
地域問題 セ ミ ナ ー
リ ーダーシ ッ プセ ミ ナー
専門能力開発 セ ミ ナ ー
イース ト ウエス ト セ ン タ ーセ ミ ナー
フ ィ ール ド ス タ デ ィ ー ( 現場研修 ) : 米国及び ア ジ ア 地域
ハワ イ で の研修活動
* 東西 セ ン タ ーの寮 で の居住が参加条件 で す 。
3 留学期間及び募集予定人数
(1) 募 集 予 定 人 数
: 若干名
(2) 募 集 方 法
: 公募
(3) 留 学 期 間
:
5 ヶ 月 コ ー ス ( 入 学 希 望 年 8 月 上 旬 ~ 同 年 12 月 )
*派遣期間終了後 、 留学期間 を 最長 4 ヶ 月延長す る こ と が 可能 で す 。
た だ し 、 延長申請は東西 セ ン タ ー よ り 許可 を 得 る 必要が あ り ま す 。
ま た 、 延長後の諸費用 ( 生活費 ・ 研究費 な ど ) は原則自己負担 と な り ま す 。
4 応募資格
応募者の年齢制限は あ り ま せん 。
た だ し 、 応募資格は 、 次の ( 1 ) ~ ( 4 ) の要件 を すべ て 満 た す者 と し ま す 。
(1) 日 本 国 籍 を 持 ち 、 次 の い ず れ か に 該 当 す る 者
① 沖縄県に本籍 を 有す る 者
② 沖縄県に住所 を 有 し 、 入学希望年 4 月 1 日現在 、 引 き 続 き 7 年以上沖縄
県に居住 し て い る 者
(2) 最 終 学 歴 に つ い て は 次 の 要 件 を 満 た す 者
大学卒業者又は入学希望年 3 月末 ( 海外 の 大学 に あ っ て は入学希望年 6
月 末 ) 卒 業 見 込 み の 者 で 、 学 業 評 定 平 均 値 ( GPA ) が 3.0 以 上 の 者
(3) 修 了 後 、 沖 縄 に お い て 、 地 域 社 会 や 所 属 先 へ 貢 献 で き る 者
(4) 英 語 能 力 に つ い て は 次 の 要 件 を す べ て 満 た す 者
① 入 学 希 望 前 々 年 12 月 以 降 に 受 験 し た 、 TOEFL ま た は IELTS の オ フ ィ シ
ャ ル ス コ ア を 保持 し て い る 者
② TOFEL オ フ ィ シ ャ ル ス コ ア が PBT 550 点 / CBT 213 点 / iBT 79-80 点 以
上 も し く は IELTS オ フ ィ シ ャ ル ス コ ア が 6.0 点 以 上 あ る 者
* た だ し 過去 5 年以内 に 英語圏 の 四年制大学 を 卒業 し た 者は ス コ ア 提出 が 免
除されます 。
5 応募者の望 ま し い資格
(1) 就 業 経 験 を 有 す る こ と
(2) 海 外 居 住 経 験 や 語 学 能 力 な ど 、 国 際 性 を 有 す る こ と
(3) 職 場 ・ 地 域 社 会 に お け る リ ー ダ ー の 実 績 を 有 す る こ と
(4) ボ ラ ン テ ィ ア や 地 域 活 動 の 経 験 を 有 す る こ と
(5) ア ジ ア ・ 太 平 洋 地 域 振 興 に 携 わ る 活 動 等 の 経 験 ( 大 学 で の 科 目 履 修 、 取 得 言
語 、 現地で の体験等 ) を 有す る こ と
(6) グ ル ー プ ( 大 小 ) で の 活 動 経 験 を 有 す る こ と