宮崎の魅力を満喫しています

宮 崎 の 魅 力 を 満 喫 して い ま す
し史
長
所
¨裕
螂渕
¨斧
日本銀行宮崎事務所
東京 か ら宮崎 に転勤 して きて 4月 で丸 3年 にな りますが、 この 間、 宮崎 の魅力 を大
い に満 喫 しています。宮崎 は、多 くの魅力 を有 してい ますが、改め て、整理 してみ る
と、① 全国有数の「 食」の供給基地 である こと、② 魅力的な観光資源があ る こと、③ 生
活環境 が よい ことな どが挙 げ られ 、総合 的 にみて暮 ら しや す い環境 にあると思 い ます。
1.全 国有数の「 食」 の 供給基地 である こと
宮 崎 の大 きな魅力 で あ る「 食」 の 供給 につ いてみ る と、第 一 次産業 が 当地 の産 業構
造 に 占め る割合 の大 きさは全国 1位 であ り、和牛、豚、若鶏、マ ンゴー、キ ンカ ン、き ゅ
う り、ビーマ ン、養殖 うな ぎな ど全国 トップクラスの生産量 を誇 る農産物 が多数 あ る全
国有数 の「 食」 の供給基地 です。 また、焼酎の生産量も トップ レベル にあ ります。
2 魅力的な観光資源が ある こと
上記 の よ うな「 食」の豊 か さ自 体、観 光資源 と して大 きな魅力 の 1つ で すが、 スポ
ー ツキ ャ ンプ地 と して選 ばれ るよ う に温 暖な気候 も含 めた「 自然」 の豊 か さも魅力的
な観光 資 源 とな ってい ます。豊 かな「 自然」の中で、国指 定 の 天然記念物 の 数 は全国
2位 であ り、「都井岬 の 野生馬」 や「 鬼 の 洗濯岩」 など当地 特有 の自然 に触 れ る ことも
で きます。 また、綾地 域 は、 日本 最大級 の照葉樹林 が あ り2012年 にはユ ネ ス コエ コパ
ー クに登録 され ま した。 さ らに、古 事 記 や 日本書 紀 で 、天 孫 降臨 か ら神武 東征 に至 る
までの いわ ゆる 日向神 話 の 舞 台 とされ てお り、天孫 降臨 の 地 であ る「 高千穂」 や「 青
島」
「 鵜戸神宮」 をは じめ とす る景勝地や歴史的遺産、神楽等 の伝統芸能 を有 してお り、
「 歴史 。文化」 の豊か さも あ ります。
3 暮 らしやすい生活 環境 の 中で、「 いい子 どもが育 つ」
宮 崎 は、平均気温の 高 さが全 国 3位 で あ るほか、快 晴 日数の 多 さが同 2位 で あ るな
ど、温 暖で住 みやす い自 然環境 に あ り、 ス ポ ー ツラ ン ドといわれ るよ う に、 ゴル フ場
が近 くに多数 あ るほか 野 球、 サ ッカ ー、サ ー フ ィン、 マ ラ ソンな ど にも適 して い ます。
また、生 活環境面 も消費 者物価 地 域差 指数 が全国 2位 の 低 さにあ るほか、一般 病 院数
(人 □ 10万 人 当た り)が 同 5位 、保育所 数 (0∼ 5歳 人 □ 10万 人 当た り)が 同 8位 、
多目的運動広場数 (人 □ 100万 人 当た り)が 同 10位 にある な ど、 リフ レッシュや 健康 づ
くりを行 ううえでの生 活環境 にも 比較的恵 まれ てい ます。「 いい子 どもが 育 つ」都道府
県 ラ ンキ ン グで堂 々の全 国 1位 (2010年 度 調査 )と な った のは、 こ う した 暮 らしやす
い生活 環境も背景 にあ る と推察 します。
4.宮 崎 の 魅力 をも っと PRし ま しょう
県民 の皆 さんが こ う した宮 崎 の魅 力 につ いて 自信 を持 って生 活す ることによ って、
一人 ひ と りの 幸福感 が向 上 して い くよ うに思 います。 また、 この よ うな宮 崎 の 魅 力 や
自然環境 の 良 さ、
「 いい 子 どもが育 つ」暮 らしやす い環境 にある ことを全国 や海外 にも
も っと力 強 く PRし て い くことで、宮 崎経 済 をさ らに成 長・ 発展 させる ことが で きる
もの と期待 しています。
調 査月報
2015年 2月 号 1