学校だより2月号

名瀬小だより
名
2月号
平成 27 年 1 月 30 日
学校教育目標
友だちがすき まちがすき
ともに学び
横浜市立名瀬小学校
かがやく名瀬っ子
校長
梶原 幸二
バトンタッチ
副校長
安田
芳美
1月20日、
「冬の名瀬っ子オリエンテーリング」が行われました。この日のために、なかよし委員
が昨年のうちからたくさん考え、話し合って準備を進めてきました。5年生はゲームのアイディアやポ
イント名、ゲームで使うものの準備、役割分担等することがいっぱいで大変です。
(シュートゲーム)
でも、毎年このオリエンテーリングを経験しているし、特に昨年は「来年、自
分たちの番になったらこうしよう。
」と思いをめぐらせながら参加していたので、
アイディアはどんどん浮かびます。これまで自分が楽しいと感じたゲームをも
とに今年らしさを加えたゲーム、これまでにないアイディアがつまったゲーム、
準備をしながら思わず笑顔になる5年生の姿が印象的でした。いよいよ完成間近になった時、自分たち
で試してみて「全校のみんなに楽しんでもらえるのだろうか。」「低学年の子もできるだろうか。」とい
った相手意識や「絶対に成功させるぞ。
」という目的意識が明確になったようです。本番当日は冬晴れ
の下、朝からてきぱきと動く5年生に頼もしさを感じました。6年生がたてわりグループをリードして
様々に工夫を凝らしたゲームを存分に楽しむことができました。
6年生は昨年を思い出しながら、4年生は来年のことを思いながらポイントを
回ったことでしょう。こうして、毎年バトンは受け継がれ学校の伝統が作られ
ていきます。
(たてわりグループ)
学校での2月、3月はバトン渡しの期間と言えます。上級生から下級生に「リ
ーダーとして、よりよい名瀬小学校をつくってほしい。」との願いを込めながらバトンタッチをするの
です。私たち教職員も進級・進学までのこの時期にお子様の力を伸ばして次の学校や担任の先生にバト
ンタッチをしたいと考えています。もちろん「あとはお願いします。」といっておしまいにはしません。
バトンを渡す方と渡される方が協力し合ってチームとして支援を続けていきます。
河井酔茗(1874 年~1965 年)作「ゆずり葉」の詩で有名なゆずり葉は、春に枝
先に若葉が出たあと、前年の葉がそれに譲るように落葉することからこの名がつけら
れたと言われています。最上級生として大活躍だった6年生が、後輩にリーダーの座
を譲って新しい世界へ巣立つ春はすぐそこまで来ています。
(ゆずり葉)