佛教大学文学部英米学科生 英語力急上昇中!

佛教大学ニュースリリース
2015 年 3 月 16 日
報道関係 各位
佛教大学文学部英米学科生 英語力急上昇中!
最近、佛教大学の学生の英語力が急上昇している。3 月 18 日(水)に卒業を迎え
る文学部英米学科の 4 回生のうち 4 人が、TOEIC の 800 点超えを果たした。隅田貴
博君は 915 点、田中雄也君は 900 点、岩原健二君は 870 点、清水優廷君は 830 点を
獲得した注1。さらにこの 4 人の内 3 人が実用英語検定準一級にも合格している。まさ
に快挙である。もちろん彼らの後には 700 点台の学生が続いている。ちなみに文科省
は、中・高の英語教員に TOEIC で 730 点以上あるいは英検準一級以上の英語力を求
めている。しかし昨年の文科省の調査では、その達成率は京都の高校で 60%中学で
31%、滋賀の高校で 62%中学で 27%、奈良の高校で 33%中学で 29%だった。彼ら
の快挙がお分かり頂けると思う。うれしいことには、下級生においてもさらに期待で
きるのだ。その理由は以下の通り。
文学部英米学科では、入学時にテストを行い英語の習熟度別にクラスを編成し、か
つ初年度には全員が少人数(20 人以下)の入門ゼミに入り、指導教授から大学生活
を始めるにあたっての懇切丁寧な指導を受けている。そのことで、スムーズに大学生
に移行できている。
さらに英米学科では、いわゆる英会話の練習だけでなく、上級者は、外国人教師か
ら、米国の文学・文化、英国の文学・文化、欧米の政治思想、欧米の社会、異文化交流
などについて、英語を使った双方向の授業(学生も英語での回答が求められる)を受
けることができる。3回・4回のゼミでは、外国人の担当するゼミと日本人の担当す
るゼミの両方を受講できる。結果として、外国人教師による授業だけで、大部分の卒
業単位が揃うほど、意欲ある学生には刺激的な環境が準備されている。
また、授業だけでは飽き足らないという学生に向けて、教員の指導の下での、英語
学習のための自主ゼミ、英語力アップのための2泊3日のカンヅメ合宿、回生を横断
した英語勉強会が行われている。この他にも、学生による自主ゼミを学科として支援
している。
そのうえ、英語学習にインセンティブを与えるために、毎年3名の学生を選抜して、
授業料と渡航費を大学が全額負担して、一年間アメリカのカレッジに送っている注 2。
これ以外にも、オーストラリアやアメリカへの留学プログラムを用意している。
このように、近年、英米学科は大学と一丸となって、意欲ある学生を支援し、学生
が自分の殻を破って、持てる才能をじゅうぶんに発揮できるための環境整備に努力を
続けている。そしてそれが着実に実を結びつつある。
注1 隅田君は大学院進学、田中君は一部上場企業、岩原君は大阪府小学校、清水
君は東京都中学校(英語)に就職。
注 2 経験者の中から、そのまま米国の大学に進学する者や海外のボランティア活
動に参加する者が現れている。
●報道機関からのお問い合わせ先
佛教大学 広報課(担当:米林・桝井・米田)
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