建築環境設計共同国際規格シンポジウム3/18(建築・住宅国際機構)

建築環境の熱的性能とエネルギー使用(ISO/TC163)
ならびに 建築環境設計(ISO/TC205)共同
国際規格シンポジウム開催のご案内
ISO(国際標準化機構)は、国際的に通用させる規格や標準類を制定するための国際機関です。現在、ISO へ
の整合化による日本の技術基準(JIS)の改変がなされており、ISO で制定された規格が国内の基準をはじめ建設業
界に影響が及んできており、標準化の裾野の広がりが続くことは容易に推測できるところです。
また欧州では、欧州指令(EPBD)の制定により建物の省エネ性能に関する欧州規格(CEN)を着々と作り上げて
おります。それらは、近いうちに ISO 及び世界に影響を与えることが明らかです。
さて、近年 ISO 内においてエネルギーに関する規格を扱う TC 等が増え、扱うプロジェクトの重複問題が課題
としてあげられております。そんななか、一昨年開催されたシカゴ会議において、ここ数年問題であった TC163
(建築環境の熱的性能とエネルギー使用)と TC205(建築環境設計)との Scope 干渉問題が解決し両 TC の協調
関係が確認されました。今回のシンポジウムでは例年とは趣向を変え、TC163/SC3(断熱材料)の報告に加えて、
TC163/WG4(TC163&TC205JWG)並びに TC205(建築環境設計)での取り組み、また、他のエネルギー関連
の情報提供として ISO50001&JIS50001(エネルギーマネジメントシステム)を紹介するシンポジウムを開催致
します。あわせて国内の関係者・専門家の方々から ISO に対して忌憚ないご意見を伺いたいと思いますので、奮
ってご参加ください。
主
共
協
日
会
催
催
賛
時
場
建築・住宅国際機構
(一財)建材試験センター、断熱・保温規格協議会
(一社)日本建築学会(予定)
2013 年 3 月 18 日(月) 13:15~16:20(受付開始 13:00)
AP 品川 東京都港区高輪 3-25-23 京急第 2 ビル 9F J+K 会議室 03-5798-3109
シンポジウム講演内容(講演タイトル並びに内容等が変更となる場合もありますのでご了承ください)
13:15~13:20(5 分)
1.開会の辞
2.TC163/SC3 の報告
外断熱の ISO 化について
田中 辰明(お茶の水女子大学)
3.TC163/WG4 の報告
(1)TC163/WG4 の概要報告
永田 明寛(首都大学東京)
13:20~13:50(30 分)
13:50~14:20 (30 分)
(2)日本からの NWIP (Schedules and conditions of built environment zones and room usage
for energy calculation) について
澤地 孝男(建築研究所) 14:20~14:50(30 分)
14:50~15:05(15 分)
休憩
4.ISO50001&JIS50001(エネルギーマネジメントシステム)について
エネルギー総合工学研究所 後藤 信之
5.TC205 の報告
(1)TC205/WG3(ビル制御システム設計)の活動状況
中原 信生(NESTEC)
(2)日本からの TC205/新 WG10(コミッショニング)について
宮田 征門(建築研究所)
6.閉会の辞
15:05~15:35(30 分)
15:35~16:05(30 分)
16:05~16:35(30 分)
16:35~16:40(5 分)
定 員
80 名(定員に達し次第締切ります)
参加費
1,000 円 (資料代含みます)IIBH 団体会員及び企業賛助会員は無料
申込方法 氏名、勤務先、所属、住所、電話番号、E-mail アドレスを記入の上、
「TC163&TC205 共同シンポジ
ウム申込」と題して、下記の E-mail アドレスまでお申し込みください。
申込先及び問合せ先 建築・住宅国際機構
E-mail: [email protected]
〒108-8414 東京都港区芝 5-26-20 建築会館 3 階
TEL:03-6435-3192 FAX:03-6435-3193