スポーツ・文化施設の使用料の見直しについて

スポーツ・文化施設の使用料の見直しについて
真庭市生活環境部スポーツ・文化振興課
平成27年度より、スポーツ・文化施設の使用料等につきましては、下記のとおり変更となりま
す。なお、詳細については、各施設の条例をご確認ください。
記
1.年末年始の休館(場)日について
管理人が不在の施設を利用する際の鍵の受け渡しや、事故の際の対応を考慮し、官公庁の休業期
間と同じになるよう統一しまし。ただし、現在、無休や降雪等により 12 月~3 月が休館(場)とな
っている施設は、現状どおりとしています。
○スポーツ・文化施設
現行
12月28日から1月4日まで
変更後
12月29日から1月3日まで
12月29日から1月3日まで
12月30日から1月3日まで
無休及び12月~3月等
現行のとおり
2.週休日
管理人が常駐する施設は、基本的に週休日があり、無休施設は、指定管理施設ないしは無人施設
のみです。週休日については、地域住民にも浸透していることを考慮し、一部の施設を除き現行ど
おりとしています。
3.開館(場)時間について
開館(場)時間は、6 時より使用可能な施設もありますが、一部の施設を除き 9 時に統一しまし
た。閉館(場)時間は、屋外施設の場合、照明設備の有無で使用可能時間が異なり、基本的には照
明設備のある施設は 22 時までとし、それ以外は 17 時までとなるよう調整しました。また、冬期や
日曜日を 17 時までとする施設もありますが、当面は現状のままとしました。
4.施設の貸出方法について
スポーツ施設については、時間帯料金制度(区分貸)と時間貸が混在し、文化施設については、
すべての施設が時間帯料金制度を採用していましたが、時間帯料金制度については、短期間の利用
には無駄な時間が生じるデメリットがあり、住民サービスの観点から、原則的に文化施設・スポー
ツ施設とも時間貸しに統一することとしました。
5.施設の使用料(利用料)について
使用料の見直しにより、統一的な使用料の構成は、基本使用料と加算額の合計額となります。な
お、条例の料金表は、消費税を含んだ金額(総額表示)です。
基本使用料
施設使用料
加算
照明設備
設備・備
空調設備使
使用料
品等使用
用料
+
+ 料
市外加算
入場料徴収
時加算
+
+
営利加算
+
+
利用者区分
利用者区
利用者区
利用者区分
基本使用
基本使用
基本使用料
・一般
分なし
分なし
なし(加算割
料の0.5倍
料の1.0倍
の2.0倍
・中学生以下(1/2)等
合は異なる)
ア.使用料金の統一
スポーツ施設・文化施設とも、それぞれの施設間で規模やグレードが異なっており、特に
統一は図っていません。
イ.個人利用
スポーツ・文化施設は、個人利用が前提である施設を除き専用使用が基本ですが、真庭市
においては、一部のスポーツ施設では専用使用がない場合に限って、個人利用が認められて
きた経緯があります。今回の見直しにより、個人利用が前提である施設以外は、体育館のア
リーナ・トレーニングルーム等を除き原則廃止しました。
ウ.利用者区分
利用者区分については、「使用料・手数料見直し基本方針」に基づき、文化施設と一部の
スポーツ施設を除き設定しました。事務の煩雑さを避けるために「一般」と「中学生以下」
(1/2負担)のみのとしています。ただし、プールについては「小中学生」(1/2負担)
・「幼児」(3 才以上小学生未満:1/4負担)を例外的に設定しています。
なお、指定管理施設では、利用者区分を指定管理者で決めることができますが、条例上の
使用料の額を超えるような利用者区分の設定はできません。(小中学生料金を無くして、一
般の料金に統一するなど)
エ.回数券・会員制度について
指定管理施設において回数券や会員制度を導入している施設があります。回数券や会員制
度については条例からは除いていますが、指定管理者側で設定できる割引制度として継続さ
れる予定です。
オ.使用料の加算
使用料の加算については、施設ごとにばらつきが見られましたが、「使用料・手数料見直
し基本方針」を基本に、統一的に市民以外が使用する場合(市外加算)は 0.5 倍、営業目的
使用する場合(営業加算)は 1.0 倍、入場料を徴収する場合の加算 2.0 倍を加算することと
しました。
カ.付帯施設等の使用料について
付帯設備や備品の使用料ついては、施設と同様に原価計算方式により使用料を設定しまし
た。なお、原価を明らかにできないものについては、現状では、施設の維持管理費と収入の
乖離が大きく、自立的な施設運営を図るためにも、現行の使用料に据え置きました。
○照明設備(屋外設備)
基本的に、光熱水費等は原価に算入されているが、使用者間の不公平感を除くために使用
料を設定しました。照明設備の電気代が把握できる施設については、1時間あたりの単価を
算出しましたが、現状では、施設の維持管理費と収入の乖離が大きく、自立的な施設運営を
図るためにも、現在の使用料に据え置きました。また、照明設備のみの電気代が把握できな
い施設についても、現行の使用料に据え置きました。
○照明設備(屋内施設)
屋内施設については、照明設備使用料は使用料に含まれることとしましたが、ホール等の
照明設備使用料については、照明卓を操作しながら使用する場合や主催者が持ち込み卓等を
利用した場合等など、通常の屋内照明以外で使用した場合には、利用者間の不公平感を除く
ために使用料を設定しました。ただし、ほとんどの施設で、照明設備のみの電気代が把握で
きないため、現状では、施設の維持管理費と収入の乖離が大きく、施設の自立的な施設運営
を図るためにも、現行の使用料に据え置いています。
○空調設備
基本的に、光熱水費等は原価に算入されているが、使用者間の不公平感を除くために使用
料を設定いたしました。算出方法は、施設ごとに通常期の電気代に対する冷暖房期電気代の
増加率を設定しましたが、現状では、施設の維持管理費と収入の乖離が大きく、自立的な施
設運営を図るためにも、現行の使用料に据え置きました。また、空調設備単独で電気代等が
積算できない施設についても、同様に、現行の使用料に据え置いています。
○付帯設備・備品
施設と同様に、原価計算により使用料を算出しました。原価が不明なものについては、現
行の使用料に据え置いています。
(6)減免の取り扱いについて
減免制度の取り扱いについては、「使用料・手数料見直し方針」改定の骨子にあるとおり、受益
者負担原則の徹底と、公共施設管理運営の独立採算体制の強化のため、下記のとおり減免規定の抜
本的な見直しを実施しています。なお、減免措置が原則的に無くなることにより、不利益が生じる
スポーツ関係団体につきましては、補助金や利用者区分の設定で対応いたします。
区分
該当要件
免除
施設を利用する障害者を介助する場合(介助者1名については免除)
減額
身体障害者福祉法又は精神保健及び精神障害者福祉に関する法律による手帳の
(1/2)
交付を受けている人が利用する場合
「療育手帳制度について」(昭和48年9月27日発児第156号厚生事務次官通知)に
よる療育手帳の交付を受けている人が利用する場合
生活保護法により生活保護を受けている世帯
真庭市ひとり親家庭等医療費受給者の属する世帯
後期高齢者医療制度の被保険者のうち低所得者Ⅰに該当する者の属する世帯
次に掲げる障害者を構成員とする世帯で、世帯全員が市町村民税(特別区民税含
む。)非課税の措置を受けている世帯
(1) 身体障害者福祉法に規定する身体障害者手帳を所持する身体障害者
(2) 所得税法又は地方税法に規定する障害者のうち、児童相談所、知的障害者
更生相談所、精神保健福祉センター又は精神保健指定医により知的障害者と判定
された者
(3) 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律に規定する精神障害者保健福
祉手帳を所持する者
その都度市長が定 その他市長が認めた場合
める額