北海道地方海氷情報第 22 号平成 27 年 3 月 3 日 17 時 00 分札幌管区気象台発表（見出し）北海道オホーツク海側の海氷は、雄武町から知床岬の海岸 10 キロメートル以内にあり、湧別町から知床半島の所々で接岸しています。5 日にかけて接岸する範囲が広がりますが、その後は海岸から離れる見込みです。（本文） [概況] 北海道オホーツク海側の海氷は、浜頓別町から雄武町の海岸 10 キロメートルから 20 キロメートル、雄武町から知床岬の海岸 10 キロメートル以内にあり、湧別町から知床半島の所々で接岸しています。根室海峡に流入した海氷も所々で接岸しており、珸瑤瑁水道や国後水道から太平洋に流出しています。 [今後 1 週間の予想] 4 日から 5 日にかけて、北海道付近を低気圧が通過し、東のち北よりの風が強まり、海氷の動きが激しくなりますが、7 日から 8 日にかけては、南よりの風となるでしょう。このため、北海道オホーツク海側の海氷は 5 日にかけて接岸する範囲が広がりますが、その後は海岸から離れる見込みです。また、引き続き根室海峡へ流入するほか、国後水道や珸瑤瑁水道から太平洋に流出する見込みです。付近を航行する船舶は海氷の動きに注意してください。次の北海道地方海氷情報は、3 月 6 日（金）に発表する予定です。札幌管区気象台ホームページ海氷・流氷に関する情報 http://www.jma-net.go.jp/sapporo/kaiyou/seaice/seaice.html 海氷分布図に用いた資料：陸上自衛隊、気象衛星による観測結果