伊丹市地域移行相談支援員設置費用補助金交付要綱（平成19年４月制定） （目的） 第１条 この要綱は，障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律（平成１７年法律第 １２３号。以下「法」という。 ）第２９条第1項に規定する指定障害者支援施設（以下「支援施設」とい う。 ）に地域移行相談支援員を設置する事業者に対し，予算の範囲内において，伊丹市地域移行相談支 援員設置費用補助金（以下「補助金」という。）を交付することにより，支援施設を利用する障害者の 速やかな地域生活への移行を支援することを目的とする。 （補助事業者） 第２条 補助金の交付を受けることができるものは，法第３８条第1項に規定する指定障害者支援施設の 指定（施設入所支援及び生活介護に係るものに限る。）を受け，当該支援施設に地域移行相談支援員を 設置して障害者が地域生活へ移行するための計画（以下「個別支援計画」という。）を作成する事業者 （以下「補助事業者」という。）とする。 （地域移行相談支援員） 第３条 地域移行支援相談員は，障害者が地域生活へ移行するための個別支援計画を作成及び計画の実施 に伴う支援，地域移行調整会議の開催，相談その他必要な援助（生活介護に係るサービスを除く。）を行 わなければならない。 ２ 地域移行支援相談員は，支援施設において常勤職員として３年以上の実務経験を有する者でなければ ならない。 （個別支援計画） 第４条 個別支援計画は，次に掲げる要件を満たすものでなければならない。 （１） 対象者ごとに作成されたものであること。 （２） 対象者の地域生活における課題の確認，課題の解決等に向けた具体的な支援の内容を示され，そ の支援の期間が定められていること。 （３）対象者及び保護者が同意していること。 （４）地域生活支援センター，相談支援事業者，行政機関その他必要な機関との協議が行われたものであ ること。 ２ 個別支援計画は，年１回以上，定期的に見直しを行わなければならない。 ３ 個別支援計画を作成し，又は変更したときは，速やかに市長の承認を受けなければならない。 ４ 市長は，前項の規定により提出された個別支援計画が適切な計画になるよう，必要な指導助言を行わ なければならない。 （補助金の額） 第５条 補助金の額は，地域移行相談支援員の１人分の人件費のうち給料又は賃金の年額と算定基準額と を比較して，いずれか少ない方の額とする。 ２ 前項の算定基準額は，３００万円とする。 (補助金の交付申請) 第６条 補助金の交付を受けようとする者は，伊丹市地域移行相談支援員設置費用補助金交付申請書（様 式第１号）に必要な書類を添えて，市長に提出しなければならない。 （補助金の交付決定） 第７条 市長は前条の規定による申請書を受理したときは，その内容を審査のうえ，速やかに補助金の交 付の可否を決定し，伊丹市地域移行相談支援員設置費用補助金交付可否決定通知書（様式第２号）によ り申請者に通知するものとする。 （地域移行相談支援員の設置の中止等） 第８条 補助事業者は，地域移行相談支援員の設置を中止し，又は廃止しようとするときは，あらかじめ 報告しなければならない。 （補助金の請求） 第９条 第６条の規定による伊丹市地域移行相談支援員設置費用補助金交付可否決定通知書を受けた者 は，当該年度の７月，１０月，１月，４月の各月の１０日までに伊丹市地域移行相談支援員設置費用補助 金請求書（様式第３号）を市長に提出して請求しなければならない。 （交付） 第１０条 市長は，前条の規定による請求書を受理したときは，当該請求書を受理した日から２０日以内 に補助金を交付するものとする。 （実績及び精算報告） 第１１条 補助事業者は，当該年度終了後速やかに，伊丹市地域移行相談支援員設置費用補助金実績報告 書（様式第４号）に個別支援計画の策定に係る事業報告書及び収支報告書を添えて市長に提出しなけれ ばならない。 ２ 市長は実績報告書を受理したときは、その内容を審査のうえ、精算を行わなければならない。 （交付決定の取消し等） 第１２条 市長は，助成金の交付決定を受けた者が，次のいずれかに該当すると認めたときは，この要綱 に基づく補助金の交付決定を取り消し，又は既に交付した補助金の全部若しくは一部の返還を求めるこ とができる。 （１） 補助金を事業以外の目的に使用したとき。 （２） 虚偽又は不正な手続きにより補助金の交付を受けたとき。 （３） その他この要綱の規定に違反したとき。 （報告等） 第１３条 市長は，必要があると認めるときは，補助事業者に対し報告又は帳簿書類その他の必要な書類 の提出を求めることができる。 （細則） 第１４条 この要綱に定めるもののほか，補助金の交付に関し必要な事項については，市長が別に定める。 付 則 この要綱は，平成１９年４月１日から施行する。 付 則 この要綱は，平成２４年４月１日から施行する。 付 則 この要綱は，平成２５年４月１日から施行する。 様式第１号 年 月 日 伊丹市地域移行相談支援員設置費用補助金交付申請書 伊丹市長 様 所在地 法人名 代表者 印 伊丹市地域移行相談支援員設置費用補助金交付要綱第５条の規定により地域移行相談 支援員設置費用補助金の交付を受けたいので次のとおり申請します。 １ 申請金額 円 ２ 添付資料 事業計画書 収支予算書 支援員の勤務体制 積算書 施設名称 所在地 障害者支援施設の指定年月日 内容（サ-ビスの種類，入所定員） 地域移行相談支援員の設置年月日 様式第２号 第 年 号 月 日 伊丹市地域移行相談支援員設置費用補助金交付可否決定通知書 （申請者） 様 伊丹市長 年 月 日に交付申請のありました伊丹市地域移行相談支援員設置費用補助金については，伊丹市地域 移行相談支援員設置費用補助金交付要綱第６条に基づき，次のとおり決定しましたので通知します。 １ 決定の内容 （ 決定 ・ 不決定 ） ２ 補助金交付決定額 円 ３ 補助金交付時期 年 月 ４ 不決定の理由 日 様式第３号 年 伊丹市長 月 日 様 所在地 法人名 代表者 印 伊丹市地域移行相談支援員設置費用補助金請求書 ￥ ただし， 年 月 日付 相談支援員設置費用補助金（第 第 号で交付決定を受けた 年度伊丹市地域移行 回支払い分）として上記のとおり請求します。 。 (振込先) 銀行名・支店名 （フリガナ） 口座名義人 口座種別 口座番号 普通 ・ 当座 様式第４号 年 月 日 伊丹市地域移行相談支援員設置費用補助金実績報告書 伊丹市長 様 所在地 法人名 代表者 年 月 日付 第 印 号により交付決定された伊丹市地域移行相談支援員設置費用補助 金に係る実績について，次のとおり報告します。 １ 補助金の精算 受領額 精算額 差引過不足額 （Ａ） （Ｂ） （Ａ－Ｂ） ２ 添付書類 (1) 伊丹市地域移行相談支援員の勤務状況の確認できる書類 (2) 個別支援計画の策定に係る事業報告書及び収支報告書 備 考
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