先輩からのメッセージ(一般職)(PDF:2899KB)

一般職
先輩職員からのメッセージ
人 が主 役 で す
中立、公正、信頼 人を育てる人事行政
人事院 2015
公務員制度の改革にチャレンジしよう
人事院事務総局人事課人事企画官
好岡 厚徳
国家公務員制度の目的は、公務が能率的かつ民主的に運営されるため、高い意欲と能力を有する
人材を確保し育成すること、能力と実績に応じて職員を適正に処遇すること、国民全体の奉仕者に
ふさわしい厳格な規律を課す一方で職務の公正性を確保するよう適切な身分保障を行うことにあり
ます。これらは、時代が変わっても変わることはないでしょう。
しかし、社会経済情勢が刻々と変化していく中で、公務員制度も時代の要請に応じたものとなる
よう柔軟に変革を続けていくことが求められています。
例えば、女性の更なる活躍、仕事と家庭の両立支援を含めた新しい働き方、少子高齢化時代の公
務における高齢期雇用のあり方、能力・実績をより的確に反映した人事管理などが公務員制度に関
して取り組まなければならない喫緊の課題です。
人事院は、これまでに蓄積してきた公務員制度に関する高い専門性と人事管理に関して有する様々
なノウハウをもとに、公務員制度がよりよいものとなるよう、そして公務員が使命感と誇りを持っ
て元気に勤務できるよう、時代の要請にあわせた公務員制度の改革を行っています。
このような改革を、適切に、速やかに実施していくためには、高い志と柔軟な発想を持つ若い皆
さんの力が必要です。私達と共に、公務員制度の改革にチャレンジしようではありませんか。多く
の皆さんに人事院を訪問していただき、私達と志をひとつにして公務員制度の改革に取り組んでい
ただけることを願っています。
1
人事院を志望した理由は何ですか。
少しでも多くの人のために働きたいと考え、国民全体のために
働ける国家公務員を志望しました。中でも人事院は国家公務員の
採用から退職までを勤務条件制度等の面からサポートしています。
直接的には国家公務員のためだけの機関のようにも思えますが、
国の制度は地方機関や民間企業に影響を与えることも多く、また
国民のために働く国家公務員の勤務条件制度等を整備することで
間接的に多くの国民のために働くことができるのではないかと考
えています。
現在どのような仕事をしていますか。
村田 久美
(むらた くみ)
会計課
平成23年 4月 採用Ⅱ種(行政)
人材局企画課
24年 4月 関東事務局第一課
26年 4月 現職
1日の仕事の流れ
8:30
出勤
今日やることを確認し、1日の流れを組み
立てます。
9:00
旅費・謝金の支払発議
内容や金額が固まった旅費・謝金を支払う
ため、決裁を起案していきます。無事決裁
が完了しますように…。
10:30
旅費の支給に関する照会対応
院内各局より旅費の支給に関する照会を受
けます。公共交通機関がないからタクシー
を使いたいが、タクシー代は支給できるか?
用務当日朝 11 時から○○で用務なので前泊
はつけられるか?などの照会に対し、旅費
法、院内のマニュアル、過去の照会等を参
考に回答案を作り、上司に相談した上で回
答します。
12:00
お昼休憩
気分転換のため外にランチに出掛けること
もありますが、お弁当等を買ってきて自分
の席で食べることが多いです。
13:00
システムに関する照会対応
旅費・謝金のシステムが9月から新しくなっ
たため、操作方法に関する照会を受けます。
操作マニュアルにも記載がなく、過去にな
い照会については、サービスデスクに問い
合わせることもあります。
15:00
ホッと一息
午後の仕事のキリがよいところでホッと一
息。残りの時間でやるべきことを確認しま
す。
16:00
旅費・謝金の書類審査
院内各局より提出された書類の審査を行い
ます。場合によっては担当者に確認したり、
修正を依頼することもあります。
17:15
定時退庁
今日はマイ定時退庁日!
急ぎの仕事はなさそうなので定時退庁して
飲み会へ行ってきます!
会計課支出負担行為係に所属し、主に研修講師等の旅費や謝金、
院内の職員が出張した際の旅費の支払手続を行っています。旅費
法に違反しないか、不必要に高額な経路を利用していないか等、
会計検査院や国民に対してしっかり説明できる支出であるか、と
いう観点で細かくチェックしていきます。1案件の旅費や謝金の
支出を行うにも多くの人の色んな観点からのチェックが必要であ
り、決裁完了までに色々なご指摘をいただくことも・・・。日々
勉強の毎日です。
仕事をする上で心がけていることは何ですか。
上司や同僚には業務の相談をすることも多いですし、他部署の
職員にも助けてもらうことが多々あるため、仕事で関わる方々と
は良好な人間関係を築くように心がけています。また、上司に案
件を説明したり、他部署の旅費・謝金事務担当者に説明したりす
るときには、自分の中である程度の想定問答を用意して対応する
ようにしています。まだまだ想定外の質問をいただくことも多い
ですが、色々な角度からものごとを考える訓練になっている気が
します。
仕事における今後の目標を教えてください。
今はまだ自分の目の前の仕事に夢中になってしまうことが多い
ので、上司や周りの職員の動向に目を配り、先回りをして仕事が
できるようになることが今の目標です。
人事院志望者へのメッセージをお願いします。
ホームページやパンフレットの情報も大切ですが、何よりも興
味のある機関や説明会に赴いて実際に働いている職員の話を聞い
てみることが重要だと思います。職場や職員の雰囲気は実際に足
を運んで自分で感じてみないと分からないものですよ。これから
長い時間を過ごす場所ですから是非自分に合った職場を見つけて
ください。
休日の過ごし方
夏季休暇を利用して
奥尻島に旅行し、ア
ワビ狩りをしたとき
の写真です。通常の
土日は本を読んだり
してのんびり過ごす
ことが多いですが、
長期休暇がとれたと
きには、このように
仕事のことは忘れて
旅行に出かけること
も多いです。
2
人事院を志望した理由は何ですか。
公務員バッシングの嵐が吹き荒れる中、国民の皆さんに公務員
のことをもっと知ってもらいたい、もっと理解してもらいたいと
思ったのがきっかけです。そのためには、まず私自身が公務員の
ことについてよく知る必要があり、また、それを国民の皆さんに
向けて、適切な形で発信しなければなりません。国家公務員全体
に広く関わり、中立・第三者機関として設けられた機関である人
事院であれば、それが可能だと考えました。
現在どのような仕事をしていますか。
植木 壯
※右が筆者
(うえき まさし)
給与局給与第三課
平成22年 4月 採用Ⅱ種(行政)
職員福祉局職員福祉課
23年 4月 中国事務局第二課
24年 8月 現職
1日の仕事の流れ
8:30
出勤
今月は早番のため、他の課員の方々より早
く出勤し、眠い目をこすりながら課内のコ
ピー機やプリンターにコピー用紙を補充し
ます。課員の方々が業務を行いやすいよう
な環境を整えることも係員の重要な仕事で
す。
10:30
照会対応
改正を予定している人事院規則についての
検討ペーパーを作成していたところ、A省の
給与担当者から電話照会がきました。過去
の照会事例を参考に説明し、納得していた
だくことができました。
12:00
昼休み
昼食はお弁当を買って自席で食べることが
多いですが、同僚と外に出かけることもし
ばしば。昼食後は、読書をするか、午後に
向けて体力回復のため仮眠を取ります。
14:00
仕事をする上で心がけていることは何ですか。
担当手当の制度照会や、運用に係る相談など、各府省の手当担
当者と接する機会が多いため、適切な言動を取るように注意して
います。相手は私の言動を、私個人のものでなく、人事院という
組織のものと受け止めますので、大きな責任を感じています。
仕事における今後の目標を教えてください。
上司の了解を得るための「説明」、各省の方に制度を理解しても
らうための「説明」など、現在のポストについてから、「説明」の
重要性を再認識するようになりました。確かな知識と明快な論理
に裏付けされた「説明力」を身につけるため、日々精進しています。
人事院志望者へのメッセージをお願いします。
志望動機について、深く掘り下げてみることをお勧めします。
それは面接試験や官庁訪問の時だけでなく、実は社会人になって
からも役に立つと思うのです。社会人になったら、上手くいかな
くて辛いこともあるかもしれません。そんな時、志望動機を思い
出してみるのです。あの時の、あの熱い想いを、自分は実現でき
たのかと。あれをやり遂げるまでは屈するわけにはいかない、こ
んなところで倒れるわけにはいかない、そんな心の支えになると
思うのです。是非、未来の自分を奮い立たせるような志望動機を
引っ提げて、各府省の門戸を叩いてみてください。
資料作成
書き上げた検討ペーパーをもとに上司へ説
明します。自分では全く気づかなかったこ
とについて指摘をいただき、目から鱗が落
ちました。検討ペーパーについても丁寧に
添削していただき、自分の未熟さと上司の
偉大さを思い知りました。いつか私もあん
な風になりたい、いや、ならなければいけ
ないのだ、という想いを新たにしました。
16:00
国家公務員の給与は大きく分けて、俸給と手当に分かれますが、
私が現在所属している給与第三課は手当を所掌しています。その
中でも私は「俸給の特別調整額」(いわゆる管理職手当)や「本府
省業務調整手当」等の手当を担当しており、これらの手当について、
制度の企画・立案や、制度の適切な運用の維持に取り組んでいます。
休日の過ごし方
人事院規則の改正案の検討
人事院規則の改正案を企画法制課に持ち込
み、法制的な誤りがないかチェックを受け
ます。今回の改正内容について担当法令審
査官に説明し、指摘事項については持ち帰っ
て上司に報告し、対応を検討します。こう
してたくさんの方々の手が加えられ、最終
的には官報に掲載されることになります。
18:00
退庁
私は既存の定時退庁日とは別に、月に一度
のマイ定時退庁日を作り、早期退庁に心が
けています。今月は、気になっていた映画
の封切り日であるこの日をマイ定時退庁日
に設定しました。定時を少し過ぎてしまい
ましたが、まだ間に合う時間だったので、
有楽町の映画館へ直行。とても素晴らしい
作品で、仕事の疲れが一気に消し飛びまし
た。
3
職場の先輩、後輩とバンドを組んでおり、メンバーの予定が合う週末
には、スタジオで練習しています。私はドラムを担当しており、初心
者で、まだまだ下手くそですが、楽しく活動しています。今はまだコピー
バンドですが、将来的にはオリジナルを作曲して演奏できたらいいな
と思っています。
人事院を志望した理由は何ですか。
人事院を初めて知ったのは採用試験を受験した時で、最初は採
用試験を実施する側を経験してみたいというのが志望動機でした。
その後、説明会などで業務内容を知って、人事行政の奥深さに興
味を持ちました。他省庁とは異なった視点から行政に携わること
ができる、また、他省庁の方々と色々な点で関わっていけるとい
う中立第三者機関としての役割が率直に「おもしろいな」と感じ
たのを覚えています。
現在どのような仕事をしていますか。
総務課総務班に所属しており、国会と人事院各局とのパイプ役、
会計事務や物品管理、勤務時間管理、文書管理等々・・・数えだ
したら色々出てきますが、事ある毎に院内を走り回っています。
※中央手前が筆者
あまり表立った仕事ではありませんが、業務を行う上でどれも欠
(こんどう のぶゆき)
かすことのできない重要な仕事であり、陰ながら職員のサポート
近藤 伸行
総務課
をしています。
仕事をする上で心がけていることは何ですか。 平成20年10月 採用Ⅱ種(行政)
北海道事務局第二課
22年10月 北海道事務局第一課
25年 4月 北海道事務局総務課
26年 3月 現職
上司との情報共有にはいつも心掛けています。何か起こった時
でも一人で抱え込まず、報告・連絡・相談(ホウレンソウ)でピ
ンチを乗り越えています。この点は班内の全員が心掛けています
ので、普段から会話の絶えない総務班となっています。
仕事における今後の目標を教えてください。
現在の仕事を効率よく進められるように業務内容を熟知するの
はもちろんのこと、関係する職員の方との交流も深めながら楽し
く仕事ができるようにすることです。私自身北海道から東京に出
てきて間もないので、色んなことに興味を持ちながら仕事ができ
たらいいなと思っています。
人事院志望者へのメッセージをお願いします。
1日の仕事の流れ
ありがたいことに採用当初からたくさんの期待と仕事が舞い降
りてきます(笑)。人事院の仕事は幅が広いですし、覚えることも
多いですが、その分やりがいはありますし、上司や先輩職員がしっ
8:30
出勤
1日のスタートを円滑に行えるよう職場の
整理とスケジュールの確認を行います。
9:00
国会対応、各種照会対応
1日を通じてメールがたくさん来るため、
メールチェックはこまめに行いながら業務
を行います。国会の会期中は、人事院に対
する質問も多数入るため、最優先に担当部
局への国会情報等の伝達を行っています。
日々の業務として、職員の出張等の会計処
理や出勤簿・休暇簿等の勤務時間管理処理
があるため、あっという間に1日が過ぎて
いきます。
12:00
かりサポートしてくれますので、忙しいながらも充実した毎日を
過ごせると思います。
総務担当に配属されたら私から連絡がくることがあると思いま
すので、一緒に働ける日を楽しみにしています。
休日の過ごし方
昼食
週に1度は外食して近隣のお店を散策して
います。
18:15
国会対応院内放送
翌日の国会の状況に応じて、院内の対応体
制をアナウンスします。
この放送を待っている方も多いはず・・・
「本
日は連絡員の連絡先を国会班に登録の上、
解除とします。」
20:00
退庁
国会の会期中は帰りが遅くなることも多い
ですが、当番制で交代しながら対応してい
ます。今日は一足先に退庁しました。
北海道のニセコ町にスノーボード
に行った時の写真です。北海道出
身なので、今は雪のない東京での
生活に少し戸惑っています。
4
人事院の魅力は何ですか。
人事院は、国家公務員が働く環境を整える「縁の下の力持ち」
の役割を担っています。採用から退職までのライフステージをサ
ポートしており、幅広い業務を経験できます。国家公務員が生き
生きと働ける人事制度を整えることは、日本全体がより良い方向
に向かうことにつながるので、やりがいを感じられます。
また、人事院は小規模な組織なので、職員の顔が見える職場です。
ワークの面でも、ライフの面でも、「こんなときは、あの人に相談
してみよう」と思える、風通しの良い雰囲気も魅力のひとつです。
現在どのような仕事をしていますか。
樺嶋 麻依
(かばしま まい)
人材局試験専門官(首席試験専門官付)
平成15年 4月 採用Ⅱ種(行政)
総務局総務課
17年 4月 人事課
18年11月 育児休業
20年 4月 職務復帰
関東事務局総務課
21年 8月 育児休業
23年 4月 職務復帰
会計課
24年 4月 会計課管財班管財係長
25年 4月 現職
1日の仕事の流れ
9:00
出勤
長女の登校を見送り、次女を保育園に送っ
てから出勤。まずはメールをチェックし、
業務の優先順位を確認します。
10:00
各種調整
検討会開催のための会場を確保すべく他課
と調整したり、職員の業務予定を確認しな
がら今後の予算の執行計画を立てます。
12:00
昼食
ランチタイムは、気分転換&コミュニケー
ションの貴重な時間なので、外に出るよう
にしています。この日は、子育て中の職員
とママトークでリフレッシュ。
13:00
国家公務員採用試験の問題作成や採点、分析を行う人材局試験
専門官室に所属しています。私は主に、試験問題作成に係る予算
執行の管理や、検討会開催のための各種調整業務を担当していま
す。職員の意見を調整する機会が多いため、日頃からコミュニケー
ションをとることを心がけています。
仕事をしている中で大変だったことは何ですか。
子供の体調不良のために、突発的に仕事を休まざるを得なくな
ることです。職場に迷惑を掛けて申し訳ない思いと、子供を看病
していても仕事のことが気になってしまい、子供に対する罪悪感
とで、「この先、仕事を続けていけるのだろうか」と悩むこともあ
りました。そんなとき、上司に「その時々の優先順位を自分でしっ
かり確認しながら進むしかない」とアドバイスをいただき、気持
ちを切り替えるようにしています。
育児と仕事を両立させるための秘訣は何ですか。
「ひとりで全てを完璧にやろうと思わないこと」です。育児も仕
事も、それぞれに専念できる時間には限りがあります。その上、
予定どおりに行かないことが多々あります。どの部分まで自分で
できるのかを見極め、できない部分は誰にどのようにお願いする
のかを考える必要があります。育児と仕事を両立できるのも、職
場と家族のサポートがあってこそなので、本当にありがたく思っ
ています。
人事院志望者へのメッセージをお願いします。
人生の長い時間を過ごすことになる職場です。説明会や官庁訪
問で実際に職場を訪れ、職員の話を聞き、職場の雰囲気を感じる
ことが大切だと思います。その職場で自分が働いている姿を想像
できるかどうかにポイントを置いてみるのもいいのではないで
しょうか。ぜひ人事院に足を運んでみてください。お待ちしてい
ます。
休日の過ごし方
書類作成
他部署からの調査依頼の回答作成や、旅費
支給に係る書類を作成します。件数が多い
ので、効率よく進められるよう、合間を見
て事前準備をしておきます。
15:00
部内打合せ
上司から検討課題の説明を受け、部内で情
報を共有します。また、担当業務の進捗状
況を報告し、今後のスケジュールについて
相談します。
17:15
退庁
翌日にやるべきことを整理してから、育児
時間制度を利用して 30 分早く退庁。保育園
に迎えに行きます。子供が笑顔で駆け寄っ
てきてくれると疲れも吹き飛びます!
5
子供の習い事の付き添いや、PTAの
行事などで何かと忙しい週末ですが、
家族そろってのお出かけを楽しんでい
ます。ひょうきんな姉妹のおかげで、
たくさん笑ってリフレッシュ!
現在どのような仕事をしていますか。
フィジーという南の島国で、日本政府の外国に対する経済援助
のうち、主に1件1千万円以下の比較的規模の小さい援助を行う
「草の根無償資金協力」に関し、援助案件の選定、進捗状況管理等
を行っています。事業が完成すると引渡式に招待され、日本国政
府を代表して参加し、相手から感謝されるという、うれしいような、
こそばゆいような気分を味わうことができます。
海外勤務の醍醐味は何ですか。
私の語学(英語)が拙いこともあって、自分の意思を伝えるの
に時間を要することが多いですが、時間はかかっても、自分の考
えややりたいことを相手(外国人)に伝えることができ、仕事が
自分の思い描いたとおりに進んだ時は日本国内では味わえない種
池田 雅之
類の喜びを感じることができます。
(いけだ まさゆき)
外務省在フィジー日本国大使館
二等書記官
平成14年 4月 採用Ⅱ種(行政)
総務局総務課
15年 4月 東北事務局第一課
17年 3月 東北事務局第二課
18年 4月 会計課
20年10月 総務課
21年 4月 総務課国会班主査
23年 4月 北海道事務局総務課総務係長
24年 4月 北海道事務局第一課給与係長
25年 3月 会計課主計班主査
26年 4月 現職
1日の仕事の流れ
8:30
出勤
出勤してまずフィジーの新聞に目を通し、
自分の仕事(経済、経済協力)に関する記
事が出ていないかチェックします。当然、
英語で書いてあるので結構時間がかかりま
す。
9:00
公電対応
外務省には公式の指示文書等を電信するた
めの公電システムがあります。公電では秘
密文書のやり取りもするので、通常のパソ
コンとは別にインターネットにつながって
いない公電用のパソコンが個人ごとにあり
ます。外務本省から来る公電の指示に従い
仕事を進めていきます。
11:00
フィジー政府(外務省)へ
通常は相手政府とのやり取りは、メール及
び電話で行っていますが、特に要請したい
事項がある場合には、直接、相手政府の担
当者を訪問してお願いしにいくこともあり
ます。
13:00
昼休み
フィジーの昼休みは13:00から始まります。
はじめの頃は、12:00になるとお腹がすいて
しまい大変でした。昼食は職場近くのフー
ドコートで館員と食べることが多いですが、
たまに相手政府職員等と会食することもあ
ります。
14:00
口上書作成及び決裁
相手政府に依頼事項等を通知する公式文書
を口上書といいます。口上書は日本国政府
を代表して相手国に意思を伝える文書なの
で、発出する時は大使まで決裁を取る必要
があります。
16:00
スピーチ原稿作成
日本が経済援助した事業が完成し、その引
渡式が行われるため、式で行うスピーチの
原稿を作成します。件数が多いと結構大変
です。
20:00
在外勤務において苦労することは何ですか。
南の島国では当たり前のことのようですが、仕事は期限までに
やるものではなく、期限を過ぎてから始めるものだそうです。そ
のため、こちらから相手にお願いした仕事が期限までに回答され
ることはほとんどありません。やる気になれば30分で終わると思
われる仕事ですら、依頼から2箇月以上経っても「まだできてい
ない」という回答が返ってくることもしばしばあります。先輩の
大使館員からは「そういうものだと割り切るしかない」とのアド
バイスをもらいました。
出向先での経験を今後どのように活かしていきたいですか。
正直、今の仕事が将来、人事院に戻って行う仕事と直接つなが
るとは思いませんが、日本では味わえないような経験(苦い経験
も含めて)をしているので、日本国内で仕事していた時よりも、
視野の広い人間になれるのではないかと思っています。物事を多
角的に捉えられる人間になって日本に戻りたいと思います。
人事院志望者へのメッセージをお願いします。
自分は人事院で採用された時に、将来海外で勤務する、しかも
赤道を越えて南半球の島国で仕事をするとは想像もしていません
でした。人事院は規模の小さな組織ですが、いろいろな仕事があり、
その中にはきっとあなたが興味を持てる仕事もあるはずです。さ
らに、希望すれば青い空、青い海の南国で勤務することも可能で
す(笑)。ぜひ人事院を訪問して職員からいろいろ話を聞いてみて
ください。
休日の過ごし方
遠出をするときは、
シュノーケリング、
釣り等でフィジー
のきれいな海を満
喫しています。ま
た、家の近所の海
岸線を散歩するの
も気持ちいいです。
退館
退館の定時は17:15ですが、いろいろ雑多な
仕事が舞い込んでくるので、だいたいこの
くらいの時刻になります。
6
人事院の魅力は何ですか。
人事院は、職員数635名と小さい組織ですが、国家公務員の採用
から退職までの間の人事管理全般を所掌することを通じて、国の
行政運営の基盤を支えるという大きな使命を果たしています。私
はその大きな使命と小さい組織だからこそ一人一人の役割が大き
く、自分自身の存在意義を感じながら仕事に取り組めることにや
りがいを感じております。また、人事院の所掌する制度の対象は
国家公務員であるため、制度のユーザーが身近な存在であり、その
成果等を肌で感じられることも大きな魅力の一つだと思います。
現在どのような仕事をしていますか。
弓田 陽介
(ゆみた ようすけ)
公平審査局調整課制度班事案係長
平成14年 4月 採用Ⅱ種(行政)
勤務条件局給与第一課
15年 4月 中部事務局総務課
17年 3月 中部事務局第二課
17年 4月 農林水産省東海農政局企画調整室
19年 4月 給与局給与第二課
21年 4月 公正取引委員会事務総局官房人事課
給与係長
24年 4月 会計課主計班主査
26年 4月 現職
現在、公平審査局調整課に所属しています。公平審査局は、懲
戒処分などの不利益処分等について申立てを受けると、公正、中
立な立場から、事情の聴取や調査を行い、所属機関等と職員との
間に生じた問題の解決に努める専門集団です。私は、その一員と
して、公平審査の入口に当たる不服申立て等の受理及び却下に関
する事務を主に担当しています。入口の事務が滞ると、事案の処
理に大きな影響を及ぼすので、迅速かつ適切に処理を行うよう努
めています。
仕事をしている中で大変だったことは何ですか。
今から4年前、他府省の人事課に出向していたときに人事評価
を活用した職員の昇給や勤勉手当の決定事務に携わりました。当
時、人事評価を給与に活用することが初めての試みであったため、
制度を実際の運用に落とし込むのに大変苦労した記憶があります。
その際は、制度官庁である人事院の担当者にいろいろと相談に乗っ
てもらい、人事院の有り難みを実感しました。また、一省庁の担
当者として制度の使いやすい部分や使いづらい部分を実務を通し
て感じることができ、とても有意義な経験でした。
仕事を通じて成長したと感じるのはどんなときですか。
1日の仕事の流れ
9:30
出勤
メールのチェック(緊急の作業依頼等がな
く、ほっと一息)
10:00
判定案のチェック①
人事院会議にかける判定案を担当から受領
し、チェックします。公用文としての適切
さはもちろんのこと、判定文の構成、記載
事項等に漏れはないか入念にチェックしま
す。
12:00
お昼
出向時代に知り合った友人と定期的にお昼
に行きます。他府省の方とコミュニケーショ
ンをとるのは、視野を広げるいい機会で、
とても貴重な時間です。
13:00
判定案のチェック②
午前中にチェックした判定案について、指
摘箇所をまとめ、担当に返します。細かい
指摘等については、担当から嫌がられつつ、
丁寧に説明します。
15:00
審査請求書の受付
部下から審査請求書(処分を受けた職員が
申立てを行う際、人事院に提出するもの)
が郵送で届いた旨の報告あり。内容をすぐ
確認し、大まかな受理・却下の処理方針等
を上司の補佐に報告します。風通しのよい
職場ですので、案件は抱え込まず、すぐ上
司に報告して情報を共有しておきます。
18:15
退庁
急ぎの案件がないときは定時に退庁します。
7
今まで他府省への出向経験が多く、たくさんの人との出会いを
通じて、様々な考え方を持って皆さん仕事に取り組んでいること
に気付かされました。その経験を糧に自分の考えに固執すること
なく、相手の立場になって考える柔軟な姿勢を基本に仕事に取り
組んでおります。
人事院志望者へのメッセージをお願いします。
人生において、職場は長い時間を過ごす場所です。漠然とでも「自
分がどんな働き方をしたいのか」、「どんな職場で働きたいのか」
などのイメージを持ってたくさんの官庁を訪問をしてみてくださ
い。その中で人事院を選んでいただければ、きっと充実した毎日
が待っているかと思います。
休日の過ごし方
休 日 は、専 ら 子
供と過ごしてお
り ま す。こ の 日
は長男の夏休み
の工作を手伝い
ま し た。手 伝 い
すぎた甲斐(?)
が あ り、な ん と
クラスの金賞で
した(笑)
。
人事院の魅力は何ですか。
少人数の職場ならではのアットホームさが魅力です。その一方、
仕事の内容は様々な角度から国家公務員のためになることを考え、
具体的にそれを実行に移していくことのできるスケールの大きい
もので、これもまた魅力の一つです。
ちなみに、私が勤務する中部事務局では、若い職員が多く活気
があり、また、係員のうちから責任ある仕事ができる環境にあり
ます。各種イベントの企画立案業務や広報資料作成業務等々、面
白い仕事がたくさんありますよ。
現在どのような仕事をしていますか。
矢野 由紀子
※右が筆者
(やの ゆきこ)
中部事務局総務課職員企画係長
平成 8年 4月 採用Ⅱ種(行政)
中部事務局総務課
10年 4月 中部事務局第二課
12年 4月 中部事務局第一課
14年10月 総務局国際課
16年 1月 総務局国際課国際専門官
外務省総合外交政策局国際社会協力部
国連行政課(国際機関人事センター)
16年 8月 外務省大臣官房国際社会協力部政策課
(国際機関人事センター)
18年 4月 中部事務局総務課総務係長
20年 4月 中部事務局第一課公平勤務係長
22年 3月 中部事務局第二課任用係長
22年 4月 育児休業
23年 4月 職務復帰
25年 1月 育児休業
26年 4月 職務復帰
現職
職員企画係として、中部管内の国家公務員が所属する約200の職
員団体を登録・管理する業務を行っています。職員団体から提出
される大量の届出書類を審査し、適正なものを受理します。
また、研修係として、国家公務員を対象とした研修の企画・実
施も行っています。科目の設定、講師の選定、会場手配から当日
の実施と盛りだくさんですが、より良い研修になるよう日々奮闘
しています。
仕事をしている中で大変だったことは何ですか。
人事院から離れ、他省で勤務する機会がありましたが、仕事の
内容のみならず人事院とは全く異なる職場環境に毎日苦労しまし
た。しかしそれも結果として、自分自身の視野を広げさせてくれ
る貴重な経験となりました。
育児と仕事を両立させるための秘訣は何ですか。
オンとオフの切り替えをしっかりつけることだと思います。勤
務時間が限られているので、その時間内に最大の効果を発揮でき
るよう集中して仕事に取り組んでいます。一方で、家庭では子ど
もにしっかり向き合って過ごすことを心がけています。
また、職場の上司や同僚の方々にご理解いただいていることも
両立ができている大きな理由です。もちろん家族の協力にも支え
られて毎日を過ごしています。
人事院志望者へのメッセージをお願いします。
1日の仕事の流れ
8:30
出勤
長い職業人生を決定されるこの時期に、人事院のパンフレット
をご覧いただいたのはご縁ですね。是非、人事院を訪問してみて
ください。国家公務員という人に関わる仕事は、きっとあなたを
成長させ、人生を豊かにしてくれるものだと思います。
あなたも、私達と一緒に国家公務員のために働きませんか?お
待ちしています!
朝一番に本日の予定を確認。仕事の優先順
位をつけて一日のスタートです。
10:00
書面の審査
職員団体から提出された登録内容の変更届
を審査。届出の記載事項が適正かどうかを
チェックします。
12:00
昼休み
貴重なリフレッシュタイム。お弁当を持参
する日もあれば、外食に出かけて気分転換
することもあります。
14:00
休日の過ごし方
2人の子ども達を連れて動物園や公
園に出かけることが多いです。家事
からの解放を宣言して外食に行く日
もあります(写真がその日です。)。
研修講師と打合せ
来月に実施予定の係長研修で講演をお願い
している研修講師と、研修内容について打
合せ。
16:15
退庁
子どもを保育園に迎えに行くため、育児時
間を取得し通常より1時間早く退庁してい
ます。
8
人事院の魅力は何ですか。
人事院は、人事行政の専門機関として、各府省における人事管
理が、効率的な公務運営につながるよう制度等の検討を行ってい
ます。人事院において、よりよい仕事をすることが、結果として
よりよい公共サービスを提供することにつながっていくというこ
とが魅力の1つではないかと思います。
現在どのような仕事をしていますか。
一般職国家公務員の給与には、民間企業の本給に相当する俸給と
いくつかの手当がありますが、そのうち俸給制度を担当しています。
俸給は、採用されたとき、昇進したとき、昇給したときなど、
いろいろな場面で決定・変更しますので、その場面に応じた決定・
上月 拓也
(こうづき たくや)
給与局給与第二課専門官
平成 7年 4月 採用Ⅱ種(行政)
管理局総務課
9年 4月 管理局人事課
11年 4月 給与局給与第二課
14年 4月 総務省自治行政局公務員部公務員課
給与能率推進室調査係長
15年 4月 総務省自治行政局公務員部公務員課
給与能率推進室能率係長
17年 4月 職員福祉局職員福祉課勤務時間
第一班主査
20年 4月 給与局給与第三課手当第一班第二係長
22年 4月 給与局給与第二課制度班制度第一係長
25年 4月 現職
1日の仕事の流れ
9:30
10:30
13:00
検討内容の説明
新たな制度が必要になると、新たな制度の合理性、過去の制度
との関係、他の制度との整合性、等々いろいろな点について検討、
検証し、また、他の関係部署との調整が必要になることもあります。
なかなか思いどおりに進まないことも多く、また、遅くまで残っ
て仕事をすることもあります。
仕事を通じて成長したと感じるのはどんなときですか。
仕事は、一人だけの力でできるものではなく、上司、同僚、部
下はもちろん、他の部局の方などの力も借りながら進めていくこ
人事院志望者へのメッセージをお願いします。
国家公務員の仕事は、本当に多種多様で、想像もしていなかっ
たような仕事がたくさんあります。人事院の仕事は、その多種多
様な仕事に目を配り、国家公務員がより働きやすくなるように環
地下の売店で購入した弁当を食べました。
午後に備えて、15 分くらい昼寝。時々、外
へ出て、外食することもあります。
境を整えるもので、人の役に立ち、やりがいを感じることができ
る職場です。是非、話を聞きに来て欲しいと思います。
照会への対応
制度改正の検討
再度の説明
資料の確認
退庁
ようやく一段落。今後の業務予定を改めて
確認して、本日は退庁。
9
仕事をしている中で大変だったことは何ですか。
お昼休み
班員が作成した再来月に予定されている研
修会の資料を確認。範囲も広く、内容も細
かいので、逐一法令集を確認します。
22:00
説明会・研修会の実施などを行っています。
きは、連帯感も生まれますし、非常に満足感があります。
修正したペーパーで再び上司に説明し、無
事に了解をいただきました。定時が迫って
いるので、幹部への説明は翌日に回します。
19:30
行政法人などからもあります。)、各府省の給与担当者への制度の
とになります。そのようにして担当している仕事をやり遂げたと
午前中に説明した人事院規則の改正の内容
について、上司の御指摘を踏まえて、改め
て検討し、ペーパーを修正。
17:30
制度の照会への対応(他府省からだけでなく、地方自治体や独立
メールを確認。その後、今後の業務予定を
確認して、どの業務がどれだけ時間がかか
りそうなのか見極めて、優先度が高いもの
から取りかかります。
班員から、他府省からの照会についての相
談を受けました。法令を確認し、関連制度
や過去の整理などと矛盾がないかも確認し
て、意見を伝えます。
14:30
具体的な仕事としては、これらの制度を改正する場合の検討、
仕事開始
人事院規則の改正についての検討ペーパー
を上司に説明。するどい御指摘に冷や汗を
かくことも。結局、了解をもらえず、再度
検討することに。。。
12:00
変更する仕組み(制度)が必要です。
休日の過ごし方
平日は、なかなか家族と過ごす時間
がないので、休日は、家族と過ごす
ことが多いです。写真は、2歳になっ
た息子が持ってきた本を読んでいる
ところ。
現在どのような仕事をしていますか。
海上保安庁は、海上における犯罪の取締り、領海警備、海難救助、
環境保全、災害対応、海洋調査、船舶の航行安全等の海上保安業
務を行っています。第三管区海上保安本部は、海上保安庁の出先
機関であり、私はその人事課に所属しています。
人事課では、職員である海上保安官(船艇職員、陸上職員)の人事・
給与に関する事務、表彰・懲戒・叙勲・人事評価、職員研修、海
上保安大学校や海上保安学校学生採用試験の実施、人材募集活動
などを行っています。
私は、人事評価の実施や人事評価研修の企画実施、一般職試験
からの採用、人材募集活動などを担当しています。
出向してみて気づいた人事院の良さを教えてください。
田中 正幸
(たなか まさゆき)
海上保安庁第三管区海上保安本部
総務部人事課課長補佐
平成 6年 4月 採用Ⅱ種(行政)
中部事務局第二課
9年 4月 中部事務局第一課
11年 1月 総務課
12年 4月 農林水産省東海農政局企画調整室
14年 4月 中部事務局第一課
15年 3月 中部事務局第二課
17年 4月 中部事務局第二課試験係長
19年 4月 中部事務局第一課公平勤務係長
20年 4月 総務課総務班主査
23年 4月 人材局試験課試験計画官
25年 4月 関東事務局第一課給与係長
26年 4月 現職
人事院は、職員数が他府省と比べて多くないため、アットホー
ムな雰囲気で風通しが良く仕事がやりやすいですね。また、若手
職員であっても様々な業務を担当させてもらうことができ、やり
がいのある業務を任される点が良いところだと思います。
人事院以外で勤務して人事院に対する見方は
変わりましたか。
人事院は人事行政の専門機関として所掌する業務(給与、試験、
研修、勤務時間・休暇等)について、出先機関も含めて各府省か
らとても頼りにされていることを改めて感じました。頼りにされ
ている反面で、私は人事院からの出向者ということで、人事院の
所掌する制度全般について聞かれることもあり、過去の記憶を呼
び起こしたり、改めて勉強するなど対応に苦慮したこともありま
した。
出向先での経験を今後どのように生かして
いきたいですか。
第三管区海上保安本部は、海上保安業務の現場をもつ出先機関
です。現場の職員が勤務条件(勤務時間・休暇、給与、手当等)
についてどのような意見・要望を持っているのか、また、それに
対してどのような勤務条件を措置すればより意欲をもって生き生
きと働くことができるのかという現場からの視点を常に意識して
今後の業務に活かしていきたいと思います。
1日の仕事の流れ
9:15
出勤
仕事の優先順位を考え今日1日のスケ
ジュールを確認します。
9:45
課内での打合せ
各職員が現在担当している業務の進捗状況・
課題点などを報告し合い、課内で問題意識
を共有して対応に漏れのないようにします。
11:00
上司との打合せ
人材募集関係の会議の進め方について上司
と打合せをします。
12:00
昼休み
13:00
会議資料の作成
午前中に打合せをした会議の実施方針に基
づき資料の作成に取りかかります。
15:00
会議のセット
会議の出席メンバーの業務都合を確認し開
催日をセットします。
18:30
退庁
急ぎの仕事がなければメリハリをつけて早
めに帰ります。
人事院志望者へのメッセージをお願いします。
人事院の業務は、国家公務員の採用から退職までのライフステー
ジ全般に関与しており、幅広くかつ重要な役割を担っており非常
にやりがいがあります。皆さんの柔軟な発想や熱い情熱を人事院
で発揮してみませんか。まずは、実際に人事院に訪問していただき、
職場の雰囲気を感じるとともに職員の話を聞いてみてくださいね。
休日の過ごし方
長 期 休 暇 の 際 は、
家族で旅行に出か
けてリフレッシュ
しています。(写真
は夏季休暇の際に
グアムで撮影した
も の で す。)ま た、
採用されてから始
めたテニスを毎週
末にやっており身
体を動かして気分
転換をしています。
10
人事院の魅力は何ですか。
どちらかというと規模の小さい組織なので、院内全体の業務に
ついて知ることができ、人事異動も広範囲なので、幅広い業務に
携わることができると思います。私はいろいろな仕事をしてみた
い方なので、異動した当初は新しい仕事に慣れるのに労力を費や
しますが、その分、刺激もあります。
現在どのような仕事をしていますか。
人事院では国の公務員が省庁をまたいで参加する様々な研修を
行っていますが、これら研修の企画、実施を担当しています。研
修の内容は幅広く、スキルを付与するものや意識啓発を促すもの
等いろいろな種類がありますが、いずれの研修でも研修員が様々
※左が筆者
山田 裕美
(やまだ ゆみ)
人材局研修推進課研修研究官
平成 5年 4月 採用Ⅱ種(行政)
管理局総務課
6年 4月 管理局人事課
8年 4月 給与局給与第一課
11年 7月 育児休業
12年 4月 職務復帰
管理局総務課
13年 4月 育児休業
14年 2月 職務復帰
総務局総務課総務班主査
17年 4月 給与局給与第一課情報統計官
20年 4月 日本人事行政研究所研究部長
21年 3月 総務課調整班主査
21年 4月 職員福祉局審査課職員団体班主査
24年 4月 総務課調整班主査
26年 4月 人材局研修指導課研修研究官
26年 5月 現職
1日の仕事の流れ
な「気付き」を得られるような中身になるよう、研修員にとって
より有益な研修が提供できるよう、日々検討しています。
仕事をしている中で大変だったことは何ですか。
子供を持ってからは、仕事と子育ての時間をやりくりしながら、
なるべくその時々に自分に求められている結果を出せるように考
えてきましたが、思いどおりにならないことも多く、焦ったり悩
んだりしていました。子が成長してきた今は時間にずいぶん余裕
が持てるようになりましたが、その分仕事で求められるものも高
くなっているのを感じます。
仕事を通じて成長したと感じるのはどんなときですか。
時にはしんどい業務をこなさなければいけない時もありますが、
終わってみれば頑張ったことはきちんと結果となり、自分にとっ
ての良い経験になって積み上がっていると思います。
人事院志望者へのメッセージをお願いします。
人それぞれの事情で仕事の仕方もいろいろある中で、向上心を
持って頑張ることができる環境が人事院にはあると思います。人
事院を志望される皆さんともその思いが共有できたら良いです。
6:00
起床
朝食・娘たちのお弁当・夕食の三食を作って、
洗濯、風呂洗い etc 家を出るまでの2時間
強で 1 日の家事のほとんどを片付けます。・・・
段取り力が必要です ( 汗 )
9:20
出勤
まずはパソコンを起動。各府省に対して開
催を案内した研修の回答の有無や院内事務
連絡をチェックし、対応が必要な場合は迅
速な処理を心がけます。
11:00
休日の過ごし方
打合せ
明日から始まる研修についての担当者打合
せ。今回の研修は、研修員が多くて資料も
多いので準備が大変・・・。
12:00
昼休み
仕事中は机に座っていることが多いので、
お昼休みは気分転換や近況報告も兼ねて同
僚と一緒にランチへ行ったり、家の用事を
済ませたり、貴重な1時間です。
13:00
研修会場の設営
研修実施の会場(研修用の専用施設がありま
す。
)へ赴いて、研修室の座席を整えたり資
料をセットしたり、研修を企画どおりに確実
に実施するにはいろいろな準備が必要です。
19:00
退庁
毎週水曜は、6年前に一念発起して習い始
めたヴァイオリンのレッスン日。急ぎの仕
事以外は明日に持ち越して早めに退庁しま
す。本日もお疲れ様でした♪
11
当課の女性職員で会合を企画した時の1ショットです。同じ課であっ
ても普段なかなかこういう機会は持てず、仕事を離れての会話もまた
弾みます。女子会に相応しくクリスマスイルミネーションのキラキラ
に囲まれて華やかな楽しい会となりました。
人事院の魅力は何ですか。
自分が実際に働いていて、こんな休暇があったら働きやすいと
か、どうしたら納得いく給与がもらえるのか、モチベーション高
く仕事に向き合うにはどうしたらよいのかというような、身近な
「こうあったらいいな」を形にする仕事があるところです。
現在どのような仕事をしていますか。
まず職業の選択として国家公務員を目指す人を一人でも多く増
やし、採用試験を申し込んできた人に対して、平等、公正な競争
試験を受験してもらい、公平かつ適正な結果を提供することです。
そのために人事院内だけでなく各府省の方の協力を得て、大規模
な統一試験を間違いなく実施するという責任感が求められます。
今の職場は12人の課ですが、そのうち1/3が20代の係員であり数
山岡 美智代
(やまおか みちよ)
関東事務局第二課長
昭和62年 4月 採用Ⅱ種(行政)
管理局総務課
平成元年 4月 管理局人事課
4年 4月 管理局研修審議室
5年12月 育児休業
6年 9月 職務復帰
7年 4月 公務員研修所教務部教務課主査
9年 4月 公務員研修所教務部教務第二課主査
10年 4月 職員局福祉課安全班主査
13年 4月 関東事務局第二課試験第三係長
15年 4月 関東事務局第二課試験第一係長
16年 4月 給与局給与第一課調査第一班主査
18年 4月 人材局企画課任用指導官
21年 4月 人事課専門官
24年 4月 公平審査局調整課長補佐(総務班)
26年 4月 現職
1日の仕事の流れ
9:00
10:00
11:00
勢は維持していきたいと思っています。
仕事をしている中で大変だったことは何ですか。
26年度の試験は、4月から11月までにわたって実施してきまし
た。試験当日は交通機関の遅れが出ないか、配付資料は揃ってい
るか、結果処理は正確にデータに入力されているか、合格通知書
は指定の住所にきちんと届いているかなど、こちらではどうにも
できないことまで心配事は尽きませんでした。
仕事を通じて成長したと感じるのはどんなときですか。
経験を積むと同時に年齢も上がっていき、教わる立場から指導
していく機会が増える立場になりますが、自分と一緒に働いてい
た若い方が周りから認めれる話を耳にすると、本人の努力が最大
の要因なのですが、すごく嬉しくなります。
人事院志望者へのメッセージをお願いします。
これまでを振り返ってみると、職場で過ごす時間は結構長いも
局内連絡会議
避けて通れません。仕事に就いて「こんなはずじゃなかった」となっ
各課係長以上が参加して、月1回向こう2
箇月の行事予定、職員への周知事項、課を
越えた協力体制で行う業務や取組事項など
について報告、協議検討します。
た時に自分が選択したものを人のせいにするのではなく、自分で
試験実施結果報告書案の検討
見つけてください。私はそれがここにありました。
昼食
女性のための公務員セミナー会場の下見
3月に実施する「女性のための国家公務員
セミナー」の会場となる講堂を担当チーム
で下見します。一部稼働椅子があること、
ステージの幕の開閉スピードが意外と速い
ことが確認でき、実施方法の幅が広がりま
す。
15:00
して自分から動いていくという雰囲気ができており、是非この姿
勤務時間の15分前にデスクに到着。今週の
課内業務予定を確認し、今日やるべき仕事
を見通します。
係長を誘って庁舎の最上階にある展望レス
トランへ。冬の晴れた日は遠くの景色まで
見渡せて普通の社食もおいしく感じます。
13:00
だけでなく、先輩の仕事を見て次は何が必要かを考え工夫改善を
出勤
担当係から報告書案について説明を受け、
より具体的な記述にするよう指示を出した
り、改善策についてさらに詰めていきます。
12:00
年前には受験者だったという若い職場です。上からの指示を待つ
のだと感じます。組織に属して仕事をする以上は人との関わりは
納得できる、それでもこれがあるから続けられる、そんな職場を
休日の過ごし方
友人と連休に瀬戸内海の直島に行き
ました。数ヶ月前から予定を立てて
おり、普段の仕事も「これが終われ
ば楽しみが待っている」と乗り切れ
ます。
試験会場選定チームの打合せ
来年度は試験日程が変更になり、試験会場
の確保も例年以上に困難になります。受験
者の利便性や実施側の合理性など、試験を
支障なく確実に実施できる会場候補を選定
していきます。
18:00 退庁
水曜日の映画レディースデーは要チェック
です。
12
「大好き」があるから
人事院には私の「大好き」があります。
「大好き」の一つは人事院の仕事です。仕事を通じて全国各地そ
して世界中で日本のため、世界のために働き、活躍している国家
公務員の姿を知り、その国家公務員が能率的に安心して働くこと
ができるよう、給与等の勤務条件の整備等に携わることにより、
この国を支えているという充実感があります。
もう一つの「大好き」は人事院で働く人々です。仕事の方向性
を的確に指示・指導してくれる上司がいます。仕事からプライベー
トまで親身になって相談に乗ってくれる多くの先輩・同僚がいま
す。目をきらきら輝かせながら新たな提案をしてくれる後輩たち
がいます。この人たちに出会えて本当によかった!この人たちと
一緒に仕事をしてよかった!と思える幸せな瞬間が沢山あります。
押田 彰子
(おしだ あきこ)
人材局企画課人材確保対策室長
昭和54年 4月 採用中級(行政事務)
管理局人事課
54年 4月 管理局管理課
56年 4月 管理局職階課
60年 4月 給与局給与第三課
63年 4月 公平局調整課
63年10月 公平局調整課総務班事案係主任
平成元年10月 公平局調整課審理官
2年 4月 公平局調整課総務班法規係長
5年 4月 管理局研修審議室研修企画官
6年11月 育児休業
7年 9月 職務復帰
管理局研修企画課研修企画官
10年 4月 給与局給与第四課企画班主査
11年 6月 管理局総務課専門官
13年 1月 総務局企画研究官(参事官付)
14年 4月 勤務条件局給与第三課手当制度専門官
17年 4月 人事課長補佐(能率厚生管理室)
20年 4月 人事課長補佐(給与班)
22年 4月 給与局給与第一課長補佐(総括)
24年 4月 事務総局調査職
26年 4月 現職
活躍のフィールドは∞(無限大)
現在私は、多様で有為な人材を国家公務員に誘致することを目
的とした人材確保の仕事を担当しています。「活躍のフィールドは
∞(無限大)」は、私たちが国家公務員採用試験を案内するパンフ
レットの表紙に掲載したPRコピーです。人事院のイベント等で
このパンフレットを手にされた方もいらっしゃるのではないで
しょうか。
人事院の職員数は、霞が関の本院と地方にある事務局等を含め
て635名です。この少ない人数で、人事院を、国家公務員の人事制
度を支えており、一人ひとりが任せられる役割の範囲は広く、深く、
新たな課題へのチャレンジも求められます。まさに活躍のフィー
ルドは∞(無限大)!を実感できる職場です。
最後に
人事院という組織を活性化し、国家公務員の人事制度を支えこ
の国を更に発展させていくために、豊かな発想力と新たなチャレ
ンジに意欲を有する方を必要としています。
私たちといっしょに人事院で働き、あなたの「大好き」を見つ
けてみませんか?
休日の過ごし方
子どもたちも成人していますので、休日はのんびりと家で本を読んだ
り、音楽を聴いたり。夫と映画や美術館、近郊へのドライブに出かけ
ることもあります。(写真は、車の好きな夫の運転でドライブに出かけ
たときに夫の愛車と。ドライバーはお見せできません。)
13
皆さん、こんにちは。人事院のパンフレットを14ページも読み
進んでいただきありがとうございます。人事院に興味を感じても
らっているでしょうか。
私は大阪にある近畿事務局で採用になり、その後東京の人事院
本院で26年間勤務し、現在は再び近畿事務局で勤務しています。
人事院では私のように本院と地方事務局の両方で勤務することは
珍しくありません。中央での制度企画と行政最前線での制度実施
という、それぞれの役割を担う場所で人事行政に関わる仕事を幅
広く経験できたことは、私にとって大きな喜びであり財産となっ
ています。人事院を志望される皆さんにも、様々な仕事を経験す
ることを通じて成長していけるような職場であれば良いなと思い
ます。
前薗 達也
(まえぞの たつや)
近畿事務局長
昭和55年 3月 採用中級(行政事務)
近畿事務局第二課
58年 4月 近畿事務局総務課
62年 4月 近畿事務局第一課
63年 3月 管理局人事課
63年 4月 本州四国連絡橋公団総務部人事課主査
平成 2年 4月 管理局人事課能率厚生管理室能率係長
4年 4月 管理局総務課秘書
5年 1月 管理局総務課調整班主査
5年 4月 給与局給与第二課審査班審査第三係長
7年 4月 給与局給与第二課制度班制度第一係長
10年10月 管理局総務課専門官
11年 4月 管理局総務課長補佐(国会班)
13年 9月 内閣官房行政改革推進事務局公務員
制度等改革推進室室員
14年 9月 総務局企画研究官(参事官付)
16年 4月 職員福祉局企画研究官(参事官付)
18年10月 公務員研修所教務部総務課長
20年 4月 給与局給与第一課長補佐(調査第一班)
23年 4月 職員福祉局職員福祉課長補佐(総括)
24年 4月 総務課広報情報室長
26年 4月 現職
人事院は国の行政の基盤となる人事行政を担っています。国家
公務員が志を持って国家・国民のためにしっかり働く姿は素敵で
すよね。皆さん、そんな素敵な国家公務員のため、より良い人事
行政を目指して一緒に仕事をしてみませんか。人事院は他の府省
に比べると所帯が小さく採用人数も少ないですが、その分若いと
きから一人一人が責任あるポジションでやりがいのある大事な仕
事が任されます。私に務まるだろうかという心配は無用です。そ
こは小さな所帯の良いところで、個々人にきちんと目配りをして
くれますし、安心して働くことができる職場です。
就職は人生の中で最も大きなイベントの一つだと思います。多
くの府省に足を運んで色々なお話を聞き、慎重に就職先を決めて
ください。私は、その際に意外と大事なのは、就職先と自分との
相性とか縁といったものではないかと思っています。是非人事院
にもお越しいただいて、面倒見の良い職員から人事院の魅力を聴
いてみてください。仕事に対する熱い思いと仲間を大事にする職
場の雰囲気に接していただければ、きっと人事院との「人の縁」
を感じてもらえると思っています。
休日の過ごし方
事務局の皆とサラブレッド見学、地元の先輩・後輩と気持ちだけが若
いスポーツ、腕によりをかけたお一人様料理。何一つ上手くいきませ
んが楽しく充実した休日を過ごしています。(写真は近畿事務局の職員
有志とその家族が集まってBBQ大会を開いた時の様子です。)
14
新規採用職員からの
メッセージ
齋藤 陽子
久保 花菜子
総務課
人事課
就職活動は大変ですが、気分転換も忘れず、皆さんが働
一つ一つでは小さく目立たない仕事でも、それらはすべ
きたいと思える職場を是非見つけてください。たくさん
て一本の大きな「公務」に繋がっています。それを緻密
ある職場の中で、最終的に人事院を選んでいただければ
に練り上げていける場所が人事院です。あと一息、頑張っ
幸いです。
てください。
横山 祐太
北垣 裕介
会計課
会計課
「働く人を主役に考えたい」その熱い思いを公務の場で活
人事院が行う業務は国家公務員をサポートすることで
かしたい方、ぜひ、お待ちしております!人事院にはそ
す。それはまさに「人を活かす仕事」と言えます。
の熱い思いを実現できる舞台があります!
人を支えたい、人の力になりたい、という方は是非人事
院へ!
伊藤 靖一郎
宅野 賢
人材局企画課
人材局試験課
少人数であるため、若手を大切に育てるという意識がとて
人事院では、説明会等の開催をはじめ、皆様に合った働
も強いと思います。少しでも魅力を感じた方、私たちと一
く場所を探せる環境を作っています。是非多くの採用イ
緒に「人を支える」仕事に取り組んでみませんか。
ベントに参加し、就職活動という大切な場面を後悔無く
乗り切ってください。
15
和田 直人
湯淺 怜奈
公務員研修所教務部
総務課
給与局給与第一課
人事院が「第三者としての人事行政機関」という役割を
就職は人生の中で重要な分岐点です。しっかりと情報収
持つように、国家公務員の仕事は様々です。就職活動を
集をして、自分が納得できる選択をしてください。その
される中で、人事院が皆さんの選択肢の一つになれば幸
結果、人事院に入ったときには、共に充実した毎日を送
いです。
りましょう。
山石 雄太
鶴田 悠真
東北事務局総務課
関東事務局総務課
人事院は国のために働く人を支える業務を担っており、ま
就職活動お疲れ様です。人事院では、皆様と志を共有で
さに「人が主役」です。人事院に少しでも興味を持った方、
きる多くの仲間に出会えるはずです。人事院を志望して
是非訪問してみてください。皆さんとお会いできるのを楽
頂き、一緒に働ける日を楽しみにしています。
しみにしています!
小堀 早紀
日研
中部事務局第二課
中国事務局総務課
人事院は、様々な人との出会い、上司・先輩方のサポート
就職を考えた時に数多くの選択肢がありますが、その選
を通じて、自分自身を高めることができる職場だと日々実
択肢を可能な限り広げた上で人事院を志望してもらえる
感しております。そんな職場で、皆さんも一緒に働きませ
と嬉しいです。皆さんにとってベストな選択をしてくだ
んか?
さいね。
松村 拓也
沖縄事務所調査課
人事院は、人事面で他府省を支える国家公務員のための国
家公務員です。「人を支える」、「国を支える」人事行政の
プロとして、あなたも人事院で働いてみませんか?
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若手職員に聞く「人事院」
Q1 人事院の志望動機
1 位 人事行政、人材育成に魅力
・人事行政という国の行政の基盤的業務に興味
・
「人」が高いパフォーマンスを発揮できる環境作
りがしたい
・
「人事」
と
「行政」の両方に携われる唯一の組織
・人の成長に携わる仕事に興味
・人事評価制度等、新たな人事行政の施策に魅力
・働く環境の改善を早く、直接的に実現できる場
所
・国家公務員のマネジメントに携わることに興味
・
「人」を相手にする業務に魅力 etc.・・・
2位 「国を支える国家公務員」を支える仕事
・様々な分野で活躍している国家公務員を支えた
い
・国家公務員を支える業務に興味 etc.・・・
その他
・広い視野を持ち国益のために働きたい
・より多くの人々の役に立てる
・公務員バッシングについて国民の誤解を解きた
い
・公務に対する世間の風向きを変えられる可能性
を感じた
・説明会で出会った職員の「人」柄に惹かれた
Q2 職場の雰囲気
1位 アットホーム、風通しのいい職場
・明るい職員が多い
・和気藹々として楽しい
・上司に相談しやすい
・係や課を超えて協力しあえる
・先輩職員の指導が丁寧
・温かく見守ってくれる人が多い
・チームワークを大切にする
・コミュニケーションが取りやすい etc.・・・
2位 若手が働きやすい職場
・新人をおおらかに育てる雰囲気
・若手の成長を応援する風土
・若手でもいろいろなことに挑戦できる
・職場が小さいので積極的な提言が可能
・自由に発言でき意見が取り入れられやすい
etc.・・・
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Q3 人事院職員として必要だと思うこと
・人に対する思いやりを持つこと
・人に魅力を感じること、人として魅力的であるこ
と
・
「人を支えたい」という気持ちを常に持ち続けるこ
と
・人に関心を持ち、配慮する気持ちを忘れないこと
・人のために何かしたいという気持ちを持つこと
・人と人との繋がりを大切にすること
・相手の立場を考えた上で行動すること
・官民問わず、
「働くこと・人」について、関心を持
つこと
・社会の変化に敏感であること
・民間企業を含め、
「働き方」について広く興味を持
つこと
・様々なことに対して、アンテナを張っていること
・新鮮な目で物事を見ること
・幅広い視野を持ち、それを業務に活かすバランス
感覚
・広い視野を持ち、人との交流の中で様々なことを
吸収すること
・先入観を持たずにいろいろなことにチャレンジす
ること
・柔軟な対応力と円滑な人間関係を構築できるコ
ミュニケーション力
・実際に制度を運用する各省の実態に気を配ること
・現実の人事をしっかりとイメージすること
・様々な場面での「説明力」
・新しいことに積極的に挑戦したいと思うこと
・困難にチャレンジしていく心。あきらめないこと
・第三者機関として、公平かつ公正に物事を考える
こと
・自分が周りに期待されていることは何かを考える
こと
・採用から退職までにずっと関わる仕事ということ
を忘れないこと
・人事院職員としてだけでなく、国家公務員という
意識を持つこと
採用活動情報
Q1
A1
採用状況を教えてください。また、女性は何名程度採用していますか。
人事院は、性別・出身大学学部に関係なく、人物本位で採用しており、女性の採用を積極
的に行っています。
平成 22 年度以降の採用試験最終合格者からの採用(内定)者数は下表のとおりです。
採用試験
一般職 採用数
(旧Ⅱ種)
うち女性数
平成 22 年度試験
平成 23 年度試験
平成 24 年度試験
平成 25 年度試験
平成 26 年度試験
9名
7名
10 名
14 名
13 名
4名
2名
6名
4名
4名
Q2
人事院では、どのような人材を求めていますか。
A2
人事院では、国家公務員の人事行政に関する幅広い分野の業務を行うことから、① 主体的
に考え、② 自ら行動することができる人材を求めています。また、多様な分野、立場の人々
を相手に仕事をするので、③ 円滑な人間関係を構築できることも重要な要素です。
Q3
転勤はありますか。
A3
最初は受験した地域試験の区分に応じた地域での勤務となりますが、その後は地域をこえ
て転勤することもあります。
Q4
採用後はどのような研修がありますか。
A4
人事院独自の研修としては、採用1年目に、人事行政一般についての基礎知識を習得する
ための新採用職員研修、人事院職員として業務を遂行していくにあたり必要となる公務員制
度の基本を学ぶ公務員制度基礎研修及び約半年間の英会話講習があります。その他、採用3
年目の3年目フォローアップ研修、さらに、役職に応じた研修が用意されています。
Q5
A5
Q6
A6
採用後のキャリアパスはどうなっていますか。
任用、給与、人材育成など人事行政の各分野は相互に関連していることから、人事院職員に
は、限られた分野の専門家ではなく「人事行政のプロ」として活躍することが期待されていま
す。このため、職員は、局をまたいで様々な分野の経験をしながら育成されていくこととなりま
す。
一般職試験からの採用者については、最初は総務的な業務を担当する場合が多くなっていま
すが、2、3年程度のローテーションで異動を行う中で、能力・適性に応じて各局における企画
立案業務等を担当しつつ、将来の人事院を担う人材となるべく経験を積んでいただくこととな
ります。
業務説明会等の予定はどのようになっていますか。
人事院人材局人材確保対策室が主催している説明会のほか、人事院人事課独自で大学や本
院で説明会を行っています。説明会の情報はホームページに随時掲載しますので、そちらで
ご確認ください。(人事院人事課HP h t t p : / / w w w . j i n j i . g o . j p / j i n j i k a / j i n j i k a . h t m l)
18
外務省
財 務 省
日比谷線
←虎ノ門
霞ヶ関
経済産業省
A10
裁 判 所
合同庁舎
農林水産省
人事院
C2
厚生労働省
環 境 省
B3ab
千代田線
丸ノ内線
C1
館
桜田門→
霞ヶ関
A9
経済産業省
別
総 務 省
弁 護 士
会
館
日比谷公園
【地下鉄 霞ヶ関駅 最寄出口】
地下鉄 丸ノ内線 B3ab/地下鉄 日比谷線 A10/地下鉄 千代田線 C1
人事院事務総局人事課
電話 03-3581-5311 内線2154
東京都千代田区霞が関1-2-3
ホームページ http://www.jinji.go.jp
採用についての問合せ先
人
事
院
〒100-8913 東京都千代田区霞が関1-2-3
☎03-3581-5311(代)
公 務 員 研 修 所
〒358-0014 入間市宮寺3131
☎04‐2934‐1291
北 海 道 事 務 局
〒060-0042 札幌市中央区大通西12丁目
☎011‐251‐2600
東 北 事 務 局
〒980-0014 仙台市青葉区本町3-2-23
☎022‐221‐2001
関 東 事 務 局
〒330-9712 さいたま市中央区新都心1‐1
☎048‐740‐2001
中 部 事 務 局
〒460-0001 名古屋市中区三の丸2‐5‐1
☎052‐961‐6830
近 畿 事 務 局
〒553-8513 大阪市福島区福島1‐1‐60
☎06‐4796‐2171
中 国 事 務 局
〒730-0012 広島市中区上八丁堀6‐30
☎082‐228‐1181
四 国 事 務 局
〒760-0068 高松市松島町1‐17‐33
☎087‐831‐5801
九 州 事 務 局
〒812-0013 福岡市博多区博多駅東2‐11‐1
☎092‐431‐7731
沖 縄 事 務 所
〒900-0022 那覇市樋川1‐15‐15
☎098‐834‐8400
中立、公正、信頼 人を育てる人事行政
人事院 2015
リサイクル適性 A
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リサイクルできます。