市民意見の概要と市の考え方 ( サイズ:200.60KB)

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掲載頁
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項目名
主な意見の要約
市の考え方
素案5ページ、下から3行目
入所等から地域生活への移行、
「インフォーマルサービスの提供など、」
地域生活の継続の支援、就労支
↓
「インフォーマルサービス」という語句があるが、具体的にはどういうことなのか。
援等の課題に対応したサービス
「インフォーマルサービス(ピアカウンセリングや地域活動など、法律や制度に縛られない
基盤の整備
形で提供される自助・共助等によるサービス)の提供を支援するなど、」
上記のように説明を挿入します。
グループホーム等の充実及び”
地域生活支援拠点”等の整備
「必要な訪問系サービスや日中活動系サービスを保障する」とあるが、地域生活
支援拠点の要となるのは相談支援を含めた地域活動支援センターであると考え
る。
地域生活支援の機能をさらに強化するためには、地域活動支援センターの事業
の充実が必要。
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グループホーム等の充実及び”
地域生活支援拠点”等の整備
素案26ページ
「本市における地域生活支援拠点等は拠点の整備または機関の連携によって面的に実
地域生活支援拠点について、八尾市内に拠点施設を整備していただきたい。
施することとします。」
新しい拠点施設が難しいなら、面的な体制でもよいので、「検討します」ではなく ↓
しっかり「整備します」としていただきたい。
「本市における地域生活支援拠点等は、平成29年度末までに拠点の整備または機関の
連携によって面的に実施することとします。」
上記のように修正します。
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サービスの提供体制については、素案41ページに記載しているとおり、今後も4箇所の
相談支援事業所にて相談支援事業を実施するとともに、地域の相談支援の拠点として、
地域移行支援とあわせて、地域定着支援に係るサービスの提供体制の充実を
相談支援の提供体制の確保に
基幹相談支援センターの設置を検討するなど、支援体制の充実を図ります。また、重度
図っていくこととあるが「医療、福祉、行政の連携を密にしながら、地域定着支援
関する基本的な考え方
障がい者への対応や地域での自立・生活の継続の支援など課題となっている事項や、
に係るサービスの提供体制の充実を図っています。」としてはどうだろうか。
地域の実情に応じた体制の整備について協議する場として、八尾市地域自立支援協議
会の機能を強化し、各機関との連携を図ります。
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福祉施設から一般就労への移行 一般就労への移行者数を障がい種別で把握できるようにして欲しい。
今後も大阪府と連携して状況の把握に努めます。
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・工賃額をもっと上げて欲しい。(2件)
・工賃額を上げて欲しいという希望がある中、(事業者は)なかなか厳しい現状で
ある。一人あたりの工賃を増やすため、授産品などの販売や、工賃のアップにつ
ながる催しを地域で増やして欲しい。
・工賃額が上がる様、就労支援B型事業所に対して、企業(内職など)紹介や、委
参考:就労継続支援(B型)事業
託事業を増やすなど力を入れて欲しい。
所における工賃の平均額
・八尾市から大阪全体の(工賃額の)平均額をあげていけるような具体的な案を
(7件)
出して欲しい。
・(通っている事業所の工賃額が)平均額に達していないので、達成するために
市の方でも努力して欲しい。
・就労継続支援B型事業所の仕事の量が限られてきているので、仕事のあっせ
んなどを行って欲しい。
八尾市障がい者基本計画の35ページに記載しているとおり、「障害者就労施設等からの
物品等の調達の推進等に関する法律」を踏まえ、大阪府の工賃向上計画等と連携しな
がら生産活動の活性化により、地域における障がい者の自立生活を実現できるように支
援します。
また、大阪府では「大阪府工賃向上計画支援事業」として各事業所の商品をホームペー
ジで公開したり、工賃向上のための助言や相談を行っています。
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短期入所
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地域生活支援拠点等については、素案26ページに拠点の整備または機関の連携によっ
て面的に実施する旨の記載をしています。
また、地域活動支援センターについては、素案42ページ「⑧地域活動支援センター事業」
に記載しているとおり、支援センターの役割及び必要性を十分理解し、Ⅰ型を拡充すると
ともにⅡ型を継続して実施していきます。
「対応が求められています」の表現では弱すぎる。市が積極的に取り組むと言う 短期入所については、素案39ページに記載のとおり、利用者や家族等のニーズに応え
「意志」を言葉で示して欲しい。
て、供給枠の拡充や質の向上を図ります。
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・長期入所、入院者の地域移行、定着支援には、各々のニーズに対応するた
め、各分野の細かな連携が必要である。また、地域の理解と、住民の方々が受
け入れることができる体制が重要。
計画相談支援・地域移行支援・ 加えて、支援の当事者が、安心して生活を送れる状況を見守る体制も大切であ
地域定着支援
る。
(2件)
・グループホームや、生活全般をサポートしていけるような体制づくりが必要。医
療、福祉、地域住民など様々な人たちが協力・連携した関係づくりに市が積極的
に関わっていただきたい。ハード、ソフト両面の支援が大事である。日中活動の
場も増やしていく必要がある。
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・地域活動支援センターⅠ型が見込量に対し、1カ所少ない実績値になってい
る。
・地域活動支援センターを増やして欲しい。
地域活動支援センター事業の見
・Ⅰ型の地活が、見込量2となっているが、実績は1のままである。新たなⅠ型を 地域活動支援センターに関しては、素案36ページに記載されているとおり、平成27年度
込量と実績値
設立してゆけるように動いていただきたい。
以降の目標値を8とし、さらなる拡充に努めます。
(6件)
・地域活動支援センターの数や質の向上を希望する。
・日中活動の場を増やしてほしい。地活Ⅰ型を増やして欲しい。
・表からⅢ型を削除したらどうか。
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日中活動系サービス
精神障がい者の就労継続B型の利用制限(年齢、就労経験、移行支援経験の有 就労継続支援を含む障がい福祉サービス制度について、利用者のニーズや意見を踏ま
無など)をなくしてほしい。
え、必要な制度改正については、国、府へ要望として挙げてまいります。
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地域での暮らしの安心感を担保し、自立を希望する方に対する支援等を進めるために、
素案26ページに記載しているとおり、地域生活支援拠点について検討し、平成29年度ま
でに整備します。
また、素案41ページの「①理解促進研修・啓発事業、自発的活動支援事業」により、地域
の理解と受入れ体制の促進に努めます。
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日中活動系サービス
(4件)
・就労継続支援B型事業所のスタッフ、メンバーを増やすための補助をもっと増や
して欲しいです。
・余暇活動(レクリエーション)の費用を補助して欲しい。
法制度の改正や、報酬単価などの改定に注視しつつ、様々な視点から障がい福祉サー
・新しい作業所を作るために、スタッフやお金を補助して欲しい。
ビスの充実を図ってまいります。
・国や府への要望だけではなく、市独自に報酬単価の上積み等を検討・実施して
欲しい。
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日中活動系サービス
「現状では、重度障がい者や医療的ケアを必要とする方を受け入れる事業者が
素案39ページに記載されているとおり、重度障がい者の受け入れ先として生活介護は必
不足しています。」と記載しているが、不足しているのをどうやって解消するの
要な事業です。今後とも適切なサービス支給のために関係機関との連携に努めます。
か。
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計画相談支援・地域移行支援・
相談支援事業所は増やさないのか。
地域定着支援
素案41ページに記載しているとおり、4箇所の相談支援事業所にて相談支援事業を実施
するとともに、地域の相談支援の拠点として、基幹相談支援センターの設置を検討する
など相談支援体制の強化を図ります。
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①理解促進研修・啓発事業、自 啓発事業としての障がい者フォーラムは、あまり活発になっているようには思え
発的活動支援事業
ない。もう少し違うかたちの啓発事業を考えて欲しい。
障がい者フォーラムは毎年、八尾市障がい者基本計画ワーキング会議のメンバーによっ
て開催されており、H27年2月で第12回を迎えました。ワーキング会議のメンバーは毎年
募集していますので、ぜひ参加していただき、さらに活発なものとなるようにお力添えくだ
さい。
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理解促進研修・啓発事業の一環として毎年開催している「障がい者フォーラム」は、市政
だより、FMちゃおによる広報や、市内関係機関へのチラシの配布などにより周知してい
①理解促進研修・啓発事業、自 障がいについてや、障がいのある方々が通う施設での活動について知ってもらう
ます。また、市内で実施される障がい福祉の増進に関する催事には、八尾市が後援する
発的活動支援事業
機会である様々なイベントの周知をより強化してはどうか。
などの協力もしています。今後とも関係機関と協力し、これらの取り組みを強化して周知
に努めます。
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②相談支援事業
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将来、1人暮らしをする際、どんなサービスがあるか、わかりやすい窓口が欲し
い。
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八尾市障がい者基本計画の53ページに記載されているとおり、障がいの程度に関わら
ず、すべての障がい者が安心して暮らせるように、障がい種別や個々のニーズに応じた
専門的な相談窓口を充実します。
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障がい児支援サービス
7行目
7行目
「障がい児が円滑にサービスが実施できるよう」
「障がい児が円滑にサービスが実施できるよう」→「サービスを利用できるよう」に ↓
変更
「障がい児が円滑にサービスを利用できるよう」
以上のように修正します。
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訪問系サービス
重度訪問介護に参入していない事業所に対して、市が参入を促す、場合によっ
ては指導も検討しなければ利用の促進はされないのでは。
重度訪問介護の対象者が拡大したことから、利用が促進されるように、新たな対象者へ
啓発を行うとともに、事業者に対しても周知を行い、参入を促すように努めます。
日中活動系サービス
生産活動の活性化についてアンケートなどをして欲しい。
生産活動に関してのアンケート調査としては、厚労省の「平成24年度障害者総合福祉推
進事業」にて 「工賃向上計画を円滑に実施するための取組みに関する調査」や、平成23
年に「大阪府工賃倍増5か年計画推進事業」においてアンケート調査が実施されていま
す。
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計画相談支援
計画相談支援については平成27年4月からすべてのサービス利用者に対して計画を作
26年度中に達成するにはセルフプランを実施し、尚かつセルフプランの作成方法 成することとされており、本市ではセルフプランや代替プランなども活用しながらの対応を
を、当事者と家族対象の説明会を実施して下さい。
検討しています。セルフプランについては、本市ホームページにて記入例等を掲載し、職
員も作成に協力しています。
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地域生活支援事業
市独自の移動支援利用のガイドラインを公表してはどうか。
移動支援事業は地域生活支援事業においても重要な事業です。今回のアンケート等各
種意見を参考として、八尾市として適切なサービスの提供に努めます。
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支援の質について
(事業所へ)職員又はボランティアの方が増える様な対策をして欲しい。
大阪府が実施している各種講座や研修などの情報提供を行い、職員やボランティアの育
成に取り組みます。
また、理解促進・啓発事業や手話奉仕員養成研修事業などを通じて、障がい者福祉につ
いての理解を促し、社会資源となる人材の育成に努めます。
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・H28年4月より施行される「障害者差別解消法」について、もう少し丁寧な書き方
第4期計画の広報・啓発活動と相 はないものか。
談支援体制の整備
・(障害者差別解消法について)国の示す基本方針に基づく対応要領等の策定
にあたっては当事者参画としてほしい。
障害者差別解消法の公布を受けて、現在国では基本方針の策定に向けて検討してお
り、大阪府もガイドラインの策定に向けて検討を進めています。八尾市においても第4期
計画期間中に、国、府の基本方針やガイドラインに沿って、対応要領等の策定について
検討します。
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年間の動き(評価・改善につい 「6月~8月 審議会での評価」を、わかりやすく「審議会(推進協)」としてはどう
て)
か。
「6月~8月 審議会での評価」
↓
「6月~8月 八尾市障がい者施策推進協議会での評価」
上記のように変更します。
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第4期計画策定の経緯
素案7ページの図にあるとおり、計画策定においては「現況・意向把握」の方法の一つと
「第4期計画策定の経緯」の中に「自立支援協議会での検討」を含めてはどうか。 して、八尾市地域自立支援協議会より意見をいただいています。その経緯に関しては52
ページ「④八尾市地域自立支援協議会からの意見把握」として記載しています。
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その他
1人暮らしをするにあたって、手厚いサービスを希望する。(例えば、家事をする
際、そばで一緒に作業するなど。)
訪問系サービスを含む障がい福祉サービス制度について、利用者のニーズや意見を踏
まえ、必要な制度改正については国、府に意見として挙げていきます。
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その他
就労継続支援B型事業所の労働環境を改善して欲しい。
作業所における環境改善のために、事業者へ啓発する等の支援に努めます。
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その他
同行援護と行動援護の違いをもう少し、くわしく書けないか。
「同行援護」、「行動援護」、「移動支援」は、素案61ページからの用語集に事業の内容を
説明しています。
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その他
精神障がい者保健福祉手帳の所持者に対しても、交通費の割引を実施してはど 障がい者の外出を促進するために、障がい者一人ひとりの心身の状況を踏まえ、国、府
うか。
を通じて一般旅客自動車営業者や鉄道事業者への要望に努めます。
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