創業支援事業者補助金Q&A(PDFファイル)

平成27 年 3 月6日版
創業支援事業者補助金Q&A
1.補助対象者について
Q1-1
創業支援を行う経営革新等支援機関(認定支援機関)に該当すれば、補助対象者の要件を満た
すことになりますか。
A1-1
本補助金は、経営革新等支援機関(認定支援機関)に該当するだけでは、補助対象の要件を満
たしません。
産業競争力強化法の認定を受けた創業支援事業計画(以下「創業支援事業計画」という)に位
置づけられた認定連携創業支援事業者(以下「創業支援事業者」という)(法人に限る)である
ことが前提となります。
Q1-2
これから認定を受けようとする創業支援事業計画に位置づけられた創業支援事業者は、補助対
象者として認められますか。
A1-2
同時期に行われる法律認定の申請を行っている計画に限り、並行して本公募に申請することが
可能な場合があります。ただし、法律認定に至らなかった場合には採択は行われません。
Q1-3
認定を受けた創業支援事業計画に位置づけられた複数の創業支援事業者のうち1者のみで補
助事業を実施することはできますか。
A1-3
補助事業を実施する創業支援事業者が1者のみでも問題ありません。
Q1-4
同一の事業者が複数の市区町村の創業支援事業計画に基づく補助事業を実施することはでき
ますか。
A1-4実施可能です。ただし、同一の創業支援事業で補助金の重複受給は認められません。
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Q1-5
創業支援事業者の代表者に求められる要件はありますか。
A1-5
必要となる要件はありません。
ただし、各種経費の立替払が必要となりますので安定した財務基盤を有しており、過去に国の
補助金等の実施経験があり補助事業の厳格な管理ができる者であることが推奨されます。
2.補助対象事業について
Q2-1
同一の創業支援事業計画から複数の事業者がそれぞれ補助金申請を行うことは可能ですか。
A2-1
同一の創業支援事業計画に基づく補助金申請は1つに限られます。複数の創業支援事業者がそ
れぞれ事業を実施する場合は、1つの補助事業計画として取りまとめた上で申請する必要があり
ます。
Q2-2
新規又は拡充して実施する事業のみが補助対象となるのですか。
A2-2
既存事業であっても補助対象事業となります。
Q2-3
補助対象となる事業は、特定創業支援事業に限定されているのですか。
A2-3
認定創業支援事業計画に位置づけられた創業支援の取組であれば、特定創業支援事業でなくて
も補助対象となります。
Q2-4
市区町村が自ら実施する事業は、補助対象になりますか。
A2-4
補助対象外となります。
Q2-5
受益者負担を求める創業支援事業を実施することは認められますか。また、その場合における
収入を補助事業の自己負担分に充当することはできますか。
A2-5
受益者負担を求める創業支援事業を実施し、当該事業による収入を補助事業の自己負担分に充
当することは可能です。(詳しくは募集要項P4(2)②を参照ください。)
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Q2-6
市区町村の担当課には、補助事業計画の内容について何を確認してもらう必要がありますか。
A2-6
創業支援事業計画の内容(特に別表2について)と補助事業計画が整合していることについて、
確認を受けることが必要です。
Q2-7
他の補助金、助成金を活用することは可能ですか。
A2-7
本事業期間内に、同一の事業内容で国(独立行政法人を含む)の他の補助金、助成金の交付を
受けることは認められません。
他方、重複受給のない範囲に限り、自治体独自の支援策を補助事業の自己負担分に充当するこ
とが可能です。
3.補助対象経費について
Q3-1(人件費)
新規に雇い入れた者について、具体的な定義はありますか。
A3-1
認定を受けた創業支援事業計画の計画期間の始期以降に、新たに雇い入れる者(既に雇い入れ
られた者の更新は認められません)であり、加えて補助事業者と雇用関係が結ばれた者であるこ
とが人件費の補助対象となる要件です。
ただし、(独)中小企業基盤整備機構との間で補助事業に関する交付決定手続が行われた以降
に生じる経費のみが補助対象となります。
Q3-2(人件費)
創業支援事業者の代表者が、他の共同実施者との事務調整に従事させるために、新規に雇い入
れた者は補助対象となりますか。
A3-2
総務や経理など直接補助事業に従事していない者は補助対象外となります。
Q3-3(人件費)
人件費の補助上限額500万円(税込)は、補助事業に参画する1機関ごとの上限額ですか。
A3-3
1機関ごとではなく、創業支援事業計画1件あたりの補助上限額となります。
Q3-4(人件費)
超過勤務(残業)に要する経費は補助対象として認められないのですか。
A3-4
就業規則等により定められた所定労働時間外における従事は補助対象として認められません。
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Q3-5(人件費)
健保等級単価はどのように確認すればよいのですか。
A3-5
日本年金機構が発行する標準報酬決定通知書等により健保等級を確認し、賞与回数に応じた等
級単価一覧表(募集要項P16参照)の区分に対応する時間単価を適用してください。
なお、補助事業期間中に健保等級の改定がある場合、適用年月以降は改定後の新しい健保等級
に基づく時間単価を適用することになります。
Q3-6(謝金)
セミナー講師に対して、研修プログラムの企画料や資料制作費を支払うことができますか。
A3-6
事前準備等を含めた依頼内容に対して謝金を支払うものであるため認められません。
Q3-7(謝金)
自社の専門相談員・役職員が講師となり、セミナーを開催する場合の謝金は補助対象として認
められますか。
A3-7
自社で雇い入れた専門家等に対して謝金を支払うことは認められません。
Q3-8(旅費)
社内規程に基づき日当の支給を行っている場合、日当を含めた旅費の精算手続は認められます
か。
A3-8
内規等に基づき日当を支給している場合には、補助対象となります。
Q3-9(旅費)
専門家等の招へいに要する旅費は、補助対象として認められますか。
A3-9
招へいする専門家等の旅費も補助対象となります。
Q3-10(設備・備品等費)
15万円(税込)の備品を4つ取得する場合、設備・備品等費の合計金額は60万円となりま
すが、補助対象となりますか。
A3-10
総額ではなく、1つの設備・備品等費の単価が50万円(税抜き)以下であれば補助対象とす
ることができます。
Q3-11(設備・備品等費)
汎用性があり、目的外使用になり得る設備・備品等とはどのようなものですか。
A3-11
本事業に限定して使用することが明確ではなく、他の事業での使用等が容易に想定されるもの
が該当します。例えば、創業支援事業以外にも幅広く相談業務を行う支援窓口に設置する備品等
については、他の事業での使用等が見込まれるため、原則として認められません。
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Q3-12(設備・備品等費)
コワーキングスペースの整備に要するインターネット回線工事は補助対象となりますか。
A3-12
内装工事など不動産と一体化する設備・備品等の取得に要する経費は補助対象外となります。
Q3-13(会場借料)
市区町村及び創業支援事業者が所有する施設でセミナーを開催する場合、当該会場費用は補助
対象となりますか。
A3-13
市区町村及び創業支援事業者が、自ら所有する会場の借料及び不動産の賃借料は、補助対象外
となります。なお、創業支援事業者等が共有名義等で関与している会場及び不動産についても補
助対象外となります。また、従前の用途が対外的に賃貸借用に供している施設であっても認めら
れません。
Q3-14(会場借料)
新たに創業支援の相談窓口を設置する場合、当該不動産賃借料は認められますか。
A3-14
不動産賃借料については、創業者が事業を行う場所として供するために要する経費のみが補助
対象となります。このため相談窓口の設置に要する不動産賃借料は補助対象となりません。
Q3-15(広報費)
チラシ、パンフレットなどの広報ツールを内製化して作成した場合、企画料やデザイン料など
は補助対象となりますか。
A3-15
自社で内製化された業務や作業については補助対象外です。
Q3-16(広報費)
創業支援事業の案内をダイレクトメールで行う場合、当該送料は補助対象となりますか。
A3-16
郵便等の通信費は補助対象外となります。
Q3-17(広報費)
補助事業期間内に配布しきれなかったパンフレットやチラシについて、補助事業終了後に配布
することは認められますか。
A3-17
補助事業終了後に配布することは可能ですが、パンフレットやチラシ等の配布物は、補助事業
期間内に配布した部数に基づき、按分等により算出した経費のみが補助対象となります。
Q3-18(外注費)
補助事業の一部を第三者に外注する場合、外注経費の上限額は定められていますか。
A3-18
上限額は定められていません。ただし、補助事業の主たる実施内容を第三者に外注することは
認められません。
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Q3-19(委託費)
共同実施者が支払う経費を補助対象とするために、代表者は共同実施者が支払う経費の立替払
を行わなければならないのですか。
A3-19
補助金の交付を受ける者は代表者であるため、共同実施者が支払う経費を補助対象とするため
には、代表者は必ず共同実施者に対して補助対象分全額の立替払を行う必要があります。
Q3-20(委託費)
共同実施者が要する経費の請求・支払行為等をすべて代表者名義で行った場合、委託費が0円
となりますが問題はないですか。
A3-20
問題ありません。共同実施者が要する経費を代表者が取りまとめて支払うことも可能です。
Q3-21(対象外経費)
創業者が展示会に出展する際の出展料の補助を行う場合、当該経費は補助対象となりますか。
A3-21
該当する補助対象経費がないため、補助対象外となります。また、ビジネスプランコンテスト
における賞金など創業者に対して直接便益を供するようなものは、対象外です。
Q3-22(対象外経費)
セミナー事業の一環として、既に創業している者との交流会事業に必要となる飲食に要する経
費は認められますか。
A3-22
飲食に要する経費は、補助対象外となります。
4.申請手続・審査について
Q4-1(様式2)
補助事業計画書は、様式例に従って2枚以内で作成しないと書類不備となるのですか。
A4-1
申請書類に枚数制限はありません。補助事業計画書が読みやすいように文字のフォントやサイ
ズの調整、図やグラフ等を用いて記載することは問題ありません。
Q4-2(様式2)
様式2「3.他の補助金等への申請状況」欄について、創業支援事業者が関与する全ての補助
金等について記載する必要があるのですか。
A4-2
創業支援に関する補助金等についてのみ作業を行ってください。
Q4-3(様式3)
人件費のみを計上する補助事業は認められますか。
A4-3
問題ありません。ただし、人件費以外の具体的な補助事業の実施内容についても説明があるこ
とが推奨されます。
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Q4-4(様式3)
消費税は8%を適用して算出するべきですか。
A4-4
消費税は8%を適用してください。
Q4-5(別紙1)
確認者の押印は必須でしょうか。
A4-5
確認者氏名の役職や印の種別は問いませんが、確認者による押印は必須となります。
Q4-6(別紙1)
「3.連絡先担当者」として登録する市区町村の担当者に求められる要件はありますか。
A4-6
創業支援事業者の代表者と協力して補助事業の執行管理を行うことができる者であれば、役職
等の要件はありません。
Q4-7(別紙2)
提出資料の別紙2「反社会的勢力ではないことの表明及び確約事項について」は、創業支援事
業計画に位置づけられた全ての創業支援事業者分の提出が必要となりますか。
A4-7
補助事業を実施する代表者と共同実施者(様式2「1.申請者概要」に記載する者)について、
それぞれ提出が必要となります。
Q4-8
本補助事業に関する公募説明会は開催されますか。
A4-8
開催予定はありませんので、ご不明な点についてはお問い合わせ先までご相談ください。
Q4-9
採択審査において、ヒアリング審査は実施されますか。
A4-9
採択審査は書面審査により行いますので、ヒアリング審査は実施しません。
Q4-10
申請資料以外に参考資料を添付して提出することは認められますか。
A4-10
参考資料の提出は認められません。必要事項は全て様式類に記載してください。
Q4-11
申請資料の提出方法として、持参は認められないのですか。
A4-11
郵送・宅配便による提出のみ受付を行いますので、持参による申請資料の提出は認められませ
ん。
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5.補助事業の実施について
Q5-1
創業支援事業を既に実施している場合、現在(2015年3月時点)生じている費用は補助対象と
なりますか。
A5-1
交付決定日以前の経費は補助対象外となります。
Q5-2
一部の事業について外注等を行う場合、交付決定日より前から事業に着手することはできます
か。
A5-2
創業支援事業計画の計画期間の始期から事業を開始することは可能です。ただし、交付決定日
より前に契約・発注を行っているものは、補助対象として認められません(※)。ただし、交付決
定より前に見積り等を徴収し、実施事業の準備等をすることは差し支えありません。
※人件費及び会場借料(うち不動産賃借料に限る)については、交付決定時に既に契約・発注
を行っている場合でも、補助事業期間中に生じる経費は補助対象とすることが可能です。
Q5-3
補助金の下限が100万円となっていますが、補助金額の確定の結果、100万円を下回った場合
は、補助金の交付は行われないのですか。
A5-3
交付決定時に100万円以上であることが要件となるため、後発的事情の発生により、補助金額
の確定時に100万円未満となっていても問題ありません。
Q5-4
補助金を事前にもらうこと(概算払い)は可能ですか。
A5-4
本事業では、補助事業完了後の精算払いのみとなるため、概算払いは行いません。
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