し ん ぐ う 第7回「新宮ダムの堤体挙動等に関する 技術検討会」の審議結果について 第 7 回 の 「 新 宮 ダ ム の 堤 体 挙 動 等 に 関 す る 技 術 検 討 会 」 を 平 成 27年 2 月 27日 ( 金 ) に 四 国 中 央 市 新 宮 公 民 館 で 開 催 し ま し た の で 、 そ の 結 果についてお知らせします。 1.現地状況について 堤体変位抑制工および戸当り付替工事の施工概要の説明を行っ た後、現地で施工状況を視察した。 2.洪水吐きゲート操作性について 平 成 27年 1 月 ま で の 堤 体 挙 動 に つ い て の 報 告 、 お よ び 変 位 抑 制 工施工後のモニタリング計画についての審議が行われ、次の指導 ・助言を得た。 ダム軸方向の堤体変位については、最近では、残留変位の増加 割合が減っているように見えるものの、累積的な変化は継続して いる。このため、引き続き注意して監視計測する必要がある。 モニタリング計画については、応力よりも構造物の状態変化を 捉えやすい変位、変形の監視に重点を置く方がよい。また、鉄筋 計等の計測結果は絶対値ではなく動きが急に変わるなどの変化傾 向に注目するとよい。 3.堤体下流面の漏水について ダム建設時からこれまでの監査廊内全漏水量の変化の報告があ り、次の指導・助言を得た。 近年の漏水量は、問題となるような量ではない。また、対策工 を実施するのであれば、水平打継目からの漏水量が増加する時期 に対策をすべきである。 4.その他 次回検討会は、平成27年秋に開催を予定することとした。 検討会の資料及び審議結果については、池田総合管理所のホームペ ージに掲載しています。 http://www.water.go.jp/yoshino/ikeda/index.html 平成27年3月17日 独立行政法人水資源機構 池田総合管理所 発表記者クラブ 四国中央記者クラブ 問い合わせ先 独立行政法人水資源機構 住 電 池田総合管理所 新宮ダム管理所 所長 所:愛媛県四国中央市新宮町馬立1144 話:0896( 72) 2021 (代表) ながた 永田
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