世羅高校では７年前からアメリカのニューヨーク州にあるソーントン・ドノバン校と交換留学を行っています。毎年夏には NY から生徒を受け入れ，春休みには世羅高校からドノバン校に短期留学をします。今年度は１，２年生１０名が NY のホームステイ先の家族と過ごしながら交流を深めます。３月１２日（木）～１３日（金）広島空港を出発してから約１日かけて NY の JFK 国際空港に到着。１３時間の時差をものともせず，ソーントン・ドノバン校をバックに留学生全員，元気いっぱいの顔を見せてくれています。不安をちょっぴり抱きながらも期待に胸を膨らませている生徒たち。まだあどけない表情の生徒たちが２週間でどれくらいたくましく成長していくのかご期待ください！３月１３日（金） NY 到着から一夜明けた今日は，９時にソーントン・ドノバン校に集合して１時限目～４時限目まで授業を受けました。教科はイタリア語，化学，美術工芸です。美術工芸では平和のマグカップづくりを行いました。昼食はファミリーレストランでアメリカを感じさせるボリューム満点の美味しい料理に生徒たちも笑顔がこぼれました。夕食では，TD 校の教職員や生徒，生徒の保護者など総勢 150 人以上もの人々が集まり，世羅高校留学生の歓迎式が行われました。歓迎式では，短期留学に同行された森鳰勝也校長先生が，「この短期交換留学という交流が TD 校と世羅高校の両方にわたって充実するように」と，この友好提携が今にも増して強く築かれ続けることを宣言されました。TD 校は歴代の留学生を一人ずつ紹介し，世羅での留学の感想を発表してくれました。その後，ニューロッシェル市の図書館のホールに移動して，TD 校の音楽選択者の学習発表会が開催されました。そこで，世羅高校２年生の天野悠子さんは世羅高校と世羅町を紹介するスピーチを，１年生の高橋ももさんは平和に対するスピーチをそれぞれ英語で発表しました。また，２年生の倉橋鈴奈さん，１年生の高橋ももさんがピアノ演奏を行い，TD 校の発表に勝らずとも劣らず，場内いっぱいの拍手喝采を浴びました。その中には，この短期留学の推進者である中村さんも出席されており，生徒たちの立派な発表に強く感銘をうけていらっしゃいました。３月１６日（月）ホームステイ先の家族とそれぞれの週末を過ごした留学生たちは，２日ぶりに再会した仲間に少し安堵した様子でした。今日は，午前中リンカーン舞台芸術センターに向かった後，１時間半のウォーキングツアーを行いました。その後，Circle Line というフェリーに乗ってマンハッタン島を２時間半ほど周遊しました。風が少し寒いけど，マンハッタンの景色を満喫してるよ～！リンカーン舞台芸術センターの前でパシャリ３月１７日（火）今日は聖パトリックデーという祝日で学校はお休みです。アメリカではこの日，緑の服を身に着けるという風習があります。ニューヨークの街は緑で一色！生徒たちも思い思いの緑のものを身に着けています。さて，今日はブロンクス植物園を訪れ，ランの“シャンデリア”ショーなどたくさんの植物を鑑賞しました。その後，昼食をとった一行は TD 校のアートスタジオにて “Paint Your World Green”プロジェクトを行い，生徒たちはさまざまな「緑」を作り出していきました。緑のニット帽！緑のコート！緑のカーディガン！緑のペイント！ ●TD 校のアートスタジオにて四葉のクローバー！上手く描けました★ ●ブロンクス植物園にて