Qlik Deployment Console ガイド Qlik® Sense 1.1 Copyright © 1993-2015 QlikTech International AB. 無断複写・転載を禁じます。 Copyright © 1993-2015 QlikTech International AB.All rights reserved. Qlik®、QlikTech®、Qlik® Sense、QlikView®、Sense™ および Qlik のロゴは、QlikTech International AB の商標で、複数の国で登録されています。本書で言及されている他の商標は、それぞ れの所有者の商標です。 目次 1 はじめに 5 1.1 サポート サービス 6 1.2 Qlik Deployment Console の規則 6 コーディング スタイル 環境変数 1.3 追加資料 6 7 7 2 Qlik Deployment Console のシステム要件 8 2.1 Qlik Deployment Console 8 2.2 ローカル ユーザー グループ 8 グループ メンバーシップ QDC のインストール前にローカル ユーザー グループを作成 2.3 Qlik Sense インスタンス 8 9 9 2.4 ポート 9 3 Qlik Deployment Console のインストール 11 4 Qlik Deployment Console の起動 12 4.1 Qlik Deployment Console スタート ページ 5 サイト 12 15 5.1 サイト ビュー 15 5.2 サイトの作成 19 サイト構成 5.3 サイトの組み込み 20 20 サイトの接続 5.4 サイトの削除 21 22 5.5 インスタンス テンプレートの作成 23 テンプレート構成 5.6 インスタンス テンプレートの削除 23 24 5.7 インスタンスの作成 24 5.8 インスタンスの削除 24 5.9 セントラル ノードでの Qlik Management Console の起動 25 5.10 リモート デスクトップへの接続 25 5.11 ステータス情報の表示 25 6 プラグイン 26 6.1 プラグイン ビュー 26 6.2 プラグインの登録 26 6.3 プラグインの削除 27 7 タスク 28 7.1 タスク ビュー 28 7.2 タスクの作成 29 7.3 タスクの削除 29 7.4 アプリの転送 29 転送の規則 8 Qlik Sense セットアップ ファイル 30 31 Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 3 目次 8.1 Qlik Sense セットアップ ファイル ビュー 31 8.2 Qlik Sense セットアップ ファイルのアップロード 32 8.3 Qlik Sense セットアップ ファイルの削除 32 9 オブジェクト 33 9.1 オブジェクト ビュー 33 9.2 オブジェクトの作成 33 ライセンス オブジェクト 9.3 オブジェクトの削除 34 34 10 Qlik Deployment Console のログ 35 10.1 ストレージ 35 10.2 名前付け 35 11 トラブルシューティング 37 11.1 Qlik Deployment Console を起動できません 37 11.2 Qlik Deployment Console の修復 38 12 Qlik Deployment Console のアンインストール Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 39 4 1 はじめに 1 はじめに このガイドでは、クラウド コンピューティング環境で実装する Qlik Sense サイトの作成と管理に使用 する Qlik Deployment Console (QDC) について説明します。 本書は Qlik Sense のオンライン ヘルプをもとに作成されています。オフラインでの情報入手や印刷の 便宜を図った簡易版のため、すべての情報が掲載されているわけではありません。 QDC を使用すると、次の内容が可能になります。 l クラウド コンピューティング環境で実装する Qlik Sense サイトを作成、管理する l 既存のサイトを QDC に組み込んで使用する l クラウド コンピューティング環境で実装するサイトへの新しいインスタンス (ノード) の追加を 簡単にするインスタンス テンプレートを作成、管理する l クラウド コンピューティング環境に実装されるサイトのステータスを監視する l Qlik Sense サイトのさまざまなクラウド コンピューティング環境を整えるために使用するプラグ インを管理する l クラウド コンピューティング環境で実装するサイト間でアプリを転送するために使用するタスク を作成する l さまざまなバージョンの Qlik Sense セットアップ ファイルを管理して、サイトごとにさまざま なバージョンの Qlik Sense を使用できるようにする l プラグインおよびクラウド コンピューティング環境に対してさまざまな設定を含むオブジェクト を作成、管理する 以下の例では、QDC を使用して、さまざまなクラウド コンピューティング環境にある複数のサイトを 管理する方法を示しています。サイトは論理的に分離されています。 Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 5 1 はじめに 短縮形 説明 QRS Qlik Sense Repository Service QPS Qlik Sense Proxy Service QSS Qlik Sense Scheduler Service QES Qlik Sense Engine Service QMC Qlik Management Console Qlik Sense アーキテクチャの詳細については、『サーバーの実装および構成』を参照してください。 1.1 サポート サービス 製品サポート、アプリケーション開発に関する特別なトレーニングやご相談については、Qlik までお問 い合わせください。サポート サービスの連絡先に関する最新情報は、Qlik のホームページを参照してく ださい。 www.qlik.com グローバル本社 Qlik 150 N. Radnor Chester Road Suite E220 Radnor, PA 19087 USA 電話 +1 888 828 -9768 Fax +1 610 975 -5987 その他の地域の連絡先については、Qlik のホームページをご覧ください (上記)。 1.2 Qlik Deployment Console の規則 Qlik Deployment Console (QDC) の説明には、以下の規則が使用されています。 コーディング スタイル l メニュー コマンドおよびダイアログは、太字で記載されています。 l ファイル名およびパスは、斜体で記載されています。 l サンプル コードは Lucida Console で表示されます。 Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 6 1 はじめに 環境変数 QDC の説明で使用されているパスは、環境変数を使っている場合があります。Microsoft Windows オ ペレーティング システムの変数および同等パスは以下のとおりです。 環境変数 Microsoft Windows %LocalAppData% C:\Users\<username>\AppData\Local %ProgramData% C:\ProgramData %ProgramFiles% C:\Program Files %UserProfile% C:\Users\<ユーザー名> 1.3 追加資料 Qlik Deployment Console (QDC) では、本書の他にも以下のマニュアルをご利用いただけます。 l AWS プラグイン・ガイド:AWS プラグイン特有の QDC のパーツを含む Amazon Web Services (AWS) プラグインについて説明します。 l サーバーの実装および構成: Qlik Sense について説明し、アーキテクチャ、セキュリティ、ロ グ、ライセンスの参照情報を提供します。 Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 7 2 Qlik Deployment Console のシステム要件 2 Qlik Deployment Console のシステム要件 このセクションでは、Qlik Deployment Console (QDC) および Qlik Sense インスタンスのそれぞれの システム要件の一覧を示します。 2.1 Qlik Deployment Console このセクションでは、 QDC を正常にインストール・起動させるのに、対象システムが達成しなければ ならない要件を記載しています。 Microsoft Windows 7 (64-bit バージョンのみ) Microsoft Windows 8.1 (64-bit バージョンのみ) プラットフォーム Microsoft Windows Server 2008 R2 Microsoft Windows Server 2012 プロセッサ (CPU) Intel Core 2 Duo 以上 メモリ 最小 4 GB ディスク空き容量 インストールには計 500 MB が必要 .NET フレームワーク 4.5 2.2 ローカル ユーザー グループ Qlik Deployment Console (QDC) クライアントおよびサーバーは、デフォルトでは同じマシンにイン ストールされ、http プロトコルを使用して通信します。 すべての QDC ユーザーは、QDC サーバーが実装されているマシンの Microsoft Windows でローカル ユーザー グループ (Qlik Deployment Administrators) のメンバーである必要があります。 グループ メンバーシップ 次の表は、QDC による Qlik Deployment Administrators グループの処理方法について説明します。 グループ のステー グループ メンバーシップ タス グループ は存在し ない QDC クライアントが初めて QDC サーバーを呼び出すときにグループが作成されます。 クライアントを自動的に起動するユーザーは、グループのメンバーになる必要がありま す。 追加メンバーは、Microsoft Management Console (MMC) の [Local Users and Groups (ローカル ユーザーとグループ)] を使用して追加します。 グループ は存在す クライアントが初めてサーバーを呼び出すときに、QDC クライアントを実行するユー ザーは自動的にグループのメンバーになります。 追加メンバーは、Microsoft Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 8 2 Qlik Deployment Console のシステム要件 るが空 Management Console (MMC) の [Local Users and Groups (ローカル ユーザーと グループ)] を使用して追加します。 グループ は存在 し、ユー ザーが含 まれてい る ユーザーがグループのメンバーである場合は、そのユーザーは QDC の使用を承認され ます。 追加メンバーは、Microsoft Management Console (MMC) の [Local Users and Groups (ローカル ユーザーとグループ)] を使用して追加します。 QDC のインストール前にローカル ユーザー グループを作成 Qlik Deployment Administrators グループは、QDC をインストールする前に作成および表示できま す。次の手順に従います。 1. Microsoft Management Console (MMC) を開始します。 2. [File (ファイル)] > [Add/Remove Snap-in (スナップインの追加/削除)] と選択します。 3. [Available snap-ins (利用できるスナップイン)] リストで [Local Users and Groups (ロー カルユーザーとグループ)] を選択します。 4. [Add > (追加 >)] を選択します。 5. [Local computer (ローカル コンピュータ)] を選択し、[Finish (完了)] をクリックします。 [Local users and groups (ローカル ユーザーとグループ)] スナップインが、[Selected snap-ins (選択されたスナップイン)] リストに表示されます。 6. [OK] をクリックします。 7. [Local Users and Groups (Local) (ローカル ユーザーとグループ (ローカル)] を展開しま す。 8. [Groups (グループ)] を右クリックして [New Group (新しいグループ)] を選択します。 9. Qlik Deployment Administrators という名前の新しいユーザー グループを作成して、新しいグ ループにすべての QDC ユーザーを追加します。 10. [Create (作成)] > [Close (閉じる)] の順にクリックします。 11. グループのリストに新しいグループが表示されることを確認します。 12. Qlik Deployment Administrators グループのすべてのユーザーは、ログオフしてから再度ログオ ンしてグループのメンバーシップを有効にします。 2.3 Qlik Sense インスタンス インスタンスの要件は、Qlik Sense のバージョンによって異なる場合があります。 インスタンス (Qlik Sense サイトのノード) が満たす必要のある要件については、Qlik Sense の『イン ストール ガイド』を参照してください。 2.4 ポート 以下のポートが QDC で利用可能になっていることを確認します。 Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 9 2 Qlik Deployment Console のシステム要件 QDC の通信には以下のポートが使用されます。 l 23580: http プロトコル l 23581: http プロトコル l 23582: SignalRPort Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 10 3 Qlik Deployment Console のインストール 3 Qlik Deployment Console のインストール Qlik Deployment Console (QDC) をインストールするには次の手順を実行します。 1. QDC インストール ファイルをダブルクリックします。 Qlik Deployment Console セットアップ ウィザードが開始します。 2. [Next (次へ)] をクリックします。 エンドユーザー使用許諾契約書が表示されます。 3. [I accept the terms in the License Agreement (ライセンス使用許諾に同意します)] ボッ クスをオンにします。 4. [Next (次へ)] をクリックします。 5. [Install (インストール)] をクリックします。 QDC がインストールされます。 6. [完了] をクリックします。 参照項目: p Qlik Deployment Console の起動 (12ページ) Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 11 4 Qlik Deployment Console の起動 4 Qlik Deployment Console の起動 インストール後に Qlik Deployment Console (QDC) を起動するには、[Start (スタート)] メニュー > [Qlik Sense] > [Qlik Deployment Console] の順に移動します。 QDC を実行するユーザーは、Qlik Deployment Administrators グループのメンバーである 必要があります。「ローカル ユーザー グループ (8ページ)」を参照してください。 参照項目: p Qlik Deployment Console を起動できません (37ページ) 4.1 Qlik Deployment Console スタート ページ Qlik Deployment Console (QDC) スタート ページには、Qlik Sense クラウド環境の概要が表示されま す。 A トップ バーは常に表示されます。 [qQlik Deployment Console] をクリックすると、スタート ページを更新、またはス タート・ページに移動します。 [DHelp (ヘルプ)] をクリックすると、QDC ヘルプが開きます。 Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 12 4 Qlik Deployment Console の起動 B 左側のパネルは常に表示され、QDC で管理できるリソースへのショートカットが表示されま す。 リソースを選択すると詳細な説明が表示されます。 C 作業エリアには、Qlik Sense クラウド コンピューティング環境に関する情報が表示されます。 サイト Qlik Sense のサイトは、共通の論理リポジトリあるいは中央ノードに接続された 1 つ以上のサーバー マシン (ノード) の集まりです。 [Sites (サイト)] ビューには、Qlik Deployment Console (QDC) で管理されてい る Qlik Sense サイトの概要が表示されます。 (x) は、現在のサイト数を示します。 プラグ イン Qlik Deployment Console (QDC) では、プラグインを使用して Qlik Sense サイト を異なるクラウド コンピューティング環境に実装します。プラグインは 1 つまたは 複数のモジュールで構成され、各モジュールにはクラウド コンピューティング環境 に関連する特定の機能 (資格情報など) が含まれています。 [Plug-ins (プラグイン)] ビューには、Qlik Deployment Console (QDC) に登録 されているプラグインの概要が表示されます。 (x) は、現在のプラグイン数を示し ます。 タスク タスクは、Qlik Deployment Console (QDC) で、あるサイトやストリームから別 のサイトにアプリを転送するために使用されます。 Qlik Qlik Deployment Console (QDC) では複数のバージョンの Qlik Sense の使用がサ ポートされるため、異なるサイトで異なるバージョンの Qlik Sense を使用すること が可能です。 これは、異なるバージョンの Qlik Sense セットアップ ファイルを QDC にアップロードすることで可能になります。 Sense セット アップ ファイ ル オブ ジェク ト Qlik Sense セットアップ ファイル ビューには、Qlik Deployment Console (QDC) にアップロードされたセットアップ ファイルの概要が表示されます。 (x) は、現在利用可能な Qlik Sense バージョンの数を示します。 オブジェクトは、特定のプラグインやクラウド コンピューティング環境に関連する 特定の種類の情報を維持するために使用されます。 [Objects (オブジェクト)] ビューには、Qlik Deployment Console (QDC) で利用 可能なオブジェクトの概要が表示されます。 (x) は、現在のオブジェクト数を示し ます。 リソースを選択すると詳細な説明が表示されます。 参照項目: p サイト (15ページ) p プラグイン (26ページ) p タスク (28ページ) p Qlik Sense セットアップ ファイル (31ページ) Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 13 4 Qlik Deployment Console の起動 p オブジェクト (33ページ) Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 14 5 サイト 5 サイト Qlik Sense のサイトは、共通の論理リポジトリあるいは中央ノードに接続された 1 つ以上のサーバー マ シン (ノード) の集まりです。 セントラル ノードと非同期通信を使用するインスタンスとの間で、アプ リのデータと必要なメタデータすべてが同期されます。 Qlik Sense アーキテクチャの詳細については、『サーバーの実装および構成』を参照してください。 5.1 サイト ビュー [Sites (サイト)] ビューには、Qlik Deployment Console (QDC) で管理されている Qlik Sense サイト の概要が表示されます。 Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 15 5 サイト A QDC で管理されているサイトのリストです。 アイコンは、サイトのステータスを示します。 l ° (実行中): サイトのすべての要素 (セントラル ノード、インスタンス、テンプ レート) は稼働中です。 l l ¢ (実行していません): 1 つ以上のサイトの要素が稼働していません。 ∞ (エラー): サイトの一部でエラーが発生しました。 サイトを選択すると詳細な説明が表示されます。 Ö をクリックしてサイトを削除します。 B このエリアには、選択したサイトの詳細が表示されます。 サイト名 サイトの名前。 Qlik Sense の サイトで使用される Qlik Sense セットアップ ファイルのファイル バージョ ン。 「Qlik Sense セットアップ ファイル ビュー (31ページ)」を参照して バージョン ください。 インスタン サイト内のインスタンスの数 (セントラル ノードを含む)。 ス数 [Open QMC (開く)] をクリックして、選択したサイトのセントラル ノードで Qlik Management Console (QMC) を起動します。 C このエリアには、選択したサイトのセントラル ノードの詳細が表示されます。 情報を表示/非表示にするには U または S をクリックします。 アイコンは、セントラル ノードのステータスを示します。 l l l ° (実行中): セントラル ノードは稼働中です。 ¢ (実行していません): セントラル ノードは稼働していません。 ∞ (エラー): セントラル ノードでエラーが発生しました。 [Error information (エラー情報)] をクリックしてエラー メッセージを表示します。 [Remote desktop (リモート デスクトップ)] をクリックすると、インスタンス (ノード) が実装されているコンピュータへのリモート デスクトップが開きます。 「リモート デスク トップへの接続 (25ページ)」を参照してください。 構成の概要 最初のフィールドはすべてのサイト共通です。 作成日時 インスタンス (ノード) が作成された日時。 環境名 サイトの実装に使用されたプラグイン名。 パブリック IP イスタンス (ノード) が実装されたコンピュータの IP 番号。 パブリック DNS イスタンス (ノード) が実装されたコンピュータの DNS。 Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 16 5 サイト 以下のフィールドは、QDC を使用して作成したサイトでのみ表示されます。 サイトの組み 込み (20ページ) を使用して QDC に組み込まれているサイトには、それらのフィールドは 表示されません。 サイト名 サイトの名前。 ライセンス 使用している Qlik Sense ライセンス オブジェクトの名前。 Qlik Sense のバー サイトで使用される Qlik Sense セットアップ ファイルのファイ ル バージョン。 ジョン その他のフィールドはクラウド コンピューティング環境固有のものであり、使用している プラグインによって異なります。 プラグインに関する情報は、プラグインのマニュアルを 参照してください。 サービスの状態 - セントラル ノード プロキシ セントラル ノードの QRS から報告された Qlik Sense Proxy Service (QPS) の状態。 リポジト セントラル ノードの Qlik Sense Repository Service (QRS) の状態。 リ 次の場合、状態に問題が表示される場合があります: l l l l l レポジトリ データベースが利用できないか、間違っている 更新が必要 IP 番号が間違っている ポートが間違っているか、閉じている 証明書が間違っているか、存在しない エンジン セントラル ノードの QRS から報告された Qlik Sense Engine Service (QES) の状態。 スケ セントラル ノードの QRS から報告された Qlik Sense Scheduler Service (QSS) の状態。 ジューラ アイコンは、インスタンス (ノード) の Qlik Sense サービスのステータスを示します。 ° (実行中): サービスは稼働中です。 ¢ (実行していません): サービスは稼働していません。 ∞ (エラー): コンピュータ上でサービスを実装中にエラーが発生しました。 [PCreate new instance template (インスタンス テンプレートの新規作成)] をク l l l D リックしてテンプレートを作成すると、サイトに簡単に新しいインスタンス (ノード) を追 加できます。 E このエリアには、選択したサイトの既存のインスタンス テンプレートの詳細が表示されま す。 インスタ ンス 選択したサイトに実装されているテンプレートに基づいた、インスタンス (ノード) の数。 Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 17 5 サイト 情報を表示/非表示にするには U または S をクリックします。 Ö をクリックしてテンプレートを削除します。 テンプレート構成の概要 作成日時 テンプレートが作成された日時。 環境名 テンプレートの作成に使用されたプラグイン名。 サービス テンプレートに基づいて、インスタンス (ノード) に含まれる Qlik Sense サービス: l l l l テンプ レポジトリ (必須) エンジン (必須) プロキシ (任意) スケジューラ (任意) テンプレートの名前。 レート名 リポジト リ Qlik Sense Repository Service (QRS) がテンプレートの内容として選択さ れているかどうかを問わず。 エンジン Qlik Sense Engine Service (QES) がテンプレートの内容として選択されて いるかどうかを問わず。 プロキシ Qlik Sense Proxy Service (QPS) がテンプレートの内容として選択されてい るかどうかを問わず。 スケ Qlik Sense Scheduler Service (QSS) がテンプレートの内容として選択さ れているかどうかを問わず。 ジューラ その他のフィールドはクラウド コンピューティング環境固有のものであり、使用している プラグインによって異なります。 プラグインに関する情報は、プラグインのマニュアルを 参照してください。 F [PCreate new instance (インスタンスの新規作成)] をクリックして、テンプレート に基づいて選択したサイトに新しいインスタンス (ノード) を作成します。 G このエリアには、インスタンス テンプレートに基づいたインスタンス (ノード) の詳細が表 示されます。 情報を表示/非表示にするには U または S をクリックします。 コン イスタンス (ノード) が実装されたコンピュータの DNS。 ピュー タ名 サービ スの状 態 アイコンは、インスタンス (ノード) の Qlik Sense サービスのステータスを示 します。 l ° (実行中): サービスは稼働中です。 Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 18 5 サイト l l ¢ (実行していません): サービスは稼働していません。 ∞ (エラー): コンピュータ上でサービスを実装中にエラーが発生しま した。 サービスの状態は、サイトのセントラル ノードで Qlik Sense Repository Service (QRS) から報告された状態が反映されます。 アイコンは、インスタンス (ノード) のステータスを示します。 l l l ° (実行中): インスタンスは稼働中です。 ¢ (実行していません): インスタンスは稼働していません。 ∞ (エラー): エラーが発生しました。 [Error information (エラー情報)] をクリックしてエラー メッセージを表示します。 [Remote desktop (リモート デスクトップ)] をクリックすると、インスタンス (ノード) が実装されているコンピュータへのリモート デスクトップが開きます。 「リモート デスク トップへの接続 (25ページ)」を参照してください。 [Ö] をクリックしてインスタンス (ノード) を削除します。 5.2 サイトの作成 クラウド コンピューティング環境で実装する Qlik Sense サイトを作成するには、次の手順に従いま す。 この手順を使用して、セントラル ノードを作成します。既存のサイトにノードを追加する方 法については、「インスタンスの作成 (24ページ)」を参照してください。 1. 左側のパネルの [Site (サイト)] を選択します。 2. [PCreate site (サイトの作成)] をクリックします。 3. サイトの作成時に使用するプラグインを選択します。 選択したプラグインによって、新規作成ウィザードがすぐに起動されるか、ウィザード起動前に 一部のプラグインを設定するようリクエストされます。 プラグインに関する情報は、プラグイン のマニュアルを参照してください。 4. ウィザードの最初のステップ [Site configuration (サイト構成) ] のフィールドに入力します。 [Next (次へ)] をクリックして次の手順に進みます。 [Cancel (キャンセル)] をクリックして ウィザードを終了します。 5. サイトの新規作成ウィザードの残りの手順は、選択したプラグインによって異なります。 プラグ インに関する情報は、プラグインのマニュアルを参照してください。 Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 19 5 サイト 6. [Site summary (サイトの概要)] を確認して、[Create (作成)] をクリックしてサイトを作成 します。 [Previous (前へ)] をクリックして前の手順に戻ります。 [Cancel (キャンセル)] をクリック してウィザードを終了します。 サイト構成 次の手順に従って、サイトの新規作成ウィザードの最初のステップ [Site configuration (サイト構 成) ] のフィールドに入力します。 サイト名 Qlik Sense サイトの名前を入力します。 ライセンス ドロップダウン・リストにある Qlik Sense ライセンス オブジェクトを選択します。 リストが空白の場合、または新しいライセンス オブジェクトを追加するには、 [ú] をクリックします。 次の手順に従って、Qlik Sense ライセンス オブジェクトのフィールドに入力しま す。 名前 ライセンス オブジェクトの名前を入力します。 所有者名 Qlik Sense 製品所有者のユーザー名を入力します。 所有者の組 Qlik Sense 製品所有者のメンバーが所属する組織名を入力します。 織 シリアル番 号 制御番号 Qlik Sense ソフトウェアに割り当てられているシリアル番号を入力 します。 Qlik Sense ソフトウェアに割り当てられている制御番号を入力しま す。 [Save (保存)] をクリックしてビューを保存します。[Cancel (キャンセル)] をク リックすると保存せずに終了します。 Qlik Sense サイトで使用される Qlik Sense セットアップ ファイルのファイル バージョン。 のバージョ 「Qlik Sense セットアップ ファイル ビュー (31ページ)」を参照してください。 ン 5.3 ドロップダウン・リストにある Qlik Sense バージョンを選択します。 サイトの組み込み Qlik Deployment Console (QDC) 外でインストール、実装された既存の Qlik Sense サイトを、QDC で 使用するよう組み込むことができます。これにより、既存のサイトの拡張が簡単になります。 この手順を使用して、セントラル ノードを作成します。既存のサイトにノードを追加する方 法については、「インスタンスの作成 (24ページ)」を参照してください。 Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 20 5 サイト サイトを QDC に組み込むには、そのサイトの証明書が必要になります。サイトの Qlik Management Console (QMC) を使用して、証明書をエクスポートします。 既存のサイトを QDC に組み込むには、次の手順に従います。 1. 左側のパネルの [Site (サイト)] を選択します。 2. [PCreate site (サイトの作成)] をクリックします。 3. [Physical Environment (物理環境)] プラグインを選択します。 既存のサイトの組み込みウィザードが開始します。 4. ウィザードの最初のステップ [Site connection (サイトの接続) ] のフィールドに入力します。 [Next (次へ)] をクリックして次の手順に進みます。 [Cancel (キャンセル)] をクリックして ウィザードを終了します。 5. [Site summary (サイトの概要)] を確認し、[Incorporate site (サイトの組み込み] をク リックして QDC にサイトを組み込みます。 [Previous (前へ)] をクリックして前の手順に戻ります。 [Cancel (キャンセル)] をクリック してウィザードを終了します。 サイトの接続 次の手順に従って、既存のサイトの組み込みウィザードの最初のステップ [Site connection (サイト の接続) ] のフィールドに入力します。 サイト名 Qlik Deployment Console (QDC) のサイトに使用する名前を入力しま す。 ホスト名 セントラル Qlik Sense Repository Service (QRS) でサイトに使用する ホスト名 (例: host.domain.com) を入力します。 証明書の場所 サイトの証明書が含まれている .zip ファイルを参照します。 証明書のパスワード Qlik Sense 証明書のパスワードを入力します。 Qlik Sense ユーザー Qlik Sense ユーザー ディレクトリとルート管理者ユーザー名を<ドメイ ディレクトリとルート管 ン>\<ユーザー> 形式で入力します。 理者ユーザー名 Qlik Sense ライセンス ドロップダウン・リストにある Qlik Sense ライセンス オブジェクトを選 択します。 リストが空白の場合、または新しいライセンス オブジェクトを追加する には、[ú] をクリックします。 次の手順に従って、Qlik Sense ライセンス オブジェクトのフィールドに 入力します。 Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 21 5 サイト 名前 ライセンス オブジェクトの名前を入力します。 所有者名 Qlik Sense 製品所有者のユーザー名を入力します。 所有者の Qlik Sense 製品所有者のメンバーが所属する組織名を入 力します。 組織 シリアル 番号 制御番号 Qlik Sense ソフトウェアに割り当てられているシリアル 番号を入力します。 Qlik Sense ソフトウェアに割り当てられている制御番号 を入力します。 [Save (保存)] をクリックしてビューを保存します。[Cancel (キャン セル)] をクリックすると保存せずに終了します。 Qlik Sense のバージョ サイトで使用される Qlik Sense セットアップ ファイルのファイル バー ン ジョン。 「Qlik Sense セットアップ ファイル ビュー (31ページ)」を参 照してください。 ドロップダウン・リストにある Qlik Sense バージョンを選択します。 リストが空白の場合、または新しい Qlik Sense セットアップ ファイル を追加するには、[ú] をクリックします。 新しい Qlik Sense セットアップ ファイルを追加するには、次の手順に 従います: 1. ]ñ] をクリックしてアップロードするファイルを参照しま す。 選択したファイルは、Qlik Sense のセットアップ ファイルである必要があります (通常は Qlik_Sense_ setup.exe という名前です)。 2. [Qlik Sense communication version (通信バージョン)] フィールドで、Qlik Sense セットアップ ファイルとの通信に使 用するバージョン レイヤを選択します。 3. [Upload (アップロード)] をクリックしてセットアップ ファイ ルを QDC にアップロードします。 5.4 サイトの削除 クラウド コンピューティング環境から Qlik Sense サイトを削除するには、次の手順に従います。 1. 左側のパネルの [Site (サイト)] を選択します。 2. Ö をクリックしてサイトを削除します。 3. [Yes (はい)] をクリックして、削除を確定します。 Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 22 5 サイト 5.5 インスタンス テンプレートの作成 インスタンス テンプレートには、Qlik Sense サイトのインスタンス (ノード) の構成が含まれており、 クラウド コンピューティング環境で実装されるサイトに新しいインスタンスを簡単に追加できます。 インスタンス テンプレートを使用してセントラル ノードを作成することはできません。 テンプレートを作成するには、次の手順に従います: 1. 左側のパネルの [Site (サイト)] を選択します。 2. 利用可能なサイトの一覧で Qlik Sense サイトを選択します。 3. [PCreate new instance (インスタンス テンプレートの新規作成)] をクリックします。 4. テンプレートの作成時に使用するプラグインを選択します。 選択したプラグインによって、テンプレートのセットアップ ウィザードがすぐに起動されるか、 ウィザードの起動前に一部のプラグイン機能を設定するようリクエストされます。 プラグインに 関する情報は、プラグインのマニュアルを参照してください。 5. ウィザードの最初のステップ [Template configuration (テンプレート構成) ] のフィールドに 入力します。 [Next (次へ)] をクリックして次の手順に進みます。 [Cancel (キャンセル)] をクリックして ウィザードを終了します。 6. テンプレートのセットアップ ウィザードの残りの手順は、選択したプラグインによって異なりま す。 プラグインに関する情報は、プラグインのマニュアルを参照してください。 7. [Template summary (テンプレートの概要)] を確認して、[Create (作成)] をクリックして インスタンス テンプレートを作成します。 [Previous (前へ)] をクリックして前の手順に戻ります。 [Cancel (キャンセル)] をクリック してウィザードを終了します。 テンプレート構成 次の手順に従って、テンプレートのセットアップ ウィザードの最初のステップ [Template configuration (テンプレート構成) ] のフィールドに入力します。 テンプ インスタンス テンプレートの名前を入力します。 レート 名 リポジ トリ すべてのインスタンス (ノード) には Qlik Sense Repository Service (QRS) が含まれてい る必要があるため、このボックスは淡色表示になります。 ン すべてのインスタンス (ノード) には Qlik Sense Engine Service (QES) が含まれている必 要があるため、このボックスは淡色表示になります。 プロキ テンプレートに Qlik Sense Proxy Service (QPS) を表示するには、このチェック ボック エンジ Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 23 5 サイト シ スをオンにします。 スケ テンプレートに Qlik Sense Scheduler Service (QSS) を表示するには、このチェック ボックスをオンにします。 ジュー ラ 5.6 インスタンス テンプレートの削除 インスタンス テンプレートを削除するには、次の手順に従います: 1. 左側のパネルの [Site (サイト)] を選択します。 2. 利用可能なサイトの一覧で Qlik Sense サイトを選択します。 3. Ö をクリックしてテンプレートを削除します。 4. [Yes (はい)] をクリックして、削除を確定します。 テンプレートに基づくすべてのインスタンス (ノード) も削除されます。 5.7 インスタンスの作成 インスタントは、セントラル ノードでない Qlik Sense サイトのノードです。 この手順は、既存のサイトにノードを追加するために使用します。セントラル ノードの作成 方法については、「サイトの作成 (19ページ)」を参照してください。 インスタンス (ノード) を作成するには、次の手順に従います: 1. 左側のパネルの [Site (サイト)] を選択します。 2. 利用可能なサイトの一覧で Qlik Sense サイトを選択します。 3. 既存のインスタンス テンプレートを実装します。 または、インスタンス テンプレートの作成 (23ページ) に示されているように新しいインスタンス テンプレートを作成します。 4. [PCreate new instance (インスタンスの新規作成)] をクリックします。 新しいインスタンスが作成されました。 5.8 インスタンスの削除 インスタンス (ノード) を削除するには、次の手順に従います: 1. 左側のパネルの [Site (サイト)] を選択します。 2. 利用可能なサイトの一覧で Qlik Sense サイトを選択します。 3. 既存のインスタンス テンプレートを実装します。 4. [Ö] をクリックしてインスタンスを削除します。 5. [Yes (はい)] をクリックして、削除を確定します。 Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 24 5 サイト 5.9 セントラル ノードでの Qlik Management Console の起動 Qlik Sense サイトのセントラル ノードの Qlik Management Console (QMC) を起動するには、次の手 順に従います。 1. 左側のパネルの [Site (サイト)] を選択します。 2. 利用可能なサイトの一覧で Qlik Sense サイトを選択します。 3. [Open QMC (開く)] をクリックして、選択したサイトのセントラル ノードで Qlik Management Console (QMC) を起動します。 5.10 リモート デスクトップへの接続 セントラル ノードまたはインスタンス (セントラル ノードでないノード) 上のリモート デスクトップに 接続するには、次の手順に従います: 1. 左側のパネルの [Site (サイト)] を選択します。 2. 利用可能なサイトの一覧で Qlik Sense サイトを選択します。 3. セントラル ノード上: [Remote desktop (リモート デスクトップ)] をクリックすると、イン スタンス (ノード) が実装されているコンピュータへのリモート デスクトップが開きます。 インスタンス上: 既存のインスタンス テンプレートを実装します。 [Remote desktop (リモー ト デスクトップ)] をクリックすると、インスタンス (ノード) が実装されているコンピュータへ のリモート デスクトップが開きます。 5.11 ステータス情報の表示 Qlik Sense サイトのステータス情報を表示するには、次の手順に従います。 1. 左側のパネルの [Site (サイト)] を選択します。 2. 利用可能なサイトの一覧で Qlik Sense サイトを選択します。 アイコンは、サイトのステータスを示します。 l ° (実行中): サイトのすべての要素 (セントラル ノード、インスタンス、テンプレート) は稼働中です。 l l ¢ (実行していません): 1 つ以上のサイトの要素が稼働していません。 ∞ (エラー): サイトの一部でエラーが発生しました。 Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 25 6 プラグイン 6 プラグイン Qlik Deployment Console (QDC) では、プラグインを使用して Qlik Sense サイトを異なるクラウド コ ンピューティング環境に実装します。プラグインは 1 つまたは複数のモジュールで構成され、各モ ジュールにはクラウド コンピューティング環境に関連する特定の機能 (資格情報など) が含まれていま す。 プラグインは、Qlik Deployment Console (QDC) とは別に開発されています。 6.1 プラグイン ビュー [Plug-ins (プラグイン)] ビューには、Qlik Deployment Console (QDC) に登録されているプラグイ ンの概要が表示されます。 A QDC に登録されているプラグインの一覧です。 プラグインを選択すると詳細な説明が表示されます。 プラグインを削除するには Ö をクリックします。 B C このエリアには、選択したプラグインの詳細が表示されます。 プラグイン名 プラグインの名前。 プラグイン バージョン プラグインのバージョン。 選択したプラグインに含まれるモジュールの一覧。 情報を表示/非表示にするには U または S をクリックします。 6.2 プラグインの登録 Qlik Deployment Console (QDC) で使用するプラグインを登録するには、次の手順に従います。 Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 26 6 プラグイン 1. 左側のパネルの[Plug-ins (プラグイン)] を選択します。 2. [Register plug-in (プラグインの登録)] をクリックします。 3. [Browse for a plug-in (プラグインを参照)] フィールドで [ñ] をクリックして、プラ グインが含まれる .zip ファイルを参照します。 4. [Register (登録)] をクリックしてプラグインを登録、または [Cancel (キャンセル)] をク リックして登録せずに終了します。 6.3 プラグインの削除 Qlik Deployment Console (QDC) からプラグインを削除するには、次の手順に従います。 1. 左側のパネルの[Plug-ins (プラグイン)] を選択します。 2. プラグインを削除するには Ö をクリックします。 3. [Yes (はい)] をクリックして、削除を確定します。 Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 27 7 タスク 7 タスク タスクは、Qlik Deployment Console (QDC) で、あるサイトやストリームから別のサイトにアプリを 転送するために使用されます。 7.1 タスク ビュー [Tasks (タスク)] ビューには、QDC で作成されたタスクの概要が表示されます。 A QDC で作成されたタスクの一覧です。 アイコンは、タスクのステータスを示します。 l l l m (実行成功):タスクの最終実行は成功しました。 ∞ (未実行):タスクは 1 度も実行されていません。 ¢ (実行失敗):タスクの最終実行は失敗しました。 タスクを選択すると詳細な説明が表示されます。 Ö をクリックしてタスクを削除します。 B タスクの名前。 C アプリの転送元の場所。 Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 28 7 タスク D サイト アプリの転送元であるサイト。 ストリーム アプリの転送元であるストリーム。 アプリの転送先の場所。 サイト E 7.2 アプリの転送先であるサイト。 タスクの最新の実行結果。 タスクの作成 新しいタスクを作成するには、次の手順に従います。 1. 左側のパネルの [Tasks (タスク)] を選択します。 2. [PCreate new task (タスクの新規作成)] をクリックします。 3. [Name (名前)] フィールドにタスクの名前を入力します。 4. [Source (ソース)] の下の [Site (サイト)] ドロップダウン・リストから、アプリの転送元であ るサイトを選択します。 5. [Source (ソース)] の下の [Stream (ストリーム)] ドロップダウン・リストから、アプリの転 送元であるストリームを選択します。 6. [Destination (転送先)] の下の [Site (サイト)] ドロップダウン・リストから、アプリの転送先 のサイトを選択します。 7. [Save (保存)] をクリックしてタスクを保存するか、または [Cancel (キャンセル)] をクリッ クして保存せずに終了します。 7.3 タスクの削除 タスクを削除するには、次の手順に従います。 1. 左側のパネルの [Tasks (タスク)] を選択します。 2. Ö をクリックしてタスクを削除します。 3. [Yes (はい)] をクリックして、削除を確定します。 7.4 アプリの転送 Qlik Sense サイトやストリームから他のサイトにアプリを転送するには、次の手順に従います。 1. 左側のパネルの [Tasks (タスク)] を選択します。 2. 利用可能なタスクの一覧でタスクを選択します。 3. [Start (開始)] をクリックして転送操作を開始します。 4. [Latest execution (最新の実行)] で、タスクの最新の実行結果を確認します。 Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 29 7 タスク 転送操作の後でも、[Source (ソース)] の下に一覧されているサイトとストリーム でアプリを使用できます。 参照項目: p タスクの作成 (29ページ) 転送の規則 以下の表は、アプリを 1 つのサイトおよびストリーム (サイト 1) から別のサイト (サイト 2) に転送する 際に、Qlik Deployment Console (QDC) に適用されるルールの概要を示しています。 サイト 1 で サイト 2 で 最新バージョンのアプ 利用可能なア 利用可能なア リを保有するサイトは プリか? プリか? どれか? はい いいえ 該当なし アプリをサイト 2 に転送。 はい はい サイト 1 アプリをサイト 2 に転送。 結果 転送されたアプリはサイト 2 の 既存のアプリとは置き換わらな い。代わりに、別の ID で保存 される。 はい はい サイト 2 アプリを転送しない。代わりにエラー メッ セージを投稿する。 はい はい 両サイトとも同バー ジョン アプリを転送しない。 Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 30 8 Qlik Sense セットアップ ファイル 8 Qlik Sense セットアップ ファイル Qlik Deployment Console (QDC) では複数のバージョンの Qlik Sense の使用がサポートされるため、 異なるサイトで異なるバージョンの Qlik Sense を使用することが可能です。 これは、異なるバージョンの Qlik Sense セットアップ ファイルを QDC にアップロードすることで可能 になります。 8.1 Qlik Sense セットアップ ファイル ビュー Qlik Sense セットアップ ファイル ビューには、Qlik Deployment Console (QDC) にアップロードさ れたセットアップ ファイルの概要が表示されます。 A QDC にアップロードされた Qlik Sense セットアップ ファイルの一覧です。 セットアップ ファイルを選択すると詳細な説明が表示されます。 [Ö] をクリックして Qlik Sense セットアップ ファイルを削除します。 B このエリアには、選択した Qlik Sense セットアップ ファイルの詳細が表示されます。 インストール ファイル名 QDC から与えられたセットアップ ファイルの名前。この フィールドのツールヒントには、ファイルへのパスが表示され ます。 Qlik Sense のバージョ セットアップ ファイルのバージョン。 ン Qlik Sense 通信バー ジョン セットアップ ファイルとの通信に使用する Qlik Sense のバー ジョン レイヤ。 Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 31 8 Qlik Sense セットアップ ファイル アップロード日 セットアップ ファイルが QDC にアップロードされた日付。 セットアップ ファイルを セットアップ ファイルを使用する サイトのリスト。 使用する Qlik Sense サ イト 8.2 Qlik Sense セットアップ ファイルのアップロード Qlik Deployment Console (QDC) で使用する Qlik Sense セットアップ ファイルをアップロードするに は、次の手順に従います。 1. 左側のパネルの Qlik Sense セットアップ ファイルを選択します。 2. [Upload setup file (セットアップ ファイルのアップロード)] をクリックします。 3. [Browse for a Qlik Sense setup file ( セットアップ ファイルを参照)] フィールドの [ñ] をクリックして、アップロードするファイルを参照します。 選択したファイルは、Qlik Sense のセットアップ ファイルである必要があります (通 常は Qlik_Sense_setup.exe という名前です)。 4. [Qlik Sense communication version (通信バージョン)] フィールドで、セットアップ ファ イルとの通信に使用する Qlik Sense のバージョン レイヤを選択します。 5. [Upload (アップロード)] をクリックしてセットアップ ファイルをアップロードするか、また は [Cancel (キャンセル)] をクリックしてアップロードせずに終了します。 8.3 Qlik Sense セットアップ ファイルの削除 Qlik Deployment Console (QDC) から Qlik Sense セットアップ ファイルを削除するには、次の手順に 従います。 1. 左側のパネルの Qlik Sense セットアップ ファイルを選択します。 2. [Ö] をクリックして Qlik Sense セットアップ ファイルを削除します。 1 つ以上のサイトで使用されているセットアップ ファイルは削除できません。 3. [Yes (はい)] をクリックして、削除を確定します。 Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 32 9 オブジェクト 9 オブジェクト オブジェクトは、特定のプラグインやクラウド コンピューティング環境に関連する特定の種類の情報を 維持するために使用されます。Qlik Deployment Console (QDC) では、一部のオブジェクト タイプが ネイティブでサポートされます。以下の「サードパーティ オブジェクト タイプ」にあるその他のオブ ジェクト タイプは、プラグインとして QDC に追加されます。 9.1 オブジェクト ビュー [Objects (オブジェクト)] ビューには、Qlik Deployment Console (QDC) で利用可能なオブジェクト の概要が表示されます。 A QDC で利用可能なオブジェクト タイプの一覧です。 オブジェクト タイプを選択すると詳細な説明が表示されます。 B [P Create (作成)] をクリックして選択したオブジェクト タイプのオブジェクトを作成 します。 C このエリアには、選択したオブジェクト タイプの既存オブジェクトの詳細が表示されます。 情報を表示/非表示にするには U または S をクリックします。 オブジェクトのフィールドは、選択しているオブジェクト タイプによって異なります。 l ライセンス オブジェクト タイプ (QDC デリバリに収録):「ライセンス オブジェクト (34ページ)」を参照してください。 l サードパーティ製オブジェクトのタイプ:プラグインとオブジェクト タイプに関する マニュアルを参照してください。 フィールドは編集できます。[Save (保存)] をクリックして変更を保存するか、[Reset (リ セット)] をクリックして元に戻します。 [Ö] をクリックしてオブジェクトを削除します。 9.2 オブジェクトの作成 オブジェクトを作成するには、次の手順に従います: Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 33 9 オブジェクト 1. 左側のパネルの[Object (オブジェクト)] を選択します。 2. オブジェクト タイプを選択します。 3. [P Create (作成)] をクリックして選択したオブジェクト タイプのオブジェクトを作成しま す。 4. フィールドに入力します。フィールドは、選択しているオブジェクト タイプによって異なりま す。 l ライセンス オブジェクト タイプ (QDC デリバリに収録):「ライセンス オブジェクト (34 ページ)」を参照してください。 l サードパーティ製オブジェクトのタイプ:プラグインとオブジェクト タイプに関するマ ニュアルを参照してください。 5. [Save (保存)] をクリックしてビューを保存します。[Cancel (キャンセル)] をクリックすると 保存せずに終了します。 ライセンス オブジェクト 次の手順に従って、Qlik Sense ライセンス オブジェクトのフィールドに入力します。 名前 ライセンス オブジェクトの名前を入力します。 所有者名 Qlik Sense 製品所有者のユーザー名を入力します。 所有者の組織 Qlik Sense 製品所有者のメンバーが所属する組織名を入力します。 シリアル番号 Qlik Sense ソフトウェアに割り当てられているシリアル番号を入力します。 制御番号 Qlik Sense ソフトウェアに割り当てられている制御番号を入力します。 9.3 オブジェクトの削除 オブジェクトを削除するには、次の手順に従います: 1. 左側のパネルの[Object (オブジェクト)] を選択します。 2. オブジェクト タイプを選択します。 3. [Ö] をクリックしてオブジェクトを削除します。 4. [Yes (はい)] をクリックして、削除を確定します。 Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 34 10 Qlik Deployment Console のログ 10 Qlik Deployment Console のログ Qlik Deployment Console (QDC) が生成するログ メッセージは、セキュリティに関わる出来事、運用 上の問題、ポリシー侵害などの検出に使用される重要な情報を提供します。 QDC では、Qlik Sense と同じログ フレームワークを使用します。詳細については、サーバーの実装お よび構成を参照してください。 10.1 ストレージ QDC サーバーのログ ファイルの既定の保存場所は以下のとおりです。 %ProgramData%\Qlik\Sense\Log\Server 10.2 名前付け Qlik Deployment Console (QDC) ログ ファイルは、下記のファイル ロールオーバー手順に従い命名さ れます。 1. ログは、<マシン>_<機能>_<サーバーまたはクライアント>.txt という名前のファイルに保管 されています。 2. ファイルがいっぱいになる、あるいは事前に定義した時間数が経過した場合、ファイルの拡張子 は自動的に .log に変更され、ファイル名にタイムスタンプが添えられて一意のファイル名となり アーカイブされます。つまり新しいファイル名は、<マシン>_<機能>_<サーバーまたはクライ アント>_<YYYY-MM-DDTHH.mm.ssZ>.log となります。 3. <マシン>_<機能>_<サーバーまたはクライアント>.txt という名前の新しいログ ファイル名を 作成します。 ファイル名形式は、以下の通りです。 l <マシン> = ログが作成されるコンピュータの名前。 l <機能> = 以下のいずれかになります: l アプリケーション: アプリケーションに関するログ イベント。 l 監査: ユーザー アクティビティや管理の監査証跡を提供するログ イベント。 l パフォーマンス: パフォーマンスに関するログ イベント。 l <サーバーまたはクライアント> = ログが QDC のサーバー側またはクライアント側のどちらで 作成されたかを示します。 l <YYYY-MM-DDTHH.mm.ssZ> = ログ ファイルが新しいエントリのために閉じた時のタイムス タンプ。 l YYYY:西暦 l MM:月 l DD:日 l T:区切り記号、時刻指定子 l HH:時 Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 35 10 Qlik Deployment Console のログ l mm:分 l ss :秒 l Z:UTC 指定子、UTC 形式でのタイムスタンプであることを示します Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 36 11 トラブルシューティング 11 トラブルシューティング このセクションでは、Qlik Deployment Console (QDC) のトラブルシューティング情報について説明 します。 11.1 Qlik Deployment Console を起動できません インストール後に QDC を起動できない場合、または起動したときに QDC がハングする場合は、次の手 順を実行します。 1. C:\QDC のすべてのサブフォルダを削除します。 この手順は、QDC があらかじめコンピュータにインストールされている場合のみ必 要になります。 2. 次の場所にあるすべてのファイルとフォルダを削除します: %ProgramData%\Qlik\Deployment Console。 この手順は、QDC があらかじめコンピュータにインストールされている場合のみ必 要になります。 3. ポートの競合を確認します。 QDC の通信には以下のポートが使用されます。 l 23580: http プロトコル l 23581: http プロトコル l 23582: SignalRPort QDC で別のポートを使用するには、次の手順に従います。 a. Windows タスク マネージャーを起動します。 b. QlikDeploymentService の起動を停止します。 c. QDC サーバー構成ファイル%ProgramFiles% (\Qlik\DeploymentConsole\Server\QlikDeploymentServer.exe.config) を開きま す。 d. 影響を受けたキーのポート番号 (value) を変更します: <add key="HttpServicePort" value="23580" /> <add key="HttpsServicePort" value="23581" /> <add key="SignalRPort" value="23582" /> e. 変更内容を保存します。 Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 37 11 トラブルシューティング f. QDC クライアント構成ファイル%ProgramFiles% (\Qlik\DeploymentConsole\Client\QlikDeploymentConsole.exe.config) を開きま す。 g. 影響を受けたキーのポート番号 (value) をサーバーと同じ値に変更します。 <add key="HttpServicePort" value="23580" /> <add key="HttpsServicePort" value="23581" /> <add key="SignalRPort" value="23582" /> h. 変更内容を保存します。 i. QlikDeploymentService を再起動します。 11.2 Qlik Deployment Console の修復 Qlik Deployment Console (QDC) のインストールが破損した場合、QDC インストーラの修復オプショ ンを使用して、欠如ファイル、ショートカット、レジストリ値、サービスをすべて復元できます。 Qlik Deployment Console (QDC) のインストールを修復するには次の手順を実行します。 1. QDC インストール ファイルをダブルクリックします。 Qlik Deployment Console セットアップ ウィザードが開始します。 2. [Next (次へ)] をクリックします。 3. [修復] をクリックします。 4. [修復] をクリックします。 QDC のインストールが修復されます。 5. 設定を完了するために再起動するよう指示された場合は、[OK] をクリックします。 6. [完了] をクリックします。 7. システムを再起動します (ステップ 5 で指示された場合)。 Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 38 12 Qlik Deployment Console のアンインストール 12 Qlik Deployment Console のアンインストール Qlik Deployment Console (QDC) をアンインストールするには次の手順を実行します。 1. QDC インストール ファイルをダブルクリックします。 Qlik Deployment Console セットアップ ウィザードが開始します。 2. [Next (次へ)] をクリックします。 3. [削除] をクリックします。 4. [削除] をクリックします。 QDC がアンインストールされます。 5. [完了] をクリックします。 Qlik Deployment Console ガイド - Qlik Sense , 1.1 39
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