1740 年、「シュウェップス」の創業者ヤコブ・シュウェップは旧西ドイツに

※参考資料:「シュウェップス」ブランドの歴史
1740 年、「シュウェップス」の創業者ヤコブ・シュウェップは旧西ドイツに生まれ、後に、スイスのジュ
ネーブで技術の高い時計技師として成功を収めます。彼の科学に対する興味や情熱は底を知らず、
さまざまな実験や研究を繰り返していました。
1783 年、ヤコブは炭酸の研究にも興味を持ち、独自の手法によって炭酸水を作り出す「ジュネーブ
システム」を開発し、炭酸水の製造に成功。これが「シュウェップス」誕生の瞬間です。1792 年、ヤコ
ブは事業を拡大するため、イギリスに拠点を移し、最初の工場をロンドンに開設します。
彼の事業は軌道に乗り、1831 年には「シュウェップス ソーダ ウォーター」、そして 1835 年には
「シュウェップス レモネード」が発売されます。この頃から英国王室に製品が提供され始め、1837 年
には、ヴィクトリア女王により、「シュウェップス」ブランドが英国王室御用達のソーダメーカーとして認
定されました。
1851 年には、ヴィクトリア女王から第一回ロンドン万博に招待され、その期間中「シュウェップス」は
100 万本の水とレモネードを販売。以後、会場に設置したシュウェップスの「噴水」がブランドの トレ
ードマークとなり、今もなおロゴマークの中心に据えられています。
1870 年代には、「シュウェップス トニック ウォーター」が新たに製品群に加わり、たちまちイギリス市
民の間に広がっていきます。その後、19 世紀末から 20 世紀初頭にかけて、「シュウェップス」のビジ
ネス規模は拡大し、世界規模で展開する初めての炭酸飲料ブランドとなりました。1957 年には、テレ
ビ広告を開始し、マスマーケットへのメディア展開に力を入れ始めます。
1999 年、ザ コカ・コーラ カンパニーが「シュウェップス」ブランドを買収し(一部の国を除く)、日本で
も「シュウェップス トニック ウォーター」を発売。
2012 年以降、日本で成長の兆しを見せる大人向け炭酸飲料カテゴリーにて、大人のこだわりを満た
す本格的な味わいと多角的なフレーバー展開で、大人層から高い支持を集めます。
2015 年 3 月 30 日、大人のこだわりを満たす 4 種の柑橘系果汁本来のおいしさをブレンドした
「シュウェップス シトラス」を発売。
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