モーションセンサを駆使したコンテンツ制作技術

モーションセンサを駆使したコンテンツ制作技術
和歌山事業所
和歌山事業所
小鯛
小鯛
重冨
重冨
向山
向山
増井
増井
彰信
彰信
泰照
泰照
弘記
弘記
将則
将則
要 旨
三菱電機エンジニアリング和歌山事業所では2012
年から販促や展示会での製品紹介を目的とした,パ
ソコンやタブレット端末上で動作するコンテンツの
とができるため,主催者側からも来場者側からも喜
ばれる傾向にある。
これらのことから東芝三菱電機産業システム㈱か
制作を行っており,2013年4月に開催された海外向け
ら,より集客力のあるコンテンツの制作が求められ
展示会では,製品紹介用iPad(注1)コンテンツの
アメリカで開催された海外向け展示会(2013年9月)
制作を行った。展示会場では,来場者とマンツーマ
に向けてモーションセンサを駆使したコンテンツの
ンのシチュエーションでの効果はあるものの,広い
制作を行った。
展示スペースでの集客効果は少ないという弱点があ
このコンテンツではモーションセンサに向かって,
った。また,展示会場では遠くからでも来場者の目
身振り手振りを行うことで,ストーリーの進行や見
を引くことができる大型のコンテンツも増加しつつ
たい箇所の強調を行うなど,来場者が楽しみながら
あり,より印象に残りやすい体験型コンテンツは来
製品の知識を得ることができる。
場者も楽しみながら製品についての知識を深めるこ
コンテンツと利用イメージ
iPad の画面を投影したモニタ
機能実行ボタンの表示イメージ
ジェスチャー入力によるカーソル移動量算出の比較
(注1)iPad は,Apple Inc.の登録商標である。
MEEエンジニア59号