プレスリリース - 地球環境戦略研究機関(IGES)

2015 年 3 月 3 日
お知らせ
(公財)地球環境戦略研究機関(IGES)
横浜市と連携協定を締結
~Y-PORT センターを通じ新興国の都市課題解決に取り組みます~
公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)は、本日、横浜市と連携・協
力に関する協定を締結しました。 これにより横浜市が企業やアジア都市間ネット
ワーク(CITYNET)の参画により構築する「Y-PORT センター」に IGES も加わり、
Y-PORT センターの活動を通じて新興国における環境と経済が調和した持続可
能な社会の実現と低炭素化社会の構築に取り組みます。
浜中裕徳 IGES 理事長と林文子横浜市長
これまでも、IGES と横浜市は、横浜市が進める公民連携による国際技術協力(Y-PORT)事業を通じて持続可
能なアジア太平洋に関する国際フォーラム(ISAP)やアジア・スマートシティ会議等において連携してきました。今回
の新たな協定の締結により、今後双方のネットワークや知見を最大に活用し、新興国における持続可能な開発や低
炭素化社会実現のための共同事業の実施を進めてまいります。
【連携概要】
横浜市
IGES
地球規模、特にアジア太平洋地域の持続
Y-PORT センターを通じて連携
Y-PORT センターの構築などを通じて新興
可能な開発の実現を図ることを目的とした
国の都市課題の解決と公民連携による海
政策的・実践的研究を実施
外インフラビジネス展開支援をさらに推進
連携内容
1) 新興国における持続的開発、低炭素化社会実現のための共同事業の実施
2) 横浜市及び市内企業などが有する都市づくりに関する技術やノウハウの活用
3) コンベンション、展示会、学術セミナーなどの共催
4) 人材交流の推進
5) ネットワーク活動の推進
6) その他本協定の目的達成に資すること
また IGES は、同日に、2010 年にアジア開発銀行(ADB)と結びました、気候変動及び環境マネジメントの分野
で協力を深めていくための覚書(Letter of Intent)を延長いたしました。これは覚書が 2015 年に期限切れを迎える
にあたり、更に 5 年延長するものであり、今後ますます深刻化するアジアにおける気候変動問題の課題解決に向け
て、より一層強化した取り組みを行ってまいります。
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Y-PORT センターについて
横浜市の Y-PORT 事業をさらに強力に推進するため、
2015 年度中に IGES・横浜市・専門機関・企業等が連
携し共同事業を行う「Y-PORT センター」を構築します。
公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES: Institute for Global Environmental Strategies)について
IGES は、アジア太平洋地域における持続可能な開発の実現に向け、国際機関、各国政府、地方自治体、研究機関、
企業、NGO 等と連携しながら、気候変動、自然資源管理、持続可能な消費と生産、グリーン経済などの分野において実
践的な政策研究を幅広く行っています。1998 年、日本政府及び神奈川県の支援により設立。本部は神奈川県葉山町
に所在し、約 100 名の研究者を擁し、その約 3 分の 1 は外国籍です。関西(兵庫県)、北九州、北京、バンコクの各セン
ター・事務所と共に、グローバル及びアジア太平洋地域のネットワークを生かした戦略研究を展開しています。
※本件については、横浜市から横浜市政記者会へも同時に発表予定です
【本件に関するお問い合わせ】
公益財団法人 地球環境戦略研究機関 (IGES)
プログラム・マネージメント・オフィス
広報担当:乾(いぬい)・歌代(うたしろ)
Tel: 046-855-3734 / 070-5596-5924
Email: [email protected]
http://www.iges.or.jp/