農業副都心構想整備計画(案)に対するパブリックコメントの実施

農業副都心構想整備計画(案)に対するパブリックコメントの実施結果について
1
意見の提出状況
(1) 意見募集期間
平成27年2月4日(水)から平成27年3月5日(木)まで
(2) 意見提出状況
ア
ご意見を寄せられた方
6名(持参1名、郵送1名、ファクス1名、Eメール3名)
イ 提出件数
15件
2
意見の概要と市の考え方
※ご意見を踏まえ、変更又は追記する箇所は下線で表記しています。
№
1
意見の概要
市の考え方
今回の計画は最終的には名称「道の駅」
市内には、国道 23 号岡崎バイパス小島江
原 IC に「道の駅にしお岡ノ山」が既に立地
になるのでしょうか。
しており、当エリアとの間隔が直線距離で
約 5 ㎞と近接しているため、現段階では「道
の駅」として整備する予定はありません。
2
(1ページ)農業副都心構想の「目的」が
明確でなく、目指す姿(どんな副都心にし
ご指摘を踏まえ、
「1.目的」の記述内容を
変更します。
たいのか)の記入がありません。何か漠然
とした内容であり、これでよいのですか。
3
(4ページ)整備予定エリアの西側の都市
当エリアへのアクセス向上は最重要課題
計画道路岡崎一色線の計画状況はどのよう
であり、特に当路線の衣浦岡崎線から衣浦
になっていますか。
蒲郡線までの区間は、県による早期事業化
が望まれますので、今後も引き続き県に要
望してまいります。
4
(12ページ)
「2.整備展開のイメージ」の
12ページの「2.整備展開のイメージ」
内容が理解できません。また、JA事務セ
は、11ページの「総合評価」などを踏ま
ンターはどうなるのですか。
え、最大23㌶(A~Gブロック)のうち
のA・B・Dブロックを優先的に整備する
エリアとした上で、まずA・Bブロックを
1期で整備し、その後の2期以降にDブロ
ックを整備するという考え方をイメージ化
したものですが、ご意見を踏まえ、
「図
整
備展開イメージ」の下に注釈を付けること
とします。
なお、本整備計画では、JA事務センタ
ーの移転等は検討しておりませんが、JA
事務センターの北側の駐車場(現「憩の農
園第2駐車場」)は利用する予定で、「整備
1
№
意見の概要
市の考え方
施設の配置」(26~31ページ)、
「交通ア
クセス」
(33ページ)の項目で表示されて
います。
5
(13~17ページ)
「4
本市の農畜水産
業等の現状及び課題」は、
「1
「4
本市の農畜水産業等の現状及び課
農業副都心 題」の項目内容は、その後の「5 競合施
構想の目的と整備計画の策定体制」と「3
設の状況と本エリアの差別化」の項目内容
整備予定エリアの敷地分析・評価及び整備
に続けたく(「5」の項目内容はさらに「6」
展開イメージ」の間で記述すべきではあり
の項目内容に続けたく)
、この位置で記述す
ませんか。
ることとしました。なお、ご意見を踏まえ、
再度検討しましたが、
「4」の位置は変更し
ないこととしますので、ご理解をお願いい
たします。
6
(13~17ページ)
「4
本市の農畜水産
ご指摘を踏まえ、17ページ「3.農畜
業等の現状及び課題」において、農畜水産
水産業等の課題」を「3.農畜水産業等の
業等の「課題」は一言でいうと何ですか。
課題と対策」に改め、「
(1)課題」を新た
この課題について細かく分析をするのでは
に追記します。
ないでしょうか。言葉でいろいろと書いて
ありますが、もう少しまとめては(非常に
また、これまでの記述内容は、「(2)対
策」で記述します。
大事なこと)。
7
(24ページ)主要客層を「中高年層」に
「憩の農園」の強みである「買う」機能
加えて、
「ファミリー・女性・若者を主要客 に加え、農家レストラン等の「食べる」機
層とする」とありますが、どうしたらこの
能及びバラ園の「見る」機能を充実させる
方達に来ていただけるかが大事では。
とともに、新たに「観光案内」機能を追加
し、新たな客層の確保に努めます。
8
(25ページ)主要客層を迎える整備施設
ご意見のとおり、本構想の実現にあたっ
の内容が記載されていますが、今現在ある
ては、
「お客様の目線で考える」ということ
ものと同じ内容で特に目新しいことは載っ
が大変重要ですので、そのような視点で進
ていません。たとえばトイレではどこの施
めてまいります。
設でもあり当たり前では。休憩施設ではベ
ンチ、自動販売機は当たり前。バラ園です
個々のご意見は、今後事業を具体化して
いく中で参考にさせていただきます。
が現状どおりでもいいですが、鑑賞時期が
なお、バラ園については、年間を通じた
決まっているために一時的な集客しかでき
活用方法(集客方法)を検討することとし、
ない。また、足湯についても今後目玉とな
25ページの「施設の内容」にその旨を追
る位置にすべきではないか。農産物直売所
加します。
(憩の農園)では現状の状態を見て、お客
様が購入したいと思えるようになっていま
すか。もっと他を見るべきでは。飲食施設
では農家レストラン、カフェとありますが
大賛成であります。今回、言いたいのは主
要客層の皆様が望むような施設にしていた
2
№
意見の概要
市の考え方
だきたいと思います。お客様は目も耳も口
も肥えています。そのお客様に喜んでいた
だき、もう一度来たい(リピーター)と思
うような施設を作るべきです。すなわち、
目的と目指す姿になることが重要ではない
でしょうか。常にお客様目線で検討をお願
いします。特に直売所はせめて「あおいパ
ーク」以上の面積で、販売ももう少し考え
なくては。又、飲食施設はせめて和、洋、
喫茶、出店等(他にないもの)ぐらいはな
いとせっかくの計画が台無しになってしま
う。
主要客層の方に「何を望み何をしたいか」
具体的なアンケートをお願いしませんか。
9
(26~31ページ)整備施設の配置等は
本計画案では、①案~③案までをお示しし
費用対効果であるために、各案の費用が記
ました。今後、関係機関との協議調整を経
載されていないので何とも申し上げできま
て事業化を目指し、農畜水産業の振興に努
せん。費用を考慮しなければ③案がベスト
めてまいります。
ではないでしょうか。
10
(資料編3~4ページ)検討委員会、検討
検討委員会、検討部会での検討にあたっ
部会の方の名簿を見ると皆さん偉い方ばか
ても、
「お客様目線」での検討をしていただ
りで行われている様ですが、ともすると主
いたものと考えておりますが、今後事業を
要客層(お客様)の思いに沿わない様にな
具体化していく中でも、そのような視点で
りかねません。常にお客様目線で検討し実
進めてまいります。
施してください。
11
農業副都心構想としての目的が明確では
ない。地域の実情を分析し、地域資源を生
かした開発コンセプトを打ち出す必要があ
ると思う。また、将来を見据えて次世代の
ご指摘を踏まえ、
「1.目的」の記述内容を
変更します。
なお、ご意見は、今後事業を具体化して
いく中で参考にさせていただきます。
人が喜ぶ企画を打ち出して欲しい。
12
飲食施設では、「食」に魅力を持たせる。
「食べる」機能の充実は、あらゆる年代
消費者(市民)が集まる施設であるために
層の方を惹きつけるためには大事なことで
は、農薬等化学物質不使用のオーガニック
す。特に農家レストランを始めとする飲食
的食材を原則とした和食中心のレストラン
施設には、地元食材を使用した魅力的なメ
であること。極小、極大、変形の食材も品
ニューづくりが欠かせないと考えておりま
質的に劣らなければ使用して食材原価を引
す。
き下げ、また、農家の主婦等による半加工
野菜として納入してもらえば、人件費引下
げになり、結果的に6次産業化につながれ
ば幸いである。以上のような「食」にすれ
3
ご意見は、今後事業を具体化していく中
で参考にさせていただきます。
№
意見の概要
市の考え方
ば近隣他市の施設(あおいパーク、デンパ
ーク等)と良いところの差別化が可能。重
ねて申し上げますが、
「食」に魅力がなけれ
ば、人々はやってこない。
13
整備施設内に「RVパーク(※)」を設置
「RVパーク」の設置により、その利用
する。RVパークは全国的にも少ないため、 を目的とした新たな客層も見込めますが、
設置すればより多くの観光客を呼び込むこ
現段階では予定しておりません。
とができる。
※「RVパーク」
キャンピングカー専用駐車場に電気
スタンド、給排水設備、トイレ等を備え、
隣接して店舗、シャワー設備、コインラ
ンドリー等を備えたもの
14
農業副都心の一画にこの地方特有な樹木
提案の趣旨は理解出来ますが、本構想は、
を植林した「自然林の再生」と「樹木葬(※) 農畜水産業振興を主目的としていることか
の開園」を提案します。全国的に樹木葬を
ら、現段階では予定しておりません。
望む人が増えている中、自然林を人工的に
再生し、森林浴を楽しんでもらうと同時に、
ご先祖に思いをはせることが出来る里山の
様なもの(平地が良い)を作っていくこと
は、全国から注目を受けることは、まちが
いありません。
※「樹木葬」
墓石を設けず、遺骨を土の中に直接埋
める葬法のことで、樹が墓標の代わりに
なります。代々受け継ぐ家単位の墓石で
はなく、サクラなどの樹の下に埋めるこ
とで、全国的に関心が高まっています。
15
西尾市全体をひとつのテーマパークと捉
整備予定エリアは、本市の主要観光スポ
え、整備施設はメインゲートとして機能さ
ットの中央に位置していることから、周辺
せ、
「観光案内機能」については積極的に「誘 観光スポットの回遊を促す「観光案内」機
導する」ことが有効と考えます。
能の充実に努めたいと考えています。
具体的にいえば、各観光資源をめぐる「オ
プションツアー」を企画し、観光資源への
アプローチをこちらから仕掛けていきま
す。特に小規模事業者にとっては、コスト
をかけずに集客・PRできる機会になると
思われます。
4
ご意見は、今後事業を具体化していく中
で参考にさせていただきます。