資料4-2 熱エネルギー導入予定箇所の 想定利用量調査(2) 1.導入予定箇所と設備 ここでは、道の駅管理者および北小谷地区の 住民や諸団体にヒアリングした導入希望設備等 について整理したものである。 1)道の駅関連 利用可能熱源 導入予定 設備名称 OT3 水井戸 雪 温泉排湯 冷・暖房 ○ ○ ○ △ 道の駅 給 湯 ○ × × △ 〃 冷凍庫 × △ △ × 〃 冷蔵庫 × ○ ○ × 〃 2階和室暖房 ○ × × △ 〃 駐車場融雪 ○ × × △ 〃 大型駐車場融雪 ○ × × △ 県 公衆トイレ暖房 ○ × × △ 村 管理予定者 その他 予熱のみ 浄化槽有り 2)北小谷南部地区 (村民ヒアリング結果より) 利用可能熱源 導入予定 設備名称 OT3 水井戸 雪 温泉排湯 村道融雪 ○ × × ○ 村 温室ハウス ○ ○ ○ ○ 利用者団体等 地域暖房 ○ × × △ 〃 共同乾燥室 ○ × × △ 要検討 ペット用風呂 ○ × × △ 要検討 足 湯 ○ × × × 要検討 共同野菜洗場 ○ × × × 要検討 雪 室 × × ○ × 要検討 ケアハウス等 管理予定者 その他 住民用、観光用 参考資料(雪の冷熱利用例) 貯雪方法 利用 目的 雪山タイプ ・貯雪用の建屋は不 食糧 要であり、初期コス 貯蔵 トは抑えられる。 ・ただし毎年雪山作 業、断熱材作業が 必要となる。 部屋 冷房 (新潟県環境保全事業団パンフより) 貯雪庫タイプ ・貯雪庫は雪投入に も耐えられる頑丈な 作りが必要であり、 断熱材も含めると、 建設費が高くなる。 ・毎年必要な作業は 雪の投入作業のみ。 (新潟県環境保全事業団パンフより) 食糧 貯蔵 部屋 冷房 利用方法 ・貯蔵庫の周りを雪山 で覆い、雪の冷気で 貯蔵庫内の温度を冷 温に保つ。 ・雪山の雪解け水を 循環させ、部屋を冷 房する。 ・貯雪庫の中に貯蔵 部屋を作り、雪の冷 気で貯蔵庫内の温度 を冷温に保つ。 ・貯雪庫の冷風また は雪解け水を循環さ せ、部屋を冷房する。 使用動力 無 し 実施例 小千谷(米、野菜、酒等) 柏崎市(酒、味噌等) 魚沼市(大吟醸酒) 魚沼市(粕漬け用野菜) 南魚沼市(キノコ栽培) 循環ポンプ 無 し 循環ポンプ 柏崎市(野菜、山菜、穀類) 魚沼市(野菜、玄米、味噌) 上越市(蕎麦の実、米、酒) 十日町市(そば、野菜) 南魚沼市(酒、野菜、肉等) 上越市(雪解け水、冷風で冷 房) 南魚沼市(冷風冷房) 魚沼市(冷風冷房) 新潟市(雪解け水冷房) 千歳市(冷水冷房) 備考 1200 0 H1 H2 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 雪量(cm) 参考資料(小谷村の降雪データ) 小谷村資料より 1400 年間降雪量 最大積雪量 1000 800 600 400 200 2.想定利用量調査 導入希望設備について、委員会での議論等を 踏まえ、今後総合的な観点から調整行い、熱源 能力も考慮して、利用量について調査する。 次回の第3回委員会で調査結果を提出する。
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