建築環境の熱的性能とエネルギー使用(ISO/TC163) ならびに 建築環境設計(ISO/TC205)合同 国際規格シンポジウム開催のご案内 ISO(国際標準化機構)は、国際的に通用させる規格や標準類を制定するための国際機関です。現在、ISO へ の整合化による日本の技術基準(JIS)の改変がなされており、ISO で制定された規格が国内の基準をはじめ建設業 界に影響が及んできており、標準化の裾野の広がりが続くことは容易に推測できるところです。 また欧州では、欧州指令(EPBD)の制定により建物の省エネ性能に関する欧州規格(CEN)を着々と作り上げて おります。それらは、近いうちに ISO 及び世界に影響を与えることが明らかです。 今回は TC163(建築環境の熱的性能とエネルギー使用)と TC205(建築環境設計)の全体の活動概要、それ ぞれの TC において最近大きく動いている規格を中心としたシンポジウムを開催致します。あわせて国内の関係 者・専門家の方々から ISO に対して忌憚ないご意見を伺いたいと思いますので、奮ってご参加ください。 主 共 協 日 会 催 催 賛 時 場 建築・住宅国際機構 (一財)建材試験センター、断熱・保温規格協議会 (一社)日本建築学会 2015 年 3 月 11 日(水) 13:30~16:50(受付開始 13:15) TKP 田町カンファレンスセンター B1A 会議室 港区芝 5-29-14 田町日工ビル 03-5225-8761 シンポジウム講演内容(講演タイトル並びに内容等が変更となる場合もありますのでご了承ください) 1.開会の辞 西野 加奈子(建築・住宅国際機構) 13:30~13:35(5 分) 2.TC163 の報告 (1) TC163 の活動状況の概要 赤坂 裕(鹿児島大学) (2) 窓の熱性能の計算法と測定法の規格策定状況 ①計算法について(SC2/WG9) 木下 泰斗(日本板硝子) ②測定法について(SC1/WG17) 児島 輝樹(YKK AP) 13:35~13:55(20 分) 13:55~14:25(30 分) (3) 断熱性の現場測定方法の最近の動向について(SC1/WG16) 萩原 伸治(建材試験センター) 14:25~14:40(15 分) (4) 建築用真空断熱材の開発と規格の現況(SC3/WG11) 岩前 篤(近畿大学) 14:40~15:00(20 分) 15:00~15:15(15 分) 休憩 3.TC163&TC205 JWG(TC163/WG4)の報告 (1) ISO52000s の概要(JWG, TC163/SC2) 永田 明寛(首都大学東京) 15:15~15:45(30 分) (2) エネルギー計算のための非住宅建築物の空間使用スケジュール及び条件に関する規格提案 (ISO/CD 18523) 澤地 孝男(国総研) 15:45~16:00(15 分) 4.TC205 の報告 (1) TC205 の活動状況の概要 鉾井 修一(京都大学) 16:00~16:20(20 分) (2) 建築設備に係る性能検証手法の規格化の意義と検討状況(WG10) 宮田 征門(国総研) 16:20~16:40(20 分) 5.閉会の辞 赤坂 裕(鹿児島大学) 16:40~16:50(10 分) 定 員 80 名(定員に達し次第締切ります) 参加費 1,000 円 (資料代含みます)IIBH 団体会員及び企業賛助会員は無料 申込方法 氏名、勤務先、所属、住所、電話番号、E-mail アドレスを記入の上、 「TC163&TC205 合同シンポジ ウム申込」と題して、下記の E-mail アドレスまでお申し込みください。 申込先及び問合せ先 建築・住宅国際機構 E-mail: [email protected] 〒108-8414 東京都港区芝 5-26-20 建築会館 3 階 TEL:03-6435-3192 FAX:03-6435-3193
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