【お知らせ】 『 ハ ー グ 協定 に 基づ く 意 匠 の 国際 登 録に 関 す る ガ イド 』( GUIDE TO THE INTERNATIONAL REGISTRATION OF INDUSTRIAL DESIGNS UNDER THE HAGUE AGREEMENT)は、2015年1月に新版が公開されました。 2014年7月版からの主な変更点は、以下に示す3点です。 1.共通規則第18規則(3)に関する変更 国際登録が指定締約国の手続において分割された場合、指定締約国の官庁は国 際事務局に分割があった旨を通知しなければならないこと、及び、意匠の単一性 以外の拒絶の理由がない場合、指定締約国の官庁は国際事務局に拒絶の通報の取 下げ又は保護の付与の声明を送付しなければならないこと、が追加された。 2.共通規則第18規則及び第18規則の2の改正に伴う変更 拒絶の取下げの通報及び保護の付与の声明には、適用される法令に基づいて国 際登録が保護の付与の効果を生じた日を記載すること、及び、指定締約国の官庁 における手続によって国際登録が補正された場合には、拒絶の取り下げの通報又 は保護の付与の声明にその補正の内容を含め又は表示することが追加された。 また、第 18 規則(1)(c)(i) 又は(ii)の宣言に基づき、拒絶通報期間後に保護の効 果を発生させる場合には、官庁は保護の付与の声明を送付しなければならないこ とが追加された。 3.国際登録に関する移転の証明書[標準文書]に関する記載の追加 第 34 回ハーグ同盟総会(2014 年 9 月)において、ジュネーブ改正協定第 16 条(2)に基づく宣言をした締約国に対する勧告(標準文書を用いて作成された国際 登録に関する移転の証明書を有効なものとして容認することの勧告)が採択され た旨の記載が追加された。 ※ 標準文書の書式、及び、この標準文書を用いて作成された移転の証明書を容 認する締約国のリストは、今後、WIPO 国際事務局のウェブサイトで公開さ れる予定。 その他、一部に英語表現の変更がありますが、実質的な内容の変更はありません。
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