01-3仕様書_0002[PDF:526KB]

平成 27 年度 移住・就業支援システム保守等委託業務仕様書
第1 基本事項
1 業務の目的
当システムは、本県への移住や新規就農などに関心を持っていただいている方の、ニーズな
ど個人の情報をデータベースで管理し、定期的なフォローアップや情報提供を実施すること、ま
た、仕事や住居、趣味などの情報をデータベースとして管理し、公開サイトの「幸せ移住パッケ
ージシステム」検索サイトにより移住希望者等に情報提供を行うことにより、着実な移住や新規
就農等につなげるために整備された。
当システムが滞りなく運用できるように保守管理を行う。
2 事業概要
別紙参照:(別紙1) 業務フロー図
3 システムの概要
(1)システムの構成
別紙参照:(別紙2)機器構成図、(別紙3)システム構成図
※庁内クラウドサービスに関する部分は除く。
(2)システムの利用状況
ア 登録件数:約 5,000 件(DB 登録件数+希望者カルテ)
イ ヘルプデスク利用件数:年間20回程度
ウ バッチ処理の頻度:年間5回程度
4 委託期間
平成27年4月1日から平成28年3月31日まで
第2 委託業務の対象
別紙参照: (別紙2)機器構成図、(別紙4)ハードウェアおよびソフトウェアリスト
※庁内クラウドサービス(運用・保守等を含む)に関する部分は除く。
第3 委託業務の体制
1 組織フロー図
別紙参照:(別紙5)運用体制
2 サービス時間帯
祝祭日を除く平日の執務(08:45~17:15)とする。ただし、緊急連絡先を両者で確認して
おき、上記以外の時間帯における対応が協議の上で可能となること。
第4 委託業務の内容
乙は、次の各項で定める委託業務を、甲の指示により実施するものとし、乙が委託業務を行っ
た場合は、その作業内容を記録し、甲に報告しなければならない。この方法については、甲との
協議の上、別途定めるものとする。
また、この業務により、システムの構成が変更された場合は、ドキュメント類及び構成情報を最
新の状態に保つものとする。
1 システムの運用業務
(1)システム操作関係業務
乙は、甲の指示に基づき、システム運用に必要なシステム操作及びその操作に直接関連
する業務を行う。その業務の内容及び操作手順は、甲が別に定める操作マニュアルに定め
る。
(2)システム構成管理業務
乙は、甲の指示に基づき、システム運用業務責任者の管理の下、ソフトウェア保守業務責
任者及びハードウェア保守業務責任者と調整し、ソフトウェア又はハードウェアの改修等に対
応して、システム変更時のシステムの構成管理を行う。その業務の内容及び手順は、甲が別
に定めるシステム運用業務実施手順書によるものとする。
(3)システム障害対応業務
乙は、システム障害又はセキュリティ事案が発生した場合の問題の一次切り分け並びに対
応の指示及び甲への報告を行う。その対応手順は、甲が別に定めるシステム運用業務実施
手順書及びセキュリティ実施手順書によるものとする。
(4)システム稼働監視業務
乙は、甲の指示に基づき、システムの稼働監視を行う。その業務の内容及び手順は、甲が
別に定めるシステム運用業務実施手順書によるものとする。
(5)ログ管理業務
乙は、甲の指示に基づき、システムにおけるログの収集及びログの解析を行う。その業務
の内容及び手順は、甲が別に定めるシステム運用業務実施手順書によるものとする。
(6)ヘルプデスクの設置
乙は、甲からの問い合せに対し、ヘルプデスクを設置し対応する。サービス時間帯は祝祭
日を除く月~金の執務(08:45~17:15)とする。
ヘルプデスクの設置にかかる機器及び電話回線等、また、ソフトウェアの保守・改修及び動
作検証に必要な機材等は受託者が確保すること。
2 ソフトウェア保守業務
(1)ソフトウェア構成管理
乙は、システムを構成するソフトウェアの設定情報又はプログラム仕様に変更があった場
合は、ソフトウェアの構成管理を行う。その業務の内容及び手順は、甲が別に定めるシステム
運用業務実施手順書によるものとする。
(2)バージョンアップ及びパッチ適用業務
乙は、甲の指示に基づき、システムを構成するソフトウェアのバージョンアップを行う場合は、
甲が別に定めるプログラム設計書、システム構成情報を参照のうえ、そのバージョンアップの
可否を判断する。判断の結果、バージョンアップ可能と判断した場合は、バージョンアップ作業
を行う。このバージョンアップ作業には、動作試験等も含まれるものとする。
さらに、バージョンアップしたソフトウェアが動作するシステム環境を整え、納品作業を行い、
その結果を成果物とともに甲に報告する。
バージョンアップ不能と判断した場合には、その旨を甲に報告する。
(3)システム復旧業務
乙は、システムに障害が発生した場合は、甲の指示に基づき、甲が別に定めるソフトウェア
保守業務実施手順書、システム仕様書及びプログラム仕様書を参照のうえ、バックアップ情報
からシステムの復旧を行い、システム復旧の成功を確認する。その確認後、その結果を甲に
報告する。
また、システム復旧が失敗した場合には、更に一世代前のバックアップ情報からシステム
の復旧を行い、バックアップ情報が存在しなくなるまでこれを繰り返す。バックアップ情報が存
在しなくなった場合は、システム復旧計画とともにその旨を甲に報告する。
(4)障害等原因調査業務
乙は、甲の指示に基づき、システム障害又はセキュリティ事案発生による障害等原因調査
を指示された場合は、甲が別に定めるシステム運用業務実施手順書及びシステム仕様書を参
照の上、調査を行い、その結果をシステム運用業者に報告する。
(5)ソフトウェア保守付随業務
ア 問い合わせ対応
システム運用業務責任者を経由して、甲からのソフトウェアに対する問い合わせの対応
を行う。
イ コンサルティング
システムの運用に関連した技術同行の把握、効果的・効率的なソフトウェアの提案、
個別依頼事項に基づくソフトウェアの調査を行い甲に報告するなど、当該ソフトウェア保
守におけるコンサルティングを行う。
ウ その他
下記のライセンス更新等にかかる費用は受託者が負担すること。
・OS 更新
・ウィルス対策ソフト更新
・SSL サーバ証明書更新
3 ハードウェア保守業務
(1)システム操作関係業務
乙は、甲の指示に基づき、ハードウェアの稼働に必要なソフトウェアの操作及びその操作
に直接関連する業務を行う。その業務の内容及び操作手順は、甲が別に定めるシステム運用
業務実施手順書に定める。
(2)ハードウェア構成管理業務
乙は、システムを構成するハードウェアの仕様に変更があった場合は、ハードウェアの構成
管理を行う。その業務の内容及び手順は、甲が別に定めるシステム運用業務実施手順書によ
るものとする。
(3)ハードウェア復旧業務
乙は、システムに障害が発生した場合は、甲の指示に基づき、甲が別に定めるシステム運
用業務実施手順書、ハードウェア構成図等を参照のうえ、機器の稼働状況を確認し、ハードウ
ェアに起因する障害である場合は、その復旧を確認する。その確認後、その結果を甲に報告
する。
(4)障害等原因調査業務
乙は、甲の指示に基づき、システム障害又はセキュリティ事案発生による障害等原因調査
を指示された場合は、甲が別に定めるシステム運用業務実施手順書及びシステム概要設計
書を参照の上、調査を行い、その結果をシステム運用業者に報告する。
(5)ハードウェア稼働監視業務
乙は、甲の指示に基づき、ハードウェアの稼働監視を行う。その業務の内容及び手順は、
甲が別に定めるシステム運用業務実施手順書によるものとする。
(6)ハードウェア保守付随業務
・SSL-VPN オンサイト保守(平日9:00~17:00)
・ファイヤーウォール(先だしセンドバック)保守
・ファイヤーウォール サポートライセンス
・インテリジェントギガビットスイッチ(先だしセンドバック)保守
4 機器更新
乙は、別紙4に定めるハードウェア及びソフトウェアについて、更新対象機器の更新を平成
27 年 12 月末までに実施することとする。なお、システムを停止する必要がある場合には、停止
する期間を最小にすることとし、甲と十分に協議を行うものとする。
第5 委託業務の成果品
1 成果物の内容
乙は、次に掲げる成果物を指定された期日までに納品しなければならない。
(1)業務報告書(委託業務が完了したときは、業務完了報告書を提出する。)
(2)稼働結果報告書
(3)障害対応報告書(対応後、速やかに提出する。)
(4)打合せ議事録(対応後、速やかに提出する。)
(5)その他甲との打ち合わせにおいて必要としたドキュメント(月次)
2 形式等
書類(紙媒体)は、A4判縦長横書き画面を原則とし、日本語表記のもの1部
3 納品場所
高知県の指定する場所に納品する。
(別紙1)業務フロー図
■システム概要(内部処理)フロー図
移住等希望者
■システム概要(パッケージ処理)フロー図
農業公社パソコン
公開WEBサーバ
入会
入力
フォーム
宅建協会
公開サーバ
移住等希望者
移住パッケージWEBサーバ(クラウド)
ブラウザ
サイトアクセス
物件
データ
パッケージ検
索・作成
パッケージ
保存
移住パッケージ
システム
定期反映
更新
データ
公開情報
通知メール
メルマガ
SSL
VPN
インターネット
インターネット
メール
サーバ
メール
サーバ
庁内LAN
業務処理
庁内LAN
TO
移住WEBサーバ
移住WEBサーバ
TO
メール受信
移住就業支援システム
移住就業支援システム
データ書込
CC
メルマガ配信
希望者カルテ
企業情報
求人情報
遊休施設情報
メルマガ情報
医師求人情報
物件情報
市町村情報
支援制度情報
マップ情報
企業情報
求人情報
遊休施設情報
医師求人情報
物件情報
市町村情報
支援制度情報
CC
業務処理
公開連携処理
照会処理
職員パソコン
ブラウザ
職員パソコン
メール
ソフト
データ取込
みツール
(Excel)
メール
ソフト
ブラウザ
(別紙2)機器構成図
<システムの機器配置図>
I
S
Web サーバ
ディスプレイ
n
S
t
L
e
V
切
替
BKUP 装置
え
キーボード
S
P
W
N
-
r
庁内
F
n
W
e
t
H
機
U
U
B
P
S
Web サーバ
(県庁クラウド)
I
n
t
e
本件の範囲
r
n
e
t
(別紙3)システム構成図
本システムのネットワーク構成図および構成図は下記のとおり
業務対象
(別紙4)ハードウェアおよびソフトウェアリスト
本システム(移住内部)のハードウェア一覧
管理
番号
用途
品名
メーカ
型番
数量
製造№又はシリアル№
更新
対象
機器
1
内部システムサー
バ
ProLiant
DL360 G6
日本 HP
504637-291
1
CN7952056K
○
2
3
4
5
NAS
FW
SSL-VPN
KVM コンソール
SW
Tera Station
SS5
SA700
Buffaro
Juniper
Juniper
日本 HP
TS-RH1.0TGL/R5
SSG-5-SH-BT-SL
SA700-15U
AF611A
1
1
1
1
45407900100930
0169102009001533
0253122009000040
MY2939EP9U
○
○
○
○
6
ラックマウント型
ディスプレイ/キ
ーボード/マウス
TFT7600
日本 HP
AG064A
1
2C49481U1F
○
7
インテリジェント
ギガビットスイッ
チ
Catalyst2960
Cisco
WS-C2960G-8TC-L
1
F0C1351W02S
○
8
UPS
Smart-UPS1500
APC
SUA1500RMJ2UB5W
1
AA0945113006
○
備考
QC2.0GHz
Mem:4GB
HD:250GB
本システム(移住公開側)のハードウェア一覧
管理番
号
1
用途
公開
サーバ
品名
県庁クラウドサーバ
メーカ
型番
数量
製造№又はシ
リアル№
製造
年月
受入
検査日
備考
ソフトウェア物品一覧
本システム(移住内部)のソフトウェア一覧
管理番号
用途
メーカ
1
OS
RedHat
2
3
4
DBMS
ウィルス対策
UPS 制御
Trendmicro
APC
ライセンスの
種類
ソフトウェア名
バージョン
RedHat enterprise Linux
Standard
5.4
サブスクリプ
ション
PostgreSQL
Server Protect
PowerChute
8.4
3.0
8.0
OSS
サポート契約コー
ド
ダウンロード
版
導入年月日
サポート契約
期間
H22.2.10
1年
H22.2.15
H22.2.16
1年
1年
備考
本システム(移住公開側)のソフトウェア一覧
管理番号
用途
1
OS
2
3
DBMS
ウィルス対策
メーカ
RedHat
ソフトウェア名
バージョン
ライセンスの
種類
RedHat enterprise Linux
Standard
PostgreSQL
ClamAV
サポート契約コー
ド
導入年月日
サポート契約
期間
備考
県庁クラウド指定
8.4
0.9
OSS
OSS
(別紙5)運用体制
※文化生活部長及び情報政策課長の緊急時の連絡先は
「幹部職員電話番号簿」を利用
知事・副知事
文化生活部長
県庁ネットワーク管理者
情報政策課長
産業振興推進部長
平日:088-823-9330
平日:088-823-9773
(夜間・休日)
緊急時※
↑報告(重大・緊急・他に被害拡大のおそれ)
↑報告(重大・緊急)
↓対処指示
移住促進課
平日 088-
823-9755
********
システム管理者(課長 辻)
(夜間・休日) 088-823-9755
平日 999-999
連絡→
責任者()
-9999
・対処指示
・報告
システム担当者(中橋) (夜間・休日)999-9999-9999
←応対
・周知 共通掲示板
利用部門
担当者(
)
担当者(
)
(夜間・休日)