秋冬ネギ作柄調査報告(3月号) 報告者:営農振興課 小梛 哲義 【H26年秋冬春ネギ】 センター名 地区名 ケース=5㎏ 2月末 栽培面積 生産者数 出荷計画 計画対比 出荷実績 (ha) (人) (ケース) (%) (ケース) 主な品種 出荷開始日 126.1 256 884,000 527,904 59.7% 9月10日 40 126 235,000 147,903 62.9% 10月17日 2.7 10 16,500 10,093 61% 5 12 24,900 20,063 80.6% 東金KC 2 12 11,200 5,554 49.6% 12月2日 大網KC 6.5 17 24,500 19,818 81% 11月3日 合計 182.3 (99%) 433 (100%) 1,196,100 731,335 61.1% さんむ中央C 第三 やさいの里 豊岡地区 大総地区 夏扇 龍翔 龍ひかり 11月12日 10月28日 ※出荷計画;10月~5月 ≪ JA山武郡市管内の作柄状況 ≫ 3月上旬現在、さんむ中央Cで、日量6,000~7,000ケース、やさいの里で日量2,000ケースの出荷となっているが、2月下旬 以降、降雨により思うように収穫作業ができない日が続いており、半数程度の出荷量となる日もあった。 各地の作柄については、年明け以降も定期的に降雨があり、いずれの地域も2L中心に太めの傾向(2L・太で4~5割)が 続いており、最終的には出荷計画を若干上回ると予想される。現在の反収は800ケース程度で、太物中心の圃場では1,000 ケースを超える生産者もいる。 葉の傷み・病害による等級の格落ちについては、一時に比べ減少してきたが、圃場によっては老化・肥切れにより、葉の確 保が難しくなっている。 春ネギについても、生育は順調であり、3月23日以降順次移行していく予定。 【 作 柄 調 査 ( 蓮 沼 地 区 ) 】 調査日時 品種 播種日 3月10日 天気 曇り時々雨 龍ひかり2号 7月1日 定植日 8月25日 本圃場は台風の被害も軽微であったため、以前の圃場に比べ 曲がり等は少ない。2月中旬から出荷を始めているが、やや生 育が進んでおり、2L・太中心の出荷となっている。葉枯れ病の 発生も散見されており、今後追加防除の必要がある。 【 作 柄 調 査 ( 緑 海 地 区 ) 】 調査日時 品種 播種日 3月10日 天気 曇り時々雨 夏扇4号、龍ひかり2号他 6月1日 定植日 7月27日 11品種を試作している試験圃場。2月下旬から出荷している が、太り、葉の伸びともに進んでいる。葉の傷み・病害は一時よ りは減少してきたが、生育期間が長いため、品種によって葉色 が淡いものや、襟の締りが緩いものがある。
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