春風にのって 出品目録(PDFファイル)

池田遙邨コーナー展示 春風にのって
会期:2015年3月17日(火)~5月6日(日) 作品名
制作年
倉敷市立美術館
寸法(㎝)
材質
備考
1
春風
1963(昭和38)年
49.0×63.5
紙本着色
作者寄贈
2
春日
1963(昭和38)年
50.0×65.0
紙本着色
作者寄贈
3
月ヶ瀬
1963(昭和38)年
49.0×64.0
紙本着色
作者寄贈
4
祇園夜桜
1964(昭和39)年
45.5×51.0
紙本着色
作者寄贈
5
桜
1972(昭和47)年
113.0×72.0
紙本着色
作者寄贈
6
のどか
1974(昭和49)年
65.0×91.0
紙本着色
写生帳・スケッチ
7
洋蘭
1978(昭和53)年
23.5×16.0
紙本着色
作者寄贈
8
野原
1978(昭和53)年
17.5×26.6
紙本着色
作者寄贈
9
鴨川上流
1974(昭和49)年
24.0×27.0
淡彩・インク・金泥・紙 作者寄贈
10
菜花
1974(昭和49)年
17.0×25.0
インク・色鉛筆・紙
作者寄贈
11
菜花
1974(昭和49)年
24.0×17.0
インク・色鉛筆・紙
作者寄贈
12
祇園の桜
インク・色鉛筆・紙
池田花氏寄贈
13
花
鉛筆・紙
池田花氏寄贈
14
花
鉛筆・紙
池田花氏寄贈
15
花
鉛筆・紙
池田花氏寄贈
16
花の寺
鉛筆・紙
池田花氏寄贈
17
鴨堤上地 さくら
鉛筆・紙
池田花氏寄贈
池田 遙邨 明治28(1895)年-昭和63(1988)年
日本画家。岡山県に生まれる。本名は曻一。1910年、大阪で松原三五郎の天彩画塾に入り、
洋画の勉強を始める。1913年、小野竹喬から個展評を聞き、日本画に興味を持つ。1914年、
第8回文展に水彩画「みなとの曇り日」が初入選。1918年、遙村と号して独学で描いた日本画
を、第12回文展に出品するが落選。1919年、京都に出て竹内栖鳳の画塾・竹杖会に入る。同
年、第1回帝展に「南郷の八月」が入選。1923年、鹿子木孟郎とともに関東大震災後の東京を
スケッチし、これらをもとに「災禍の跡」を制作、翌年の第5回帝展に出品するが落選。1926年
頃、画号を遙邨と改める。1928年、歌川広重にならって東海道を徒歩で写生旅行し、1931年、
「昭和東海道五十三次」を完成させる。1928年、第9回帝展で「雪の大阪」が特選。1930年、第
11回帝展で「烏城」が特選。1953年、画塾・青塔社を主宰する。1960年、日本芸術院賞を受賞。
1976年、日本芸術院会員となる。1984年、文化功労者の表彰を受ける。この頃、種田山頭火
の句を画題とした山頭火シリーズに着手。飄々としたユーモア溢れる作風により、詩画一体の
境地を拓いた。1986年、倉敷市名誉市民となる。1987年、文化勲章を受章。