需要の高まりに応え、平成26年産の酒米を増産

戦
略
名
プロジェクト名
地域が輝く「農林水産業活力向上戦略」
「やまぐちブランド」等の販路拡大
需要の高まりに応え、平成26年産の酒米を増産
・年間製造量が5年連続で増加し、全国から注目を集めている「やまぐちの地
酒」の需要に応えるため、平成26年度から本格的な増産への取組を開始。
・種子の確保や栽培面積の拡大等により、平成26年産酒米は、前年150%
の生産量となった。
○工程表に掲げた「取組」の実績
【取組:酒米の増産】
(1)種子の確保
・平成 27 年産の増産に向けて必要な種子を確保するための採種ほを拡大
○西都の雫(下関市豊田 H25: 32a→H26: 65a)
○山田錦 (山口市徳地 H25:123a→H26:179a)
→ 平成 27 年産(増加分)の種子量を確保
(2)酒米技術指導の強化
ア 栽培実証ほ場の設置
・県内6JAで11実証ほを設置
(西都の雫4か所、山田錦7か所)
イ 技術研修会の開催
指導者研修会(山口市)
・JAや農林事務所を対象とした山田錦指導者研修会を開催
(3)実需者との意見交換の実施
・JAを単位に県酒造組合会員との意見交換会を開催
○JA山口東(7月17日、12月9日・10日)
○JA下関(9月1日)
○JAあぶらんど萩(9月26日、12月17日)
意見交換会(岩国市)
(4)本年度の栽培面積・生産量
・栽培面積
(単位:ha)
年産/品種
山田錦 西都の雫
合計
16.9ha(23%)の増加
H25年
44.1
28.6
72.7
H26年
48.7
40.9
89.6
・生産量 (見込み)
年産/品種
山田錦
H25年
124
H26年
160
(単位:t)
西都の雫
114
198
合計
238
358
120t(50%)の増加
■期待される成果・効果
・酒米の増産は、目標(H28 年度 年間 564 トン)に向けて着実に進んでおり、県内酒造
生産量の増加が見込まれる。
・実需者との契約による県産酒米の取引拡大により、生産者の安定した収益確保が
期待される。