報告書3

平成26年度 特色ある学校づくり推進事業報告書
『豊かな心を育む栽培活動』
あま市立七宝北中学校
1
目的
(1)花の栽培活動を通して、自然を大切にする心情を育むとともに、自然に生かされているこ
とへの感謝の気持ちを育てます。
(2)花壇や芝生の整備を通して、校内環境整備を図ります。
2 内容
(1)学校花いっぱい活動
環境・園芸委員会を中心に、夏から秋にかけてはマリーゴールドやサルビア、ポーチュラ
カを中心に育て、冬から春にかけてはパンジーやビオラを中心に育てています。中庭の花壇
のデザインは、環境・園芸委員会の生徒が考え、パンジーで「北中」という文字を作りまし
た。その他にも、正門の花壇やプール前の花壇、来賓玄関前のプランターなど、様々な場所
に花を植え、学校花いっぱい活動を進めてきました。
(2)菜園の整備
校内菜園を作り、野菜や果物を育ててきま
した。春には昨年度から育てていたタマネギ
の収穫ができました。果実も少しずつですが
実をつけ、桃、いちじく、柿、みかんなどの
収穫をすることができました。
(3)芝生整備
3年前から中庭に芝生を育て始めましたが、
種から育てることにしたため、うまく発芽し
なかったり、雑草との区別がつかなかったり
柿の収穫
と多くの苦労がありました。しかし、その芝も定着してきており、体育館前の駐車場にある
「青年の像」のまわりも今年度より芝生を育てています。今後も緑豊かな学校づくりを目指
していきたいと考えています。
3
評価
生徒たち自身が花壇整備や野菜作りに関わることで、校内環境の整備について意識が高まり
つつあります。花壇の整備については、花の植え替えや除草作業、水遣りなど環境・園芸委員
会を中心に熱心に活動してきました。夏休み中の水遣りもお盆の間も欠かさず、交代で行うこ
とができました。
4
課題
生徒たちは、花壇の整備や野菜作りなど、自分に与えられた仕事を真面目に取り組むことが
できました。さらに、生徒自身が自分自身で考え、積極的に活動できるようにしていきたいと
考えています。