第 10 回愛媛県障害者スポーツ大会(個人競技)実施要綱 1 目的 この大会は、障害のある選手が、競技等を通じスポーツの楽しさを体験すると ともに、県民の障害に対する理解を深め、障害者の社会参加の推進に寄与するこ とを目的とする。 2 名称 第 10 回愛媛県障害者スポーツ大会 3 主催 愛媛県、愛媛県障害者スポーツ協会、愛媛県身体障害者団体福祉協議会、特定 非営利活動法人愛媛県知的障害者福祉協会、愛媛県手をつなぐ育成会 4 実施競技・期日・場所 (1)陸上競技、卓球競技、アーチェリー競技、フライングディスク競技 期日:平成27年5月24日(日) 場所:愛媛県総合運動公園(松山市上野町乙46) (2)水泳競技 期日:平成27年7月4日(土) 場所:アクアパレットまつやま(松山市市坪西町 625-1) (3)ボウリング競技 期日:平成 27 年6月7日(日) 場所:松山中央ボウル(松山市中央 1 丁目 3-20) 5 競技会場 実施競技 会 場 名 陸上競技 愛媛県総合運動公園 ニンジニアスタジアム 卓球競技(一般卓球) 愛媛県総合運動公園 体育館 卓球競技(サウンドテーブルテニス) 愛媛県総合運動公園 補助体育館 アーチェリー競技 愛媛県総合運動公園 多目的広場 フライングディスク競技 愛媛県総合運動公園 補助競技場 水泳競技 アクアパレットまつやま ボウリング競技 松山中央ボウル 6 出場資格 出場選手は、次の全ての条件を満たす者とする。 50mプール (1)平成27年4月1日現在、13 歳以上の身体障害者及び知的障害者 (2)身体障害者は、身体障害者福祉法(昭和 24 年法律第 283 号)第 15 条の規定に より、身体障害者手帳の交付を受けた者。 知的障害者は、厚生事務次官通知(昭和 48 年9月 27 日厚生省発児第 156 号) による療育手帳の交付を受けた者又はその取得の対象に準ずる障害のある者。 (3)申込時において愛媛県内に現住所(住民票のある地)を有する者。ただし、県 内の施設や学校等に入所及び通所並びに通学している者は出場できるものとする。 7 参加予定人員 (1)陸上競技、卓球競技、アーチェリー競技、フライングディスク競技 約4,500人 選手 1,900人 役員・ボランティア等 700人 介助者・引率・家族等 1,900人 (2)水泳競技 約400人 選手 150人 役員・ボランティア等 100人 介助者・引率・家族等 150人 (3)ボウリング競技 約270人 選手 100人 役員・ボランティア等 70人 介助者・引率・家族等 100人 8 競技規則 適用する競技規則は、 平成 27 年度に適用される全国障害者スポーツ大会競技規 則(公益財団法人日本障がい者スポーツ協会制定。以下「大会競技規則」という。 ) による。大会競技規則に定めがない場合は、陸上競技にあっては同年度の公益財 団法人日本陸上競技連盟競技規則、卓球競技にあっては同年度の公益財団法人日 本卓球協会制定日本卓球ルール、アーチェリー競技にあっては同年度の公益社団 法人全日本アーチェリー連盟競技規則、水泳競技にあっては同年度の公益財団法 人日本水泳連盟競泳競技規則、ボウリング競技にあっては同年度の公益財団法人 全日本ボウリング協会制定ボウリング競技規則による。 9 実施種目及び障害・年齢区分 各競技における実施種目及び障害区分は別表のとおりとし、年齢区分の基準日 は平成27年4月1日とする。 10 出場制限 各競技の出場制限は次のとおりとする。ただし、開催期日が異なる場合は、い ずれの競技にも出場することができる。 (1)陸上競技、卓球競技、アーチェリー競技、フライングディスク競技 出場する選手は、原則として各競技を通じて1種目まで(リレー種目に出場 する選手は2種目まで)出場できるものとする。 (2)水泳競技 出場する選手は、原則として2種目まで(リレー種目に出場する選手は3種 目まで)出場できるものとする。 (3)ボウリング競技 1種目のみ実施。 11 競技運営 (1)競技 ① 原則として男女別とする。ただし、陸上競技の身体障害の部のリレー種目及 び水泳競技のリレー種目は、この限りでない。 ② 別表に定める年齢区分及び障害区分の両方が同一の区分(以下「同一区分」 という。 )の者毎に行うものとする。ただし、同一区分の出場選手が少ない等の 理由により、これにより難い場合は、同一区分以外の者と同一組で競技させる ことがある。 ③ 競技(卓球競技を除く。 )は、予選は行わず、組単位に1回の決勝競技のみと する。 この場合において、1組の競技者数は8名を超えてはならない。 ④ 卓球競技は、トーナメント方式により行う。ただし、出場選手が少ない場合 はリーグ戦方式により行うことがある。トーナメント方式により競技を行った 場合は、3位決定戦を行う。 ⑤ 肢体不自由、視覚障害、聴覚・平衡機能障害、音声・言語・そしゃく機能障 害及びぼうこう又は直腸機能障害以外の身体障害者については、オープン参加 とする。 ⑥ 順位は各組毎に決定する。ただし、同一区分の出場選手が少ないため、同一 区分以外の者と同一組で競技させた場合は、同一区分の者毎に決定する。 (2)競技記録及び成績の発表等 競技記録及び成績は、各競技会場の所定の場所において、主催者が記録掲示 板に掲示する。 (3)抗議 ① 競技上の抗議については、大会競技規則に定めるところによる。 ② 選手の出場資格、組合せ及び障害区分の適用については、抗議することがで きない。 12 表彰 (1)リレー種目以外の種目 各組単位で、原則として同一区分毎に 1 位から3位までの選手にメダルを授 与する。 (2)リレー種目 ① 優勝チームに優勝カップを授与する。 ② 1位から3位までのチームの実際に競技を行った選手にメダルを授与する。 13 参加申込 (1)大会に出場しようとする者は、陸上競技、卓球競技、アーチェリー競技及びフ ライングディスク競技にあっては別紙様式第1-4号、水泳競技にあっては別紙 様式第2-4号、ボウリング競技にあっては別紙様式3-3号の参加申込書に必 要事項を記入し、次の表の区分により、各学校長、各障害者関係施設長及び各福 祉事務所長又は各町長(以下「福祉事務所長等」という。 )が定める期日までに、 同表の申込先に申し込むものとする。 申 込 者 所 属 申 込 特別支援学校に在籍している生徒 各学校長 障害者関係施設を利用している者 各障害者関係施設長 上記以外の者 先 各市福祉事務所長又は各町長 (障害福祉担当課) (2)福祉事務所長等は、 (1)の参加申込書を取りまとめるとともに、別紙様式第1 号から第3号を作成のうえ、 別に定める期日までに主催者に提出するものとする。 [提出先] 〒790-8570 松山市一番町四丁目4番地2 愛媛県保健福祉部生きがい推進局障害福祉課 在宅福祉係 TEL:089-912-2423 FAX:089-931-8187 (3)参加申込後の変更の取扱い 参加申込後に申込内容を変更する場合及び参加を取り消す場合には、福祉事 務所長等は、主催者に対し文書により申し出るとともに、必要な書類を提出す るものとする。 (4)市町単位で選手団を構成する。各市町は、あらかじめ選手団代表者及び引率責 任者を定めるものとする。 14 出場種目の決定 出場種目は、提出された参加申込書に基づき、主催者が資格審査のうえ決定す る。 15 番号布 (1)陸上競技、卓球競技、アーチェリー競技、フライングディスク競技及びボウリ ング競技に出場する選手は、競技時に着用する衣服に必ず番号布を取り付けるも のとする。 (2)番号布は、主催者が用意し配布する。 (3)布の色は、障害別に次のとおりとし、文字は黒色とする。 ① 肢体不自由 白 ② 視覚障害 薄緑 ③ 聴覚・平衡機能障害、音声・言語・そしゃく機能障害 黄 ④ 知的障害 桃 ⑤ 内部障害(ぼうこう又は直腸機能障害) 水色 ⑥ 内部障害(ぼうこう又は直腸機能障害以外) 白(番号に下線) 16 用具 (1)陸上競技にあっては、車椅子による 100m以上の競走競技の出場者は、ヘルメ ットを各自で用意し着用すること。ただし、やむを得ずヘルメットを用意でき ない場合は、主催者がヘルメットを貸し出すことがある。 (2)卓球競技の出場者は、ラケットを各自で用意すること。 (3)アーチェリー競技の出場者は、弓矢具及び防具を各自で用意すること。矢(ア ロー)には必ず規定のネームを記入すること。 (4)水泳競技の出場者は、スイミングキャップを各自で用意し着用すること。ただ し、やむを得ない事情がある場合は、この限りでない。 (5)水泳競技の出場者で浮具(浮力を補助するためのスイミングヘルパー、アーム ヘルパーなどをいう。 )を使用する者は、浮具を各自で用意すること。 17 医療救護 選手及び観覧者等への医療救護のため、救護所を設置し、応急処置及び軽易な 治療を行う。医師等が病院等への移送治療が必要と判断した場合、これ以降に要 する経費は本人の負担とする。 18 悪天候時の取扱い(水泳競技及びボウリング競技を除く。 ) (1)荒天時を除き雨天決行する。 (2)荒天により中止する場合の決定は、大会当日の午前8時に行うものとする。 (3)中止の連絡は、会場において行う。 19 その他 (1)選手団の引率責任者は、管内参加者を引率し、常に主催者と緊密な連絡をとり、 円滑な大会運営に協力するものとする。 (2)選手、応援者等及び引率者の昼食は各自で用意するものとする。 (3)本大会は環境配慮イベントとし、 関係者は以下の点に十分配慮するものとする。 ① 発生したごみ、弁当がら等は、各所属の責任で持ち帰ること。 ② 選手は、できる限り公共交通機関を利用して来場するものとし、障害等によ りやむを得ず自家用車で来場する場合においても、できる限り乗り合わせるこ と。 ③ 車両を駐車している時は、アイドリングをしないこと。 (4)競技会場のうち競技フィールド、プールサイド及び競技レーンへの入場は、出 場選手、役員及び出場選手の介助者に限定し、主催者の許可を得た者以外(応援 者等)の入場は禁止する。 (5)主催者が発行する広報媒体において選手その他の参加者の映像、写真、競技記 録及び名前等を掲載することがあるほか、大会当日は、テレビ・新聞等の報道機 関関係者及び主催者が障害者スポーツの振興に資するものと認めて撮影等を許可 した団体関係者が来場し、選手その他の参加者の映像、写真、競技記録及び名前 等が広報媒体に掲載されることがある。参加者はこのことをあらかじめ了承のう えで参加するものとする。 (6)本大会の成績は、全国障害者スポーツ大会の愛媛県代表選手の選考資料とする。
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