感染症情報;pdf

【感染症エクスプレス@厚労省】Vol.190(2015 年 03 月 13 日)
■ヘッドライン■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
▼トピックス▼
◆狂犬病や動物由来感染症に関するポスターとハンドブックを作成しました(2015 年 3 月 13 日)
◆エボラ出血熱について(2015 年 3 月 12 日)
▼審議会・研究会等▼
◆第 5 回厚生科学審議会結核部会を開催しました(2015 年 3 月 11 日)
◆第 8 回 HTLV-1 対策推進協議会を開催しました(2015 年 3 月 12 日)
◆第 14 回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会を開催しました(2015 年 3 月 12 日)
▼感染症発生情報▼
◆IDWR
2015 年第 9 週(第 9 号)
:A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎など について(2015 年 3 月 13 日)
◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2015 年 3 月 13 日)
◆厚生労働省検疫所(FORTH):海外の感染症情報
(2015 年 3 月 7 日~3 月 13 日掲載)
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こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。
毎年 4 月から 6 月には、狂犬病予防法により、犬の飼い主は狂犬病予防注射を受けさせる義務があります。
今年も狂犬病予防啓発ポスターを作成し、周知を図っていきます。
詳細は本メールマガジンをご覧ください。
今後も引き続き、『感染症エクスプレス@厚労省』をご活用ください。
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▼トピックス▼
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◆狂犬病や動物由来感染症に関するポスターとハンドブックを作成
しました(2015 年 3 月 13 日)
厚生労働省では、ホームページを通じて狂犬病や動物由来感染症に関する情報を提供しています。
犬の飼い主の皆様には、狂犬病予防法により、4 月から 6 月の期間内に狂犬病予防注射を受けさせる義務が
あります。
今年の啓発ポスターは、メインコピーを「犬も人もあんしんですね」とし、犬と人とがハンモックで仲良く
寛ぐビジュアルを用いて、狂犬病の予防注射を呼びかける内容としました。
また、国民の皆様に動物由来感染症についてより知識を深めていただくために、
「動物由来感染症ハンドブ
ック 2015」を作成しました。
主な動物由来感染症やその予防方法等について、イラストを交え、分かりやすく説明しています。啓発ポス
ターと併せてご活用ください。
狂犬病を含め動物由来感染症の予防のためには、動物との節度あるふれあいが大切です。
医療機関の皆様におかれましても、注意喚起のご協力をお願いします。
<ポスター>
○狂犬病予防啓発ポスター
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/pdf/poster01.pdf
○動物由来感染症予防啓発ポスター
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou18/pdf/poster_2015.pdf
<ハンドブック>
○動物由来感染症ハンドブック
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou18/pdf/handbook_2015.pdf
<参考>
○狂犬病について(厚生労働省ホームページ)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/
○動物由来感染症(厚生労働省ホームページ)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou18/
◆エボラ出血熱について(2015 年 3 月 12 日)
世界保健機関(WHO)の 3 月 11 日付の発表によると、3 月 8 日までの 1 週間に、ギニア、リベリア、シエ
ラレオネで新たに 116 例の確定患者、123 例の死亡者が報告されました。
これらの国におけるこれまでの累計は、患者数 24,247 例、死亡者数 9,961 例、マリ、ナイジェリア、セネ
ガル、スペイン、アメリカ、イギリスを含めた総計では、患者数 24,282 例、死亡者数 9,976 例となっていま
す。
医療機関の皆様におかれましては、引き続き以下の対応をお願いします。
(1)発熱症状を呈する患者には必ず渡航歴を確認する。
(2)受診者について、発熱症状に加えて、ギニア、リベリア又はシエラレオネ
の過去 1 か月以内の滞在歴が確認できた場合は、エボラ出血熱の疑似
症患者として直ちに最寄りの保健所長経由で都道府県知事へ届出を行う。
(3)ギニア、リベリア又はシエラレオネの過去 1 か月以内の滞在歴を有し、かつ
発熱症状を呈する患者から電話の問い合わせがあった場合は、当該エボラ
出血熱が疑われる患者に対し、最寄りの保健所へ連絡するよう要請する。
<エボラ出血熱の国内発生を想定した行政機関における基本的な対応について(依頼)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dl/20141121_01.pdf
<エボラ出血熱の国内発生を想定した医療機関における基本的な対応について(依頼)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dl/20141024_01.pdf
<保健所管轄区域案内>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/hokenjo/
<厚生労働省検疫所(FORTH)ホームページ>
http://www.forth.go.jp/
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▼審議会・研究会等▼
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◆第 5 回厚生科学審議会結核部会を開催しました(2015 年 3 月 11 日)
平成 26 年 11 月の感染症法の改正により、保健所長は、結核患者に対する服薬確認指導の実施を「病院、診
療所、薬局その他厚生労働省令で定めるもの」に対して依頼できることとされたことから、3 月 11 日に第 5
回厚生科学審議会結核部会を開催し、省令で定める依頼先について審議が行われました。
審議の結果、結核対策を重点的に講じる必要があるグループ(高齢者、結核の高まん延国出身の外国人等、
結核を発症すると二次感染を生じやすい職業に就いている者)に接触する機会の多い施設である、介護老人福
祉施設や学校などの施設に対し、薬を服用するところをその場で見守る、患者が飲み終わった薬の薬包を確認
する等といったことを依頼できる旨、了承されました。
<第 5 回厚生科学審議会結核部会資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000077111.html
◆第 8 回 HTLV-1 対策推進協議会を開催しました(2015 年 3 月 12 日)
3 月 12 日に、第 8 回 HTLV-1 対策推進協議会を開催し、
「HTLV-1 総合対策」の一層の推進をテーマに検討
が行われました。
難病の患者に対する医療等に関する法律の施行、HTLV-1 母子感染対策事業の取組状況、希少がんの医療・
支援のあり方に関する検討状況、平成 27 年度の厚生労働科学研究などについて、議論を行いました。
<第 8 回 HTLV-1 対策推進協議会資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000077312.html
◆第 14 回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会を開催しました(2015 年 3 月 12 日)
3 月 12 日に第 14 回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会を薬事・食品衛生審議会医薬
品等安全対策部会安全対策調査会と合同で開催しました。
百日せき、ジフテリア、破傷風、不活化ポリオ、7 価及び 13 価の肺炎球菌、Hib、BCG、日本脳炎、B 型
肝炎、ロタウイルス、インフルエンザの各ワクチンについて、平成 26 年 12 月末までの副反応報告を基に審
議が行われました。
合同会議では、副反応報告された全ての症例の概要並びに後遺症症例、アナフィラキシー症例及び死亡症例
のより詳細な経過等の資料を基に審議され、これまでの報告において各ワクチンの安全性に重大な懸念は認め
られないと評価されました。
<第 14 回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei.html?tid=127715
→追って掲載される予定です。
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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況
◆IDWR
2015 年第 9 週(第 9 号):A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎などについて(2015 年 3 月 13 日)
A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は 2 週連続で増加し、過去 5 年間の同時期(前週、
当該週、
後週)と比較してかなり多くなっています。
この他に、感染性胃腸炎、手足口病、伝染性紅斑、マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は増加しました。
なお、インフルエンザの定点当たり報告数は、本年第 5 週以降減少が続いています。
IDWR(感染症発生動向調査週報)2015 年第 9 週(第 9 号)
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2015.html
→追って掲載される予定です。
◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2015 年 3 月 13 日)
2015 年第 10 週(2015 年 3 月 2 日~3 月 8 日)のデータを公表しました。
全国の定点当たり報告数は 4.32 となっています。
<インフルエンザに関する報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.h
tml
■海外の感染症発生状況
◆厚生労働省検疫所(FORTH)
:海外の感染症情報(2015 年 3 月 7 日~3 月 13 日掲載)
2015 年 03 月 13 日 アメリカ大陸でのコレラの流行状況
http://www.forth.go.jp/topics/2015/03131630.html
2015 年 03 月 13 日 ヒトと動物に共通するインフルエンザ感染症の概況(更新 2)
http://www.forth.go.jp/topics/2015/03131551.html
2015 年 03 月 13 日 エボラ出血熱の発生状況(第 10 週):補足
http://www.forth.go.jp/topics/2015/03131009.html
2015 年 03 月 12 日 中東呼吸器症候群(MERS)の発生状況(更新 14)
http://www.forth.go.jp/topics/2015/03121714.html
2015 年 03 月 12 日 鳥インフルエンザ A(H7N9)の発生状況(更新 6)
http://www.forth.go.jp/topics/2015/03121702.html
2015 年 03 月 12 日 イギリスでのエボラ出血熱に対する終息の宣言
http://www.forth.go.jp/topics/2015/03121438.html
2015 年 03 月 12 日 エボラ出血熱の発生状況 (第 10 週)
http://www.forth.go.jp/topics/2015/03121307.html
2015 年 03 月 11 日 エボラ出血熱の発生状況(第 9 週):補足 4
http://www.forth.go.jp/topics/2015/03111453.html
2015 年 03 月 10 日 中東呼吸器症候群(MERS)の発生状況(更新 13)
http://www.forth.go.jp/topics/2015/03101651.html
2015 年 03 月 10 日 エボラ出血熱の発生状況(第 9 週):補足 3
http://www.forth.go.jp/topics/2015/03100832.html
2015 年 03 月 09 日 麻しんの流行-ヨーロッパ
http://www.forth.go.jp/topics/2015/03091430.html
2015 年 03 月 09 日 中東呼吸器症候群(MERS)の発生状況(更新 12)
http://www.forth.go.jp/topics/2015/03091425.html
2015 年 03 月 09 日 エボラ出血熱の発生状況(第 9 週):補足 2
http://www.forth.go.jp/topics/2015/03090847.html
2015 年 03 月 09 日 中東呼吸器症候群(MERS)の発生状況(更新 12)
http://www.forth.go.jp/topics/2015/03091425.html
2015 年 03 月 09 日 エボラ出血熱の発生状況(第 9 週):補足 2
http://www.forth.go.jp/topics/2015/03090847.html
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