(参考資料) 1/2 豊中市市有施設有効活用計画見直し(素案)のポイント

(参考資料)
豊中市市有施設有効活用計画見直し(素案)のポイント
【1.見直しの概要】
<現計画(平成 23 年(2011 年)7 月策定)の章構成>
Ⅰ章.有効活用計画の背景
Ⅱ章.市有施設の現状と課題
Ⅲ章.市有施設データベースのシステム化
Ⅳ章.市有施設の有効活用の進め方と評価情報の作成
Ⅴ章.市有施設の有効活用の方向性
【2.各項目の現計画の内容・課題および見直しの概要】
目
今年度,本計画のⅣ章・Ⅴ章の見直しを行い
ます。
Ⅵ章.進行管理について
項
概ね3年をめどに見直すものとしており,
※()内は各計画のページ番号
現計画(内容と課題)
見 直 し ( 素 案 )
計画の見直しにあたって
-
(p1)
<新設>
総務省からの公共施設等総合管理計画
の策定要請や,平成 27 年度行財政運営
方針の内容をふまえ,計画見直しにか
かる考え方を示しています。
Ⅳ.市有施設の有効活用の進め方と評価情報の作成
(p34-35)
(p2-4)
活用にむけての
特定施設(重点的に管理運営・事業を
特定施設選定までの検討手順を簡素化
評価の進め方
見直す施設)の選定など,市有施設有
し,検討のスピードアップをはかって
効活用に関する検討手順をフロー図
います(フロー図(p3))。また,各種会
(p35)に示していますが,段階が多く
議や施設カルテの役割・位置づけも明
スピード感に欠けるという課題があ
確化しています。
1.市有施設の有効
りました。
(p36-42)
(p5-11)
活用のための
施設の評価情報をまとめる「施設カ
施設劣化状況の診断結果や維持管理コ
評価
ルテ」の内容と,市有施設有効活用に
ストを,施設のハード面の評価に反映
関する検討の進め方を示しています
させる(p6-7)とともに,それらを施設評
2.市有施設の有効
が,例えばストック指標(建物性能に 価 の 総 合 化 結 果 に 盛 り 込 む こ と で
かかわる指標)は,
「老朽度(残存耐
(p9),各施設の課題を明確化するよう
用年数)
」と「耐震性能」のみで評価
にしています。
しており(p37),実際の劣化状況を反
映できていないという課題がありま
した。
1/2
(参考資料)
項
目
現計画(内容と課題)
見 直 し ( 素 案 )
Ⅴ.市有施設の有効活用の方向性
(p43-45)
(p12-15)
施設の有効活用
総合計画における分野別に市有施設
各項目の内容を更新しており,また,
の方向性
有効活用にかかる経過・予定を示し
平成 26 年度新たに特定施設に選定し
ており,現計画の策定以降に決まっ
た,福祉会館等の建替え(p13)に関する
た方向性も示す必要があります。
内容も盛り込んでいます。
(p46)
(p16)
施設整備の
地域別の施設整備の方向性を示して
各地域の人口動態や施設の利用圏域を
方向性
います。
踏まえ,特色あるまちづくりに資する
1.分野別から見た
2.地域別から見た
市有施設の役割に言及しています。
3.市有施設の跡地
活用の方向性
(p17-18)
<新設>
(施設跡地は「原則売却」と示すにと 施設の跡地活用について,検討内容や
どめていました(p46))
活用方策の具体例を類型化し整理して
います。
(p47-49)
(p19-22)
へのLCCの
LCC(ライフサイクルコスト=施
予防的な保全の進め方として,劣化状
考え方の導入
設の一生にかかる経費)の定義やそ
況の調査方法を示すとともに(p19),L
れに関連する仕組みづくりを示して
CCの考え方を適用した活用方策検討
おり,その具体的な進め方を示す必
の事例(p21-22)を示しています。
4.施設の管理運営
要があります。
5.使用料の見直し
について
(p49)
(p23)
使 用料の 見直し 方針を示 してい ま
「公の施設の使用料に関する指針」や
す。
「行政財産の目的外使用に係る基準」
の策定等について,経過と予定をまと
めています。
2/2