自転車利用者の交通事故の実態(平成26年中) ~ 自転車利用中の死傷者 1,856人~ 死者 9人(前年比-4人) 重傷者 250人(前年比-27人) 軽傷者 1,597人(前年比-7人) ・昨年の自転車利用者の交通事故の実態は、一昨年に比べ全体で死傷者数は僅かながら減少しました。 ・亡くなられた方は、65歳以上の高齢者4人(前年比-3人)、20歳未満で3人(前年比+2人)となっています。 ・怪我をされた方は、高校生を中心に30歳未満が多くなっています。 ・発生は、4月から急激に増加し、10月に最も多くなっています。 ・時間帯では朝・夕の通勤や通学時間帯に多くなっています。 ・交差点での出合頭事故が多くなっているほか、自転車利用者側の違反も約4割を占めています。 【月 別】 【時間別】 4月から発生が増加し、10月に最も多い。 朝(8~10時)と夕(16~18時)に多い。 18.0% 死者 傷者 時間帯 15.6 16.0 14.4 14.0 13.5 12.6 11.8 12.0 9.6 9.8 10.0 0.0 5.0 15 00~02時 0.8 15 02~04時 0.8 13 04~06時 0.7 137 06~08時 10.0 15.0 5.0 5.9 6.0 18.3 2 211 10~12時 11.5 10.2 1 189 12~14時 4.0 12.0 1 221 14~16時 2.0 0.8 0.5 0.5 月 1 死者 1 3 1 2 1 10 10 109 181 218 264 250 232 287 178 93 12.8 2 236 18~20時 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 計 傷者 15 17.9 333 16~18時 0.0 9 1 100 20~22時 1847 40 22~00時 5.4 2.2 【曜日別】 【事故類型別】 平日の発生が多い。 出会頭事故が5割を超える。 % 14.7 15.0 16.2 15.6 55.4 50.0 16.0 15.1 13.5 40.0 30.0 8.9 10.0 % 60.0 20.0 % 7.4 2 337 08~10時 8.0 20.0 18.5 20.0 15.9 10.2 5.0 10.0 0.0 0.0 曜日 日曜日 月曜日 火曜日 水曜日 死者 1 1 1 2 傷者 165 271 288 298 木曜日 297 % 出会頭 左折事故 右折事故 その他 3 死者 4 1 1 3 248 傷者 1,024 343 294 186 土曜日 1 280 【地形・道路形状別】 市街地交差点で7割を超える。 80.0 類型 金曜日 【道路別】 市町村道での発生が多い。 80.0 75.5 % 60.4 60.0 60.0 40.0 40.0 20.6 20.0 0.4 0.0 2.4 市街地 形状 交差点 直線 死者 5 1 傷者 1,396 382 1.0 0.1 非市街地 カーブ 交差点 直線 44 16 19.2 18.6 1.8 0.0 カーブ 3 7 20.0 2 国道 道道 市町村道 死者 1 2 6 傷者 355 343 1,115 その他の道路 34 【死傷者の年齢層】 【子供・高齢者の死傷者の割合】 死者は高齢者(65歳以上)が多い。傷者は若年者が多い。 高校生、高齢者が多い。 死者 傷者 年代 0.0 10.0 15.0 % 20.0 45.0 % 1 283 15歳以下 2 333 16~19歳 1 326 20歳代 235 5.0 40.6 40.0 15.3 33.8 35.0 18.0 30.0 25.0 17.6 12.7 30歳代 20.0 14.0 15.0 176 40歳代 1 141 50歳代 9.5 10.4 10.0 5.0 7.7 1.2 0.0 84 60~64歳 1 144 65~74歳 3 125 75歳以上 4.5 幼 児 小学生 10 傷者 6.9 高校生 高齢者 2 4 326 269 1 死者 7.8 中学生 112 84 【死傷者の通行目的】 【死傷者の自宅からの距離】 通勤、通学や買物時が多い。 1km以内で5割を超える。 0.0 死者 傷者 目的別 27 業務中 1 439 通勤 1 319 通学 59 観光・娯楽 1 70 散歩 19 飲食 3 430 買物 3 190 訪問・送迎 31 通院 263 その他 5.0 10.0 15.0 20.0 1.5 25.0 100m以下 8.0% % 23.7 2km超え 26.7% 17.2 100m超え 500m以下 21.1% 3.2 3.8 1.0 23.3 1km超え 2km以下 20.1% 10.4 500m超え 1km以下 24.0% 1.7 14.2 【死傷者の法令違反】 自転車側の約4割を超えて違反があり、特に交差点通行時の違反に関わるものが多い。 [違反の種別] 6.0 信号無視 46.7 交差点安全 進行義務 違反あり 10.3 一時不停止 41.2% 58.8% 違反なし 13.1 安全不確認 通行区分 通行方法 その他 % 4.2 2.7 17.0 % 注~構成率は四捨五入しているため、合計と内訳の計が一致しない場合があります。 ~自転車運転者講習はじまる(平成27年6月1日施行)~ 自転車運転による酒酔い運転、信号無視、一時不停止など一定の危険行為を2回以上した者は、「自転車運 転者講習」を受けなければなりません。(罰則~受講しなかった者5万円以下の罰金)
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