新旧対照表 第3編[PDF:351KB]

第3編 震災対策編
第1章 災害予防計画
節
1
節
名
地震に強いまちづ
頁
901
くり
旧(平成26年3月現在)
新(今回修正案)
1 地震に強い郷土づくり
1 地震に強い郷土づくり
(1)・(2) 〔略〕
(1)・(2) 〔略〕
(3) 地すべり、がけ崩れ防止などによる土砂災害対策の推進及び森林などの郷土保全機能の
(3) 地すべり、崖崩れ防止などによる土砂災害対策の推進及び森林などの郷土保全機能の維
維持推進を図るとともに、住宅、学校や病院等の公共施設等の構造物、施設等の耐震性に
持推進を図るとともに、住宅、学校や病院等の公共施設等の構造物、施設等の耐震性に十
十分配慮する。
分配慮する。
(4) 東海地震、東南海・南海地震を対象に国が策定した地震防災戦略を踏まえた地域目標の
策定に努める。
(5) 地震防災戦略が対象とする大規模地震以外の地震についても、地域の特性を踏まえた被
(4) 東海地震、南海トラフ地震及び地震防災戦略が対象とする大規模地震以外の地震につい
害想定を実施し、それに基づく減災目標を策定し、関係機関・住民等と一体となった、効
ても、国や県の被害想定を参考に減災目標を策定し、関係機関・住民等と一体となった、
果的・効率的な地震対策の推進に努める。
効果的・効率的な地震対策の推進に努める。
(5) 老朽化した社会資本について、長寿命化計画の作成・実施等により、その適切な維持管
理に努める。
2 地震に強いまちづくり
2 地震に強いまちづくり
(1) 地震に強い都市構造の形成
(1) 地震に強い都市構造の形成
ア 避難路、緊急輸送路など防災上重要な経路を構成する道路について災害時の交通の確
保を図るため、必要に応じて、区域の指定して道路の占用の禁止又は制限を行うととも
に、無電柱化の促進を図る。
ア 幹線道路、都市公園、河川など骨格的な基盤整備及び建築物や公共施設の耐震、不燃
化等により、地震に強い都市構造の形成を図る。
イ 幹線道路、都市公園、河川など骨格的な基盤整備及び建築物や公共施設の耐震、不燃
化等により、地震に強い都市構造の形成を図る。
なお、事業の実施に当たっては、効率的・効果的に行われるよう配慮する。
イ 不特定多数の者が利用する施設等における安全確保対策及び発災時の応急体制の整
備を強化する。
備、利用者への情報伝達体制・避難誘導体制の整備を強化する。
(2) 建築物等の安全化
(2) 建築物等の安全化
ア 不特定多数の者が利用する建築物並びに学校及び医療機関等の応急対策上重要な建
901
ウ 不特定多数の者が利用する施設等における安全確保対策及び発災時の応急体制の整
ア 不特定多数の者が利用する施設、学校、行政関連施設等の応急対策上重要な施設、要
築物について、耐震性の確保に特に配慮する。
配慮者に関わる社会福祉施設、医療施設等について、耐震性の確保に特に配慮する。
〔略〕
〔略〕
エ 建築物の落下対策及びブロック塀等の安全化等を図る。
エ 建築物における天井材等の非構造部材の脱落防止対策、ブロック塀及び家具の転倒防
の2
止対策、エレベーターにおける閉じ込め防止等を図る。
(3) ライフライン施設等の機能の確保
(3) ライフライン施設等の機能の確保
ア 上下水道等の耐震性の確保を図るとともに、系統多重化、拠点の分散、代替施設の整
備等による代替性の確保を進める。
ア ライフラインの被災は、安否確認、住民の避難、救命・救助等の応急対策活動などに
支障を与えるとともに、避難生活環境の悪化等をもたらすことから、市は、水道施設等
65
節
1
節
名
頁
地震に強いまちづ
901
くり
の2
旧(平成26年3月現在)
新(今回修正案)
特に、3次医療機関等の人命に関わる重要施設への供給ラインの重点的な耐震化を進
める。
の耐震性の確保を図るとともに、系統多重化、代替施設の整備等による代替性の確保を
進める。
イ 関係機関と密接な連携をとりつつ、ライフライン共同収容施設としての共同溝・電線
共同溝の整備を図る。
特に、医療機関等の人命に関わる重要施設への供給ラインの重点的な耐震化を進め
る。
ウ コンピュータシステムやデータのバックアップ対策を講ずる。
イ コンピュータシステムやデータのバックアップ対策を講ずる。
(4)~(6) 〔略〕
(4)~(6) 〔略〕
(7) 災害応急対策等への備え
(7) 災害応急対策等への備え
被災時の対応を迅速かつ円滑に行うための備えを平常時より十分行うとともに、職員、
住民個々の防災力の向上を図り、人的ネットワークの構築を図る。
ア 被災時の対応を迅速かつ円滑に行うための備えを平常時より十分行うとともに、職
員、住民個々の防災力の向上を図り、人的ネットワークの構築を図る。
イ 指定緊急避難場所、指定避難所、備蓄など、防災に関する諸活動の推進に当たり、公
共用地等の活用を図る。
ウ 民間企業等を含む関係機関との間で協定を締結するなど、連携強化を進めることによ
り、迅速かつ効果的な応急対策等が行えるように努める。
エ 民間事業者に委託可能な災害対策に係る業務(被災情報の整理、支援物資の管理・輸
送等)について、あらかじめ協定を締結しておくなど、民間事業者のノウハウや能力等
の活用に努める。
8
要配慮者支援計画
901
第8節 災害時要援護者支援計画
の3
第8節 要配慮者支援計画
(902)
20
建築物災害予防計
903
画
総務部(総務課・財政課) 建設部(建設課・都市計画課)
総務部(総務課・財政課) 建設部(建設課・都市計画課)
教育委員会事務局(学校教育課・子ども育成課・生涯学習課)
教育委員会事務局(学校教育課・子ども育成課・生涯学習課・人権政策課)
〔略〕
〔略〕
1 公共建築物
1 公共建築物
(1) 耐震診断及び耐震改修等の実施
(1) 耐震診断及び耐震改修等の実施
公共建築物の中には災害発生後、応急対策活動の拠点ともなる建築物が多く、また、災
害時要援護者が利用する建築物も多いことから特に耐震性が要求される。〔後略〕
〔以下略〕
35
住民及び事業者に
908
よる地区内の防災
(~
活動の推進
公共建築物の中には災害発生後、応急対策活動の拠点ともなる建築物が多く、また、要
配慮者が利用する建築物も多いことから特に耐震性が要求される。〔後略〕
〔以下略〕
第35節 住民及び事業者による地区内の防災活動の推進
950)
66
第2章 災害応急対策計画
節
1
節
名
非常参集職員の活動
頁
951
旧(平成26年3月現在)
活動体制
活動内容
活動期間
新(今回修正案)
活動開始基準
活動体制
活動内容
活動開始基準
活動期間
事前体制 ○総務部職員により、情報収
集・伝達を行う。
○総務部長が必要と認めた場
合、部内職員による増員を行
う。
右の基準に該当したと ○市の地域に震度
3又は震度4の
きから、警報等が解除さ
地震が発生した
れたとき、又は総務部長
とき
が配備の必要がないと認 ○群発地震が発生
めたとき及び他の体制に
したとき
移行したときまで。
準備体制
防災担当、当直者等が地 有感地震が多発したとき。
震情報の把握に努め、状
況の進展を見守る。
警戒体制 ○災害発生前の体制で、各部局
連絡網の確認、情報収集等を
行う。
○情報収集活動が円滑に行える
体制とする。
○状況により、警戒対策本部を
設置する。
右の基準に該当したと ○事前体制の状況
下で市長が必要
きから、警報等が解除さ
と認めたとき
れたとき、又は市長が配
備の必要がないと認めた
とき及び他の体制に移行
したときまで。
事前体制
○総務部職員を配置し、 ○市の地域に震度3の地震が 基準に該当したと
地震情報の分析、専門
発生したとき。
きから、総務部長
機関との情報交換がで ○群発地震が発生したとき。 が配備の必要がな
きる体制とする。
いと認めたとき及
○総務部長が必要と認め
び他の体制に移行
た場合、部内職員によ
したときまで。
る増員を行う。
応急体制 ○災害発生直前又は発生後の体
制で、警戒体制を強化し、情
報収集を行い、応急体制の準
備を整える。
○状況により、応急対策本部を
設置する。
○事態の推移に伴い、速やかに
災害対策本部を設置し、情報
収集、伝達、水防、輸送、医
療、救護等の応急対策活動が
円滑に実施できる体制とす
る。
右の基準に該当したと ○市の地域に震度
5弱の地震が発
きから、警報等が解除さ
生したとき
れたとき、又は市長が配
○その他市長が必
備の必要がないと認めた
要と認めたとき
とき及び他の体制に移行
したときまで。
警戒体制
○警戒対策本部を設置す ○市の地域に震度4の地震が 基準に該当したと
る。
発生したとき。
きから、市長が配
○各部局連絡網の確認、 ○その他市長が必要と認める 備の必要がないと
情報収集を行う。
とき。
認めたとき及び他
○災害関係課等の職員で
の体制に移行した
情報収集活動が円滑に
ときまで。
行いうる体制とする。
○専門機関とのホットラ
インが活用できる体制
とする。
警戒対策
本部設置
応急体制
第 1 次 ○災害発生時の体制で、応急体
右の基準に該当したと ○大規模な災害が
発生した場合、市
配備体制
制を強化し、広域的又は大規 きから、市長が配備の必
全域にわたり大
模な災害に対処する体制とす 要がないと認めたとき及
規模な災害が発
る。
び他の体制に移行したと
生するおそれが
○災害対策本部を設置し、市長 きまで。
ある場合で、市長
が必要と認めた場合、第2次
が必要と認めた
とき
配備体制をとる。
第 2 次 ○市の組織及び機能のすべてを
右の基準に該当したと ○市の地域に震度
配備体制
あげて対処する体制とし、各 きから、市長が配備の必
6弱以上の地震
所属職員全員を配備する。
要がないと認めたとき及
が発生したとき
○事態の推移により必要な人員 び他の体制に移行したと ○東海地震に係る
による体制を構築する。
きまで。
警戒宣言が発表
されたとき
67
災害対策
本部設置
基準に該当したと
きから、総務部長
が配備の必要がな
いと認めたとき及
び他の体制に移行
したときまで。
○災害対策本部を設置 ○市の地域に震度5弱以上の 基準に該当したと
し、応急対策活動が円
地震が発生したとき。
きから、市長が配
滑に実施できる体制と ○東海地震に係る警戒宣言が 備の必要がないと
する。
発表されたとき。
認めたとき及び他
○あらかじめ定めた防災 ○その他市長が必要と認める の体制に移行した
対応の全職員が体制に
とき。
ときまで。
入る。
節
1
節
名
非常参集職員の活動
頁
952
旧(平成26年3月現在)
新(今回修正案)
2 配備体制の決定及び配備指令の伝達
2 配備体制の決定及び配備指令の伝達
(1) 勤務時間内
(1) 勤務時間内
ア 〔略〕
ア 〔略〕
イ 総務部長は、総務課長の報告を受けたときは、市三役に報告する(図②)とともに、
イ 総務部長は、総務課長の報告を受けたときは、市三役に報告する(図②)とともに、
震度5弱以上の地震の場合には応急対策本部会議又は災害対策本部会議を開催するた
震度5弱以上の地震の場合には警戒対策本部会議又は災害対策本部会議を開催するた
め、各部長等に通知する(図③④)
。
め、各部長等に通知する(図③④)
。
ウ~オ 〔略〕
ウ~オ 〔略〕
〔図中〕
〔図中〕
応急対策本部・災害対策本部
953
警戒対策本部・災害対策本部
(2) 勤務時間外
(2) 勤務時間外
ア 〔略〕
ア 〔略〕
イ 総務部長は、総務課長又は当直者の報告を受けたときは、市三役に報告する(図②③)
イ 総務部長は、総務課長又は当直者の報告を受けたときは、市三役に報告する(図②③)
とともに、震度5弱以上の地震の場合には応急対策本部会議又は災害対策本部会議を開
とともに、震度5弱以上の地震の場合には警戒対策本部会議又は災害対策本部会議を開
催するため、各部長等に登庁するよう電話等により通知する(図④⑤)
。
催するため、各部長等に登庁するよう電話等により通知する(図④⑤)
。
ウ~オ 〔略〕
ウ~オ 〔略〕
〔図中〕
〔図中〕
警戒対策本部・災害対策本部
応急対策本部・災害対策本部
2
災害情報の収集・連
955
絡活動
(1) 緊急地震速報(警報・予報)
(1) 緊急地震速報(警報・予報)
〔略〕
〔略〕
ア 緊急地震速報(警報)
ア 緊急地震速報(警報)
最大震度5弱以上の揺れが推定されたときに、強い揺れが予想される地域に対し地震
動により重大な災害が起こるおそれのある旨を警告して発表するもの。〔後略〕
(2) 震度速報
震度3以上の大きな揺れを伴う地震が発生したことを知らせる情報であり、地震発生後
地震発生後約1分半で、震度3以上を観測した地域名と観測された震度を発表する。一
般にはラジオ、テレビを通じて発表する。
957
急活動
24
建築物災害応急活動
958
約1分半で、震度3以上を観測した地域名と地震の揺れの発現時刻を発表する。一般には
ラジオ、テレビを通じて発表する。
〔以下略〕
要配慮者に対する応
対し地震動により重大な災害が起こるおそれのある旨を警告して発表するもの。
〔後略〕
(2) 震度速報
震度3以上の大きな揺れを伴う地震が発生したことを知らせる情報
9
最大震度5弱以上の揺れが推定されたときに、震度4以上の揺れが予想される地域に
〔以下略〕
第9節 災害時要援護者に対する応急活動
第9節 要配慮者に対する応急活動
保健福祉部(厚生課・高齢福祉課・保健課) 建設部(建設課)
民生部(厚生課・高齢福祉課・健康づくり課) 建設部(建設課)
教育委員会事務局(学校教育課・子ども育成課・生涯学習課)
教育委員会事務局(学校教育課・子ども育成課・生涯学習課・人権政策課)
68
節
27
節
名
災害の拡大防止と二
頁
959
次災害の防止活動
960
旧(平成26年3月現在)
新(今回修正案)
第27節 二次災害防止活動
第27節 災害の拡大防止と二次災害の防止活動
4 河川施設の二次災害防止対策
4 河川施設の二次災害防止対策
(1) 河川管理施設に二次的な災害の発生が考えられる場合は、特に工事中の箇所及び危険箇
所を重点的に巡視する。
所を重点的に巡視する。その結果、危険性が高いと判断された箇所については、関係機関
(2) その結果、危険性が高いと判断された箇所については、関係機関や住民に周知を図る。
30
文教活動
962
(1) 河川管理施設に二次的な災害の発生が考えられる場合は、特に工事中の箇所及び危険箇
や住民に周知を図る。
(3) 災害防止のため、応急工事を実施する。
(2) 災害防止のため、応急工事を実施する。
(4) 災害発生のおそれがある場合は、速やかに適切な避難対策を実施する。
(3) 災害発生のおそれがある場合は、速やかに適切な避難対策を実施する。
(5) 必要に応じて、水防活動を実施する。
(4) 必要に応じて、水防活動を実施する。
〔以下略〕
〔以下略〕
小学校、中学校、高等学校、特別支援学校及び保育園・幼稚園(以下「学校等」という。)
小学校、中学校、高等学校、特別支援学校及び保育園・幼稚園(以下「学校等」という。)
は、多くの幼児及び児童生徒(以下「児童生徒等」という。)を収容する施設であり、災害発
は、多くの幼児及び児童生徒(以下「児童生徒等」という。)を収容する施設であり、災害発
生時においては、学校長及び園長の適切・迅速な指示のもと、児童生徒等の安全及び教育を確
生時においては、学校長及び園長の適切・迅速な指示の下、児童生徒等の安全及び教育を確保
保する必要がある。
する必要がある。このため、市は、あらかじめ定められた計画に基づき避難誘導活動に努める
このため、市は、あらかじめ定められた計画に基づき避難誘導活動に努めるとともに、速や
かな応急教育の実施、被災した児童生徒等に対する教科書の供与等の措置を行う。
とともに、速やかな応急教育の実施、被災した児童生徒等に対する教科書の供与等の措置を行
う。
具体的な対策については、第2編第1章第31節「文教活動」に準ずるほか、次のとおりとす
る。
1 〔略〕
1 〔略〕
2 応急教育計画
(1) 県教育委員会の指導及び支援を得て、市教育委員会事務局は災害時における教育活動に
万全を期するため、次の事項に留意して、災害発生時の対応、応急教育に関する対策を講
ずる。
ア 学校等施設・設備の確保
(ア)学校等施設・設備に係る被害の状況を調査し、授業実施の具体策を立てて応急措置
を実施する。
(イ)学校等施設・設備の被害の程度が大きく、残存施設・設備で授業実施困難な場合及
び避難所として施設を提供したため長期間利用できない施設が生じている場合には、
仮設校舎の建設や被災を免れた近隣の県立・市町村立学校等の施設、その他公共施設
の利用等について県教育委員会に依頼する。
イ 教職員の確保
災害により教職員に不足を来し、教育活動の継続に支障が生じている学校等がある場
合、教職員の確保について県教育委員会と協議する。
69
節
30
節
文教活動
名
頁
旧(平成26年3月現在)
新(今回修正案)
ウ 学校給食の確保
学校給食用物資の補給に支障を来しているときは、県教育委員会と連絡をとり、必要
な措置を講ずる。
(2) 学校長等は、災害が発生した場合、あらかじめ定めた防災計画及び次の事項に留意して、
応急教育の円滑な実施を図る。
ア 被害状況の把握
児童生徒等、教職員及び施設・設備の被害状況を速やかに把握し、市教育委員会事務
局、市及び関係機関へ報告又は連絡する。
イ 教職員の確保
災害の推移を把握するとともに教職員を掌握し、できるだけ早期に平常の教育に復す
るよう努め、教職員に不足を生じた場合は市教育委員会事務局と連絡をとり、その確保
に努める。
ウ 教育活動
(ア)災害の状況に応じ、市教育委員会事務局と連絡の上、臨時休校等適切な措置を講ず
る。この場合、できるだけ早く平常授業に戻すよう努め、その時期については早急に
保護者に連絡する。
(イ)被災した児童生徒等を学校等に収容することが可能な場合は、収容して応急の教育
を行う。
(ウ)避難所等に避難している児童生徒等については、地域ごとに教職員の分担を定め、
実情の把握に努め、指導に当たる。
(エ)授業の再開時には、市及びその他関係者と緊密な連絡のもとに登下校の安全確保に
努めるとともに、健康・安全指導及び生徒指導に留意する。
エ 児童生徒等の健康管理
(ア)必要に応じ、建物内外の清掃、飲料水の浄化、感染症の予防措置等保健衛生に関す
る措置を講ずる。
(イ)授業再開時には、必要に応じ、教職員を含めた臨時の健康診断及び健康相談を実施
するよう努める。
オ 教育施設・設備の確保
(ア)学校等施設の点検、安全確認を行い、危険箇所への立入禁止等の措置を行う。
(イ)施設・設備に災害を受けた場合は、授業継続に利用できる残存教育施設・設備につ
いて調査し、校舎内外の整備復旧に努める。
(ウ)残存施設・設備のみで授業を実施することが困難な場合及び避難所として施設を提
供したため、長期間利用できない施設が生じている場合には、仮設校舎の建設や被災
70
節
30
節
文教活動
名
頁
旧(平成26年3月現在)
新(今回修正案)
を免れた近隣の県立・市町村立学校等の施設、その他公共施設の利用を図り、授業の
実施に努める。
カ 学校給食の確保
学校給食用物資の補給に支障を来しているときは、市教育委員会事務局と連絡をと
り、必要な措置を講ずる。
また、災害の状況に応じ、学校給食用施設・設備の提供など被災者対策に可能な限り
協力する。
3 教科書の供与等
(1) 教科書の供与
所管する学校における教科書の必要数量を把握し、調達及び配分を行う。市における調
達が困難なときは、教育事務所を経由して県教育委員会に調達の斡旋を依頼する。
(2) 就学援助
市教育委員会事務局は、被災した児童生徒等のうち就学困難な状態の者に対して、就学
援助の方法を定め、その実施に努める。
71