こちら - 北海道大学

洞爺湖ヒメマスフォーラム
洞爺湖ヒメマス資源の現状と将来展望
日時:2015年3月20日(金)13:30~16:30
会場:洞爺湖町役場庁舎防災研修ホール
当日受付・入場無料
主催:北海道大学北方生物圏フィールド科学センター洞爺臨湖実験所
洞爺湖の湖水環境変化とヒメマス資源の変動
上田 宏 (北海道大学北方生物圏フィールド科学センター洞爺臨湖実験所)
洞爺湖の1940年代からの湖水環境変化およびヒメマス資源変動について解説するとともに、
2010年に設置された魚道からのヒメマス稚魚放流と親魚回帰について説明する。
洞爺湖産ヒメマスの資源量推定と漁獲の影響について
松石隆 (北海道大学大学院水産科学研究院)
釣獲量調査等を用いてヒメマスの資源量を推定したところ、2012年の親魚量は6t程度で中水
準にあった。再生産関係等より、現状の漁獲圧でも資源量は維持可能であると推定された。
洞爺湖のヒメマス・サクラマス・ワカサギの餌資源と産卵親魚の生態的特性
中島美由紀 (北海道立総合研究機構さけます・内水面水産試験場)
洞爺湖のヒメマス、サクラマス、ワカサギについて、この3年間に餌をめぐる関係と産卵親魚に
関する調査を行い、ワカサギがサクラマスとヒメマスの餌となることなど3種の生態を紹介する。