フランス外務・国際開発省 4 号 – 2015 年 2 月 海外で 海外でも好評な 好評なフランスの フランスのフェスティバル フェット・ド・ラ・ミュージック、フェット・ フェット・ド・ラ・ミュージック、フェット・デ フェット・デ・リュミエール、シエスト・エレクトロニック、 ・リュミエール、シエスト・エレクトロニック、 ニュイ・ソノールな ニュイ・ソノールなど、フランス ど、フランスの フランスの「フェスティバル」 フェスティバル」関連の 関連のノウハウが ノウハウが今日、世界中 今日、世界中に 世界中に輸出さ 輸出されて います。 フランス人は時にはミュージシャンを囲んで、時にはステージの前で、時には多くの光に彩られる イベントで、大勢で楽しい時を過ごすのが大好きです。フェット・ド・ラ・ミュージックは 1982 年の創 設以来、毎年 6 月 21 日の夏至の日に開催され、1985 年に は外国からも注目を集め始めました。今日、125 カ国以上 がこの大規模な大衆向けの無料イベントに参加しています。 アンゴラやアンドラをはじめ、アルメニア、バルバドス、 ボツワナ、キプロス、グアテマラ、カザフスタン、マダガ スカル、ペルー、セーシェル、ティモールなど、毎年何百 万もの人が同じ日に、街頭で音楽を聞こうと集まります。 フェット・ド・ラ・ミュージックは国境を越えて、最初はフランスの文化ネットワークの活動を通じて、 次に音楽学校や市民団体、市町村など、地域の関係団体を巻き込みながら広がりました。 フランス文化省は 1994 年以来、このイベントの国内外の連絡調整業務を創造開発・調査・計画協会 (ADCEP)に委託しています。この協会の任務はイベントの一般認知度を高めること、芸術的・技術 的アドバイスを提供すること、企画を実行することです。ADCEP は大使館、フランス文化施設、アリ アンス・フランセーズ(アルゼンチンとペルーが国別会員数でトップ)などのフランスの在外機関や専 門業者と緊密に連携しながら作業を進めています。 とはいえ「フランスの音楽」は年に 1 日だけ輸出されるわけではありません。それよりはるかに多 いのです。夏季にはフランス各地で数多くのフェスティバルが開催されます。中には世界のトップス ターも移動をいとわず出演するようになった極めて人気の高いイベントもあります。これらのコン サートは一般的に無料です。 広報部広報課 フランス外務・国際開発省 ここ数年、シンガーやミュージシャンだけでなく、フェスティバルも丸ごと海外に舞台を移して、 より幅広い観客を動員し、人気を高めています。例えばリヨンのニュイ・ソノールは、モロッコのタ ンジェに「輸出」されました。2001 年にトゥールーズで誕 生したシエスト・エレクトロニックは、モントリオール、京 都、ベルリンに加えて、ブラザヴィル、カイロ、サイゴン、 ブエノスアイレスなどでも開催されます。このイベントは 自ら「冒険的な音楽の無料フェスティバル」を標榜し、デ ジ タ ル 文 化 関 連 イ ベ ン ト を ネ ッ ト ワ ー ク で 結 ぶ ICAS (International Cities of Advanced Sound)にも加入していま す。とはいえ、フランス音楽だけが海外で顕著な成功を収 めているのではありません。 1999 年にリヨンで始まったフェット・デ・リュミエール (光の祭典)は毎年 12 月に 4 日間にわたり開催され、300 万人から 400 万人の人出で賑わいます。その評判からアラ ビア半島でも同様のイベントが誕生しました。ドバイ市内 中心部は昨年 3 月、10 日間にわたって光で彩られました。ジャン=シャルル・ド・カステルバジャック の『ミラージュ・メトロポリス』やシャンタル・トーマスの『セレナーデ』をはじめ、作品 32 点がア ラブ首長国連邦最大の都市の中心部を照らしました。 リヨン市は 2012 年より光の祭典国際交流プラットフォームを開催し、フランスのクリエーターが外 国の関係者に光のショーを紹介したり、ローマのカーニバルのようなイベントに参加したりしていま す。フランスのフェスティバルの人気はどうやら本物のようです。 マルコ・ランギ 注:記事本文中の発言や意見は、現代フランスの実情に関する情報提供を目的とし、いかなる公的性格も帯びません。 広報部広報課
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