2015年度 日本チャールス・リバー総合カタログ

国内生産・輸入実験動物/受託サービス
2015年度 総合カタログ
日本チャールス・リバー株式会社
15.12500
2015 年 2 月発行
2015
日本チャールス・リバー株式会社のリサーチモデル事業のご紹介
概要
チャールス・リバーグループは米国に本部を置き、事業推進の中心を先進 15ヵ国にもつ、世界最大の実験
動物ブリーダーです。グループ各社は、バイオサイエンスの発展に貢献することを目標として、創業時の基本
理念 「科学の知識に基づいた実験動物の生産・供給」を厳守し、高品質の実験動物を生産・供給しており
ます。
日本チャールス・リバー株式会社は、チャールス・リバーグループの一員として、アジア地区の実験動物供給
を担当しております。「高品質維持と安定供給」を基本とし、世界に誇るチャールス・リバーグレードの SPF/
VAF 実験動物の生産に努めております。弊社はこの基本の実践のため、現在マウス 31 項目、ラット25 項
目の微生物検査(血清および培養検査等)を実施し、日米欧三極で要求される SPF 項目をすべて検査し微
生物学的に品質を保証するとともに、安定した供給体制の確立に努めております。加えてグループ独自の繁
殖システムの開発、ISO9001:2008 の認証も取得するなど、今後ともお客様に満足のいただける高品質動
物の安定供給に努めて参ります。(SPF/VAF:Specific Pathogen Free/Virus Antibody Free)
一方、創薬研究およびバイオテクノロジーの多様化するニーズに対応すべく、基礎研究から創薬全般におよ
ぶ一連の研究活動をサポートするサービスを以下のとおり拡大しております。
チャールス・リバーのグローバルなネットワークによる海外施設への委託サービス、高度なブリーダーのノウハ
ウを生かした国内の充実した受託サービスおよび各種検査、試薬提供を通して研究開発サポートおよびバイオ
サイエンスの発展へのさらなる貢献を目指しております。
・受託試験(探索・薬効薬理関連)サービス
・受託飼育(遺伝子改変マウス関連)サービス
・薬物動態・代謝分野関連サービス/ in-vitro 試薬供給
・前臨床・安全性・受託試験
弊社ホームページを常時更新しています。
ぜひ、最新のサービスをご参照いただきますようお願い申し上げます。
URL ▶ http://www.crj.co.jp
お願い
弊社実験動物は、ご購入後、販売を目的とした繁殖ならびに第三者への譲渡は固くお断り申し上げます。
お客様からのご注文は、研究のみに使用することに同意して頂いた上で、動物を納入させて頂きますので、その旨ご了承くださいますよう
お願い申し上げます。
1
目 次
3
マウス
(近交系間交配)
ご発注について 2
4
B6D2F1/Crl
25
IGS 生産システムについて
5
CD2F1/Crlj
25
The Jackson Laboratory のご紹介および
JAX® Mice の生産システムについて
6
B6C3F1/Crl
25
マウス
(免疫不全モデル)
〔Wistar Han〕
8
Crlj:WI
〔Wistar〕
9
Crlj:LE
〔Long-Evans〕
10
〔F344〕
11
〔BALB/c-nu〕
26
Crlj:CD1-Foxn1
nu
〔ICR-nu〕
27
CB17/Icr-Prkdc
scid
〔C.B-17 SCID〕
27
〔SCID Beige〕
28
〔SHO〕
29
CB17.Cg-Prkdc
/CrlCrlj
Lyst
scid
bg-J
/CrlCrlj
Crlj:SHO-Prkdc scidHr hr
ラット
(近交系)
LEW/CrlCrlj
12
BN/CrlCrlj
13
JAX® Mice(近交系)
SJL/J
31
〔NOD SCID〕
32
〔NSG〕
33
〔ob〕
34
BKS.Cg-Dock7 +/+ Lepr /J
〔db〕
35
NOD/ShiLtJ
〔NOD〕
36
NOD.Cg-Prkdc
Il2rg
scid
tm1Wjl
/SzJ
JAX® Mice(病態モデル)
ZDF-Lepr /CrlCrlj
15
SHR/NCrlCrlj
16
fa
WKY/NCrlCrlj
B6.Cg-Lep ob /J
m
17
PCK/CrljCrl-Pkhd1 /CrlCrlj
31
NOD.CB17-Prkdc scid /J
14
ラット
(病態モデル・近交系)
pck
CBA/J
〔PCK〕
JAX® Mice(Preconditioning Mice)
18
マウス
(クローズドコロニー)
Crl:CD1(ICR)
db
19
マウス
(近交系)
C57BL/6J-DIO
37
手術・処置動物
38
生体試料採取
(血液・臓器等)
39
ブタ皮膚
(ユカタン マイクロ ピッグ スキンセット)
39
遺伝子改変動物の繁殖・作製 受託サービス
40
輸入動物
41
微生物モニタリングサービス
20
43
受託試験サービス
(ディスカバリー・サービス)
21
45
受託試験サービス
(海外受託施設)
BALB/cAnNCrlCrlj
22
46
医薬品開発サポート事業
C3H/HeNCrl
22
46
関連器材事業
DBA/1JNCrlj
23
47
一般販売条件
DBA/2NCrl
23
50
NC/NgaTndCrlj
24
JAX Mice 系統およびサービスの
ご利用にあたっての注意点
53
C57BL/6NCrl
B6N-Tyr c-Brd /BrdCrCrl
〔B6 Albino〕
®
2
マウス
(免疫不全モデル)
〔Zucker〕
30
JAX® Mice(免疫不全マウス)
ラット
(病態モデル・クローズドコロニー)
Crlj:ZUC-Lepr fa
C57BL/6J
マウス
Crl:WI(Han)
CAnN.Cg-Foxn1 nu /CrlCrlj
JAX® Mice
7
ラット
Crl:CD(SD)
Preconditional Mice
ラット
(クローズドコロニー)
F344/DuCrlCrlj
概要
ご発注について 1
ご発注について
1
貴施設からの実験動物のご注文は、下記代理店が受注させていただきます。
動物に関するお問い合わせは、代理店担当者または弊社担当者までご連絡頂きますようお願い申し上げます。
概要
名刺貼付
名刺貼付
日本チャールス・リバー株式会社
カスタマーサポートセンター(受注窓口)
〒 222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜 3-17-6 イノテックビル 11 階
TEL:045-474-9350 FAX:045-474-9351
お問い合わせ E メール:[email protected]
営業部(東日本)
〒 222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜 3-17-6 イノテックビル 11 階
TEL:045-474-9340 FAX:045-474-9341
お問い合わせ E メール:[email protected]
営業部(西日本)
〒 567-0865 大阪府茨木市横江 2-9-2
TEL:072-637-8081 FAX:072-637-8082
お問い合わせ E メール:[email protected]
本カタログに記載されております商品/サービスのお取り引きにつきましては、巻末の「一般販売条件」や「JAX® Mice 系統およびサービスのご利
用にあたっての注意点」をご参照頂きますようお願い申し上げます。
3
ご発注について
2
ご発注の際には、下記項目を明確にご連絡頂きますようお願い申し上げます。
(1)
ご所属(2)
ご発注者のお名前とご連絡先(TEL/FAX)(3)動物の系統名(4)性別(♂・♀)(5)週齢(6)匹数(7)
ご希望の納期
(8)納入先(動物センター・その他動物室等の明記をお願いします)
▌▌価格表に記載の規格について
哺育動物 1
〔LACT-1〕
哺育動物 2
〔LACT-2〕
哺育動物 1片性半数以上
〔LACT-1S〕
哺育動物 2片性半数以上
〔LACT-2S〕
同腹子動物
〔L, MATE〕
日齢指定
その他
繁殖に利用した動物で月齢不詳のものです。ファイティング等により傷がある場合がございます。
退役動物の月齢をご指定されない場合は、異なる月齢で退役となった動物が含まれる場合がございます。
退役動物で、月齢を指定した動物です
(系統や性別により退役月齢が異なります)。ご希望の月齢により
飼育料を加算させて頂くことがございます。
交配日は確認されておりませんが、妊娠が確認されている動物です。
交配日指定妊娠動物は、同居交配翌日以降にプラグを確認し、プラグが確認できた場合に、妊娠 0 日
として設定しております。また、プラグ確認 13 日目以前の動物(TP-1)
は外観からの妊娠判断が難し
く、不妊の可能性がございます。お客様におかれましては研究に支障がございませんよう、試験使用匹
数に余裕を持ってご発注頂くか、プラグ確認 14 日目以降の動物(TP-2)
のご購入をお勧めいたします。
出荷時 14 日齢未満の哺育動物で、哺育用親と共に出荷しております。系統により、1 腹当たりの匹数
が異なります。哺育動物 2 と比べて、配送時の食殺のリスクが高まります。
出荷時 14 日齢以上 21 日齢未満の哺育動物で、哺育動物 1 と同様に対応して出荷しております。
哺育動物 1 と同様の動物ですが、哺育子を片性半数以上ご指定頂いた場合となります。
哺育動物 2 と同様の動物ですが、哺育子を片性半数以上ご指定頂いた場合となります。
同腹の動物です。3 週齢と 4 週齢で価格が異なります。
(出生日が土・日・月曜日を除く1 日幅)動物について、以下のようにお取り扱いをいたします。
▪▪販売価格は、以下の定額を加算します。
マウス:週齢動物価格 +200 円
(9 週齢以上は +400 円)
ラット:週齢動物価格 +400 円
(9 週齢以上は +800 円)
▪▪対象系統は以下の系統とします。
Crl:CD(SD),Crlj:WI,C57BL/6J,F344/DuCrlCrlj,LEW/CrlCrlj,BN/CrlCrlj,
BALB/cAnNCrlCrlj,Crl:CD1(ICR),C3H/HeNCrl,C57BL/6NCrl
上記以外の系統はお問い合わせください。
配送地域によっては、商品価格以外に別途配送費をご請求させて頂く場合がございます。
また、少数のご注文には、別途輸送箱代をご請求させて頂きます。
▌▌出荷体重基準について
出荷体重基準は内部管理上の基準であり、保証規格ではありません。ご発注時の「目安」としてご利用ください。
(1) 体重は弊社出荷時の体重であり、納入時の体重を保証するものではありません。
(2) 体重は飼育室で出荷用に選抜する時の体重範囲の目安とご理解ください。
(3) ご発注の際、納品匹数が多いご注文については、出荷時体重に関し、ご相談させて頂く場合があります。
(4) 系統によっては出荷体重基準を設定していない場合があります。
(5) 以下の動物は体重のご指定、または、ラベルへの体重表示を省かせて頂いております。
ラット:Crl:WI(Han),SHR/NCrlCrlj,WKY/NCrlCrlj,ZDF-Lepr fa /CrlCrlj,Crlj:ZUC-Lepr fa ,Crlj:LE,▪
PCK/CrljCrl-Pkhd1 pck /CrlCrlj
マウス:NC/NgaTndCrlj,CB17/Icr-Prkdc scid /CrlCrlj,BKS.Cg-Dock7 m +/+ Lepr db /J,B6.Cg-Lep ob /J,▪
NOD.CB17-Prkdc scid /J,Crlj:SHO-Prkdc scidHr hr ,C57BL/6J-DIO,NOD.Cg-Prkdc scidIl2rg tm1Wjl /SzJ▪
B6N-Tyr c-Brd /BrdCrCrl,CB17.Cg-Prkdc scidLyst bg-J /CrlCrlj,NOD/ShiLtJ
▌▌少数のご注文について
少数のご注文に該当する場合は、「箱代」として別途 ¥1,000(消費税別)
を請求させて頂きます。
少数の設定匹数/注文単位
ラット
マウス
週齢
3 〜 15 週齢
全週齢
匹以下/注文単位
3匹
9匹
箱代
¥1,000
¥1,000
妊娠動物等の特殊動物、BKS.Cg-Dock7 m +/+ Lepr db /J、B6.Cg-Lep ob /J、Crlj:ZUC-Lepr fa 、ZDF-Lepr fa /CrlCrlj、NOD.CB17-Prkdc scid /J、▌
NOD.Cg-Prkdc scid Il2rg tm1Wjl /SzJ、C57BL/6J-DIO とそのコントロールは適用外となります。
▌▌動物お受け取り時の取扱についてのお願い
弊社では動物へのストレス軽減と温度環境をコントロールしてお届けいたしておりますが、動物の健康維持のためにできる限り速やかに、
空調室内のケージに収容のうえ、新鮮な水と飼料を与えて頂きますようお願い申し上げます。
4
概要
退役動物(リタイア)
〔RETIRE〕
退役動物(月齢指定)
〔RETIRE, S〕
妊娠動物
〔PREG〕
交配日指定妊娠動物
〔T, PREG〕
IGS(lnternational Genetic Standardization)
生産システムについて
IGS プログラムの目的
概要
・ クローズドコロニーの系統では、近交化を最小限にし、ヘテロ接合性を維持し、世界中にあるチャールス・リバーのコロニー間の起こ
り得る分岐を回避し、遺伝的乖離の発生を抑制すること
・ 近交系の系統では、遺伝的乖離によるサブラインへの分岐を最小限に抑え、他系統との誤った交配による遺伝子混入を防ぐこと
チャールス・リバーでは、この遺伝管理プログラムと、他の 3 つの要素(微生物状態、品質保証および運営方法)
を合わせることによっ
て、複数の地域にげっ歯類の生産施設を持つグローバル企業として、全ての地域の全ての系統の遺伝的品質を維持するため、他施設
にはない独自の課題に取り組んでいます。そして、この IGS プログラムによって、世界中のどの飼育センターの動物であっても、近交
系であれば同じ遺伝子を持ち、クローズドコロニー系統であれば同等の遺伝的多様性を持った動物を生産し、お客様へご提供をしてい
ます。
▌▌クローズドコロニー系統の遺伝管理
現在、チャールス・リバーでは、SD ラットのほかに、Wistar, Wistar Han, ICR を含む複数の系統を IGS プログラムのもとで維持し
ていますが、どこのコロニーに由来しているかに関わらず、同じ遺伝的背景を持った動物を生産するため、Foundation コロニーを設立
しました。
クローズドコロニー系統の遺伝管理における、もう一つの有用な要素はコロニーの Migration(移住)
です。3 年ごとに、Foundation
コロニーの動物が、生産用コロニーに交代で供給され、ブリーダーの一部と置き換わります
(図 1)。毎年、Foundation コロニーへ
ブリーダーペアの 5% を入れ替えるのに十分な数の動物が、生産用コロニーから戻されます
(図 2)。この、Forward migration と
Backward migration は、「遺伝的な結びつき」として機能し、全てのコロニーが繋がって、どこかのコロニーだけが分岐し過ぎること
のないようにしています。最終的に、全てのコロニーは世界中の複数の施設で維持・飼育していますが、遺伝子的には一つの大きなコ
ロニーとして統合されています。
北米
コロニー
各生産コロニー
各生産コロニー
Foundation コロニー
ヨーロッパ
コロニー
Forward migration:
ブリーダー用のオスの 25%を
Foundation コロニーのオスで入れ替える
アイソレータの
検疫
微生物検査
再導出群 F-0 世代
ウィルミントン IGS アイソレータ
日本
コロニー
北米
コロニー
ウィルミントン
日本
コロニー
ヨーロッパ
コロニー
微生物検査
Foundation コロニー
アイソレータ
Backward migration:
毎年、Foundation コロニーのブリーダーの 5%を
置換えるのに十分な動物が各生産コロニーより送られる
図 1:IGS の Forward migration
図 2:Backward migration
▌▌近交系の遺伝管理
チャールス・リバーでは、 全ての近交系で、Foundation コ
ロニーに連結した、ピラミッド型の交配システムを実施していま
す
(図 3 参照)。このシステムでは、Foundation コロニーは
遺伝的、または微生物的状態の基準として機能し、各バリア
ルーム内のピラミッドのトップの位置である核の N(Nucleus)
コロニーにブリーダーを供給します。また、N コロニーより E
(Expansion)
コロニーへ、E コロニーより、供給用の動物を
生産する P(Production)
コロニーへブリーダーを供給し、ブ
リーダーの流れを一方向にすることで、規模の小さい N コロ
ニーよりも大規模な E コロニーまたは P コロニーで発生しやすく
なる遺伝子の変化・変異を 1 世代で「洗い流す」ことができるよ
うにしています。
また、チャールス・リバーでは、いくつもの施設で生産されてい
る、全ての近交系をそれぞれ区別することが可能な 32 の一
塩基多型(SNPs)パネルを利用し、遺伝子検査を実施していま
す。四半期ごとに、世界中の全コロニー内のピラミッドの各レベ
ルからの動物を検査することで、近交系全系統の遺伝的な信
頼性を保証しています。
近交系の遺伝的品質維持方法・供給用動物生産
Foundationコロニー
(兄妹交配)
アイソレータ
バリアルーム
Nコロニー
(兄妹交配)
Eコロニー
(兄妹交配)
Pコロニー
(ランダム交配)
試験に使用可能な近交系統
図 3:ピラミッド型交配システム
5
The Jackson Laboratory のご紹介および
JAX® Mice の生産システムについて
The Jackson Laboratory(米国)http://www.jax.org
1929 年に設立され、非営利・独立の研究機関として、人類の
健康増進研究を目的とし、マウスを使用した哺乳類の遺伝子研
究に注力しております。
を維持、生産して
現在、7,000 以上の系統(以下 JAX®Mice)
います。
概要
The Jackson Laboratory の 3 つの使命
▪遺伝子研究
▪遺伝子研究資源の供給
▪研究教育
1. 日本チャールス・リバー(株)は唯一の国内生産・供給拠点です。
The Jackson Laboratory(米国)
と Charles River Laboratories, Inc.(米国)
は 2001 年、ヨーロッパ 22ヵ国およびアジアで
の The Jackson Laboratory の動物の生産・供給について契約を締結いたしました。
日本チャールス・リバー(株)
は、この契約に基づき JAX®Mice を 2002 年より導入し、国内での生産・供給を開始いたしました。
2. 遺伝子解析の研究に安心してご利用頂けます。
日本チャールス・リバー(株)が供給する JAX® Mice は、The
Jackson Laboratory で系統維持されているマウスと遺伝的な
乖離が生じないよう、10 世代以内に 1 回、定期的に基礎コロ
ニーの入れ替えを行い、遺伝的な乖離が生じないような品質管
理を行っています。(右図参照)
3. 年 1 回 The Jackson Laboratory の査察を受けて、
遺伝管理および品質管理をしています。
各 種 記 録 類、 生 産 手 法、 実 際の生 産 環 境、 表 現 型 等、日
本チャールス・リバー(株)で生産される全ての The Jackson
Laboratory の 動 物 は 最 低 1 回 / 年、The Jackson
Laboratory の査察を受け、問題のないことを確認しています。
JAX® Mice は、遺伝的な乖離が最小限になるように管理してい
ます。このため、世界中の研究機関にて、安心してご利用頂い
ています。
日本チャールス・リバー
The Jackson Laboratory(米国)
凍結胚
凍結胚
25 年以上維持
25 年以上維持
凍結胚
凍結胚由来兄妹交配コロニー
25 年以上維持
CRLJ 内での生産の核コロニー
10 世代以内に再構築
日本国内における生産・供給
日本の研究者へ
供給
Foundation stocks.
5 世代毎に再構築
米国での生産・供給
世界中の研究者へ
4. 遺伝検査を受けています。
国内生産されている JAX®Mice コロニーから採取された DNA サンプルは、Single Nucleotide Polymorphism(SNP)
により
解析され、The Jackson Laboratory の同系統のコロニーと遺伝学的に同等であることが、確認されています。
JAX®Mice では遺伝管理だけでなく、以下の管理も実施しています。
▪▪Pedigreed stock の子孫の追跡を維持するための厳密な記録を取っています。
▪▪動物の健康管理や飼育のために、飼育計画の遵守と実践を行っています。
また、一部の系統では Genetic Stability Program と呼ばれるコロニー維持システムにて供給される The Jackson Laboratory
の Pedigreed stock から生産コロニーに、動物を再導入しています。
5. “Genetic Stability Program”にて維持されている系統があります。
弊社国内生産の JAX®Mice のうち一部の系統は
“Genetic Stability Program”
により維持されております。
対象の系統のページには右図を掲載しています。
この“Genetic Stability Program”に関する情報につきましては、以下のサイト
をご参照ください。
http://jaxmice.jax.org/news/2009/09patented.html
http://jaxmice.jax.org/genetichealth/stability.html
Only Charles River Japan provides authentic JAX®Mice strains bred with strict adherence to The Jackson Laboratory's breeding
protocols and genetic quality control guidelines. These protocols achieve the following benefits:
・ Minimize naturally occurring genetic drift by systematically reinfusing breeding colonies with pedigreed mice from The
Jackson Laboratory.
・ Assure genetic quality through routine use of state-of-the art genetic quality monitoring methods such as SNP analysis.
Under these conditions, JAX®Mice strains bred by Charles River Japan are:
・ Equivalent in genetic quality to those bred by The Jackson Laboratory
・ Provide the genetic integrity and stable phenotypes needed to support research excellence.
6
ラット
(クローズドコロニー)
系統名 Crl:CD(SD)
一般名 CD(SD)
微生物グレード SPF/VAF
SPF/VAF Crl:CD (SD)
週 齢
♂
35-55
50-110
100-160
140-220
190-270
240-330
270-360
310-390
ラット
3
4
5
6
7
8
9
10
退役動物
(リタイア)
*1
退役動物
(8ヵ月齢指定
(♂)
)
退役動物
(妊娠マイナス)
退役動物
(月齢指定妊娠マイナス)
妊娠動物
交配日指定妊娠動物
哺育動物 1
哺育動物 2
哺育動物1片性のみ
哺育動物2片性のみ
同腹子動物
(3 週齢)
同腹子動物
(4 週齢)
体 重
(g)
♀
35-55
50-110
80-130
120-190
140-210
160-230
180-240
200-260
出荷幅
10
10
20
20
30
30
40
50
* 1:月齢指定動物をご要望の際には、上記基本月齢にご希望の月齢までの飼育料が加算されますので、ご了承ください。
CD:Caesarean Derived
SD:Sprague Dawley®の略称
Sprague Dawley®
:Harlan Laboratories 社の登録商標です。
SPF:Specific Pathogen Free
VAF:Virus Antibody Free
特 徴
使用研究分野
▪▪比較的大型で発育が良い
▪▪繁殖性良好
▪▪おとなしく取り扱いやすい
▪▪安全性・安全性薬理
▪▪炎症(潰瘍 1) 肝炎 腎炎 関節炎)
▪▪免疫(アレルギー)
▪▪がん
(発がん性)
▪▪循環(脳循環 心循環)
▪▪代謝(糖尿)
▪▪神経系(中枢行動)
▪▪老化
毛 色:Albino
由 来
1950 年に Sprague Dawley Inc. から Charles River Laboratories, Inc.(米国)
に導入され、1991 年に世界各国のチャールス・
リバー生産施設の従来 CD(SD)
コロニーから選抜された親種を基に、IGS Foundation コロニーが設立されました。1994 年に日本
チャールス・リバー(株)
に導入されました。1997 年に Foundation コロニーは、アイソレータ内に移されました。本系統は、IGS シス
テムにて維持されております。この IGS とは、チャールス・リバーにより開発された動物を生産・維持するシステムで、International
Genetic Standardizaton を意味しております。詳細につきましては、5 ページをご参照ください。
1)
Takuya Hirata et al. 1997, Life Science 61 (16), 1603-1611
背景データ
Biological Reference
Biological Reference
Biological Reference
Biological Reference
Biological Reference
Data
Data
Data
Data
Data
on
on
on
on
on
CD
CD
CD
CD
CD
(SD)
(SD)
(SD)
(SD)
(SD)
Rats
Rats
Rats
Rats
Rats
(CD
(CD
(CD
(CD
(CD
(SD))
(SD))
(SD))
(SD))
(SD))
IGS
IGS
IGS
IGS
IGS
Study
Study
Study
Study
Study
Group
Group
Group
Group
Group
1998
1999
2000
2001
2002-2003
7
ラット
(クローズドコロニー)
系統名 Crl:WI(Han)
一般名 Wistar Han
微生物グレード SPF/VAF
SPF/VAF Crl:WI (Han)
週 齢
♂
25-55
30-90
50-120
80-160
100-190
130-230
160-260
190-290
出荷幅
* 1:この系統ではラベルへの体重表示は省かせて頂いております。
SPF:Specific Pathogen Free
VAF:Virus Antibody Free
特 徴
▪▪10 週齢での体重がそれぞれ♂:約 250g、♀ : 約 180g と小型 1)
▪▪生存率は 104 週齢で 75% 程度 2)
▪▪産仔数平均 9 〜 10 匹/腹程度 3)
使用研究分野
▪▪安全性
▪▪がん
(発がん性)
▪▪老化
毛 色:Albino
由 来
Biological Resource Laboratories により供給された Glaxo Wellcome 社の Wistar Hannover に由来しています。1996 年に
Charles River Laboratories(英国)
に導入され、1997 年 Charles River Laboratories, Inc.(米国)
へ移され、2007 年に日本チャー
ルス・リバー(株)へ導入されました。本系統は、IGS システムにて維持されております。この IGS とは、チャールス・リバーにより開発
された動物を生産・維持するシステムで、International Genetic Standardization を意味しております。詳細につきましては、5 ペー
ジをご参照ください。
1)
弊社資料
2)
Spontaneous Neoplasms and Survival in Wistar Han Rats:Compilation of Control Group Data
3)
Clinical Laboratory Parameters for Crl:WI (Han)
8
ラット
3
4
5
6
7
8
9
10
妊娠動物
交配日指定妊娠動物
哺育動物 1
哺育動物 2
*1
体 重
(g)
♀
25-55
30-90
50-120
70-140
90-160
110-180
120-190
130-200
ラット
(クローズドコロニー)
系統名 Crlj:WI
一般名 Wistar
微生物グレード SPF/VAF
SPF/VAF Crlj:WI
週 齢
ラット
♂
35-55
60-100
100-160
150-220
200-280
250-340
290-380
310-410
3
4
5
6
7
8
9
10
退役動物
(リタイア)
*1
退役動物
(8ヵ月齢指定
(♂)
)
退役動物
(妊娠マイナス)
退役動物
(月齢指定妊娠マイナス)
妊娠動物
交配日指定妊娠動物
哺育動物 1
哺育動物 2
哺育動物1片性のみ
哺育動物2片性のみ
同腹子動物
(3 週齢)
同腹子動物
(4 週齢)
体 重
(g)
♀
35-55
60-100
90-140
130-180
155-205
170-240
180-250
200-270
* 1:月齢指定動物をご要望の際には、上記基本月齢にご希望の月齢までの飼育料が加算されますので、ご了承ください。
SPF:Specific Pathogen Free
VAF:Virus Antibody Free
特 徴
▪▪比較的大型で発育が良い
▪▪繁殖性良好
▪▪おとなしく取り扱いやすい
▪▪国際的に通用している Wistar の諸特性を備えています
▪▪一般研究用として利用範囲が広い
使用研究分野
▪▪安全性 1)・安全性薬理
▪▪炎症(潰瘍 肝炎)
▪▪免疫(アレルギー 移植免疫)
▪▪がん
(発がん性)
▪▪循環(脳循環 2)心循環 3))
▪▪代謝(糖尿)4)
毛 色:Albino
由 来
1947 年 に Wistar Institute よ り Scientific Products Farm, Ltd
(Charles River Laboratories, Inc.( 米 国 )の前身)へ導 入され、
1975 年にCharles River Laboratories, Inc.(米国)
に移されました。
1981 年にノトバイオート種親群が日本チャールス・リバー(株)へ導入さ
れました。
1)
大野 広志 他 . 1994, 薬理と治療 22 (4), 65-86
2)
尾崎 覚 他 . 1994, 日薬理誌 104, 469-480
3)
Toru Yamashita et al. 1995, Jpn. J. Pharmacol 68, 145-152
4)
浜田 久 他 . 1989, 薬理と治療 17 (9), 29-44
5)
五味田 裕 他 . 1990,応用薬理 39 (4), 375-383
9
▪▪神経系(中枢 行動)5)
▪▪老化
出荷幅
10
10
20
20
30
30
40
50
ラット
(クローズドコロニー)
系統名 Crlj:LE
一般名 Long-Evans
微生物グレード SPF/VAF
SPF/VAF Crlj:LE
週 齢
♂
出荷幅
ラット
3
4
5
6
7
8
9
10
*1
体 重
(g)
♀
* 1:本系統でのラベルへの体重表示は省かせて頂いております。
SPF:Specific Pathogen Free
VAF:Virus Antibody Free
使用研究分野
▪▪行動学 1)
▪▪高脂肪食負荷肥満モデル 2)
▪▪眼科領域 3)
▪▪光毒性
【ご注意】
既存の国内生産動物に比べ、生産コロニーを小さく維持しております。
そのため、多数のご使用や定期的なご購入を検討されているお客様は、
お早めに弊社営業担当までご連絡いただきますようお願いします。
生産規模の調整等も含め、ご対応させていただきます。
毛 色:White with black hood; occasionally white with brown hood
由 来
1915 年に Dr. Long および Dr. Evans によって、Wistar 研究所のアルビノラット
(♀)
と野生灰色ラット
(♂)
を交雑することにより作出
されました。1978 年にCanadian Breeding Farm and Laboratories からCharles River Laboratories, Inc.(米国)
に導入され、
2012 年に日本チャールス・リバー(株)へ導入されました。
1)
Anne TM Konkle et al. 2010, J Am Assoc Lab Anim Sci. July;49(4): 427–436.
2)
Tammy L. Kindel et al. 2010, Obesity (Silver Spring). February; 19(2): 380–387.
3)
Turner, Patricia et al. 2005, Comparative Medicine, Volume 55, Number 2, 175-182(8)
10
ラット
(近交系)
系統名 F344/DuCrlCrlj
一般名 F344
微生物グレード SPF/VAF
SPF/VAF F344/DuCrlCrlj
週 齢
ラット
3
4
5
6
7
8
9
10
退役動物
(リタイア)
*1
退役動物
(7ヵ月齢指定
(♂)
)
退役動物
(妊娠マイナス)
退役動物
(月齢指定妊娠マイナス)
妊娠動物
交配日指定妊娠動物
哺育動物 1
哺育動物 2
哺育動物1片性のみ
哺育動物2片性のみ
同腹子動物
(3 週齢)
同腹子動物
(4 週齢)
*2
加齢動物
(18 ~ 24ヵ月齢)
♂
25-45
35-75
65-110
95-140
125-175
150-210
180-240
195-255
体 重
(g)
♀
20-40
35-70
60-100
80-120
95-135
110-150
115-155
120-170
出荷幅
10
10
20
20
30
30
40
50
* 1:月齢指定動物をご要望の際には、上記基本月齢にご希望の月齢までの飼育料が加算されますので、ご了承ください。
* 2:別途、お見積り致します。
SPF:Specific Pathogen Free
VAF:Virus Antibody Free
特 徴
使用研究分野
▪▪小型・温和で取り扱いやすい
▪▪寿命が長く丈夫
▪▪悪性固形腫瘍の発生率が低い
▪▪CD26(DPP Ⅳ)欠失
▪▪安全性(発がん性試験)
▪▪がん
(発がん性 抗がん)1),2)
▪▪加齢による認知障害 3)
▪▪神経系(中枢 行動)4)
毛 色:Albino
RT1:ℓ
由 来
1920 年 Curtis よ り Dunning へ 導 入 し、1960 年 に F68 で
Charles River Laboratories, Inc.(米国)へ導入された後、1965
年に F81 で SPF 化を行い、1976 年 F110 で日本チャールス・リバー
(株)へ導入されました。
1)
Shinji Yamamoto et al. 1995, Cancer Research 55, 1271-1276
2)
Muneshisa Takashi et al. 1994, Cancer Letters 87, 151-157
3)
Hiroyuki Ohta et al, 1993, Physiology & Behavior, Vol. 54, 443-448
4)
Makoto Ukai et al. 1995, Pharmacology Biochemistry and Behavior 51 (4), 705-708
5)
Yasushiro Tsukimi et al. 1995, J Pharmacol 68, 103-110
6)
Jun-ichi Nagakawa et al. 1993, J Pharmaclogy and Experimental Therapeutics 264 1, 496-500
7)
Nobuyuki Yasuda et al. 2002, Biochemical and Biophysical Research Communication 298, 779-784
8)
Tadashi Nagakura et al. 2001, Biochemical and Biophysical Research Communication 284, 501-506
11
▪▪炎症(潰瘍 5)肝炎 6),関節炎)
▪▪免疫(アレルギー 移植)
▪▪循環(脳循環)
▪▪肥満/糖尿 7),8)
ラット
(近交系)
系統名 LEW/CrlCrlj
一般名 LEW
微生物グレード SPF/VAF
SPF/VAF LEW/CrlCrlj
週 齢
体 重
(g)
♀
出荷幅
50-90
90-140
130-180
160-220
190-260
200-290
210-310
50-80
80-120
110-150
130-160
140-180
150-190
160-210
10
20
20
30
30
40
50
* 1:月齢指定動物をご要望の際には、上記基本月齢にご希望の月齢までの飼育料が加算されますので、ご了承ください。
SPF:Specific Pathogen Free
VAF:Virus Antibody Free
特 微・使用研究分野
▪▪アジュバント関節炎モデル 1)
2)
▪コラーゲン関節炎モデル
▪
▪▪潰瘍性大腸炎モデル 3)
▪▪移植試験 4)
▪▪実験的アレルギー性脳脊髄炎(EAE)5) 心筋炎 6) ▪
腎炎 7)ブドウ膜炎
毛 色:Albino
RT1:ℓ
由 来
Dr. Lewis が特定し、1970 年に F34 で Tulane University よりCharles River Laboratories, Inc.(米国)へ導入され、SPF 化後、
1981 年に F49 で日本チャールス・リバー(株)へ導入されました。
1)
西村 健志 他 . 1996, 薬理と治療 24 (1), 27-30
2)
Masakazu Takeshita et al. 1994, Exp Anim 43 1, 105-109
3)
弊社資料
4)
弊社資料 (CRJ Letters Vol.4 No.2)
5)
Yasushi Kobayashi et al. 1995, Cellular Immunology 164, 295-305
6)
Haruo Hanawa et al. 1993, J Immunology 150, 5682-5695
7)
Yoshikazu Sado et al. 1986, J Clin Lab Immumol 19, 193-199
12
ラット
3
4
5
6
7
8
9
10
退役動物
(リタイア)
*1
退役動物
(7ヵ月齢指定
(♂)
)
退役動物
(妊娠マイナス)
退役動物
(月齢指定妊娠マイナス)
妊娠動物
交配日指定妊娠動物
哺育動物 1
哺育動物 2
哺育動物1片性のみ
哺育動物2片性のみ
同腹子動物
(3 週齢)
同腹子動物
(4 週齢)
♂
ラット
(近交系)
系統名 BN/CrlCrlj
一般名 BN
微生物グレード SPF/VAF
SPF/VAF BN/CrlCrlj
週 齢
ラット
3
4
5
6
7
8
9
10
退役動物
(リタイア)
*1
退役動物
(7ヵ月齢指定
(♂)
)
退役動物
(妊娠マイナス)
退役動物
(月齢指定妊娠マイナス)
妊娠動物
交配日指定妊娠動物
哺育動物 1
哺育動物 2
哺育動物1片性のみ
哺育動物2片性のみ
同腹子動物
(3 週齢)
同腹子動物
(4 週齢)
♂
30-55
45-80
70-110
95-140
125-175
155-205
180-240
200-270
体 重
(g)
♀
25-50
40-70
65-95
85-115
100-140
115-160
125-170
130-180
出荷幅
10
10
20
20
30
30
40
50
* 1:月齢指定動物をご要望の際には、上記基本月齢にご希望の月齢までの飼育料が加算されますので、ご了承ください。
SPF:Specific Pathogen Free
VAF:Virus Antibody Free
特 徴・使用研究分野
▪▪有色(褐色)
で小型
▪▪高い免疫応答を示す 1)
▪▪免疫・アレルギー研究(喘息)2),3),4)
▪▪自己免疫性腎炎研究 5)
▪▪間質性腎炎研究
▪▪移植免疫研究 6)
▪▪老化研究
毛 色:Non-agouti brown
RT1:n
由 来
1976 年に Radiobiology Institute(オランダ)
より Charles River Laboratories, Inc.(米国)へ導入され、1990 年に日本チャー
ルス・リバー(株)へ導入されました。
1)
弊社資料
2)
Toshiaki Takizawa et al. 2002, Biol Pharm Bull 25 (3), 318-322
3)
Ryoichi Ohtsuka et al. 2000, J Toxical Pathol 13, 115-118
4)
弊社資料 (CRJ Letters Vol.10 No.1)
5)
弊社資料
6)
弊社資料 (CRJ Letters Vol.4 No.2)
13
ラット
(病態モデル・クローズドコロニー)
系統名 Crlj:ZUC-Lepr
fa
一般名 Zucker
微生物グレード SPF/VAF
SPF/VAF Crlj:ZUC-Lepr
fa
週 齢
5
6
7
8
9
Fatty, Lepr /Lepr
♂
♀
110-170
160-240
205-305
250-370
fa
fa
*1
体 重
(g)
Lean, ?/+ * 2
出荷幅
ラット
* 1:この系統の雌ではラベルへの体重表示は省かせて頂いております。
* 2:Lean は Hetero(Lepr fa /+)
と Wild(+/+)
を選別しておりません。
SPF:Specific Pathogen Free
VAF:Virus Antibody Free
特 徴
▪▪多食による肥満を呈します 1)
▪▪高脂血症、高インスリン血症、高レプチン血症を呈します 1),2)
▪▪ホモ接合体(Fatty, Lepr fa /Lepr fa )
は雌雄とも不妊のためヘテロ接合体(Lepr fa /+)
の交配で維持・生産されます
fa
▪▪Lepr 遺伝子をホモに持つ個体は肥満を呈します
▪▪肥満は 4 週齢頃から外観的に認められ、体重は 10 週齢頃まで急速に増加します 1)
▪▪ZDF-Lepr fa /CrlCrlj(次ページ)
と異なり、血糖値はバラツキがあります
使用研究分野
▪▪肥満に伴う糖・脂質代謝異常
▪▪肥満に伴う脂肪組織、関連酵素の変動
▪▪インスリン抵抗性
▪▪腎機能に関する研究 3)
毛 色:Four principal coat color variants
1.
2.
3.
4.
predominantly brown
brown and white
predominantly black
black and white
由 来
1961 年に Zucker によってアルビノラットの 13C 系統と黒色ラットM 系との交雑種 13M の突然変異として発見されました。1985 年
に Roche 社よりCharles River Laboratories, Inc.(米国)へ導入され、1986 年に SPF 化後、2000 年に日本チャールス・リバー
(株)
へ導入されました。
1)
弊社資料
2)
Akira Okuno et al. 1998, J Clin Invest 101, 1354-1361
3)
Yasushi Hirasawa et al. 2008, Exp. Anim 57 (5), 423-432
14
ラット
(病態モデル・近交系)
系統名 ZDF-Lepr fa /CrlCrlj
一般名 ZDF
微生物グレード SPF/VAF
SPF/VAF ZDF-Lepr fa /CrlCrlj
*1
体 重
(g)
fa
Fatty, Lepr /Lepr
♀
fa
週 齢
♂
5
6
7
8
9
Lean, ?/+ * 2
ラット
* 1:この系統ではラベルへの体重表示は省かせて頂いております。
* 2:Lean は Hetero(Lepr fa /+)
と Wild(+/+)
を選別しておりません。
ZDF:Zucker Diabetic Fatty
SPF:Specific Pathogen Free
VAF:Virus Antibody Free
このラットは、購入後の繁殖やその子孫の分与ができなくなっております。
従って、ご購入前にその旨の誓約書の締結が必要となります。
特 徴
▪ヒ
▪ ト成人のⅡ型糖尿病およびその合併症に近い症状を発症します
▪▪♂のホモ接合個体(Lepr fa /Lepr fa )
は Purina5008(粗蛋白質 23.5%、粗脂肪 6.5%)摂餌により肥満、高コレステロール、空腹
時高血糖およびⅡ型糖尿病を呈します
▪▪野生型(+/+)
とヘテロ接合体(Lepr fa /+)
は正常血糖値を示します 1)
▪▪肥満は 4 週齢頃から認められ、体重は、10 週齢頃まで急速に増加します 1)
▪▪8 週齢頃から血糖値上昇し、高血糖が持続されます 1)
▪▪血中インスリンは 10 週齢以降低下の傾向を示します 1)
使用研究分野
▪▪高グルコース血症 1)
▪▪高トリグリセリド血症 1)
▪▪高インスリン血症 1)
▪▪インスリン抵抗性 1)
▪▪高コレステロール血症 1)
▪▪肥満 1)
▪▪糖尿病性腎症 2)
▪▪創傷治癒遅延 3)
▪▪末梢神経障害 4)
毛 色:Black hooded with black stripe down length of the back
生産方法
Fatty(fa /fa )変異のホモ接合個体の繁殖能が低いことから、雌雄の fa 変異をヘテロで有するラットLean(fa /+)
を交配に用います。
由 来
1974 ~ 1975 年に米国インディアナポリスのイーライリリー研究所にて所有されていた糖尿病の特徴を持つ Zucker ラットに由来してお
り、1977 年に一部をインディアナ医科大学へ移動させました。1981 年に複数の糖尿病血統を持つラットを特定し、同年に選択された
系統は 1985 年に近交化が確立されました。2001 年に Charles River Laboratories, Inc.(米国)へ導入され、2005 年に日本チャー
ルス・リバー(株)へ導入されました。
1)
弊社資料
2)
Makoto Mizuno et al. 2002, Hypertens Res 25 (2), 271-278
3)
Jeffrey T. Vrabec 1998, Otolaryngol Head Neck Surg 118, 304-308
4)
Yukinori Shimoshige et al. 2000, Metabolism 49 (11), 1395-1399
15
ラット
(病態モデル・近交系)
系統名 SHR/NCrlCrlj
一般名 SHR
微生物グレード SPF/VAF
SPF/VAF SHR/NCrlCrlj
週 齢
♂
30-45
40-80
65-110
100-160
140-200
170-240
200-260
215-275
230-290
240-300
250-310
出荷幅
* 1:この系統ではラベルへの体重表示は省かせて頂いております。
* 2:月齢指定動物をご要望の際には、上記基本月齢にご希望の月齢までの飼育料が加算されますので、ご了承ください。
SHR:Spontaneously Hypertensive Rat
SPF:Specific Pathogen Free
VAF:Virus Antibody Free
特 徴・使用研究分野
▪▪本態性高血圧 1),2)
▪▪脳虚血モデル
▪▪脳循環 3)
▪▪心循環 4)
▪▪中枢
▪▪多動症(Attention Deficit Hyperactivity Disorder)5)
毛 色:Albino
RT1:k
由 来
1963 年に岡本教授らが Wistar の中から高血圧を自然発症するラットを特定し、選択交配を開始したコロニーに由来しています。
1966 年に F13 で岡本教授より NIH へ導入されました。1973 年 F32 で Charles River Laboratories, Inc.(米国)へ導入され、
SPF 化後、1980 年に F51 で日本チャールス・リバー(株)へ導入されました。
1)
中川 治人 他 . 1996, 薬理と治療 24 (11), 43-49
2)
Noriko Ogaiku et al. 1996, Hypertens Res 19 3, 179-187
3)
渡辺 潔 他 . 1995, 日薬理誌 106, 393-399
4)
Takahito Yonezawa et al. 1996, J. Cardiovascular Pharmacology 27, 119-124
5)
M. H. L. Hunziker et al. 1996, 65, 129-144
16
ラット
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
退役動物
(リタイア)
*2
退役動物
(6ヵ月齢指定
(♂)
)
退役動物
(妊娠マイナス)
退役動物
(月齢指定妊娠マイナス)
妊娠動物
交配日指定妊娠動物
哺育動物 1
哺育動物 2
哺育動物1片性のみ
哺育動物2片性のみ
同腹子動物
(3 週齢)
同腹子動物
(4 週齢)
*1
体 重
(g)
♀
30-45
40-75
60-100
85-145
100-160
120-180
ラット
(病態モデル・近交系)
系統名 WKY/NCrlCrlj
一般名 WKY
微生物グレード SPF/VAF
SPF/VAF WKY/NCrlCrlj
週 齢
ラット
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
退役動物
(リタイア)
*2
退役動物
(6ヵ月齢指定
(♂)
)
退役動物
(妊娠マイナス)
退役動物
(月齢指定妊娠マイナス)
妊娠動物
交配日指定妊娠動物
哺育動物 1
哺育動物 2
哺育動物1片性のみ
哺育動物2片性のみ
同腹子動物
(3 週齢)
同腹子動物
(4 週齢)
♂
25-45
40-85
75-120
100-165
140-205
180-250
200-270
230-290
235-295
245-300
250-320
*1
体 重
(g)
♀
25-45
40-80
60-100
85-145
100-160
120-180
出荷幅
* 1:この系統ではラベルへの体重表示は省かせて頂いております。
* 2:月齢指定動物をご要望の際には、上記基本月齢にご希望の月齢までの飼育料が加算されますので、ご了承ください。
WKY:Wistar-Kyoto
SPF:Specific Pathogen Free VAF:Virus Antibody Free
特 徴・使用研究分野
▪▪SHR ラットのコントロール
▪▪自己免疫性腎炎 1)
毛 色:Albino
RT1:ℓ
由 来
京都大学で維持されていた Outbred Wistar に由来しており、1971 年 NIH にて兄妹交配を開始し、1974 年に F11 で Charles
で SPF 化後、1981 年に F25 で日本チャールス・リバー(株)へ導入されました。
River Laboratories, Inc.(米国)
1)
Katsuyuki Sugihara et al. 1996, J. Pathology, 178, 352-358
17
ラット
(病態モデル・近交系)
系統名 PCK/CrljCrl-Pkhd1 pck /CrlCrlj
一般名 PCK
微生物グレード SPF/VAF
SPF/VAF PCK/CrljCrl-Pkhd1 pck /CrlCrlj
週 齢
4
5
6
7
8
*1
体 重
(g)
♀
♂
出荷幅
* 1:この系統ではラベルへの体重表示は省かせて頂いております。
ラット
SPF:Specific Pathogen Free
VAF:Virus Antibody Free
特 徴
▪▪常染色体劣性 Pkhd1 遺伝子による多発性嚢胞腎
(ARPKD)1)
使用研究分野
▪ヒ
▪ トの多発性嚢胞腎モデル
▪▪常染色体劣性形質
毛 色 Albino
【ご注意】
既存の国内生産動物に比べ、生産コロニーを小さく維持しております。
そのため、多数のご使用や定期的なご購入を検討されているお客様は、
お早めに弊社営業担当までご連絡いただきますようお願いします。
生産規模の調整等も含め、ご対応させていただきます。
由 来
腎と肝に多発性嚢胞腎症を示すこのラットは、日本チャールス・リバー
(株)
の CD ラット生産コロニーから発見されました。その後 2000
年に Pkhd1 遺伝子突然変異が同定されました。この常染色体劣性遺伝子は、ヒトの常染色体劣性多発性嚢胞腎症(ARPKD)
に関連
する遺伝子です。2006 年に Charles River Laboratories, Inc.(米国)
に導入され、2013 年に日本チャールス・リバー(株)へ再
度導入されました。
1)
Makoto KATSUYAMA et al. 2000, Exp Anim 49(1) 51-55
18
マウス(クローズドコロニー)
系統名 Crl:CD1(ICR)
一般名 lCR
微生物グレード SPF/VAF
SPF/VAF Crl:CD1 (ICR)
週 齢
マウス
3
4
5
6
7
8
9
10
退役動物
(リタイア)
*1
退役動物
(4ヵ月齢指定
(♂)
)
退役動物
(妊娠マイナス)
退役動物
(月齢指定妊娠マイナス)
妊娠動物
交配日指定妊娠動物
哺育動物 1
哺育動物 2
哺育動物1片性のみ
哺育動物2片性のみ
同腹子動物
(3 週齢)
同腹子動物
(4 週齢)
♂
8-15
15-25
23-33
25-37
26-39
28-41
体 重
(g)
♀
7-14
14-23
19-28
20-29
21-32
23-34
出荷幅
4
4
5
6/5
7/5
8/6
* 1:月齢指定動物をご要望の際には、上記基本月齢にご希望の月齢までの飼育料が加算されますので、ご了承ください。
SPF:Specific Pathogen Free
VAF:Virus Antibody Free
特 徴
▪▪一般研究用として利用範囲が広い
▪▪全世界での使用実績がある
使用研究分野
▪▪安全性 1)
▪▪炎症(潰瘍 肝炎)2)
▪▪免疫(感染症)3)
▪▪がん
(発がん性 抗がん)
▪▪代謝(糖尿)4)
▪▪神経系(中枢 行動)
▪▪繁殖に関する研究
毛 色:Albino
由 来
非近交系の Swiss mice を起源とし、1959 年に Charles River Laboratories, Inc.(米国)
に導入され、帝王切開で作出後、SPF
化されました。
さらに IGS 生産システム化後、2012 年に日本チャールス・リバー(株)へ再導入されました。この IGS とは、チャールス・リバーにより
開発された動物を生産・維持するシステムで、International Genetic Standardization を意味しております。詳細につきましては、
5 ページをご参照ください。
1)
Jyoji Yamate et al. 1986, Jpn. J. Vet, Sci, 48 (2), 273-284
2)
Yoshitaka Tanaka et al. 1993, J. Immunology 151 (9), 5088-5095
3)
Keiji Kajimura et al. 1996, Bio Pharm Bull 19 (6), 855-859
4)
H. Tabata et al. 1998, Comparative Haematology International 8, 53-57
19
マウス(近交系)
系統名 C57BL/6NCrl
一般名 B6N
微生物グレード SPF/VAF
SPF/VAF C57BL/6NCrl
週 齢
4
5
6
7
8
9
10
退役動物
(リタイア)
*1
退役動物
(7ヵ月齢指定
(♂)
)
退役動物
(妊娠マイナス)
退役動物
(月齢指定妊娠マイナス)
妊娠動物
交配日指定妊娠動物
哺育動物 1
哺育動物 2
哺育動物1片性のみ
哺育動物2片性のみ
♂
14-19
17-22
18-23
19-24
20-25
体 重
(g)
♀
12-17
15-20
16-21
17-22
18-23
出荷幅
SPF:Specific Pathogen Free
VAF:Virus Antibody Free
特 徴
▪▪小眼・無眼が多い
▪▪眼球の白濁や白内障が多い
▪▪脱毛が生じやすい
▪▪18ヵ月齢以上の自然発生腫瘍および種々の腫瘍の発生頻度が低い
▪▪アルコール嗜好性が高い
▪▪Th1 側の免疫応答が高い
▪▪細胞性免疫能の加齢による低下が少ない
使用研究分野
▪▪遺伝子改変動物の背景系統として使用されます。
▪▪発生工学分野で使用されます。
▪▪免疫(アレルギー、移植 1)、感染)
▪▪抗がん
▪▪脳梗塞 2)
▪▪肥満
▪▪糖尿 3)
毛 色:Black
H2:b
由 来
1921 年に C.C. Little によって Miss Abby Lathrop の維持コロニーから見出されました。(本コロニーからは C57BR や C57L も
作出されています。)1937 年頃に 6 ラインと 10 ラインは別々に管理されるようになりました。1948 年に Hall から The Jackson
Laboratory に導入され、1951 年には F32 で NIH に導入されました。1974 年 NIH より Charles River Laboratories, Inc.(米
国)
に導入され、IGS 生産システム化後、2012 年に日本チャールス・リバー(株)へ再導入されました。この IGS とは、チャールス・リ
バーにより開発された動物を生産・維持するシステムで、International Genetic Standardization を意味しております。詳細につき
ましては、5 ページをご参照ください。
1)
Takako Kihara et al. 1996, J Dematological Science 11, 76-83
2)
Gongming Yang et al. 1997, Brain Research 752, 209-218
3)
H. Tabata et al. 1998, Comparative Haematology International 8, 53-57
20
マウス
* 1:月齢指定動物をご要望の際には、上記基本月齢にご希望の月齢までの飼育料が加算されますので、ご了承ください。
マウス(近交系)
系統名 B6N-Tyr c-Brd /BrdCrCrl
一般名 B6 Albino
微生物グレード SPF/VAF
SPF/VAF B6N-Tyr c-Brd /BrdCrCrl
週 齢
♂
4
5
6
7
8
体 重
(g)
♀
SPF:Specific Pathogen Free VAF:Virus Antibody Free
特 徴・使用研究分野
▪▪C57BL/6 系の遺伝子改変動物作製の▪
バックグラウンド系統
【ご注意】
既存の国内生産動物に比べ、生産コロニーを小さく維持しております。
そのため、多数のご使用や定期的なご購入を検討されているお客様は、
お早めに弊社営業担当までご連絡いただきますようお願いします。
生産規模の調整等も含め、ご対応させていただきます。
毛 色 Albino
マウス
H2:b
由 来
2000 年に Baylor 医科大学の Allan Bradley 博士から NCI に導入されました。B6 アルビノ系統は C57BL/6 系統からの自然発症
コアイソジェニックのアルビノです。本系統はチロシナーゼ遺伝子に変異があり、アルビノです。2009 年に NCI から Charles River
(米国)へ導入され、2013 年に日本チャールス・リバー(株)
に導入されました。
Laboratories Inc.
21
マウス(近交系)
系統名 BALB/cAnNCrlCrlj
一般名 BALB/c
週 齢
微生物グレード SPF/VAF
特 徴
▪▪網内系器官が大きい
▪▪放射線感受性が高い
▪▪老齢の心臓病変が多い
▪▪雄同士の噛合いが多い
▪▪Th2 側の免疫反応が高い
使用研究分野
▪▪炎症▪免疫・アレルギー 1)▪抗がん
▪▪モノクローナル抗体生産
毛 色:Albino
SPF/VAF BALB/cAnNCrlCrlj
H2:d
可移植性腫瘍
Meth-A、MOPC-104E、Colon-26、NS-1、P3
4
5
6
7
8
9
10
退役動物
(リタイア)
*1
退役動物
(7ヵ月齢指定
(♂)
)
退役動物
(妊娠マイナス)
退役動物
(月齢指定妊娠マイナス)
妊娠動物
哺育動物 1
哺育動物 2
哺育動物1片性のみ
哺育動物2片性のみ
♂
13-18
17-22
19-24
21-26
22-27
体 重
(g)
♀
12-17
15-20
16-21
17-22
18-23
出荷幅
* 1:月齢指定動物をご要望の際には、上記基本月齢にご希望の月齢までの飼育料が加算されますので、ご了承ください。
由 来
SPF:Specific Pathogen Free
VAF:Virus Antibody Free
マウス
1932 年に F26 で Macdowell より Snell へ
導 入、1935 年 Andervont へ 導 入 さ れ、
1951 年に F72 で NIH へ導入されました。そ
の後 Battlle Memorial Inst. を経て、1974
年に F122 で Charles River Laboratories,
に導入後、1976 年に F144 で日
Inc.(米国)
本チャールス・リバー(株)
に導入されました。
・ファイティングを起こしやすく、尾に咬傷が観察されることがあります。
1)
弊社資料
(CRJ Letters Vol.16 No.1)
系統名 C3H/HeNCrl
一般名 C3H
週 齢
微生物グレード SPF/VAF
特 徴
▪▪発毛周期が比較的はっきりしている
▪▪MTV(乳がん因子)
の因子は入っておりま
せん▪雄に高月齢で肝がん高発
▪▪遺伝的網膜異常 1)▪神経疾患 2)
使用研究分野
▪▪免疫▪育毛試験用 3)
▪▪がん
(発がん性・抗がん)4),5)
毛 色:Agouti
SPF/VAF C3H/HeNCrl
H2:k
可移植性腫瘍
MM102、FM3A、MH134
由 来
1920 年に Strong 氏により Bagg albino 雌
と DBA 雄の交配から作出されました。
1930 年に Andervont に、 その 後 F35 で
Heston へ 導 出 さ れ、1951 年 に F57 で
NIH へ 導 入されました。1974 年に F102
で Charles River Laboratories, Inc.(米
国 )に導 入され、IGS 生 産システム化 後、
2012 年に日本チャールス・リバー(株)へ再
導入されました。この IGS とは、チャール
ス・リバーにより開発された動物を生産・維
持するシステムで、International Genetic
Standardization を意味しております。
詳細につきましては、
5ページをご参照ください。
4
5
6
7
8
9
10
退役動物
(リタイア)
*1
退役動物
(4ヵ月齢指定
(♂)
)
退役動物
(妊娠マイナス)
退役動物
(月齢指定妊娠マイナス)
妊娠動物
哺育動物 1
哺育動物 2
哺育動物1片性のみ
哺育動物2片性のみ
♂
13-18
17-22
18-23
19-24
20-25
体 重
(g)
♀
12-17
15-20
16-21
17-22
18-23
出荷幅
*1:月齢指定動物をご要望の際には、上記基本月齢にご希望の月齢までの飼育料が加算されますので、ご了承ください。
SPF:Specific Pathogen Free
VAF:Virus Antibody Free
1)
Jacob Menzler at al. 2011, J Neurosci 31, 2280-2291
2)
Isaias Glezer 2003, J Neurosci 23, 11094-11103
3)
小林 康信 他 . 1989, 基礎と臨床 23 (13), 133-146
4)
Peter Osa Ogundigie et al. 1995, Oncology Reports 2, 369-375
5)
Hiroshi Nishida 1994, Jpn J. Cancer Res 85, 221-225
22
マウス(近交系)
系統名 DBA/1JNCrlj
一般名 DBA/1
週 齢
微生物グレード SPF/VAF
特 徴
▪コラーゲン関節炎の誘導が容易
▪
(Ⅱ型)
▪▪心臓に石灰沈着が見られます
▪▪雌は繁殖使用後に乳がんを高発します
使用研究分野
1)
▪コラーゲン関節炎
▪
毛 色:Dilute brown
SPF/VAF DBA/1JNCrlj
H2:q
由 来
1965 年 に The Jackson Laboratory より
Hoffman へ導入され、1967 年に NIH へ
導入されました。1988 年に Charles River
Laboratories, Inc.( 米 国 )へ 導 入し SPF
化後、同年 F56 で日本チャールス・リバー
(株)
に導入されました。
4
5
6
7
8
9
10
退役動物
(リタイア)
*1
退役動物
(6ヵ月齢指定
(♂)
)
退役動物
(妊娠マイナス)
退役動物
(月齢指定妊娠マイナス)
妊娠動物
哺育動物 1
哺育動物 2
哺育動物1片性のみ
哺育動物2片性のみ
♂
9-14
12-17
15-20
16-21
18-23
体 重
(g)
♀
8-13
10-15
12-17
13-18
14-19
出荷幅
*1:月齢指定動物をご要望の際には、上記基本月齢にご希望の月齢までの飼育料が加算されますので、ご了承ください。
SPF:Specific Pathogen Free
VAF:Virus Antibody Free
マウス
1)
Makoto Ueno et al. 1995, Int. J. Immunopharmac 17
(7), 597-603
系統名 DBA/2NCrl
一般名 DBA/2
SPF/VAF DBA/2NCrl
微生物グレード SPF/VAF
週 齢
特 徴
▪▪聴性発作を起こしやすい 1)
▪クロロホルム・エチレンオキサイ
▪
ドに対する▪
雄の死亡率が高い
▪▪赤血球数が多い
▪▪比較的低血圧
▪▪心臓に石灰沈着が見られます 2)
使用研究分野
▪▪感染(真菌)
▪▪抗がん
毛 色:Dilute brown
可移植性腫瘍
L1210、P388、P815
H2:d
4
5
6
7
8
9
10
退役動物
(リタイア)
*1
退役動物
(7ヵ月齢指定
(♂)
)
退役動物
(妊娠マイナス)
退役動物
(月齢指定妊娠マイナス)
妊娠動物
哺育動物 1
哺育動物 2
哺育動物1片性のみ
哺育動物2片性のみ
♂
*2
体 重
(g)
♀
出荷幅
*1:月齢指定動物をご要望の際には、上記基本月齢にご希望の月齢までの飼育料が加算されますので、ご了承ください。
*2:体重につきましては、別途お問い合わせください。
SPF:Specific Pathogen Free
VAF:Virus Antibody Free
由 来
1938 年に The Jackson Laboratory よりMider へ導入され、1951 年に F34 で NIH へ導入
されました。その後、
Kansas Univ.を経て、
1963 年に F78 で Texas Inbred へ導入されました。
1966 年に F84 で Charles River Laboratories, Inc.(米国)
へ導入され、IGS 生産システム
化後、2013 年に日本チャールス・リバー(株)へ再導入されました。この IGS とは、チャー
ルス・リバーにより開発された動物を生産・維持するシステムで、International Genetic
Standardization を意味しております。詳細につきましては、5 ページをご参照ください。
1)
Masao Shimizu-Sasamata et al. 1996, J Pharmacol Exp Ther January 276, 84-92
2)
Kunio Doi et al. 1985, Jpn. J Vet Sci 47 (3), 479-482
23
マウス(近交系)
系統名 NC/NgaTndCrlj
一般名 NC
微生物グレード SPF/VAF
SPF/VAF NC/NgaTndCrlj
週 齢
*1
体 重
(g)
♀
♂
4
5
6
7
8
9
10
出荷幅
* 1:この系統ではラベルへの体重表示は省かせて頂いております。
・雌雄共にファイティングを起こす傾向があります。飼育時には群構成を替えないことをお勧めいたします。
SPF:Specific Pathogen Free
VAF:Virus Antibody Free
特 徴・使用研究分野
▪▪実験的誘導喘息モデル 2)
▪▪ダニ抗原高感受性 3)
毛 色:Cinnamon
由 来
1957 年に名古屋大学(農)
の近藤教授により確立され、1997 年に東京農工大学農学部より日本チャールス・リバー(株)へ導入されま
した。
このマウスは、購入後の繁殖やその子孫の分与ができなくなっております。
従って、ご購入前にその旨の誓約書の締結が必要となります。
1)
弊社資料 (CRJ Letters Vol.11 No.1)
2)
Tadashi Iwasaki et al. 2001, J Vet Med Sci 63 (4), 413-419
3)
Mina Yamamoto et al. 2007, Allergology International 56 (2), 1-10
24
マウス
▪▪ハプテンを連続塗布または市販ダニ抗原を耳介皮内投与する実験モ
デルの系でアトピー性様皮膚炎を発症します。▪
(自然発症モデルではありませんのでご注意ください)1)
マウス(近交系間交配)
系統名 B6D2F1/Crl
SPF/VAF B6D2F1/Crl
(C57BL/6NCrl ♀×DBA/2NCrl ♂)
一般名 B6D2F1
微生物グレード SPF/VAF
特 徴・使用研究分野
▪▪C57BL/6、DBA/2 からのがん細胞等の移植が可能
▪▪抗がん
▪▪丈夫で飼いやすい
▪▪発生工学分野でよく使用される
▪▪雄において水腎症が発生する
(最大 20%)
毛 色:Black
H2:b/d
系統名 CD2F1/Crlj
週 齢
4
5
6
7
8
9
10
哺育動物 1
哺育動物 2
哺育動物1片性のみ
哺育動物2片性のみ
マウス
微生物グレード SPF/VAF
特 徴・使用研究分野
▪▪BALB/c、DBA/2 からのがん細胞等の移植が可能
▪▪抗がん
▪▪丈夫で飼いやすい
毛 色:Cinnamon
H2:d/d
系統名 B6C3F1/Crl
微生物グレード SPF/VAF
特 徴・使用研究分野
▪▪C57BL/6、C3H/He からのがん細胞等の移植が可能
▪▪丈夫で飼いやすく、寿命が長い
▪▪悪性固形腫瘍の自然発症率が低い
▪▪発がん性試験に適している 1)
▪▪発生工学分野でよく使用される
毛 色:Agouti
H2:b/k
出荷幅
SPF:Specific Pathogen Free
VAF:Virus Antibody Free
SPF/VAF CD2F1/Crlj
週 齢
4
5
6
7
8
9
10
哺育動物 1
哺育動物 2
哺育動物1片性のみ
哺育動物2片性のみ
♂
15-20
19-24
21-26
22-27
23-28
体 重
(g)
♀
13-18
16-21
17-22
18-23
19-24
♂
14-21
17-25
19-26
20-27
22-29
体 重
(g)
♀
13-20
15-22
16-23
17-24
18-25
出荷幅
SPF:Specific Pathogen Free
VAF:Virus Antibody Free
SPF/VAF B6C3F1/Crl
(C57BL/6NCrl ♀×C3H/HeNCrl ♂)
一般名 B6C3F1
*1
体 重
(g)
♀
*1:体重につきましては、別途お問い合わせください。
(BALB/cAnNCrlCrlj ♀×DBA/2NCrlCrlj ♂)
一般名 CD2F1
♂
週 齢
4
5
6
7
8
9
10
哺育動物 1
哺育動物 2
哺育動物1片性のみ
哺育動物2片性のみ
SPF:Specific Pathogen Free
VAF:Virus Antibody Free
1)
Kouki Inai 1991, Jpn J Cancer Res 82, 380-385
25
出荷幅
マウス(免疫不全モデル)
系統名 CAnN.Cg-Foxn1nu /CrlCrlj
一般名 BALB/c-nu
SPF/VAF CAnN.Cg-Foxn1 nu /CrlCrlj
体 重
(g)
nu/nu
♂
♀
11-18
9-17
15-22
11-19
―
14-22
―
15-23
週 齢
微生物グレード SPF/VAF
4
5
6
7
特 徴
▪▪ホモ個体(nu/nu)
では胸腺が欠損し、T 細胞を産生で
きないために免疫不全を呈します
nu/+
♂は 5 週齢までの販売とさせて頂いております。
使用研究分野
SPF:Specific Pathogen Free
▪ヒ
▪ トがん細胞株の移植 1)
VAF:Virus Antibody Free
▪▪モノクローナル抗体の作製
H2:d
由 来
1981 年に Charles River Laboratories, Inc.(米国)
へ導入された BALB/cABomCr-nu/nu の nu 遺伝子を BALB/cAnNCrl に
導入し作出したマウスに由来し、
1987 年にCharles River Laboratories, Inc.
(米国)
より日本チャールス・リバー
(株)
へ導入されました。
1)
Takao Yamori et al. 1991, Cancer Research 59, 4042-4049
ヌードマウス移植時の腫瘍の生着と増殖(各種ヒト培養がん細胞の CAnN.Cg-Foxn1nu /CrlCrlj での移植)
Cell Lines *
Stomach
St-4
MKN1
MKN7
MKN28
MKN45
MKN74
RXL-631L
ACHN
OVCAR-3
OVCAR-4
OVCAR-5
OVCAR-8
SK-OV-3
LOX-IMVI
NCI-H23
NCI-H226
NCI-H460
A549
DMS273
DMS114
HCC2998
KM-12
HT-29
WiDr
HCT-15
HCT-116
U251
SF-295
HBC-4
BSY-1
HBC-5
MDA-MB-231
MCF7
PC-3
DU-145
Renal
Ovarian
Melanoma
Lung
Colon
Brain
Breast
Prostate
ヌードマウスへの生着
○
○
○
○
○
○
○
△
△
△
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
△
○
○
○:治療実験済 △:生着確認
* :ヒト培養がん細胞パネルにリストされたがん細胞株
**:増殖曲線の直線部より算出
使用動物:SPF/VAF CAnN.Cg-Foxn1 nu /CrlCrlj
(財)
癌研究会癌化学療法センター 矢守隆夫、佐藤重男ら
26
11.6
17.0
7.2
8.2
8.1
9.0
5.7
腫瘍移植後
治療開始までの日数
18
18
15
9
11
17
11
14.5
10.8
6.8
2.8
8.6
7.6
7.5
12.8
5.0
8.8
7.2
5.0
6.8
7.4
9.0
5.3
7.3
6.1
12.4
6.0
15.0
11.5
19
27
15
4
21
21
12
17
12
17
23
10
13
14
17
11
13
20
19
21
29
15
8.8
11.3
22
19
**
腫瘍倍加時間
(日)
マウス
(免疫不全モデル)
Cell Type
マウス(免疫不全モデル)
系統名 Crlj:CD1-Foxn1nu
一般名 ICR-nu
SPF/VAF Crlj:CD1-Foxn1 nu
週 齢
微生物グレード SPF/VAF
4
5
6
7
特 徴
▪▪ホモ個体(nu/nu)
では胸腺が欠損し、T 細胞を産生
できないために免疫不全を呈します
▪▪大きく丈夫(BALB/c-nu との比較)
使用研究分野
▪ヒ
▪ トがん細胞株の移植
1)
体 重
(g)
nu/nu
♂
♀
18-25
14-22
22-30
18-25
―
20-26
―
20-28
nu/+
♂は 5 週齢までの販売とさせて頂いております。
SPF:Specific Pathogen Free
VAF:Virus Antibody Free
▪▪モノクローナル抗体の作製
由 来
Charles River Laboratories, Inc.(米国)が CD-1 に Crl:NU-Foxn1 nu 由来の nu
遺伝子を導入し作出したマウスに由来し、1981 年に日本チャールス・リバー(株)へ導
入されました。
1)
Teruo Iwasaki et al. 2002, Int J Cancer 100, 381-387
系統名 CB17/Icr-Prkdcscid /CrlCrlj
一般名 C.B-17 SCID
SPF/VAF CB17/Icr-Prkdc scid /CrlCrlj
週 齢
微生物グレード SPF/VAF
4
5
6
7
8
特 徴
マウス
(免疫不全モデル)
▪▪末梢血中の機能的な T 細胞および B 細胞を欠失し
ているため、重度複合免疫不全症を呈します
▪▪血清中に免疫グロブリンはほとんど見出しません▪
(一部 Leaky マウスの出現あり)
使用研究分野
♂
*1
体 重
(g)
♀
* 1:この系統ではラベルへの体重表示は省かせて頂いております。
SPF:Specific Pathogen Free
VAF:Virus Antibody Free
▪▪ 各種免疫研究
▪▪ 抗腫瘍性の研究 1)
▪▪ 同種異系統移植や異種移植が可能
H2:d
由 来
1980 年に Fox Chase Cancer Center にて Dr. Bosma らにより C.B-17/Icr より発見されました。1991 年に IFFA CREDO より
Charles River Laboratories, Inc.(米国)へ導入され、1992 年に日本チャールス・リバー(株)へ導入されました。
1)
Jeong-Seok Nam 2002, Clinical Cancer Research 8, 2430-2436
このマウスは導入先である Fox Chase Cancer Center との契約上、▌
購入後の繁殖やその子孫の分与ができなくなっております。
従って、ご購入前にその旨の誓約書の締結が必要となります。
27
マウス(免疫不全モデル)
系統名 CB17.Cg-Prkdc scidLyst bg-J /CrlCrlj
一般名 SCID Beige
微生物グレード SPF/VAF
SPF/VAF CB17.Cg-Prkdc scid Lyst bg-J /CrlCrlj
週 齢
♂
4
5
6
7
8
*1
体 重
(g)
♀
* 1:この系統ではラベルへの体重表示は省かせて頂いております。
SPF:Specific Pathogen Free
VAF:Virus Antibody Free
特 徴
▪▪SCID 遺伝子の突然変異による B 細胞と T 細胞の機能不全
▪▪Beige 変異遺伝子の突然変異による NK 細胞(ナチュラルキラー細胞)
の機能不全
使用研究分野
▪▪抗がん剤の研究開発 1),2)
毛 色:Albino
【ご注意】
既存の国内生産動物に比べ、生産コロニーを小さく維持しております。
そのため、多数のご使用や定期的なご購入を検討されているお客様は、
お早めに弊社営業担当までご連絡いただきますようお願いします。
生産規模の調整等も含め、ご対応させていただきます。
由 来
に Charles River Laboratories Inc.
(米国)
に導入され、2013 年に日本チャールス・リバー(株)へ導入されました。
1)
Jian Zhang et al 2001 J Clin Invest 107 (10) : 1235-1244
2)
Chemicky CL et al 2000 Cancer Gene Therapy Vol.7, No.3 ;384-395
28
マウス
(免疫不全モデル)
常染色体劣性突然変異である、SCID(Prkdc scid )
と beige(Lyst bg-J )
の両遺伝子を持つコンジェニックマウスです。
SCID 突然変異は B,T 両リンパ球が影響する重度重複免疫不全を発症します。beige 遺伝子は、NK 細胞不全を発症します。
このマウスは Guelph 大学の Croy 氏らにより C.B-17 scid/scid に C57BL/6 bg/bg マウスを異系交配し開発されました。1993 年
マウス(免疫不全モデル)
系統名 Crlj:SHO-Prkdc scidHr hr
一般名 SHO
微生物グレード SPF/VAF
SPF/VAF Crlj:SHO-Prkdc scidHr hr
週 齢
*1
体 重
(g)
♂
4
5
6
7
8
♀
* 1:この系統ではラベルへの体重表示は省かせて頂いております。
SPF:Specific Pathogen Free
VAF:Virus Antibody Free
特 徴
▪▪Hairless なので、腫瘍細胞の移植が容易
(担がんモデル作製が容易)
▪▪SCID マウスと同等の腫瘍生着性
▪▪Imaging 解析・評価および腫瘍の測定が容易
使用研究分野
▪▪抗腫瘍性の研究
▪▪各種免疫研究
▪▪同種異系統移植や異種移植が可能
由 来
2007 年にCrl:HA(ICR)-Prkdc scid とCrl:SKH1-Hr hr の交配によりCharles River Laboratories, Inc.(米国)
で作出されました。
2010 年に Charles River Laboratories, Inc.(米国)
より日本チャールス・リバー(株)へ導入されました。
マウス
(免疫不全モデル)
マウス(免疫不全モデル比較)
Strain
Nomenclature
BALB/c-nu
CAnN.Cg-Foxn1 nu /CrlCrlj
ICR-nu
Crlj:CD1-Foxn1 nu
C.B-17 SCID
CB17/Icr-Prkdc scid /CrlCrlj
SCID Beige
CB17.Cg-Prkdc scidLyst bg-J /CrlCrlj
SHO
Crlj:SHO-Prkdc scidHr hr
NOD SCID
NOD.CB17-Prkdc scid /J
NSG
NOD.Cg-Prkdc scidIl2rg tm1Wjl /SzJ
Genetics
Inbred
Mutant
Outbred
Mutant
Inbred
Mutant
Inbred
Mutant
Outbred
Mutant
Inbred
Mutant
Inbred
Genetically
Modified
Mutant:自然発生突然変異動物
Genetically Modified:遺伝子改変動物
29
Hair
T-Cells
B-Cells
NK-Cells Complement Page
-
-
+
+
+
26
-
-
+
+
+
27
+
-
-
+
+
27
+
-
-
Impaired
+
28
-
-
-
+
+
29
+
-
-
Impaired
-
32
+
-
-
-
-
33
JAX® Mice(近交系)
系統名 C57BL/6J
(JAX Mice stock number:000664)
®
一般名 B6J
特 徴
▪▪初めて全遺伝子解析されたマウスです 1)
▪▪高脂肪食給餌による肥満を呈します 2)
▪▪眼の欠損・奇形が発生します
(欠損・奇
形には無眼球症、小眼球症、白内障など
を含みます)3)
▪▪脱毛(かみ合いや舐め合いなどで脱毛する
個体が出現します)4)
▪▪水頭症が離乳仔に発生しますが低率です 5)
▪▪アルコール・モルヒネ嗜好性です 6)
▪▪不正交咬の発生率は 0.05%以下です 7)
使用研究分野
C57BL/6J
週 齢
3
4
5
6
7
8
9
10
退役動物
(リタイア)
*1
退役動物
(6ヵ月齢指定
(♂)
)
退役動物
(妊娠マイナス)
退役動物
(月齢指定妊娠マイナス)
妊娠動物
交配日指定妊娠動物
哺育動物 1
哺育動物 2
哺育動物1片性のみ
哺育動物2片性のみ
♂
7-14
11-18
16-23
18-25
20-27
21-28
体 重
(g)
♀
7-14
10-17
13-20
14-21
15-22
16-23
出荷幅
幅広い研究分野で使用されています
▪▪循環器病学
* 1:月齢指定動物をご要望の際には、上記基本月齢にご希望の月齢までの飼育料が加算されますので、ご了承ください。
▪▪発生学
▪▪糖尿病学
▪▪肥満および糖尿病
▪▪免疫学
▪▪遺伝子改変動物の背景系統
▪▪表現型、SNP データおよび背景情報は、以下のサイトをご参照ください▪
http://phenome.jax.org/db/q?rtn=strains/details&stocknum=000664▪
http://www.informatics.jax.org/external/festing/mouse/docs/C57BL.shtml
毛 色:Black
H2:b
由 来
亜系統ではありません。
本系統は、“Genetic Stability Program”にて維持されています。
“Genetic Stability Program”に関する情報は、以下のサイトをご参照ください。
http://jaxmice.jax.org/news/2009/09patented.html
http://jaxmice.jax.org/genetichealth/stability.html
1)
Waterston et al. 2002, Nature 420(6915), 520-62
2)
Rossmeisl et al. 2003, Diabetes 52, 1958-66
3)
Smith et al. 1994, Lab Anim Sci 44, 551-60
4)
Sundberg JP. 1994, Handbook of Mouse Mutations with Skin and Hair Abnormalities: Animal Models and Biomedical Tools. CRC Press, Boca Raton, pp. 544
5)
Zygourakis and Rosen. 2003, J Comp Neurol 461, 362-9
6)
Melo et al. 1996, Nat Genet 13,147-53; Phillips et al. 1994, Behav Neurosci 108, 789-803
7)
JAX® NOTES. 2003, 489, 9-11
JAX® は The Jackson Laboratory の登録商標であり、無断使用は禁止されております。
30
JAX® Mice
The Jackson Laboratory から 2002 年に日本チャールス・リバー(株)へ導入し、
供給を開始しました。日本チャールス・リバー(株)から生産・供給されております
JAX® Mice は、米国ジャクソン研究所の JAX® Mice です。遺伝学的に分岐した
JAX® Mice(近交系)
系統名 CBA/J
CBA/J
(JAX Mice stock number:000656)
®
一般名 CBA/J
特 徴
▪▪免疫、感覚神経および心臓血管の研究分野
などの幅広い研究分野に使用されています
使用研究分野
▪▪肉 芽 腫に伴う実 験 的自己免 疫 性甲状 腺 炎
(G-EAT)1) ▪ 網膜変性 2) ▪ 尿細管間質
性腎疾患 3) ▪聴力低下 4) ▪発作 5)
(局所リンパ節試験
(LLNA)
)6)
▪▪皮膚感作性試験
▪▪飼料由来のアテローム性脈硬化症に比較的抵
抗性を示す 7)
▪▪表現型や SNPデータ、背景情報およびマウスゲ
週 齢
4
5
6
7
8
9
退役動物
(リタイア)
退役動物
(6ヵ月齢指定
(♂)
)
退役動物
(妊娠マイナス)
退役動物
(月齢指定妊娠マイナス)
妊娠動物
哺育動物 1
哺育動物 2
哺育動物1片性のみ
哺育動物2片性のみ
♂
14-19
19-24
21-26
22-27
24-29
体 重
(g)
♀
14-19
16-21
17-22
18-23
19-24
出荷幅
ノムプロジェクトは、以下のサイトをご参照ください
http://phenome.jax.org/db/q?rtn=strains/
details&stocknum=000656
http://www.informatics.jax.org/external/festing/mouse/docs/CBA.shtml
http://www.sanger.ac.uk/modelorgs/mousegenomes
H2:k
毛 色:Agouti
由 来
The Jackson Laboratory から 2010 年に日本チャールス・リバー(株)
へ導入し、供給を
開始しました。日本チャールス・リバー
(株)
から生産・供給されております JAX® Mice は、
米国ジャクソン研究所の JAX® Mice です。遺伝学的に分岐した亜系統ではありません。
本系統は、“Genetic Stability Program”にて維持されています。
“Genetic Stability Program”に関する情報は、以下のサイトをご参照ください。
http://jaxmice.jax.org/news/2009/09patented.html
http://jaxmice.jax.org/genetichealth/stability.html
SJL/J
系統名 SJL/J
(JAX® Mice stock number:000686)
一般名 SJL
特 徴
▪▪約 12ヵ月でホジキン病に類似した細網細胞肉
腫が発生します 1)
気性が激しく、しばしばファイティ
▪(特に雄は)
▪
ングを起こす傾向があります
im
▪▪Dysferlin 遺伝子異常(Dysf )のホモ接合体▪
JAX® Mice
1)
Wei et al. 2001, J Immunol 167, 6678-86
2)
Bowes et al. 1990, Nature 347, 677-80; Chang et al.
2002, Vision Res 42, 517-25.
3)
Rudofsky. 1978, Am J Pathol 92, 333-48.
4)
Sweet et al. 1988, Audiology 27, 305-12
5)
Frankel et al. 2001, Genomics 74, 306-12
6)
G. Frank et al 2002, Toxicological Science 68, 420-28
7)
Paigen et al. 1990, Arteriosclerosis. 10, 316-23
週 齢
4
5
6
7
8
♂
11-18
15-22
16-23
17-24
18-25
体 重
(g)
♀
10-17
13-20
14-21
15-22
15-22
出荷幅
・雄は特にファイティングを起こす傾向が強いため、個別飼育をお勧めいたします。
に伴う進行性の筋ジストロフィー症(Dysferlinopathy)
を発症します 2)
に低感受性です 3)
▪▪他系統と比較して、本系統では動脈硬化を発症させる高脂肪食(1.25% コレステロール、0.5% コール酸および 15% 脂肪)
使用研究分野
▪▪ホジキン病
4)
▪▪多発性硬化(症)モデルとしての実験的アレルギー性脳脊髄炎(EAE)
5),6)
▪▪筋ジストロフィー
▪▪表現型、SNP データや背景情報は以下のサイトをご参照ください
http://phenome.jax.org/db/q?rtn=strains/details&strainid=17
http://www.informatics.jax.org/external/festing/mouse/docs/SJL.shtml
毛 色:Albino
H2:s2
由 来
The Jackson Laboratory から 2010 年に日本チャールス・リバー(株)へ導入し、供給を開始しました。日本チャールス・リバー(株)
から生産・
供給されております JAX® Mice は、米国ジャクソン研究所の JAX® Mice です。遺伝学的に分岐した亜系統ではありません。
1)
Murphy. 1963, Proc Am Assoc Cancer Res 4, 46
2)
Bittner et al. 1999, Nat Genet 23, 141-2; Vafiadaki et al. 2001, Neuroreport 12, 625-9
3)
Nishina et al. 1993, Lipids 28, 599-605
4)
Dal Canto et al. 1995, Microsc Res Tech 32, 215-29
5)
MIM ID #253601 MUSCULAR DYSTROPHY, LIMB-GIRDLE, TYPE 2B; LGMD2B (http://www.ncbi.nlm.nih.gov/omim/253601)
6)
MIM ID #254130 MIYOSHI MUSCULAR DYSTROPHY 1; MMD1 (http://www.ncbi.nlm.nih.gov/omim/254130)
JAX® は The Jackson Laboratory の登録商標であり、無断使用は禁止されております。
31
JAX® Mice(免疫不全モデル)
系統名 NOD.CB17-Prkdc scid /J
(JAX® Mice stock number:001303)
一般名 NOD SCID
NOD.CB17-Prkdc scid /J
週 齢
♂
4
5
6
*1
体 重
(g)
♀
* 1:この系統ではラベルへの体重表示は省かせて頂いております。
特 徴
▪▪末梢血中の機能的な T 細胞および B 細胞(IgM, IgG1, IgG2a, IgG2b, IgG3, または IgA が検出不可)
が欠失し、NK 細胞活性
も低いため、重度な複合免疫不全症を呈する 1)
▪ヌー
▪ ドマウスや scid マウスよりも腫瘍の生着が良い 2)
▪▪寿命は約 8.5ヵ月 1)
▪▪表現型や SNP データ、背景情報およびマウスゲノムプロジェクトは、以下のサイトをご参照ください
http://phenome.jax.org/db/q?rtn=strains/details&stocknum=001303
使用研究分野
▪▪同種異系統移植や異種移植
▪▪抗腫瘍性研究
▪▪各種免疫研究
毛 色 Albino
H2:g7
由 来
た亜系統ではありません。
本系統は、“Genetic Stability Program”にて維持されています。
“Genetic Stability Program”に関する情報は、以下のサイトをご参照ください。
http://jaxmice.jax.org/news/2009/09patented.html
http://jaxmice.jax.org/genetichealth/stability.html
1)
Shultz et al. 2007, Nat Rev Immunol 7, 118-30
2)
Hudson et al. 1998, Leukemia 12, 2029-33
JAX® は The Jackson Laboratory の登録商標であり、無断使用は禁止されております。
32
JAX® Mice
The Jackson Laboratory から 2006 年に日本チャールス・リバー(株)へ導入
し、供給を開始しました。日本チャールス・リバー(株)
から生産・供給されておりま
す JAX® Mice は、米国ジャクソン研究所の JAX® Mice です。遺伝学的に分岐し
JAX® Mice
(遺伝子改変動物・免疫不全モデル)
系統名 NOD.Cg-PrkdcscidIl2rgtm1Wjl /SzJ
(JAX® Mice stock number:005557)
一般名 NSG
特 徴
【ご注意】
動物の搬入に際し、「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物
の多様性の確保に関する法律(カルタヘナ法)」に基づき、必要な事項
がございます。ご注意ください。
▪▪T および B 細胞の機能不全
▪▪NK 細胞欠損
▪▪IL-2 受容体γ鎖欠損、サイトカインシグナル伝達系欠損、広汎な免疫不全
▪▪放射線高感受性
▪▪NOD.CB17-Prkdc scid /J よりも寿命が長い
使用研究分野
▪▪抗癌腫瘍研究 1)
▪ヒ
▪ ト化モデルマウス
▪▪感染症
▪▪再生医療
▪ヒ
▪ ト臨床組織および細胞等の移植
▪ヒ
▪ ト造血幹細胞の移植
毛 色:Albino
H2:g7
由 来
The Jackson Laboratory(米国)
から2012 年に日本チャールス・リバー
(株)へ導入し、供給を開始しました。日本チャールス・リバー
(株)
から生産・供給されておりますJAX® Miceは米国ジャクソン研究所の JAX® Miceです。遺伝的に分岐した亜系統ではありません。
販売条件
本系統の使用に際しましては、The Jackson Laboratory(米国)
とのライセンス契約(Level A or B)
もしくは MTA(Material
の締結が必要になります。企業および営利目的の使用の場合にはライセンス契約(Level A or B)
の締結が、
Transfer Agreement)
非営利目的の研究の場合には MTA が必要になりますので、別途、お問い合わせください。
MTA もしくはライセンス契約(Level A)
NOD.Cg-Prkdc scidIl2rg tm1Wjl /SzJ
週 齢
♂
JAX® Mice
4
5
6
*1
体 重
(g)
♀
* 1:この系統ではラベルへの体重表示は省かせて頂いております。
ライセンス契約(Level B)
NOD.Cg-Prkdc scidIl2rg tm1Wjl /SzJ
週 齢
♂
4
5
6
*1
体 重
(g)
♀
*2
ライセンス費用
(円)
16,500
16,500
16,500
* 1:この系統ではラベルへの体重表示は省かせて頂いております。
* 2:ライセンス費用は、非課税になります。
1)
Shultz LD 2005, J Immunol 174, 6477-6489
JAX® は The Jackson Laboratory の登録商標であり、無断使用は禁止されております。
33
JAX® Mice(病態モデル)
系統名 B6.Cg-Lep ob /J
(JAX® Mice stock number:000632)
一般名 ob
B6.Cg-Lep ob /J
週 齢
5
6
7
8
9
Lep /Lep
ob
♂
*1
体 重
(g)
ob
♀
?/+
Lean
出荷幅
* 1:この系統ではラベルへの体重表示は省かせて頂いております。
・温度変化および輸送ストレスに対する抵抗力が弱く、動物が衰弱し、斃死する場合があります。
特 徴
▪▪肥満は 4 週齢頃から確認され、体重は急速に増加します 1)
▪▪糖尿病(一過性の高血糖、耐糖能障害、高インスリン血症、インスリン
抵抗性)1),2)
▪▪高トリグリセリド血症 1)
▪▪高 LDL および高 VLDL コレステロール 3)
▪▪低体温症 4)
▪▪創傷治癒能力の低下および遅延 5)
▪▪不妊 6)
▪▪表現型、SNP データや背景情報は以下のサイトをご参照ください
http://phenome.jax.org/db/q?rtn=strains/details&stocknum=000632
使用研究分野
▪▪肥満、Ⅱ型糖尿病、創傷治癒遅延など
毛 色:Black
H2:b
由 来
JAX® Mice
The Jackson Laboratory から 2002 年に日本チャールス・リバー(株)へ導入し、供給を開始しました。日本チャールス・リバー(株)
から生産・供給されておりますJAX® Miceは、米国ジャクソン研究所の JAX® Miceです。遺伝学的に分岐した亜系統ではありません。
生産方法
▪▪ホモ接合個体(Lep ob /Lep ob )
では通常雌雄とも不妊であるため、交
配にはヘテロ接合個体(Lep ob /+)
を使用します。
交配図
▪▪表現型は fat(Lep ob /Lep ob ), lean(Lep ob /+, +/+)
の 2 種類
を現します。毛色は両形質とも黒色です。
▪▪Lean では通常 Lep ob /+, +/+ の識別が不可能なため、PCR によ
る分析でヘテロ接合個体(Lep ob /+)
を得ています。
Lepob/+ × Lepob/+
Lepob/Lepob
Fat, black
Lepob/+
Lean, black
Lepob/+
Lean, black
1)
Dong et al. 2006, J Endocrinol 188, 25-36
2)
Chua et al. 2002, Diabetologia 45, 976-90
3)
Nishina et al. 1994, Metabolism 43, 549-53
4)
Kampfer et al. 2005, Diabetes 54, 1543-51
5)
Charlton. 1984, J Exp Physiol 69, 655-76
6)
Sakkou et al. 2007, Cell Metab 5, 450-63
JAX® は The Jackson Laboratory の登録商標であり、無断使用は禁止されております。
34
+/+
Lean, black
JAX® Mice(病態モデル)
系統名 BKS.Cg-Dock7 m +/+ Lepr db /J
(JAX® Mice stock number:000642)
一般名 db
BKS.Cg-Dock7 m +/+ Lepr db /J
週 齢
5
6
7
8
9
+Lepr
♂
db
/+Lepr
db
♀
*1
体 重
(g)
m
Dock7 + /
+Lepr db
Dock7 m + /
Dock7 m +
出荷幅
* 1:この系統ではラベルへの体重表示は省かせて頂いております。
特 徴
▪▪3-4 週齢より肥満症状を呈します 1)
▪▪血漿インスリンは 10-14 日齢 2)で、血糖値は 4-8 週齢で急増し、Ⅱ型
糖尿病モデルマウスとして有用と考えられます
▪▪多食
(polyphagic)3)、多飲
(polydipsic)
、多尿
(polyuric)
を呈します
▪▪寿命は約 10ヵ月
▪▪糖尿病症状(高インスリン血症、インスリン抵抗性、高血糖、耐糖能
異常、膵ランゲルハンス氏島の形態異常 4)および末梢神経障害 5))
▪▪心臓血管異常 6)
▪▪創傷治癒遅延 7)
▪▪高 LDL、高 VLDL コレステロールおよび高 TG 血症 8)
▪▪表現型、SNP データや背景情報は以下のサイトをご参照ください
http://phenome.jax.org/db/q?rtn=strains/details&stocknum=000642
使用研究分野
生産方法
Ⅱ型糖尿病、肥満、創傷治癒遅延
▪▪ホモ接合個体(Lepr db /Lepr db )
は通常雌雄とも▪
不妊です。このため、繁殖にはヘテロ接合個体▪
(Dock7 m +/+Lepr db )
を使用します。
毛色および外観: black, fat
交配図
JAX® Mice
遺伝子型(+ Lepr db / + Lepr db )
black, lean
遺伝子型(Dock7 m +/+ Lepr db )
Dock7m +
+ Lepr db
misty (grey), lean
遺伝子型(Dock7 m +/Dock7 m +)
H2:b
由 来
The Jackson Laboratory から2002 年に日本チャールス・リバー
(株)
へ導入し、供給を開始しました。日本チャールス・リバー(株)から生
産・供給されております JAX® Mice は、米国ジャクソン研究所の JAX®
×
Dock7m +
+ Lepr db
+ Lepr db
Dock7m +
+ Dock7m
+ Lepr db
+ Lepr db
+Dock7m
Fat, black
Homozygote
Lean, black
Heterozygote
Black control
Lean, misty(grey)
Misty, grey misty
control
Mice です。遺伝学的に分岐した亜系統ではありません。
1)
Hummel et al. 1966, Science 153, 1127-8; Greer et al. 2006, Am J Physiol Heart Circ Physiol 290, H146-53
2)
Coleman, D. L. and K. P. Hummel. 1974, Diabetologia 10 Suppl, 607-10
3)
Uchida et al. 2005, Nat Med 11, 175-82
4)
Hummel et al. 1966, Science 153, 1127-8; Uchida et al. 2005, Nat Med 11, 175-82; Yamauchi et al. 2007, Nat Med 13, 332-39
5)
Raizada et al. 1980, J Biol Chem 255, 9149-55; Robertson and Sima. 1980, Diabetes 29, 60-7
6)
Greer et al. 2006, Am J Physiol Heart Circ Physiol 290, H146-53; How et al. 2006, Diabetes 55, 466-73
7)
Werner et al. 1994, J Invest Dermatol 103, 469-73; Brem et al. 2007, Exp Gerontol 42, 523-31
8)
Nishina et al. 1994, Metabolism 43(5), 549-53
JAX® は The Jackson Laboratory の登録商標であり、無断使用は禁止されております。
35
JAX® Mice(病態モデル)
系統名 NOD/ShiLtJ
(JAX® Mice stock number:001976)
一般名 NOD
NOD/ShiLtJ
週 齢
♂
4
5
6
7
8
*1
体 重
(g)
♀
* 1:この系統ではラベルへの体重表示は省かせて頂いております。
特 徴
▪▪インスリン依存性Ⅰ型糖尿病
▪メスは
▪
Ⅰ型糖尿病の発症率が高い 1)
♀:90-100% 30 週齢時までに
(JAX® 情報)
♂:40-60% 30-40 週齢までに
(JAX® 情報)
【ご注意】
既存の国内生産動物に比べ、生産コロニーを小さく維持しております。
そのため、多数のご使用や定期的なご購入を検討されているお客様は、
お早めに弊社営業担当までご連絡いただきますようお願いします。
生産規模の調整等も含め、ご対応させていただきます。
▪▪創傷治癒能力の低下および遅延
▪▪抗原提示細胞の機能欠如、T リンパ球レパートリーの制御不全、NK 細胞の機能不全、マクロファージからのサイトカイン産生不全
などの複数の免疫異常を呈します。
▪▪表現型、SNP データや背景情報は以下のサイトをご参照ください。
http://phenome.jax.org/db/q?rtn=strains/details&stocknum=001976
使用研究分野
▪Ⅰ
▪ 型糖尿病(IDDM)2)
▪▪創傷治癒遅延 3)
▪▪加齢性難聴 4)
▪▪免疫 5)
毛 色:Albino
H2:g7
NOD マウスは牧野らによって確立されたインスリン依存性糖尿病を発症するモデルです。NOD 近交系マウスは、兄妹交配初期の
Cataract Shionogi(CTS)系統を起源としています。これらのマウスは、Outbred の Jcl:ICR を起源としており、NOD/Shi マウ
スの祖先は、第 6 世代には、白内障のない絶食時高血糖に基づく近交系として交配しています。13 世代以後も、絶食時の正常血糖
値に基づいて NON の祖先にあたる系統が選抜される間、絶食時の高血糖濃度による NOD の選択は、継続されました。
正常血糖ラインの雌は、1974 年に、20 世代で、明確なインスリン依存性の糖尿病を自然発症するようになりました。この糖尿病の雌
の選択交配により、非肥満糖尿病系統が作出されました。
当初は日本国内のみに供給制限されていましたが、NOD の亜系統が 1980 年代初期にオーストラリアとアメリカ合衆国に分与されまし
た。この輸入された繁殖用ペアは Joslin Diabetes Center から The Jackson Laboratory の Dr. E Leiter に送付され、NOD/
ShiLtJ と NON/ShiLtJ 系統の生産コロニーの基になりました。The Jackson laboratory から 2013 年に日本チャールス・リバー
(株)
へ導入し、供給を開始しました。
本系統は、“Genetic Stability Program”にて維持されています。“Genetic Stability Program”に関する情報は、以下のサイト
をご参照ください。
http://jaxmice.jax.org/news/2009/09patented.html
http://jaxmice.jax.org/genetichealth/stability.html
1)
Serreze DV et al 1994 Curr Opin Immunol 6(6):900-6
2)
Makino S et al. 1980, Jikken Doubutsu. Jan;29-(1):1-13
3)
Darby IA et al. 1997 J Biochem Cell Biol 29(1):191-200
4)
Johnson KR et al 2005 Genomics 85(5):582-90
5)
Serreze DV et al 1997 J Immunol 158(8):3978-86
JAX® は The Jackson Laboratory の登録商標であり、無断使用は禁止されております。
36
JAX® Mice
由 来
JAX® Mice(Preconditional Mice)
系統名 C57BL/6J-DIO
C57BL/6J-DIO
(C57BL/6J - Diet induced obesity(DIO モデル))
B6J DIO
高脂肪飼料* 1
給餌期間
(週)
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
週齢
一般名 B6J DIO
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
高脂肪食負荷肥満モデルマウス
生産供給
2002 年、The Jackson Laboratory か ら 導 入 し、 生 産
供 給 し て い る JAX® Mice Strain C57BL/6J マ ウ ス に、
RESEARCH DIETS, Inc. 製 の 飼 料 D12492(60Kcal %
fat)
を一定期間給餌した動物です。日本チャールス・リバー
(株)
から生産・供給されております JAX® Mice は、米国ジャ
クソン研究所の JAX® Mice です。遺伝学的に分岐した亜系統
ではありません。
特 徴
高脂肪食を給餌しているため、外観や皮毛等に多少の光沢等
が観察されることもありますが、動物の疾病によるものではあり
ません。
* 1:この系統ではラベルへの体重表示は省かせて頂いております。
使用研究分野
▪▪肥満 1),2),3)
▪▪糖尿病 1),2),3)
毛 色:Black
H2:b
体重(g)
50
45
40
35
30
25
20
15
10
5
0
6
***
*** ***
7
8
9
*** ***
10
11
*** ***
*** ***
12
13
14
15
*** ***
16
***
17
高脂肪食給餌マウス
(♂)
18
週齢
***:Significantly different from control group at P<0.001
Preconditional Mice
通常食給餌マウス
(♂)
45Kcal%fat(D12451)の高脂肪飼料での肥満モデルマウスの作製を承ります。
1)
Tao Jiang 2005, J Biological Chemistry 208 (37), 32317-32325
2)
Xing Xian 2008, Yu Am J Physiol Endorinol Metab 294, W530-E539
3)
Youn-Soo Cha et al. 2004, J Med Food, 422-429
詳細なデータは、弊社のホームページ
(http://www.crj.co.jp)
をご参照、
もしくはお電話・E-mail にてお問い合わせください。
JAX® は The Jackson Laboratory の登録商標であり、無断使用は禁止されております。
37
手術・処置動物
~無麻酔、無拘束下(フリームービング)
での採血、採取、投与試験に対応したカニュレーションラットの提供~
※手技等により対応可能な系統、週齢、雌雄が異なりますので、詳細はお問い合わせください。
▌▌投与、採血・採取用(薬物動態試験他)
カニュレーションラットの作製
頸静脈カニュレーション Jugular Vein Cannulation
右総頸静脈からカテーテルを挿入し、採血用として使用。採血期間は 7 ~ 20 日間程度の採血が
可能。
※カテーテルの設計、試験条件等により採血期間が左右されます。
門脈カニュレーション Portal Vein Cannulation
門脈に対し垂直にカテーテルを挿入、固定。腸管吸収、肝臓への投与経路として使用され、採
血期間は、20 日間程度の採血が可能。
胆管カニュレーション Bild Duct Cannulation
肝臓側胆管に挿入したカテーテルを体外に露出し、胆汁排泄をせず、カテーテル先端を十二指
腸側の胆管に戻す、胆管バイパス手術を実施。これにより、無麻酔下での胆汁排泄試験、十二
指腸への胆汁、薬剤投与が可能(腸肝循環)。
大腿静脈・動脈カニュレーション Femoral Vein and Artery Cannulation
股部切開により大腿動静脈を露出し、カテーテルを挿入。カテーテル先端は腎動静脈付近に位
置させ縫合固定。静脈は薬剤の投与経路(反復投与試験等)、動脈は採血および観血式血圧測
定等に使用。
※試験用途、試験期間により採血期間が左右されます。
ダブルカニュレーション Double Cannulation
・頸静脈 + 門脈カニュレーション ・頸静脈 + 胆管カニュレーション ・頸静脈 + 大腿静脈カニュ
レーション ・側脳室 + 大腿静脈カニュレーション ・胆管 + 大腿静脈カニュレーション、他
▌▌投与、採取用の特殊なカニュレーションラットの作製
側脳室・第三脳室カニュレーション Lateral /3rd Ventricular Cannulation
脳定位装置に動物を固定し、頭蓋骨の Bregma を基点に、座標に従いガイドの挿入位置を決
定。アンカービス、歯科用セメント等にてガイドを固定。中枢への薬物投与、中枢物質回収に
は、Microdialysis 法、Push-Pull 法にも使用が可能。
髄腔内カニュレーション Intrathecal Cannulation
脳定位装置に固定し、後頭骨と第一頸椎間の脊椎膜からカテーテルを第三腰椎まで挿入し、縫
合固定。
胃・十二指腸カニュレーション Gastric /Duodenum Cannulation
腹部切開後、胃
(噴門部・幽門部)
にカテーテル挿管部を切開し、巾着縫合によりカテーテルを挿
管固定。
大腸カニュレーション Colon Cannulation
腹部切開後、盲腸結腸側にカテーテル挿管部を切開し、巾着縫合によりカテーテルを挿管固定。
膀胱カニュレーション Bladder Cannulation
膀胱にカテーテルを挿入し、巾着縫合によりカテーテルを固定。膀胱内圧試験に使用。
▌▌その他、外科的疾患モデル動物の作製
下垂体摘出・甲状腺副甲状腺摘出・副腎摘出・5/6 腎臓摘出・卵巣摘出・精巣摘出・精管切
除・半月板切除
お問い合わせは:カスタマーサポートセンター
TEL:045-474-9350
FAX:045-474-9351
[email protected]
http://www.crj.co.jp
38
生体試料採取(血液・臓器等)
お客様のご要望に沿った各種の生体試料を採取しお届け致します。
▌▌血液
血漿・血清・全血・IC 血清・血液成分
静脈、動脈、心臓、その他の部位からの採血が可能です。お問い合わせください。
抗凝固剤
ご希望の抗凝固剤をお選び頂けます。
ヘパリン Na ヘパリン Li EDTA-2Na EDTA-2K 3.8% クエン酸ナトリウム
その他にご要望があれば、ご相談ください。
血液成分採取(血小板、赤血球)
全血から、血液成分を分離採取いたします。
方法についてはご相談ください。
▌▌採材(臓器・各種試料)
臓器・皮膚・骨格・その他試料採取方法についてもご相談ください。
筋肉などは、特定の筋肉部位(ヒラメ筋など)
のみの採取も可能です。
臓器採取
脳、肝臓、腎臓、眼球 等
生体試料
皮膚、体毛、尿、糞、骨格、筋肉、脳脊髄液など
肝臓、脳など各種臓器はジッパー付きビニール袋に入れて出荷します。
また、ホモジナイズを想定したチューブでの出荷も可能です。
皮膚はシャーレに貼り付けるか、アルミホイルで包装し納品致します。
▌▌納期
翌日納品も可能です。
お客様のご希望に合わせて納品させて頂きます。お問い合わせください。
ブタ皮膚
(ユカタン マイクロ ピッグ スキンセット)
米国シンクレア社の Yucatan Micro Pig Skin set の販売を行なっております。
Yucatan Micro Pig はヒト皮膚組織構造に近いことから、医薬品の製剤研究および化学品の皮膚科学研究向けに、広く使用されてい
ます。
▌▌摘出皮膚・仕様
▪ Yucatan Micro Pig 雌性 5ヵ月齢(1 枚 約 10cm×10cm)
▪ 1 頭分(16 枚) もしくは 1/2 頭分(8 枚 右または左半身)
▪ドライアイス梱包配送
▌▌Yucatan Micro Pig Skin set のご利用の長所
▪経皮吸収および貯留性の試験に多用
▪長期保存(- 80℃冷凍)
が可能
▪摘出皮膚の伸縮が少ない
お問い合わせは:カスタマーサポートセンター
TEL:045-474-9350
FAX:045-474-9351
[email protected]
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遺伝子改変動物の繁殖・作製 受託サービス
(1)遺伝子改変マウス / ラットの受託繁殖飼育
遺伝子改変マウスをお預かりし、使用の予定に合わせ繁殖飼育いたします。
完全なアイソレータ飼育施設による安心な微生物コントロール、遺伝子解析などのオプション業務と合わせて一連のサービスをご活
用ください。
(2)KO/Tg マウスの作製および輸入と受託繁殖飼育
チャールス・リバーで生産・販売している C57BL/6N マウスより樹立した
ES 細胞を用いて、各種遺伝子改変マウスの作製受託を承ります。
また、チャールス・リバー・グループとの提携にて genOway 社(フラン
ス)、Deltagen 社(アメリカ)
の遺伝子改変マウスの作製、提供をご案内い
たします。
(3)遺伝子改変マウスの微生物学的クリーンアップ
チャールス・リバーの SPF 基準に準じて、体外受精+胚移植法(または子宮切断術)
により汚染されたマウスをクリーンアップいたし
ます。
(4)遺伝子改変マウスの受精卵保存
遺伝子改変マウスの系統保存を目的に凍結受精卵を作製し保存いたします。
(5)MAX-BAX(スピードコンジェニック)解析検査
戻し交配(バッククロス)
を効率的に実施するためのマイクロサテライトマーカー解析を実施いたします。コンジェニック確立にお役立
てください。
(6)簡易実験室のご活用
お客様ご自身でご利用頂ける簡易実験室(安全キャビネット、解剖器具、遠心器等)
を受託飼育施設に併設しております。
(7)その他、遺伝子改変マウスの受託飼育オプション
解剖・臓器採取、体重測定、摂餌量測定、飲水量測定、血糖値測定、血清・血漿採取などの一連の研究補助業務も目的に応
じてご活用ください。
(8)血中マーカー検査(MAPs 検査)
マウス・ラットの血清・血漿 70 μ L 程度でサイトカインなど 50 項目以上を測定可能です。(蛍光マイクロビーズアレイシステム)
表現型解析にお役立てください。
(9)株式会社トランスジェニックの遺伝子破壊マウスの販売
株式会社トランスジェニックと遺伝子改変マウス販売に関する代理店契約を締結しました。すでに系統として樹立されており、ご注
文より数ヵ月でお客様に供給することが可能です。遺伝子破壊マウスのリストはお問い合わせください。
(10)筑波大学の遺伝子改変マウスの受託作製と繁殖飼育
筑波大学生命科学動物資源センターと日本チャールス・リバー(株)
は、遺伝子改変マウスの作製と飼育・繁殖等業務で業務提携
を開始致しました。従来の方法による遺伝子改変マウスの作製のみならず、CRISPR/Cas9 のインジェクションによるノックアウトマ
ウスの作製受託が可能ですので、いつでもお問合せ下さい。
お問い合わせは:営業部
TEL:045-474-9340
FAX:045-474-9341
[email protected]
http://www.crj.co.jp
40
輸入動物
広く世界から実験動物を輸入し、お客様へお届けいたします。
The Jackson Laboratory http://www.jax.org
The Jackson Laboratory と Charles River Laboratories は 2001 年、ヨーロッパ 22 ヵ国 およびアジアでの The Jackson
Laboratory の動物の生産・供給について契約を締結いたしました。The Jackson Laboratory の動物および凍結受精卵に関し、▪
日本チャールス・リバー(株)
は国内唯一の代理店となっております。
研究用途・特徴
系統名
JAX® Mice stock number
動脈硬化および高脂血症
B6.129S7-Ldlr tm1Her /J
B6.129P2-Apoe tm1Unc /J
2207
2052
がん・再生医療
(免疫不全)
NOD.Cg-Rag1 tm1Mom Il2rg tm1Wjl /SzJ
7799
免疫・がん・大腸炎
C57BL/6J-Apc
2020
免疫・大腸炎
B6.129P2-Il10
/J
C3Bir.129P2 (B6)-Il10 tm1Cgn /Lt
C129P2 (B6)-Il10 tm1Cgn /J
C.Cg-Tg (DO11.10)10Dlo/J
2251
4326
4333
3303
遺伝子改変動物作製
B6.129S4-Gt(ROSA)26Sor tm1Sor /J
3474
筋ジストロフィー
C57BL/10ScSn-Dmd
1801
ALS
B6SJL-Tg(SOD1*G93A)1Gur/J
B6.Cg-Tg(SOD1*G93A)1Gur/J
2726
4435
自閉症
BTBR T + Itpr3 tf /J
2282
Ly5.1 (CD45.1)
B6.SJL-Ptprc Pepc /BoyJ
Min
/J
tm1Cgn
a
mdx
/J
2014
b
他、多数系統取り扱っております。
上記、The Jackson Laboratory のホームページでは、JAX Stock Number を入力し、各系統の特徴、研究用途、参考文献をご
参照頂けます。
Charles River Laboratories http://www.criver.com
Charles River Laboratories グループのグローバルなネットワークによる海外施設からの動物を販売しております。
研究用途・特徴
一般名称
系統名
薬物動態
(mdr1a 欠損)
PGP Mice
Cr1:CFl-Abcbla mds
がん(免疫不全)
(ヘアレス SCID)
NIH- Ⅲ
SHC
Immortomouse®
Crl:NIH-Lyst bg-JFoxn1 nuBtk xid
CB17.Cg-Prkdc scidHr hr /IcrCrl
CBA;B10-Tg(H2Kb-tsA58)6Kio/Crl
皮膚試験分野
(ヘアレスマウス)
SKH1 Mice
Crl:SKH1-Hr hr
行動学
NMRI(Swiss mouse)
Lister Hooded Rats
Crl:NMRI(Han)
Crl:LIS
他、多数系統取り扱っております。
お問い合わせは:営業部
TEL:045-474-9340
FAX:045-474-9341
[email protected]
http://www.crj.co.jp
41
輸入動物
▌▌輸入動物ご購入の際の注意点
▪▪輸入動物における輸入時の輸送箱の取り扱いは、国際航空輸送協会(IATA)
の規約に従って取り扱われており、輸出国通関後、航
空輸送中および空港からの引取りまでの間は弊社のコントロール外となってしまいます。また航空輸送中および空港内での取り扱いに
よる箱の破損などのトラブルも、航空会社側の責任範囲が限定される場合もございます。航空輸送中に生じる動物や輸送箱へのダ
メージを完全に防止することは困難であることを十分ご理解いただいたうえ、ご注文いただけますようお願いいたします。
▪▪価格につきましては、毎回お見積りとさせて頂いております。お問い合わせください。
▪▪実験動物出荷元の管理事情や天候・航空便の条件等の理由からご連絡申し上げました納品スケジュールの変更の可能性や、ご注
文時点で納期が決まらないなど国内生産動物と同等の条件ではご注文をお受けできないことがございますので、予めご了承ください。
▪▪輸入動物が貴施設の微生物検査搬入基準を満たしているかどうかを事前にご確認ください。検査項目や検査報告書の書式は出荷元
により異なります。内容は事前にお問い合わせください。
▪▪注文に際しまして、ライセンス、覚書、MTA を締結頂く必要がある系統もございます。予めご確認ください。
▪▪輸入動物は、同一条件の 2 ペアもしくは、同一性(雄または雌)2 匹を最小単位としてご注文を承ります。
▪▪遺伝子改変動物については、カルタヘナ法(遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律)
に基づ
くお客様の研究施設内での機関内承認が必要です。遺伝子改変生物に対する機関内承認の有無を確認のうえご注文を承ります。
▪さまざまな事情によ
▪
り、代替動物の手配を希望される場合には新規のご注文として承り、有償のお取り扱いとなってしまうこともござ
いますので、予めご了承お願いします。また、代替動物を輸入する場合にも、同様の事象が起こりうることを十分にご理解頂きまし
て、輸入動物の導入をご検討頂きますようお願い申し上げます。
▌▌動物お受け取り時の取り扱いについてのお願い
▪▪弊社では動物へのストレス軽減と温度環境をコントロールしてお届けいたしておりますが、動物の健康維持のためにできる限り速やか
に、空調室内のケージに収容のうえ、新鮮な水と飼料を与えて頂きますようお願い申し上げます。
▌▌輸出動物の取り扱い
▪▪弊社国内生産動物の輸出も行っております。お問い合わせ頂きますようお願い申し上げます。
▌▌輸入動物の微生物学的クリーンアップ(輸入検疫)
▪▪海外の施設から動物を受け入れる際のクリーン化が必要な場合には、ぜひご相談ください。
▪▪体外受精 + 胚移植法(または子宮切断術)
によりクリーンアップいたします。
▪▪アイソレータ管理による受け入れ体制は万全です。輸入代行から検疫業務まで、トータルにサポートいたします。
動物輸送箱(クレート)
弊社生産動物の輸送に使用しておりますクレートを販売いたします。貴施設内および施設外への実験動物の輸送に、ご利用頂けます。
名称
ダンボール
クレート
GSS2)
クレート
商品の特徴
S
M
L
仕様
注文単位 1)/ セット
403 × 303 × 190
分別廃棄が容易
455 × 353 × 190
ダンボールクレートと比較し、内部強度が高い
603 × 403 × 190
外箱
内箱を 2 箱収容ができるダンボール製の外箱です
420 × 325 × 168
内箱
アイソレータ内でも使用可能な内箱収納式の商品
強度に優れる PP 製
320 × 200 × 160
5 クレート / セット
40 クレート / セット
(外箱 1 +内箱 2)
注 1)
ご要望により、ご注文単位を下回る単位でも販売をさせて頂くことが可能な場合がございます。お気軽にご相談ください。
注 2)
内箱のみの滅菌処理となります。
GSS クレート
42
微生物モニタリングサービス
2011 年度より微生物モニタリングの受託サービスを開始致しました。お客様ご希望の SPF 項目で微生物モニタリングを実施し、動物
施設管理のサポートを致します。
微生物モニタリングセット項目価格表
マウス
項目
ラット
HM ベーシック
HM 免疫不全
HM ベーシック
HM 免疫不全
抗体試験
Sendai Virus (SEND)
Sialodacryoadenitis Virus (SDAV)
Mouse Hepatitis Virus (MHV)
Mycoplasma pulmonis (MPUL)
Clostridium piliforme (CPIL)
■
-
■
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-
-
-
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-
-
PCR
Pneumocystis spp.
-
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-
■
培養試験
Bordetella bronchiseptica
Citrobacter rodentium
Corynebacterium kutscheri
Mycoplasma spp.
Pasteurella pneumotropica
Pseudomonas aeruginosa
Salmonella spp.
Staphylococcus aureus
Streptococcus pneumoniae
-
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鏡検
外部寄生虫
蟯虫
消化管内原虫
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Assessment Plus
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Tracking
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抗体試験セット
(MFIATM)項目価格表
項目
MPV
Mouse Parvovirus
MVM
Minute Virus of Mice
NS-1
Parvovirus NS -1
MHV
Mouse Hepatitis Virus
MNV
Murine Norovirus
TMEV
Thiler's Murine Encephalomyelitis Virus
EDIM
Epizootic Diarrhea of Infant Mice Virus
SEND
Sendai Virus
REO
Reovirus
PVM
Pneumonia Virus of Mice
Mycoplasma pulmonis
MPUL
RPV
Rat Parvovirus
H-1
Toolan's H-1 Virus
KRV
Kilham Rat Virus
RMV
Rat Minute Virus
SDAV
Sialodacryoadenitis Virus
RTV (GDVII) Rat Theilovirus
ECTRO
Ectromelia Virus
K
Mouse Pneumonitis Virus
POLY
Polyoma Virus
MCMV
Mouse Cytomegalovirus
MTLV
Mouse Thymic Virus
LCMV
Lymphocytic Choriomeningitis Virus
MAV
Mouse Adenovirus (1 and 2)
CARB
Cillia-associated respiratory bacillus
Pneumocystis carinii
PCAR
Encephalitozoon cuniculi
ECUN
HANT
Hantaan Virus
Clostridium piliforme
CPIL
Sample Stability Control: Tissue
Sample Stability Control: Anti-Mouse/Rat IgG
System Stability Control: Mouse/Rat IgG
マウス
Tracking
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43
ラット
Assessment Plus
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微生物モニタリングサービス
微生物モニタリング追加・単項目価格表
追加・単項目
抗体試験
Cillia-associated respiratory bacillus(CARB)
Ectromelia Virus(ECTRO)
Hantaan Virus(HANT)
Lymphocytic Choriomeningitis Virus(LCMV)
Murine Norovirus(MNV)
Reovirus(REO)
Sendai Virus(SEND)
PCR
Corynebacterium bovis
Corynebacterium kutscheri
Helicobacter bilis
Helicobacter hepaticus
Helicobacter spp.
Helicobacter screening (H. hepaticus & H. bilis )
Murine Norovirus (MNV)
Mycoplasma pulmonis
Pinworms (Syphacia spp. & Aspiculuris spp.)
Pneumocystis spp.
Streptobacillus moniliformis
試験方法
対象動物
検体
ELISA
ELISA
ELISA
ELISA
ELISA
ELISA
ELISA
マウス / ラット
マウス
マウス / ラット
マウス
マウス
マウス / ラット
マウス / ラット
動物 / 血清
動物 / 血清
動物 / 血清
動物 / 血清
動物 / 血清
動物 / 血清
動物 / 血清
マウス / ラット
マウス / ラット
マウス / ラット
マウス / ラット
マウス / ラット
マウス / ラット
マウス
マウス / ラット
マウス / ラット
マウス / ラット
マウス / ラット
動物 / 表皮スワブ
動物 / 糞便
動物 / 糞便
動物 / 糞便
動物 / 糞便
動物 / 糞便
動物 / 糞便
動物 / 気管スワブ
動物 / 糞便
動物 / 肺
動物 / 気管スワブ
培養
培養
培養
培養
培養
培養
培養
培養
培養
培養
培養
培養
培養
培養
マウス / ラット
マウス / ラット
マウス
マウス / ラット
マウス / ラット
マウス / ラット
マウス / ラット
マウス / ラット
マウス / ラット
マウス / ラット
マウス / ラット
マウス / ラット
マウス / ラット
マウス / ラット
動物 / 口腔スワブ
動物 / 口腔スワブ
動物 / 糞便
動物 / 糞便
動物
動物 / 糞便
動物 / 糞便
動物
動物 / 口腔スワブ
動物 / 口腔スワブ
動物 / 糞便
動物 / 糞便
動物 / 糞便
動物 / 口腔スワブ
-
-
-
マウス / ラット
マウス / ラット
マウス / ラット
動物
動物
動物
Real-time
Real-time
Real-time
Real-time
Real-time
Real-time
Real-time
Real-time
Real-time
Real-time
Real-time
培養試験
β-hemolytic Streptococcus
Bordetella bronchiseptica
Citrobacter rodentium
Corynebacterium kutscheri
Dermatophytes
Klebsiella oxytoca
Klebsiella pneumoniae
Mycoplasma spp.
Pasteurella multocida
Pasteurella pneumotropica
Pseudomonas aeruginosa
Salmonella spp.
Staphylococcus aureus
Streptococcus pneumoniae
鏡検
外部寄生虫
蟯虫
消化管内原虫
PCR
PCR
PCR
PCR
PCR
PCR
PCR
PCR
PCR
PCR
PCR
その他項目をご希望の場合は別途お問い合わせください。
※検体の配送について
・動物個体で試験を希望される場合は、配送日 1 週間前までに匹数と遺伝子改変動物の有無をご連絡ください。
・抗体試験には PBS で 5 倍希釈した血清 500μL が必要になります。
・PCR 試験においては、項目によりサンプルが異なりますので上記価格表にてご確認ください。
・サンプルの配送方法につきましては、下記までお問い合わせください。
・検体配送用の箱もご提供致しますのでご遠慮なくお申し付けください。
お問い合わせは:営業部
TEL:045-474-9340
FAX:045-474-9341
[email protected]
http://www.crj.co.jp
44
受託試験サービス(ディスカバリー・サービス)
遺伝子改変から始まり、高品質の実験動物・前臨床・臨床試験から GMP セルバンク、工程評価などの医薬品製造分野までをトータ
ルでサポートできる世界で唯一の企業として、より多くの研究をサポートするために、non-GLP 試験サービス
(ディスカバリー・サービス)
を実施しています。
より高度な専門的試験技術が求められている研究開発のステージで、以下の分野でサポートいたします。
・薬効薬理試験各種
・薬物動態試験
化合物
スクリーニング
標的探索
受託試験
サービス
候補化合物
(リード)
の
選出
薬効薬理試験
臨床試験
(フェーズ1)
代謝領域
薬効薬理試験
糖負荷試験、抗肥満・糖尿病薬評価試験、
グルコースクランプ試験
疼痛領域
神経因性疼痛、炎症性疼痛、内臓痛
薬物動態試験
中枢領域
脳梗塞、認知症、
気分障害
(うつ)
、統合失調症
がん領域
担がんマウスを用いた薬効薬理試験、
担がんマウスの供給など
炎症・アレルギー領域
コラーゲン誘発関節炎、
アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎
呼吸・循環器領域
慢性閉塞性疾患
(COPD)
、高血圧
消化器領城
探索研究のさまざまなご研究分野でのサポート体制が整っています。
過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、肝炎
お問い合わせは:営業部
TEL:045-474-9340
FAX:045-474-9341
[email protected]
http://www.crj.co.jp
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受託試験サービス(海外受託施設)
欧米のチャールス・リバーの施設におきまして、非臨床試験及びバイオ医薬品のサービスを提供▪
しています。
非臨床試験施設は、米国に4施設、英国とカナダにそれぞれ1施設ずつ所在し、一般毒性試
験、薬物動態試験をはじめ、吸入ルート等の特殊な投与ルートの試験や生殖発生毒性試験、
幼若動物試験、光毒性試験等の特殊試験からがん原性試験にいたる非臨床で要求されるす
べての試験を受託しております。また抗体医薬の開発に不可欠な組織交差性試験を数多く受
託しております。各分野のエキスパートが数多く在籍しており、元 FDA のレビュワーを含むコ
ンサルティングチームとともに、適切な試験デザインの提案から、試験の実施、レポート提出
にいたるまでオンタイムで対応いたします。また、試験施設は全て AAALAC 認証を受けてお
り、各国の法令を遵守し試験サービスを提供しています。
バイオ医薬品サービスの施設は、米国、ドイツ、英国、アイルランドに所在しています。セル
バンク製造・保管・特性解析、各種ウィルス試験、ロットリリース試験やウィルス・TSE クリア
ランス試験を中心に受託しております。いずれの施設もGLP あるいは GMP に準拠した試験・
サービスを提供しており、日米欧をはじめとする世界中の研究機関や製薬・医療機器メーカー
より幅広くご利用いただいております。また、各国の規制や ICH のガイドラインに精通した各施設の担当者と日本法人である弊社が窓口
となり、お客様の医薬品開発をサポートいたします。
医薬品開発サポート事業
欧米のチャールス・リバーグループおよびその他の機関と提携し、幅広いサービスで研究のサポートをさせて頂いております。
(1)バイオマーカー測定検査(MAPs 検査)受託
少量のサンプルで多数のタンパク項目を網羅的、定量的に測定し、バイオマーカーを
プロファイリングできる検査です。70 μ L の血清/血漿でサイトカイン等 59 項目の
測定が可能です
(蛍光マイクロビーズアレイ法によるフローサイトメトリー原理を利用)。
その他、腎毒性マーカー、メタボリックマーカー等、研究分野に合わせて測定パネルをお選び頂けます。
※ 血清/血漿以外のサンプル(尿/組織ホモジネート上清等)
での測定も可能です。
※ マウス・ラット・サルサンプルでの測定が可能です。
(2)肝細胞の供給
日本チャールス・リバー(株)
は、米国 Triangle Research Lab 社(TRL 社)
と▪
提携し、TRL 社の肝細胞の国内供給を開始いたしました。
TRL 社は、高品質の肝細胞をより多くのお客様に供給する事をミッションとし、米
国ノースカロライナに 2011 年に設立されたベンチャーです。
<特徴>
・高品質、高生存率肝細胞の安定供給、充実されたプロトコール、技術サポート。
<豊富なデータ>
・ロットごとの詳細なデータが準備されています。
<製品の種類>
・凍結ヒト肝細胞
・凍結動物肝細胞
・培地
<ヒト肝細胞の背景について>
・U.S. Organ Procurement Netwark(OPOs)より入手した
組織から製品を準備しています。全て、インフォームドコンセント
を得ておりまた、ウイルス感染の有無を確認した後に製品化さ
れ、供給されます。
お問い合わせは:営業部
TEL:045-474-9340
FAX:045-474-9341
[email protected]
http://www.crj.co.jp
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関連器材事業
近年の医学研究、医薬品開発等の進歩を支える動物実験のために、動物はもとより動物実験に使用される器材類にも信頼のおける製
品が求められています。
弊社では飼育用器材を中心に実験動物関連器材を開発し、多くの研究者の方のご愛顧を頂いております。
(1)飼料
① CRF-1(チャールス・リバー・フォーミュラ -1)
弊社が飼育・供給するマウス・ラットは本飼料で飼育および繁殖されてい
ます *。オートクレーブ処理をしてご利用頂けます。
* 一部の系統を除きます。
② CR-LPF
長期飼育実験のために開発された飼料です。飼料中のエネルギー含
量およびたんぱく質含量を低減した飼料です。
(2)プラスチック飼育ケージ
① マウス専用(S 型ケージ)
:143 × 293 × 148H(mm 外寸)
② ラット・マウス兼用(M 型ケージ)
:235 × 325 × 170H(mm 外寸)
:292 × 440 × 200H(mm 外寸)
③ ラット・マウス兼用(L 型ケージ)
材質:ポリメチルペンテンポリマー(商標名:TPX)
特徴:125℃までオートクレーブ処理が可能。
オートクレーブ処理を行っても透明性が保たれます。
軽量で取扱いが容易なうえ、耐薬品性に優れています。
(3)ケージトップ(ケージ用フタ)
S 型ケージ
① 給餌器分離型(S、 M、 L ケージ用)
② 給餌器一体型(S、 L ケージ用)
材質:SUS304 電解研磨仕上げとなっています。
L 型ケージ
(4)給水ビン、ゴム栓、給水ビン先管(Touch-n-Drink)給水ビン
① 100mL(透明)
:49 × 49 × 90H(mm 外寸)
:49 × 49 × 137H(mm 外寸)
② 200mL(透明、黒色)
③ 400mL(透明、黒色)
:65 × 65 × 150H(mm 外寸)
材質:ポリカーボネート
特徴:角型でコンパクト
◦光に不安定な薬剤溶液用の黒色ビンも用意致しました。
◦ゴム栓の素材 : 天然ゴム、ブチルの 2 種類があり、容量に
関係なくすべてに共通で使用できます。
◦給 水ビン先管(Touch-n-Drink)はステンレス製のため、
オートクレーブ滅菌が可能です。
また、水漏れが極めて少なく飲水量の正確な測定が可能で
す。水の逆流もありません。
左;黒色 右;透明(400mL ビンにゴム栓
および給水ビン先管装着)
関連器材事業についてのご注文・お問い合わせは
器材販売の総販売元である
オリエンタル酵母工業株式会社 バイオ事業本部 ライフサイエンス営業部
TEL:03-3968-1192
FAX:03-3968-4863
で承ります。
47
関連器材事業
(5)粉末給餌器
従来の床置式のものと異なり、ケージ上部からの吊下げ方式を採用しているため、糞尿がほとんど入らず、床敷も入りにくい構造
です。
洗浄等の際には、ワンタッチで円筒部分と受け皿部分に分解することができます。
(6)床敷
① ホワイトフレーク
(国産;10kg、 15kg)、原料;トウヒ
(Spruce)
② サンフレーク
(国産;10kg)、原料;モミ
(Fir)
(Beech、Birch、Maple、Poplar)
③ ベータチップ(輸入;約 18kg/ 袋)、原料;ブナ、カバ、カエデ、ポプラ
④ コーンコブ(輸入;約 18kg/ 袋)、原料;トウモロコシの穂軸(Corn Cob)
ホワイトフレーク
サンフレーク
ベータチップ
コーンコブ
1/4 inch
*注
1)「床敷」に関するコンタミナント基準について公的に定められた指針はないため、弊社では、日本実験動物飼料協会が GLP に
対応するために作成した、「GLP 対応に関する実験動物飼料協会案」に準じた社内基準により、品質管理を行い、第三者機
関での化学汚染物質の検査も、定期的に行っています。
(「ベータチップ」は、米国 NCTR(国立毒性研究センター)規格に準じて製造しています)
なお、各製品は、日々製造・梱包されているため、ロット管理による検査報告は実施することができませんので、予めご了承く
ださい。
2)本製品はあくまでも自然物のため、真菌や一般細菌が混入する可能性がありますので、高圧蒸気滅菌等実施したうえでご使用
くださいますようお願い致します。また、フレークには、製造工程上、やや大き目の木片が入る可能性があります。なるべく素
手での取扱いは避けてください
(マスクの使用も併せてお勧め致します)。
(7)ウッドバイト
(実験動物のエンリッチメント)
① S(7.0 × 3.5 × 1.0 cm)
② L(16.0 × 4.0 × 1.2 cm)
床敷(サンフレーク)
と同じ原料であるモミ
(Fir)
で製造しておりますので、分析結果は同床敷の分析結果をご参照ください。
オートクレーブ処理が可能です。
ウッドバイト
関連器材事業についてのご注文・お問い合わせは
器材販売の総販売元である
オリエンタル酵母工業株式会社 バイオ事業本部 ライフサイエンス営業部
TEL:03-3968-1192
FAX:03-3968-4863
で承ります。
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関連器材事業
価格表
品目
品名
(型番)
20kg /袋 固型
(12mm 径ペレット)
20kg /袋 粉末
10kg /箱 30kGy ガンマ線照射
10kg /袋 6kGy ガンマ線照射
20kg /袋 固型
(12mm 径ペレット)
20kg /袋 粉末
マウス専用
(S 型ケージ)
ラット・マウス兼用
(M 型ケージ)
ラット・マウス兼用
(L 型ケージ)
給餌器分離型
(S ケージ用 MT1)
給餌器分離型
(M ケージ用 MT4)
給餌器分離型
(M ケージ用 RT3)
給餌器分離型
(L ケージ用 RT2)
給餌器一体型
(S ケージ用 MT2)
給餌器一体型
(L ケージ用 MT3)
給餌器一体型
(L ケージ用 RT1)
100mL(透明)CR-100T
200mL(透明)CR-200T
200mL(黒色)CR-200B
400mL(透明)CR-400T
400mL(黒色)CR-400B
天然ゴム
ブチルゴム
シリコンゴム
直型
(径 8 ×長 65mm)TD-100
直型
(径 8 ×長 90mm)TD-101
直型
(径 8 ×長 120mm)TD-102
元曲型
(径 8 ×長 100mm)TD-200
元曲型
(径 8 ×長 125mm)TD-201
中曲型
(径 8 ×長 100mm)TD-300
中曲型
(径 8 ×長 125mm)TD-301
MT1 ケージ用
(内容量約 45g)MP-1
RT2 ケージ用
(内容量約 190g)RP-2
RT3 ケージ用
(内容量約 190g)RP-3
10kg /箱
15kg /箱
1kg × 3 パック/箱 30kGy ガンマ線照射
10kg /箱
約 18kg /袋
約 18kg /袋
S(7.0 × 3.5 × 1.0 cm)
200 個/箱
L(16.0 × 4.0 × 1.2 cm)
100 個/箱
飼料 CRF-1
飼料 CR-LPF
プラスチック飼育ケージ
ケージトップ
(ケージ用フタ)
給水ビン
ゴム栓
給水ビン先管
(Touch-n-Drink)
粉末給餌器
ホワイトフレーク
サンフレーク
ベータチップ
コーンコブ
ウッドバイト
関連器材事業についてのご注文・お問い合わせは
器材販売の総販売元である
オリエンタル酵母工業株式会社 バイオ事業本部 ライフサイエンス営業部
TEL:03-3968-1192
FAX:03-3968-4863
で承ります。
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一般販売条件
日本チャールス・リバー株式会社(「当社」)
は、その請求書、見積書、プロトコルまたは作業明細書(「SOW」)
に記載された製品(「本製品」)
および業務(「本業
務」)
を提供し、お客様は、SOW に定める仕様に基づき、以下の条件に従い、本製品および本業務の提供を受けるものとします。
1.
本製品の提供および研究サービスの実施
当社は、SOW(当社および本顧客との間の相互の合意により適宜修正される)
に従い、本製品を提供し、本業務を実施致します。当社は、本製品の提
供および本業務の実施がなされる場所に適用される一切の政府の法、規則および規制(「適用法」)
を遵守致します。改正法により当社に追加の作業または
異なる作業が要求される場合、当社は当該作業を実施することができ、両当事者が相互に合意した金額を受領させて頂きます。緊急の場合は本顧客の承
認なくして SOW を変更させて頂く事がございます。但し、当社は、本顧客の口頭での承認を取得するよう、商取引上合理的な努力を行い、本顧客に当
該承認を事後に書面で確認致します。両当事者は、SOW に従って本業務を提供する過程において、SOW の変更に至らないか、それを要しない手続変
更(当社が本業務を十分に履行するうえで必要とみなされ、SOW の作成時点では予見できなかった変更)
の結果として、当社が追加で費用を支出する可
能性があることを確認します。当該手続変更が発生した場合、当社は、当該変更を実施する前に本顧客に通知させて頂き、その必要性および追加費用に
ついて本顧客の同意を得るようつとめます。当社が事前に本顧客に連絡できなかった場合、本顧客は、本業務を完遂するため、当社が然るべく変更を行
なうことができ、当該手続変更およびその必要性に関して説明したうえで、本顧客から追加費用の払戻しを受ける権利を有することに同意します。
本顧客は、当社から購入する本製品を、安全な方法で、適用のある政府規則および規制をすべて遵守して使用します。本顧客(その従業員を含む)
は、当
社が次の条件の例外を事前に書面で本顧客に通知する場合を除き、当社から購入するすべての動物、同系交配または異種交配で誕生した当該動物の子
孫(当該動物またはその子孫、遺伝子組み換えが行なわれていない派生物を含む)(「本動物」)
を、(i)本顧客の社(研究所、研究室)内研究以外の目的
で使用してはならず、(ii)第三者に対してその使用目的を問わず販売または提供するために繁殖してはならず、(ⅲ)本動物に関する繁殖その他サービスを
提供するために代理人その他第三者に提供してはならないことに同意します。本顧客は、当社の事前の承諾なしには、当社に動物または出荷用コンテナを
返品できません。本製品または本業務の受領をもって、その条件に同意したものとみなします。本契約の条件の無効化または修正を意図するその他の書類
(注文書または見積依頼書を含む)
は、当社を拘束せず、これらの条件(別途規定される特約を含む)のみが、当社による本製品および本業務の販売に適
用されます。
本製品の購入により、本製品およびその一部を、本顧客が実施する研究においてのみ、本製品に同梱される SOW に明確に従って使用する譲渡不可の
権利が本顧客に譲渡されます。本顧客は、商業目的で本製品またはその一部を第三者に売却または譲渡することはできません。「商業目的」とは、現金
その他報酬を対価とする活動を意味し、(1)製造におけるか、業務、情報もしくはデータの提供のためか、臨床、治療、診断もしくは疾病予防を目的とす
る、本製品もしくはその一部または本製品もしくはその一部を使用して生成された材料の使用、または
(2)本製品もしくはその一部または本製品もしくはその
一部を使用して生成された材料の再販(研究における使用を目的とした再販であるかにかかわらず、ライセンスされた販売業者による再販を除く)
を含みます
が、これらに限りません。上記の制限は、販売する製品の性質を考慮したうえで、当社が要求し、当社が本製品またはその意図された使用に関連する特
許権その他知的財産権を所有または支配する
(およびサブライセンス権を有する)範囲において、当該権利は、購入した本製品について上記に明示的に許
可された使用に限り非独占的に、本顧客にライセンスされます。本顧客が上記の制限を遵守しなかった場合は、当社が利用できる他の救済に加えて、本
製品に関して提供された保証は自動的に無効となります。
2.
被験物質
本顧客は、サービスの提供が必要な場合、本業務を遂行するために使用する、微生物汚染情報および遺伝に関する情報を含む関連仕様を満たした十分
な量のすべての合成物、材料、動物、物質、装置およびプロトコル
(「被験物質」)、ならびに被験物質の属性、強度、純度、安定性、各バッチの構成も
しくはその他の特有の性質、適切な保管要件ならびに安全な取扱要件を当社に伝えるために必要とされる、完全かつ正確なデータ
(製品安全データシート
(MSDS)
またはこれに相当する文書を含む)
を当社に提供します。さらに、本顧客は、被験物質の合成、製造または派生の方法について本顧客が文書に
記録した旨の証明書を当社に提供します。当社に被験物質を送付する際の運送費は、本顧客の負担とし、当社は、運送中の被験物質の損失、損害また
は損壊について何ら責任を負いません。本業務に関連して使用されるすべての被験物質および製品は、引き続き本顧客の財産とします。
3.
検 査
3.1
当社は、その本業務の履行を監視することを目的として、合理的な事前の通知をもって通常の営業時間内に、本顧客が当社のバイオセキュリティ措置に
従って本業務が実施されている当社の施設の訪問を受け入れます。
3.2
当社は、その施設に対して本業務に直接影響する規制上の検査が行われる場合、合理的に速やかに本顧客に通知します。規制または行政当局が本顧客
を検査する場合、当社は適用法で認められる範囲で、本顧客と協議し、当該検査に関連する当局への回答について本顧客が検討およびコメントすることを
認めます。
4.
報 告
4.1
当社は、SOW で要請された場合はその要請通りに、本業務の状況および進捗について完全かつ正確に記録します。当社は、SOW に特定された情報を
含む報告書またはデータを備え置きます。すべての報告書は、当社の標準書式で作成されます。
4.2
当社および本顧客はいずれも、他方の書面による事前の承諾(不当に留保してはならない)
なくして、当社が本顧客のために作成した報告書またはデータを
公開してはなりません。
4.3
当社がデータ、記録、報告書その他文書について電子的にアクセスできるようにし、本顧客が電子的にアクセスすることを決定した場合、当該電子的アク
セスは当社の標準アクセス条件(要請により提供される)
に準拠するものとします。
5.
対 価
5.1
価格は、出荷日時点の価格表または本顧客向け見積書に定める通りとさせて頂きます。価格表は、1 年毎に当社が改定する場合があります。本顧客は、
SOW に従って当社にお支払い頂きます。すべての請求額の支払期日は、請求日から 30 日目とし、本顧客は提示されたすべての請求額を支払うことに同
意致します。支払期日に本顧客が支払っていない全額について、当社の選択により、関連支払期日から支払いが完了するまで、(i)適用法で認められた最
高利率、または
(ii)該当法域の法定利率の 1.5 倍のいずれか高い利率で遅延利息が発生致します。さらに、本顧客が支払期日に支払わない場合、当社
は、本業務の作業の中止もしくは停止、または要請された報告書その他提供物の留保を決定することができます。
5.2
解除、遅延または解約に関して適用される費用はすべて、SOW に記載されます。
5.3
当社の判断において、本顧客の財務状態が不安定であるか、本顧客の財務状態に重大な負の変化があった場合、当社は、さらに本業務を提供する前
に、自ら適切とみなす支払その他保証を要求する権利を有します。
6.
秘密保持
6.1
本製品の提供または本業務の遂行の過程において、当社および本顧客は、秘密情報を開示する可能性があります。両当事者は、当該情報が秘密事項で
あることおよび/または所有権があることを書面で特定します。一方当事者が口頭で他方当事者に秘密情報を開示しようとする場合、開示当事者は、(i)
開示前に開示の秘密性を他方当事者に口頭で警告し、(ii)
当初の開示から 10 日以内に開示の秘密性および内容を他方当事者に書面で通知しなければな
50
一般販売条件
りません。各当事者は、当該情報を秘密に保持するために商取引上合理的な努力をし、適用法により当該情報の開示を要求されない限り、許可なき公表
または開示を防止するための合理的かつ適切な措置を講じます。いずれの当事者も、本契約の履行以外の目的で他方当事者の秘密情報を便用してはなり
ません。本第 6 条に定める守秘義務は、本契約の終了または満了後 5 年間存続します。
6.2
本第 6 条の秘密保持条項は、(i)受領当事者が開示当事者から受領した時点で受領当事者が知っていた情報、(ⅱ)受領当事者が第三者から入手した情報
で、当該第三者が開示禁止義務を負いながら開示当事者から直接もしくは間接に入手したものではないもの、(iii)受領当事者による本契約の違反によらず
して、公知であるか、公知となる情報、(iv)開示当事者が提供した情報を参照または依拠せずに、受領当事者が独自に開発した情報、または
(v)適用の
ある法もしくは政府規制を遵守するために、受領当事者が開示を求められた情報(但し、受領当事者は、開示当事者に当該開示を直ちに書面で通知し、
開示当事者が開示の回避および/または開示範囲の最小化のために講じる合理的かつ合法的な措置に協力するものとする)、には適用されません。
7.
保 証
7.1
本顧客は、該当する場合、本顧客が本契約に基づき当社に提供する被験物質およびそれに関連する知的財産に対するすべての権利、権原、および権益
を保有すること、ならびに本業務に関連する当社による一切の被験物質の使用は第三者の権利を侵害しないことを保証します。
7.2
当社は、知る限りにおいて、本製品および本業務が SOW に記載された仕様および適用法に準拠することを保証致します。当社は、本業務の結果が、そ
の提示先である規制または政府当局にとって承諾可能であること、または本業務の結果により、本顧客が被験物質またはその他の製品もしくは業務をさらに
開発、販売その他利用できるようになることを、保証または表明するものではありません。本契約における当社による保証は、明示、黙示または法定であ
るかを問わず、その他一切の表明または保証(商品性もしくは特定目的への適合性、または特許、商標その他知的財産権の非侵害に関する黙示の保証を
含むが、これらに限られない)
の代わりとなるものです。本保証の違反に対する請求は、本製品の納品または本業務の完了後 10 営業日
(東京の商業銀行
が営業する日をいう)以内に当社に書面で行わなければならず、その以降本製品または本業務は、最終的に受領されたとみなされるものとさせて頂きます。
危険負担および本製品の権原は、本製品が
(場合に応じて)
当社の施設を離れたか、一般的な運送業者に引き渡された際に、本顧客に移転します。
8.
責任の制限
8.1
当社は、罰金もしくは予定損害賠償金、またはあらゆる種類の特別損害、間接損害、結果的損害、懲罰的損害、または付随的損害(逸失利益を含む
が、これに限られない)
について、当該損失額または損害額が、契約、保証の違反、不法行為、厳格責任等の性質があるかにかかわらず、たとえ当社が
当該損失額または損害の可能性について知らされていたとしても、または当該損失額または損害額が予見可能であったとしても、それらについて責任を負い
ません。
8.2
当社の責任は、訴訟の形式にかかわらず、実際の損害額に限定され、当該責任が発生する根拠となる本製品または本業務に対して支払われた総額を超
えないものとします。いかなる場合も、当社は、被験物質(または本製品または本業務)
またはそれに関連する派生物、製品もしくはサービスのさらなる研
究、開発または販売、または被験物質(または本製品または本業務)
またはそれに関連する派生物、製品もしくはサービスの使用についての本顧客または第
三者の決定に起因または関連する損害について責任を負いません。
8.3
本第 8 条に定める制限に服することを条件として、当社が第 7.2 条に定める保証に違反した場合、当社の唯一の責任および本顧客の唯一の救済は、当
社が本製品を交換するか、それに関する補償を行なうか、違反の影響を受けた作業または本業務のうち当該影響を受けた部分を関連仕様に適合させるこ
ととします。
9.
補 償
9.1
第 8 条に定める責任の制限に服することを条件として、当社は、本製品の提供または本業務の実施における当社の重大な過失または故意に起因または関
連して発生した請求、要求、訴訟、訴訟原因、損失額、損害額、罰金および債務(専門家に支払う合理的な費用を含む)(「本請求」)
について、本顧
客、その親会社、子会社および関連会社、ならびにそれらの取締役、役員、従業員ならびに代理人を防御し、補償し、免責するとともに、適切な控訴を
行なった後に最終判決によって当該補償対象者に課された費用および損害額を支払います。但し、当社が、本請求について、本顧客がそれを知ってから
直ちに書面で通知を受けること、ならびに請求の防御および/または和解のための情報、合理的な支援および単独の権限を付与されることを条件とします。
9.2
本顧客は、(a)本顧客、またはその販売代理店、協力者、顧客、サブライセンシー、代表者または代理人による、被験物質および/または本業務の提供
または本製品の使用の対象となるその他物質の研究、開発、製造、流通、使用、販売または処分、(b)第三者の特許権の侵害またはそのノウハウの不
正使用もしくは悪用、(c)本顧客の重大な過失または故意、(d)
当社施設の訪問中または本顧客に対する本製品の引き渡し後に発生した本製品との接触に
関連する人的損傷、に起因または関連して発生した本請求につき、当社、その親会社、子会社および関連会社、ならびにそれらの取締役、役員、従業
員ならびに代理人を防御し、補償し、免責するとともに、適切な控訴を行なった後に最終判決によって当該補償対象者に課された費用および損害額を支払
います。但し、本顧客が、本請求について、当社がそれを知ってから 5 日以内に書面で通知を受けること、ならびに請求の防御および/または和解のため
の情報、合理的な支援および単独の権限を付与されることを条件とします。
10.
11.
12.
所有権
当社の事業活動に関連する、本製品の提供または本業務の実施に関する発明および/または技術は、当社の排他的財産であり、かつ排他的財産であり
続けるものとします。これらには、現在および将来の文書、科学データおよび技術データ、試験手順、その他当社が所有またはライセンスを受けた、本契
約に基づいて開発されたものではない情報を含みますが、これらに限られません。当社は、一般履歴データベースの一部として同時実行制御データを使用
する権利を有します。本契約に基づいて本顧客が提供した情報または資料に直接に関連する、開発または作成されたデータ、発見または発明(本契約に基
づいて提供された情報または資料に直接に関連する新たなデータ、用途、製法または組成を含むが、これらに限られない)
は、本顧客の排他的財産としま
す。当社は、当該データ、発見または発明に係る特許、著作権その他財産的価値のある権利を本顧客が確保するうえでこれを支援し、当該データ、発見
または発明に係るすべての権利、権限および権益を本顧客に付与するために合理的に必要とされるすべての行為を行なうことに同意します。当社は、当該
支援について標準的な料金で支払を受けます。かかる本顧客の権利の確立に関連するすべての費用は、本顧客が負担します。
保 険
各当事者は、本契約に基づく権利または潜在的な責任(該当する場合、労災補償を含むが、これに限られない)
および企業総合賠償責任を十分に補償す
る保険を付保致します。
不可抗力
本契約に基づいて支払われるべき金額の支払に関する場合を除き、いずれの当事者も、火災、洪水、地震、噴火、ストライキ、テロ行為、戦争、反
乱、通商禁止、政府の要求、民事もしくは軍事権限の行使、動物の活動、天災等で、その発生または状況が、全体または一部を問わず、当該当事者に
起因せず、当該当事者の合理的な支配を超えたものによって、本契約上の義務の履行が妨げられたか遅延した場合、当該義務の不履行とはみなされませ
ん。
51
一般販売条件
13.
解 除
13.1 SOW に別段の定めがある場合を除き、本顧客は、当社に 30 日前までに書面で通知することにより、正当な理由なく随時 SOW を解除する権利を有しま
す。当該解除の場合、当社は、本業務の停止に関連して発生した追加費用
(取消不能の形で決定された費用および SOW に規定された取消料または解
除料)
と共に、解除の効力発生日までに提供された本製品または本業務のすべてについて支払を受けます。
13.2 いずれの当事者も、いつでも、他方当事者が本契約の重大な違反にある場合で、30 日前までに通知を行なったにもかかわらず、当該 30 日以内に非不履
行当事者が合理的に満足できる形で当該違反が治癒されなかった場合、それぞれ本契約または SOW を解除することができます。
13.3 解除の場合、いずれの当事者も、さらなる義務を負いません。但し、(i)解除日までに生じた債務、および
(ⅱ)
その条件により解除後も存続する義務(秘密
保持、記録保管、規制遵守、知的財産および補償に関する本契約の適切な条項を含む)
は、解除後も存続します。
14.
15.
紛争解決
両当事者は、本契約に起因して発生した論争、請求または紛争について、協議により解決することを誠実に試みるものとします。交渉が成功しなかった場
合、論争、請求または紛争は、両当事者が合理的に承諾できる条件で、第三者の調停に付託されます。当該請求、論争または紛争は、調停によって解
決されなかった場合、一方当事者の書面による要請により、仲裁に付託されます。仲裁は、業務が提供される法域において、英語により、その時点で有
効な、当該法域の法および国連国際商取引法委員会仲裁規則(UNCITRAL)
に従って実施されます。手続きの記録および筆記録を保管されます。仲裁
判断は、事実認定および判断の根拠となる法の結論を合理的詳細に記載した書面で作成されます。仲裁人委員会の過半数の判断は、仲裁人の決定と
し、一方当事者が仲裁へ参加しなかったか、参加を拒否したかにかかわらず拘束力を有します。当該仲裁の費用はすべて、専門家費用および弁護士費用
を除き、両当事者が均等に負担します。
記 録
15.1 当社が作成したすべての報告書および補助的文書は、本顧客の財産(「本資料」)
とします。SOW に別段の定めがない限り、適切であり、本顧客が書面
で要請した場合、当社は、最終報告書日の後 1 年間、または適用法により要求されたそれよりも短い期間について、本資料を保管しなければなりません。
当該期間の終了時に、当社は、本資料の処分を、(a)本資料の延長保管、(b)本顧客の費用での本顧客への本資料の返却、または
(c)本顧客の費用で
の本資料の処分、のいずれかから決定するために本顧客に連絡しなければなりません。当社が本資料を引き続き保管することを本顧客が要請し、当社がこ
れに同意した場合、本資料の保管費用は、引き続き、当社のその時点での最新の料金で、本顧客に請求されます。本顧客が当該指示を行わなかった場
合、当社は、本顧客にその旨を通知し、当該指示が当該通知の 30 日以内に依然として行なわれなかった場合、当社は、本資料の継続保管(1 年以上の
追加期間について承認されたとみなされる)
を選択するか、本顧客の費用で、本資料を本顧客に返却することができます。本顧客は、本資料が本顧客に
返却されるまで、保管費用について責任を負います。本資料が本顧客に向けて運送中にある間、本資料の危険負担またはリスクは、本顧客が負担します。
15.2 本資料が追加的および/または特別な保管要件を伴う場合、保管の追加費用は、本顧客に請求致します。請求書は、毎年事前に発行され、受領時に支
払期限が到来します。本顧客は、提供されたすべての請求書について支払うことに同意致します。
15.3 当社の記録業務に対する責任は、その行為の形式にかかわらず、本資料の 1 年間の保管について支払った金額を超過しないものと致します。いかなる場
合も、当社は、本資料の保管に関連する、罰金もしくは予定損害賠償金、またはあらゆる種類の特別損書、間接損害、結果的損害、懲罰的損害、また
は付随的損害(逸失利益を含むが、これに限られない)
について責任を負いません。当社は、保管できなかったことによって発生した損失額を含め、合理的
な支配を超えた試料または惰報の損失について責任を負いません。
16.
雑 則
16.1 通知 一方当事者が他方当事者に対して行なう通知はすべて書面によるものと致します。通知は、翌日配達宅配便、受取証明返信票付の書留郵便、ま
たは書面による受取確認付のその他の方法によって行なわれます。すべての通知は、受領時に有効となります。
16.2 独立契約人 本顧客に対する当社の事業関係は、独立契約人の関係であり、パートナー、ジョイントベンチャー、雇用者、従業員その他の種類の関係で
はありません。
16.3 譲渡 いずれの当事者も、他方当事者の書面による事前の承諾なく、本契約、ならびに本契約上の権利および義務を譲渡してはなりません。但し、いず
れの当事者も、関連会社に対する場合、または合併、統合、本製品もしくは本業務に関連する実質的全部の資産の売却に関連する場合、本契約を譲渡
することができます。
16.4 完全合意 本契約は、両当事者間のすべての合意および理解を定め、口頭または書面を問わず、本契約の主題に関して過去に行なわれた一切の意思表
示、交渉、文書、合意および理解(その後のまたは矛盾する本顧客の条件を含む)
に取って代わるものとします。本契約の条項の修正または権利放棄は、
両当事者が署名した書面によらない限り、有効とはならず、いずれの当事者も拘束しません。
16.5 分離 本契約に含まれる一または複数の条項が何らかの理由で何らかの点について無効、違法または強制不可能とされた場合、当該条項は本契約のその
他の条項に影響を及ぼすものではなく、その他全ての条項は、引き続き完全に有効であるものとします。
16.6 適用法 本契約は、常に、あらゆる目的において、別の法域の法の適用を決定する適用法選択のルールにかかわりなく、本製品の提供元または本業務の
提供地の法域の法(国際物品売買契約に関する国連条約を明示的に除く)
に準拠し、同法に従って解釈されます。
▪ Charles River® は Charles River Laboratories, Inc. の 登 録 商 標 で す。 ▪ VAF/Plus®,CD®,CF-1®,CFW® および PhenoFirst® は Charles
River Laboratories, Inc. の登録商標です。▪ VAF/EliteTM CDFTM,CD-1TM,THE POUND MOUSETM,GnotosafeTM,TransgelTM,Sew EasyTM
および Multlplexed Fluorometric ImmunoAssayTM(MFIATM)
は Chalres River Laboratories, Inc. の商標です。▪ MAXBAXSM は、Charles River
®
Laboratories, Inc. のサービスマークです。▪ Sprague Dawley はインディアナ州インディアナポリスの Harlan Sprague Dawley, Inc. の登録商標です。
▪ SD は Harlan Sprague Dawley の商標です。▪ Fox Chase CB17 は Fox Chase Cancer Center の商標です。Fox Chase SCID® は Fox Chase
Cancer Center の登録商標です。▪ HydroGelTM は ClearH20® の登録商標です。▪ Immortomouse® は Ludwig Institute for Cancer Research の
登録商標です。▪ Polymerase Chain Reaction(PCR)分析は Roche Molecular Systems, Inc. および The Perkin-Elmer Corporation とのライセン
スの取決めに従って実施されます。▪ Microsatellite 分析は Marshfield Clinic とのライセンスの取決めに従って実施されます。▪ Purina #5008 は Nestle
Purina Petcare Company の商標です。▪ Research Diets は BioDAQ の商標です。▪ genOway® はフランス国リヨンの genOway S. A. の登録商標で
す。▪ ImmunoComb® はイスラエルの Biogal-Galed Labs の登録商標です。▪ TaqMan® は Roche Molecular Systems, Inc. の登録商標です。▪ ©
Charles River Laboratories, Inc. 2014.
本「一般販売条件」は Charles River Laboratories, Inc. の GENERAL TERMS & CONDITIONS OF SALE の参照和訳です。
原文は、以下のサイトでご確認頂けます。
http://www.criver.com/sitecollectiondocuments/rm_mm_c_terms_and_conditions_us.pdf
52
JAX® Mice 系統およびサービスのご利用にあたっての注意点
(JAX® Mice, Products & Services Conditions)
JAX® Mice、製品およびサービスのご利用にあたっての注意点(JAX® Mice, Products & Services Conditions)
の最新版はご注文
時に The Jackson Laboratory のサイト
(www.jax.org)
をご確認いただきますようお願い致します。現時点の最新の JAX® Mice、
製品およびサービスのご利用にあたっての注意点は以下のようになります。
▌▌JAX® Mice およびサービスのご利用条件
The Jackson Laboratory(以下「JACKSON」という)由来のマウスを受領した各研究者ならびに各研究機関(その従業員および当
該機関の管轄下にある研究者を含む - 以下「受領者」という)
は、JACKSON より受領したマウス、これらマウスの同系交配または交雑
交配による子孫、これらマウスまたはその子孫の未修飾派生物を含め、これら
(以下併せて「Mice」という)
を、
(i) 受領者内での研究以外のいかなる目的のためにも使用せず、かつ
(ii)いかなる目的のためにも第三者に販売または提供せず、かつ
(iii)Mice に関する繁殖や他のサービスを提供させるためにいかなる代行者や第三者にも提供しないこと、
に同意していただきます。JACKSON から Mice を受領することは、本条件に同意したことと見なされます。本条件から逸脱するため
には事前に JACKSON の文書による承認が必要になります。
▌▌保証の排除
Mice、製品またはサービスは“あるがまま”の状態で提供されます。JACKSON は、製品またはサービスについて商品性・特定目的
のいかなる黙示の保証またはいずれの特許権・商標権・その他の知的財産も侵害していない旨のいかなる保証を含め、明示または黙
示を問わず、または法令のいかんを問わず、一切の保証を排除します。
Mice、製品またはサービスの受け取り 90 日以内に購入者から文書により、JACKSON の製品またはサービスに、JACKSON の瑕疵
が明らかな問題によりご満足頂けなかった場合、製品またはサービスの交換、もしくは代金の返金により対応させて頂きます。通常は代
金の返金とさせて頂きます。これらは購入者に対する唯一の救済であり、JACKSON はこれ以外の表明を行うことはありません。
▌▌責務の排除
JAX® Mice
JACKSON、その受託者・取締役・役員・従業員および関連組織は、製品の提供またはサービスの実施により生じたいかなる直接
的、間接的、特別のまたは派生的な損害を含め、また経済的損害・財産損害・逸失利益を含め、および JACKSON における行為ま
たは過失により生じた損害を含め、いかなる場合にも、一切の行為の原因または損害について責任を負わないものとします。
JACKSON から製品またはサービスを購入するにあたり、購入者または受領者は、上記の一切の行為の原因または損害について明示
的に JACKSON に責任を求めないものとします。
Mice およびその生体材料は、安全な方法で、法律に従い安全な方法でご使用ください。
上記は、JACKSON の製品およびサービスに適用される一般的な利用条件を表示したものです。これらに加え、JACKSON の Web
サイト、カタログ、価格表、契約、および/またはかかる製品・サービスに関するその他の文書において、特定の製品およびサービス
の特別な利用条件が個別に定められる場合があり、これらの特別な利用条件もまた、JACKSON およびそのライセンシー・販売店によ
るかかる製品の販売およびサービスの提供に適用されるものとします。
製品またはサービスの受領は、これらの利用条件に同意いただいたものと見なされます。購入者または受領者により送付されたいかなる
注文書その他の文書で、本書の利用条件を改変し得るものは、JACKSON を一切拘束しないものとし、その代わりに、個別に定めら
れた特別な利用条件を含め本書に定められた利用条件がJACKSONによる製品の販売またはサービスの提供に適用されるものとします。
JAX® は The Jackson Laboratory の登録商標であり、無断使用は禁止されております。
日本チャールス・リバー(株)
からのお願い
The Jackson Laboratory からの輸入製品およびサービスの保証につきまして、ご不明な点がございましたら、以下のお問い合わせ先にご連絡を
頂戴致しますようお願い申し上げます。
【お問い合わせ先】
営業部
(東日本)
TEL:045-474-9340
FAX:045-474-9341
営業部
(西日本)
TEL:072-637-8081
FAX:072-637-8082
[email protected]
URL http://ww.crj.co.jp
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日本チャールス・リバー株式会社のリサーチモデル事業のご紹介
概要
チャールス・リバーグループは米国に本部を置き、事業推進の中心を先進 15ヵ国にもつ、世界最大の実験
動物ブリーダーです。グループ各社は、バイオサイエンスの発展に貢献することを目標として、創業時の基本
理念 「科学の知識に基づいた実験動物の生産・供給」を厳守し、高品質の実験動物を生産・供給しており
ます。
日本チャールス・リバー株式会社は、チャールス・リバーグループの一員として、アジア地区の実験動物供給
を担当しております。「高品質維持と安定供給」を基本とし、世界に誇るチャールス・リバーグレードの SPF/
VAF 実験動物の生産に努めております。弊社はこの基本の実践のため、現在マウス 31 項目、ラット25 項
目の微生物検査(血清および培養検査等)を実施し、日米欧三極で要求される SPF 項目をすべて検査し微
生物学的に品質を保証するとともに、安定した供給体制の確立に努めております。加えてグループ独自の繁
殖システムの開発、ISO9001:2008 の認証も取得するなど、今後ともお客様に満足のいただける高品質動
物の安定供給に努めて参ります。(SPF/VAF:Specific Pathogen Free/Virus Antibody Free)
一方、創薬研究およびバイオテクノロジーの多様化するニーズに対応すべく、基礎研究から創薬全般におよ
ぶ一連の研究活動をサポートするサービスを以下のとおり拡大しております。
チャールス・リバーのグローバルなネットワークによる海外施設への委託サービス、高度なブリーダーのノウハ
ウを生かした国内の充実した受託サービスおよび各種検査、試薬提供を通して研究開発サポートおよびバイオ
サイエンスの発展へのさらなる貢献を目指しております。
・受託試験(探索・薬効薬理関連)サービス
・受託飼育(遺伝子改変マウス関連)サービス
・薬物動態・代謝分野関連サービス/ in-vitro 試薬供給
・前臨床・安全性・受託試験
弊社ホームページを常時更新しています。
ぜひ、最新のサービスをご参照いただきますようお願い申し上げます。
URL ▶ http://www.crj.co.jp
お願い
弊社実験動物は、ご購入後、販売を目的とした繁殖ならびに第三者への譲渡は固くお断り申し上げます。
お客様からのご注文は、研究のみに使用することに同意して頂いた上で、動物を納入させて頂きますので、その旨ご了承くださいますよう
お願い申し上げます。
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国内生産・輸入実験動物/受託サービス
2015年度 総合カタログ
日本チャールス・リバー株式会社
15.12500
2015 年 2 月発行
2015