2/3号機PCV内部調査の実施並びに 3号機PCV内常設監視計器設置に係わる 実施計画変更申請について 平成27年3月12日 東京電力株式会社 無断複製・転載禁止 東京電力株式会社 1 1−1.2号機PCV内部調査計画について 【調査対象部位】:プラットホーム上(プラットホーム上面,CRDハウジング下部)及び下(地下階) 【調査及び装置開発ステップ】 (1) X-6ペネ(Φ115mm)からの調査 ・X-6より、ペデスタル内部プラットホームの状況調査を行う。:A2 (2) X-6(孔径拡大、またはペネ開放)からの調査(平成28∼29年度):A3∼A4 ・ペデスタル内部の状態が不明であることから、A2調査の結果を調査装置の設計・開発にフィード バック。 ・デブリ形状計測装置を投入し、ペデスタル内部の調査を行う。 ・調査装置をPCV内部に投入するために必要な開口を、孔径拡大、またはペネ開放により設ける。 A1.CRDレール状況調 査(平成25/8実施済) A2.ペデスタル内部プラットホーム状況 調査(今回の調査対象) X-6ペネ使用までのステップ ・ペネ前_遮蔽の撤去 ・ペネハッチへの孔あけ ・ペネの内包物撤去 A3.CRD下部及びプラットホーム状 況調査(平成28年度調査目標) RPV A4.ペデスタル地下階の状況 調査(平成29年度調査目標) CRD ペデスタル CRDレール X-6ペネ 開口部 プラットホーム PCV ペデスタル外部の調査については、A2∼A4の内部調査結果を踏まえて実施要否を検討。 A3以降に調査についても今後の検討で計画を見直す可能性あり。 無断複製・転載禁止 東京電力株式会社 本ページの情報はIRIDの情報を元にしています 1−2. 2号機ペデスタル内部プラットホーム上状況調査 2 概要(案) ①事前確認調査としてX−6ペネ内のケーブル回避およびCRDレール上の状況確認を行う。 ②挿入治具(ガイドパイプ)と自走装置に計測器(カメラ、線量計、温度計)を搭載した装置にて、ペ デスタル内部プラットホームの状況調査を行う。 隔離弁 隔離弁 ガイドパイプ (内径 約Φ100mm) 監視カメラ・照明 X-6ペネ チャンバー プラットホーム 代替遮蔽体 自走装置 事前調査装置 概要 テレスコープ状に伸縮 自走装置 概要 【後方カメラ&照明】 調査時 ガイドパイプ内走行時 約70mm パンチルトカメラ 【前方カメラ&照明】 装置は一部改良中。開発の進捗により作業内容及びステップを見直す可能性あり。 無断複製・転載禁止 東京電力株式会社 本ページの情報はIRIDの情報を元にしています 3 1−3.2号機の作業工程について 平成27年 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 1.装置改善 2. モックアップ、装置メンテナンス 現地工程調整中 3. 現場準備 4.PCV内部調査 ・X-6遮へいブロック撤去 ・X-6ペネ穿孔 ・PCV内部調査 無断複製・転載禁止 東京電力株式会社 本ページの情報はIRIDの情報を元にしています 4 2−1.3号機PCV内常設監視計器設置の目的 監視計器設置の目的 PCV内部について、温度(水温)計器及び水位計器を新たに設置し、監視計器の信頼性向上 を図る。 X-53ペネ OP12490(中心) 推定水位 点検架台 OP11860 R/B1FL OP10200 1階グレーチング OP 9510 温度計:熱電対 水位計:電極式 底部OP 5480 監視計器設置位置イメージ 無断複製・転載禁止 東京電力株式会社 5 2−2.3号機PCV内部調査及び常設監視計器の設置について ●調査に用いるPCV貫通部の選定 ◆作業性・アクセス性を考慮し、R/B1階に設置されていること。 ◆今後のペデスタル内部調査に有効な部位とすること。 以上のことから、1F2号機同様 X−53ペネを選定。 ※懸案事項であった当該ペネの水没有無については、H26年10月に 超音波探傷検査を行い、水没していないことを確認している。 3号機 R/B1階 北西エリア 【実施事項】PCV貫通部(X−53)を切断開口し、調査装置を挿入することにより 以下の調査を実施する。 実施事項 調査内容 調査装置 PCV内部調査 ・内部状況を調査し、映像を取得する。 ・雰囲気温度を測定する。 ・雰囲気線量を測定する。 CCDカメラ+熱電対 パンチルトカメラ+線量計, 滞留水の採水・分析 ・滞留水をサンプリングし、分析を行う。 採水装置+パンチルトカメラ 常設監視計器の設置 ・雰囲気温度・滞留水温度を測定する。 ・温度計・水位計を設置する。 CCDカメラ 熱電対 漏水センサ 無断複製・転載禁止 東京電力株式会社 6 2−3.3号機工程について 平成26年 下期 1.X-53 水没有無の確認 2.X-53廻り中低所除染 3. 装置の設計検討・準備 4.モックアップ 5..X-53ペネ端部切断 6.遮へい設置 7. PCV内部調査 8. PCV内監視計器の設置 無断複製・転載禁止 東京電力株式会社 平成27年 4∼6月 7∼9月 10∼12月 7 3.実施計画の変更箇所について 実施計画について、設置する監視計器の仕様についてはⅡ章2.9本文に、PCVペネ 加工、内部調査、計器アタッチメント設置等に関してはV章の添付資料へ記載。 Ⅰ Ⅱ 3号機PCV内部調査に合わせて設 特定原子力施設の全体項知恵及びリスク評価 置する、PCV内常設監視計器の仕 特定原子力施設の設計,設備 様について追記 2 特定原子力施設の構造及び設備、工事の計画 2.9 原子炉圧力容器内・原子炉格納容器内監視計測器 Ⅲ 特定原子力施設の保安 Ⅳ 特定核燃料物質の防護 3号機PCV内部調査について、添 付資料̶2に追記 Ⅴ 燃料デブリの取出し・廃炉 添付資料−1 燃料デブリ取り出しに向けたプロセス 添付資料−2 現段階での原子炉格納容器内部調査について 添付資料−3 現段階での2 号機TIP 案内管を活用した炉内調査・温度計設置について 添付資料−4 原子炉格納容器バウンダリ施工箇所開放時の影響評価に関する説明資料 添付資料−5 原子炉格納容器内部(デスタル内)調査について Ⅵ 実施計画の実施に関する理解促進 Ⅶ 実施計画に係る検査の受検 2号機X-6ペネを利用した原子炉 格納容器内部調査について添付資 料を追加 無断複製・転載禁止 東京電力株式会社
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