名証一斉連絡平成２７年３月９日株式会社名古屋証券取引所自主規制グループ（上場監理担当）下記のとおり、監理銘柄（審査中）に指定することとしましたので、御通知します。記１．銘柄（株）オプトロム（コード：７８２４、セントレックス）２．指定期間平成２７年３月９日（月）から当取引所が株券上場廃止基準に該当するかどうかを認定した日まで３．指定理由株券上場廃止基準の取扱い５(1)ｏ（上場会社が株券上場廃止基準第２条の２第１項第５号で準用する同基準第２条第１項第 12 号（「上場契約違反等」）に該当するおそれがあると当取引所が認める場合）該当のため（注）株式会社オプトロム（以下「同社」という。）は、本日、同社が平成26年２月27日に開示した「第三者割当により発行される第４回新株予約権の募集及びコミットメント条項付募集新株予約権引受契約締結に関するお知らせ」において、第三者割当の割当予定先に係る反社会的勢力等に関する信用調査会社の調査結果について、反社会的勢力等や違法行為に関わりを示す情報に該当がないと公表していたものを、実際には、当時、当該信用調査会社からは関わりを示す情報が記載された調査結果を受領しており、これに係る当取引所の照会に対してこの事実を報告していなかったこと、そのため、平成26年２月27日付の開示資料及び同日付で提出された有価証券届出書を訂正した旨の開示を行いました。また、同社は、平成27年３月２日に開示した「平成26年９月25日付から平成27年２月６日付までの『資金の借入に関するお知らせ』の一部訂正について」において、平成26年９月30日から同年10 月29日までの間に行った計４回、合計99百万円の借入れについて、その全額につき新たな資本政策による返済又は債権の株式化を検討している旨の開示を継続して行っていながら、実際には、そのうち40百万円を実質的に返済していた旨を公表しており、本日開示した「第三者割当による新株式発行、第７回新株予約権の発行及びコミットメント条項付募集新株予約権引受契約の締結並びに主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ」の公表のために行っていた当取引所との相談過程において、当取引所の照会に対しこの事実の報告がないまま、99百万円全額に対する返済を当該第三者割当の資金使途として公表準備を進めておりました。当取引所としては、本日及び平成27年３月２日の同社の開示内容から、上場有価証券の発行者の会社情報の適時開示等に関する規則第２章に定める、会社情報の適時開示及び会社情報に係る照会事項の当取引所への正確な報告義務について重大な違反を行ったおそれがあり、審査により確認する必要があると判断し、今後の審査の結果いかんによっては上場廃止基準に該当することとなるため、同社株式を上場廃止基準に該当するおそれがある銘柄として監理銘柄（審査中）に指定し、投資者の注意を喚起するものです。以上